一条工務店

一条工務店のメリット「10選」とデメリット「24選」

悩むオヤジ
一条工務店で家を建てるメリット・デメリットを知りたいな…。引渡し後の後悔は避けたいし、実際に暮らしている人が感じる本音を聞いて、住宅メーカー選びの参考にしたい…。

こんな疑問・悩みに答えます。

本記事では『一条工務店のメリット10選+デメリット24選』を紹介します。

「え…、一条工務店って、24個もデメリットがあるの…?」と思った人も、あまり気にせずOKです。

なぜなら、住宅メーカーは「合う・合わない」で選ぶべきで、それがデメリットに感じない人も多いからです。

例えば、吹き抜けが「開放感ある空間が魅力的」という意見もあれば、逆に「ニオイや音が響く、開放感だけの嗜好品」という意見もあります。

すると、高い天井や間口の広い間取りを作るのが苦手な住宅メーカーをデメリットに感じる人がいる一方で、それを全くデメリットに感じない人もいます。

住宅メーカーは何百・何千社と存在するので、自分達にピッタリなお家が建てられる住宅メーカーを探しましょう。

本記事では、一条工務店のアイスマートで暮らす僕が「一条工務店のメリット10選+デメリット24選」を全て正直に解説します。

本記事の内容

  • 一条工務店のメリット10選
  • 契約前に知るべきデメリット15選
  • 住んで気が付くデメリット9選

なお、僕は一条工務店でマイホームを建てた施主なので、一条のアンチではありません。

一条工務店で家づくりを経験して「契約→打合せ→暮らし」の中で実際に感じたメリット・デメリットを正直に記事にまとめました。

紹介する数が多いので、サクサク進めましょう!

※本記事の解説は一条工務店で人気シリーズ「アイスマート・グランセゾン・アイキューブ」を対象に解説を進めます。

筆者の紹介

  • マイホーム:一条工務店(i-smart)
  • 住宅ローン:4,300万
  • 家の特徴 :2階建て
  • 家族構成 :3人暮らし
一条工務店に住む「あつぎり(@atsugili01)」が解説するよっ!僕のInstagramも参考にしてね!
あつぎり

【メリット10選】一条工務店が人気である理由

まず最初に一条工務店でお家を建てる「メリット10選」を解説します。

「モデルハウス仕様が標準仕様」をアピールする住宅メーカーだけあって、お家の「性能の高さ」が一条工務店でお家を建てるメリットの大半を占めます。

簡単に書き出すと、下記の通りです。

一条工務店は「坪単価/平均70~80万円」のモデルが多く、一般的な32坪のお家だと建築コストが「2,240~2,560万円」ほどです。

本記事の内容を元に、このお値段に見合ったお家なのかをぜひ判断してみてください。

一条工務店のメリット1全モデルが耐震等級3で地震に強い

1つ目のメリットは『一条工務店の全モデルが耐震等級3をクリアしており、地震に強い』です。

なぜなら、一条工務店は「2×6工法」という地震に強い構造で家を建て、更に「一条ルール」という間取り設計に制限を設けることで高い耐震性を担保しているからです。

具体的には、下記の通りです。

  • 2×6工法
    →壁・床・天井の壁(面)で家を支える
  • 一条ルール
    →「窓の大きさ・数、間口の広さ」など制限が多い
    →全て構造計算して、高い耐震性を担保する

一条工務店は「地震に強い家が建つ」というメリットがある一方で、これは逆の見方をすると「間取り設計のルールが厳し過ぎて、自分達が希望するお家を作れない」とデメリットとも取れます。

特に「一条ルール」は一長一短なので、家づくりのコンセプト(どういったお家を建てたいか?)で判断すると良いでしょう。

一条工務店のメリット2タイル外壁で修繕コストが安い

2つ目のメリットは『タイル外壁で修繕コストが安い』です。

なぜなら、タイルはお家の外壁で最も耐久性が高い材質で、一条工務店はこれが標準仕様で採用できるからです。

例えば、一般的に採用率の高い「サイディング」と比較すると、下記の通りです。

外壁の60年間の修繕コスト

  • タイル   : 68万円
  • サイディング:809万円

他社の住宅メーカーでもタイル外壁は採用できるものの、一般的に100〜200万円ほどの高額な導入コストが必要です。

つまり「高額な導入コストがかかる一方で、将来の修繕コストが安くなる」のがタイル外壁の特徴ですね。

今後のメンテナンス費を少しでも安く抑えたい人は、一条工務店の「タイル外壁=標準仕様」は大きなメリットになるはずです。

一条工務店のメリット3全館床暖房で家中が暖かくて快適

3つ目のメリットは『全館床暖房で家中が暖かくて快適』です。

なぜなら、一条工務店は全館床暖房が標準仕様で、全ての空間「キッチン・トイレ・お風呂・廊下(玄関の土間を除く)」などにも床暖房が搭載されているからです。

一条工務店の強みである高気密・高断熱で家中の温度を均一にキープでき、24H運転でも電気代が「1か月/15,000円前後(床暖房以外も含む)」と、一般的な全館空調と比べると圧倒的に安いです。

下記で紹介する「全館さらぽか空調(別オプション)」を採用すると、夏も冬も快適に暮らせるお家になるのでオススメですよ。

一条工務店のメリット4全館空調の導入コストが50万円前後と安い

4つ目のメリットは『全館空調の導入コストが50万円前後と安い』です。

なぜなら、一条工務店の全館空調は標準仕様である全館床暖房に機能を追加するだけなので、一般的な全館空調よりも安く導入できるからです。

具体的な、オプション費は下記の通りです。

  • 導入コスト:坪1.5万円
  • 計算式  :坪1.5万円×33坪=495,000円

一条工務店の全館空調(冷房)とは「床冷却+除湿」です。

  • 床冷却:床下のパイプに水を循環させ、部屋を冷やす
  • 除湿 :湿度を下げて、涼しく感じる

ちなみに全館空調が故障した時のメンテナンス費も安く、専用の室外機を交換するだけです。こちらは壁掛けエアコンの室外機と兼用なので、エアコンを買い替えるイメージに近いですね。

全館空調はお金が掛かる設備が多いものの、一条工務店だと「導入コスト+メンテナンス費」が安く抑えられる点が魅力的です。

一条工務店のメリット5住設が高級感バツグンで、標準仕様で大満足

5つ目のメリットは『住設が高級感バツグンで、標準仕様で大満足』です。

なぜなら、一条工務店は「自社商品×少品種×大量生産」がコンセプトの住宅メーカーで、他社よりも「良いモノを安く作る」ことに優れているからです。

例えば「キッチン・カップボード・シューズボックス・洗面台・お風呂・窓・階段・収納」など、これらは全て一条工務店の自社製品です。

製造を他社の設備メーカーに依頼するのではなく、自社の製造ライン(フィリピン工場)で作ることで、高品質な設備を標準仕様で提供できます。

一条工務店のメリット6キャンペーンでオプションを無料GET

6つ目のメリットは『キャンペーン中に契約すると、オプションをお得に導入できる』です。

なぜなら、有料のオプションが無料で採用できるキャンペーンを定期的に行っているからです。

我が家のケースだと、下記の設備がキャンペーンで無料でした。

  • アイスマートでグランセゾンの設備を採用できる
  • ナノイー「1カ所/15,000円」が3箇所まで
  • カップボード「幅180㎝/293,000円」(工場見学の抽選会)

上記の①を補足すると、下記の通りです。

「80万円→無料」になった有料オプション

  • キッチン      :26万円
  • シューズボックス  : 9万円
  • 洗面化粧台     : 9万円
  • モクリアフローリング:36万円

運よくキャンペーン期間に契約できたことで、合計「113万円相当のオプション」を無料で採用できました。

キャンペーン内容は毎月のようにコロコロ変わるので、定期的にチェックする必要があります。それは「いつ契約するか?」で、建築コストが何十万円・何百万円と大きく変わってくるからです。

これは一条工務店に限らず、全ての住宅メーカーに言えることなので、住宅メーカーを検討中の人は情報収集がかなり大変ですよね、、、

そこで「タウンライフ家づくり」を使って、最新のキャンペーン情報を取り寄せする方法がオススメです。

こちらはキャンペーン情報に限らず、他に「専用設計の間取り・見積書・カタログ・建築模型」といった家づくりに欠かせない資料が手に入ります。

手続きは「スマホ3分だけ」と超カンタンで、全てのサービスが無料で使えます。

住宅展示場で手間な手続きが必要なくなるなど、メリットが盛りだくさんなので1度は使っておかないと損ですよ。

一条工務店のメリット7お家の省エネ性が高く、電気代が安くなる

7つ目のメリットは『お家の省エネ性が高く、電気代が安くなる』です。

なぜなら、一条工務店は「高気密・高断熱」に優れたお家なので、最低限の冷房・暖房で空調の効きが良いからです。

例えば、間取りを少し工夫すれば「8畳用のエアコンで、家全体を冷房運転できる」くらい、気密性・断熱性に優れています。

ちなみに、我が家は「アパート/18坪 → 一条の戸建て/33坪」の引っ越しで、お家の広さが2倍近くになったにも関わらず、電気代は変わりません。(いずれも真冬で、月/1.5万円ほど)

電気代は、一生かかり続ける生活コストなので、一条工務店の省エネ性能の高さは家計の負担を減らせる大きなメリットですよね。

一条工務店のメリット8太陽光システムが割安で、売電が増える

8つ目のメリットは『太陽光システムが割安で、売電が増える』です。

なぜなら、一条工務店は「最も多くの太陽光搭載住宅を建てた会社」でギネス認定されており、太陽光パネルを大量生産することで導入コストを安くできるからです。

導入コストが安くなると、原資回収までの期間も短くなり、売電による利益も出やすいですよね。

一条工務店の太陽光システムの特徴は、下記の通りです。

  • 屋根一体型の太陽光パネル
    →太陽光パネル表面が「強化ガラス」で屋根の塗り替えが不要になる
  • 「蓄電池」搭載で電気を無駄なく消費
    →「売電+消費」で約9年間で原資回収でき、その後の発電は利益になる

①を補足すると、一般的なスレート屋根だと「10年/約50万円〜」のメンテナンス費がかかります。

つまり一条工務店で太陽光システムを導入すると「メンテナンスフリー + 売電収入」の2つメリットがあると言えますね。

一条工務店のメリット9外の音が家の中まで聞こえず、静かに暮らせる

9つ目のメリットは『外の音が家の中まで聞こえず、静かに暮らせる』です。

なぜなら、一条工務店は気密性の高さが業界トップ級で、その構造から音や空気を通すような隙間が限りなく少ないお家だからです。

例えば「近所の子供の声・車が走る音・雨が降る音」など、どれも家の中にいるとほとんど聞こえません。

周囲の騒音問題は自分の力だけで解決するのが難しいので、静かに暮らせる住まいは大きなメリットですよね。

一条工務店のメリット10ネット上の家づくり情報が豊富で、後悔を減らせる

10個目のメリットは『ネット上の家づくり情報が豊富で、後悔を減らせる』です。

なぜなら、一条工務店の家づくりを解説するブログ等が多くあり、間取り設計のコツやオプションの活用法などの有益な情報がたくさん手に入るからです。

例えば「家は3回建てないと、本当に満足する家は作れない」という格言もあるように、実際に暮らしを始めてから気が付く後悔ポイントがかなり多いです。

そこで、既に一条工務店で家づくりを体験した人の意見を参考にすることで、お家の後悔ポイントを減らせるという大きなメリットがあります。

どれだけ良い住宅メーカーで家を建てても、間取り設計に失敗すると「暮らしにくく、ストレスが多いお家」になるので、色んな人の意見を聞くと良いかもしれません。

【デメリット14選】一条工務店と契約前に知っておくこと

続いて、一条工務店と契約前に知っておきたい「デメリット14選」を解説します。

こちらをサクッとお伝えすると、下記の通りです。

一条工務店は人気の住宅メーカーですが、デメリットが意外と多いです。

とはいえ、完璧な住宅メーカーは存在しないので「自分達の暮らしに合うか・合わないか」で判断しましょう。

上記は僕が感じた一条工務店のデメリットですが、人によっては全くデメリットに感じない項目もいくつかあるはずです。ご自身で判断してみて下さい。

一条工務店のデメリット1標準仕様に含まれない、必須の追加料金がある

1つ目のデメリットは『標準仕様に含まれない、必須の追加料金がある』です。

一条工務店は「モデルハウス仕様が標準仕様」とアピールすることもあり、標準仕様の内容がかなり充実している住宅メーカーです。

ですが、実際に家づくりを進めると「えっ、これが有料オプションになるの?」といった追加料金がいくつかあります。

我が家では、下記の3つが該当しており、お値段は「計86万円」です。

  • 基礎工事代金:34万円
  • 網戸    :10万円
  • 外壁タイル :42万円

「③外壁タイル」を補足すると、こちらは外壁材の有料オプション(ハイドロテクトタイル)です。

(※グランセゾンは標準仕様、アイスマート・アイキューブは有料オプション)

一条工務店では「標準仕様の外壁材=石目調ボーダータイル」で、こちらのカラー展開は「ホワイト1色のみ」です。

  • 標準仕様 :石目調ボーダータイル
    →ホワイトのみ
  • オプション:ハイドロテクトタイル
    →合計5色(組み合わせ可)

つまり「お家の外観=ホワイト1色」が好ましくない人は、こちらの「ハイドロテクトタイル/42万円(坪13,000円)」が必須になります。

ハイドロテクトタイルを簡単に解説すると、自然の力で外壁の汚れを洗い流すセルフクリーニング機能を持った外壁材です。

その性能の高さと導入コストには納得する一方で、我が家のような「セルフクリーニング機能は必要ないけど、ホワイト1色の外観デザインは嫌だ」といった人は「標準仕様の外壁色=ホワイト1色」にデメリットを感じるはずです。

他にも、家を建てる際に必須の「基礎工事代」や暮らしに欠かせない「網戸」が標準仕様に含まれないのは、僕は残念に感じました、、、

一条工務店と契約前に知りたいデメリット2坪単価の値上げが止まらない

2つ目のデメリットは『一条工務店の坪単価の値上げが止まらない』です。

特に2011〜2021年の10年間で、坪単価が「15万」も値上げされており、一般的に多い35坪のお家だと「+525万円」の値上げです。

参考までに、下記がアイスマートの坪単価の推移です。

  • 2011年:57万
  • 2015年:60万
  • 2018年:65万
  • 2020年:68万
  • 2021年:72万

坪単価以外にもオプション費も大幅に値上げが行われており、例えばハイドロテクトタイルは4.3倍に値上げされています。

  • 発売当初 :3,000円
  • 2015年:7,000円
  • 2018年:10,000円
  • 2020年:13,000円

発売当初は「約10万円」で採用できたハイドロテクトタイルも、今では「約40~50万円」と超高額オプションと呼べるほどに値上げが行われています。

注意すべきは「住宅メーカーが坪単価を値下げすることはない」という点です。

これは一条工務店に限らず、全ての住宅メーカーの営業マンが口を揃えて言う業界の常識なので、マイホームを検討する方はお早めに契約しておくことをオススメします。

一条工務店と契約前に知りたいデメリット3外観デザインがどの家も同じになる

3つ目のデメリットは『外観デザインがどの家も同じになる』です。

一条工務店のお家を見たことがある人は、ひと目で判断できるくらい外観デザインが似ています。

その理由は、選べる外壁材の種類が少ないからです。

  • 外壁材:1種類(=タイル)
  • 外壁色:5種類(白・黒・オレンジ・ピンク・ブラウン)

例えば「家の形・色の組み合わせ」で多少の個性は出せるものの、全面タイルの一条工務店のデザインでは外観の差別化が難しいです。

家づくりで「周囲のお家と似たデザインは嫌だ」や「個性的な見た目のお家を建てたい」と考える人は、一条工務店のデザインの少なさをデメリットに感じるはずです。

一条工務店と契約前に知りたいデメリット4内装は「1モデル/1種類」で、カラー展開も少ない

4つ目のデメリットは『内装は「1モデル/1種類」で、カラー展開も3~4色と少ない』です。

なぜなら、一条工務店は「少品種 × 大量生産」で良い設備を安く提供する住宅メーカーで、生産の効率化を理由に種類・色を少なくしているからです。

具体的には、下記の通りです。

※画像:

例えばグランセゾンで契約して、アイスマートやアイキューブのキッチンを採用することもできます。

ですが、それでも最大3色と少ないことと、あえて下位グレードの設備を導入する人は少ないはずなので、やはり一条工務店の内装デザインの少なさはデメリットと言えますよね。

一条工務店と契約前に知りたいデメリット5他社の設備を導入すると超高額になる

5つ目のデメリットは『他社の設備を導入すると超高額になる』です。

一条工務店は大半の設備を自社で生産する住宅メーカーです。そのため他社の設備メーカーとの取引数が少なくなり、他社製の設備の導入コストが割高になります。

なぜなら、住宅メーカーは一般的に「1年間で〇千個の商品を買うから、価格を安くして」といった交渉を行うからです。

ですが、一条工務店は大半の設備を自社で製造しています。お客さんから希望があった時だけ1つずつ購入ので、他社の導入コストに比べてお値段が割高になるんですよね、、、

「△なキッチンが良い」とか「□のお風呂を採用したい」等の設備にこだわりがある人は、デメリットですよね。

一条工務店と契約前に知りたいデメリット6必要ない設備まで標準仕様で割高な人も

6つ目のデメリットは『必要ない設備まで標準仕様で割高な人も』です。

一条工務店は標準仕様が充実しており、「標準仕様がモデルハウス仕様」と言われています。

「標準仕様=充実」と聞くとお得に感じますが、無料ではない事を心掛けておきましょう。追加料金はかからないにせよ、坪単価の中に含まれているコストなので「有料と同じ」です。

代表的な「一条工務店の標準仕様」は、下記の3つです。

  • ロスガード(60万)
  • タイル外壁(150万)
  • 全館床暖房(150万)

いずれも標準仕様なので「価格は非公開」ですが「修理費用・相場」から判断するとおよそ「350万」ほどです。(上記のカッコ内は、全て想定価格)

こちらの金額は無料ではなく、坪単価に反映済みです。そのため「標準仕様=お得」と考えるのではなく、これらの設備が本当に必要なのかを冷静に判断しましょう。

つまり一条工務店は「合う人・合わない人」が明確に分かれる住宅メーカーなので、契約前に標準仕様の内容をしっかりと理解しておくことが重要です。

一条工務店と契約前に知りたいデメリット7将来的なメンテナンス費の負担が大きくなる可能性もある

7つ目のデメリットは『将来的なメンテナンス費の負担が大きくなる可能性もある』です。

「一条工務店の家は家を建てた後のメンテナンス費用が安い」

と営業マンから聞いているかもですが、意外とメンテナンス費用がかかる話をします。

主要設備のメンテナンス費用(30年間)は、下記の通りです。

  • 全館床暖房  /73万
  • ロスガード  /120万
  • 太陽光システム/55~205万

①と②は標準仕様、③は採用率が高いオプションです。これらのメンテナンス費を合計すると「248〜398万」と、かなり高額です。

メンテナンス費が高くなる理由は、一条工務店のお家は「高価な家電が大量に埋め込まれた家」だからです。

例えば、家電製品は使うと壊れますし、壊れたら修理・買い替えが必要ですよね。これと同じで、一条工務店のお家には「標準仕様」という形で、大量の機械が埋め込まれています。

そのため暑い夏も寒い冬も快適に暮らせる一方で、20年・30年経つと機械が壊れはじめ、多額のメンテナンス費が発生します。

家は何十年と住み続けるモノなので、上記を知らずに契約すると後悔することになるので注意しましょう。

一条工務店と契約前に知りたいデメリット8一条は値引きができない

8つ目のデメリットは『一条は値引きができない』です。

他社の住宅メーカーは値引き交渉をすることで、より安い価格でお得にお家が建てられます。ですが一条工務店は「値引き(他社比較の値引き)」という仕組みがありません。

つまり一条工務店が提示した「定価」で、お家を購入することになります。

その理由は、下記の通りです。

  • 他社の住宅メーカーとの値引き競争を行わない
  • 顧客間で「得した・損した」の差を生まない
  • 商品の品質と企業の利益を担保する
  • 「契約→設計→上棟」の流れをスムーズにする(業務効率化)

とはいえ、一条工務店が値引きを一切行わないということではなく、下記の「紹介割引・法人割引」が用意されています。

  • 友達紹介:20万相当のオプション
  • 親族紹介:建築費を1.5%割引
  • 法人割引:建築費を2~3%割引

ちなみに僕は「③法人割引」が対象で、約44万円を値引きされたお値段で購入できました。(契約後に知った内容で、かなりラッキー)

法人割引は「大手企業・市の職員・公務員」が対応ではあるものの、大半の企業は対象外です。そして、おそらく友達紹介や親族紹介が使える人も少ないはずです。

お値段を他社と比較して交渉することで、何十万・何百万円と建築コストが安くできる可能性を考えると「一条工務店=値引きできない」というのは、やはりデメリットだと言えそうです。

一条工務店と契約前に知りたいデメリット9間取りの自由度が低く、規制も多い

9つ目のデメリットは『間取りの自由度が低く、規制も多い』です。

一条工務店は「一条ルール」という家づくりのルールがかなり厳しいため、希望の間取りプランが作れないかもしれません。

その理由は、間取り設計に厳しいルールを課すことで、耐震性の高さを全てのお家で担保するためです。

例えば、下記のような一条ルールがあります。

  • 間取り設計は45㎝単位でしか、調整ができない
  • 総2階で家を作らないといけない(1階=2階の広さ)
  • 8畳の部屋に設置できる窓は2つまで(畳数毎に設定あり)

中でも「部屋(間口)を広く・天井を高く・窓を大きく」する開放感を意識した間取りプランでタレ壁・耐力壁が必要になり、圧迫感が出てしまうケースが多いです。

特に間取りプランを自由に設計したい人ほど、厳しく・細かすぎる一条ルールはデメリットに感じるはずです。

一条工務店と契約前に知りたいデメリット10設計士の提案力が低い

10個目のデメリットは『設計士の提案力が低い』です。

なぜなら「一条ルール」が厳し過ぎることで、設計士が提案できる間取りプランが大幅に減ってしまうからです。

一条ルールは「できる・できない」を設計士が把握している内容もあれば、専門部署(フィリピンのHRDという部署)が約2週間かけて構造計算を行った上で判断する内容も多いです。

後者のケースだと、例えば「設計士から間取りを提案したものの、実は再現できないプランだった(2週間も待ったのに)」となると、お客さんと少し気まずい雰囲気になりますよね。

つまり上記が一条工務店の設計士の提案力が弱くなっている理由で、間取りアイデアを色々と提案して欲しい人からすると、これがデメリットに感じるはずです。

一条工務店と契約前に知りたいデメリット11「契約→引渡し」の期間が長く、家賃の負担が増える

11個目のデメリットは『「契約→引渡し」の期間が長く、家賃の負担が増える』です。

なぜなら、一条工務店の家づくりは「工場で部品を生産→フィリピンから輸送→現場で組み立て」の流れで行うため、最初の「工場生産」に時間がかかるからです。

一般的な住宅メーカーと「工期」を比較すると、下記の通りです。

  • 一条:契約して、約1年後に引渡し
  • 他社:契約して、約7~8か月後に引渡し

一般的な住宅メーカーより、おおよそ4〜5か月ほど引渡しが遅くなります。

賃貸で暮らす人だと、それだけ余分に家賃がかかりますよね。つまり家づくり全体で考えた時に、家賃の分だけ「割高になる」と考えるべきです。(例:家賃8万 × 5か月 = 計40万)

他社の住宅メーカーだと、この余分にかかる家賃代で「家を大きくできる」や「オプション・家具・家電をランクUPできる」と考えると、一条工務店の工期の遅さはデメリットと言えますよね。

一条工務店と契約前に知りたいデメリット12営業マンの質の差が激しい

12個目のデメリットは『営業マンの質の差が激しい』です。

一条工務店の営業マンは「良い営業マン・悪い営業マン」の差が激しいです、、、

なぜなら、2017年頃から急激に社員を増やしており、その社員教育(接客スキル)が追い付いていないからです。

ネット上では「商談で断ったのに、家まで押しかけて来た」とか「他社の住宅メーカーの悪口ばかり言われ、良い印象を抱かなかった」という口コミも見られます。

担当者はアタリ・ハズレがあり、しかも「住宅展示場で最初に話した営業マン=あなたの担当」なので、全ては「運」次第です。

家づくりは「打ち合わせ→引き渡し→アフターサポート」と営業マンと長い付き合いになる事を考えると、質の低い営業マンが担当になる可能性が高いのは、大きなデメリットと言えますよね。

一条工務店と契約前に知りたいデメリット13アフター保証の内容が微妙・期間が短い

13個目のデメリットは『アフター保証の内容が微妙・期間が短い』です。

そのように感じる理由は、他社の住宅メーカーと比較すると内容の違いが歴然で、下記の通りです。

  • 無料点検は、引っ越し後2年まで
    →積水ハウス 15年、へーベルハウス 30年、セキスイハイム60年
  • 初期保証が最低の10年間
    →20年・30年の住宅メーカーも多い
  • 設備の保証期間は2年でほぼ切れる
    →「1年・1年6か月・2年」で、大半の保証が終了する

「③」の例を出すと、ハイドロテクトタイルは「耐用年数50年間」とアピールしているものの、アフター保証は「たったの2年間」と、期間がかなり短いです。(オプション費は、約40~50万円と高額)

何よりの懸念は、一条工務店は「太陽光・ロスガード・全館床暖房」などの高性能な設備が盛りだくさんのお家なので、これらが故障した時のメンテナンス費は高額になるということです。

ですがアフター保証は10年間で切れてしまうため、これらの修理・交換が自己負担しなければならないのは大きなデメリットと言えます。

【デメリット8選】一条工務店で暮らして分かるデメリット

最後に、一条工務店のお家で暮らすと分かるデメリット8選を紹介します。

先に解説した「契約前に知りたいデメリット」に比べると気にならない、もしくは対処できる内容が多いかも知れません。

これらは一条工務店のお家で暮らす中で気が付くデメリットであり、事前に知っておかないと日々のストレスに繋がる内容なので、必ずチェックしておきましょう。

一条工務店で暮らして分かるデメリット1快適な春・秋は、逆に家の中が暑いと感じる

1つ目のデメリットは『快適な春・秋は、逆に家の中が暑いと感じる』です。

なぜなら、一条工務店の「高気密・高断熱」で外気の寒さを感じにくいため、春・秋の空調が不要なシーズンは、日差しで室温が上がって「暑い」と感じ易いからです。

例えば「調理中の熱気」や「お風呂上がりの熱気」も屋外に逃げにくいので、他社の住宅メーカーに比べて室温が暑くなり易いと言えます。

つまり、一条工務店のお家は「空調が効きやすい」というメリットがある一方で、春・夏の空調が不要なシーズンは「日差しで部屋が暑くなり易い」というデメリットがあります。

一条工務店で暮らして分かるデメリット2軒・庇がなく、室温の調整が難しい

2つ目のデメリットは『軒・庇がなく、室温の調整が難しい』です。

なぜなら、一条工務店の家は「軒・庇」が無い構造なので、部屋の中に日差しが直接入り込んむことで室温が上昇し易いからです。

他にも「雨の日に窓を開けて換気できる」や「1階の軒で自転車の雨よけに」、「外観の奥行き感を出してカッコ良く見せる」といった用途があります。

一条工務店では2階の軒を「45㎝」まで延長できるものの、延長できる長さが不十分であることと、1階の軒が無いことから得られるメリットは皆無です。

軒・庇は地味な存在なのでスルーされがちですが、実際に暮らすと軒・庇が無いことで何かとデメリットを感じるはずです。

一条工務店で暮らして分かるデメリット3フローリングの強度が弱く、傷が付きやすい

3つ目のデメリットは『フローリングの強度が弱く、傷が付きやすいい』です。

なぜなら、一条工務店の床材はシートフローリングで、木にプリントをした床材だからです。

こちらは導入コストが安いものの、フローリング表面の強度が弱く、傷が付きやすいデメリットがあります。

例えば、ダイニングテーブルからスマホを落としてしまうと、床が簡単に凹みます、、、

一条工務店で人気の床材である「EBフローリング」と「モクリア」は共にシートフローリングで床の強度が弱いので、入居前に床コーティングを行って対策しておくと良いかもしれません。

一条工務店で暮らして分かるデメリット4さらぽか空調(床冷房)だけでは、真夏が暑い

4つ目のデメリットは『さらぽか空調(床冷房)だけでは、真夏が暑い』です。

なぜなら、さらぽか空調は「床表面を冷やす+除湿で湿度を下げる」仕組みなので、真夏だと「床は冷たいけど、室温が暑い」といった状態になるからです。

例えば、さらぽか空調だけで無理に部屋を冷やそうとすると、床表面が結露してしまうケースも見受けられます。

そのため真夏は「①さらぽか空調+壁掛けエアコンの併用」もしくは「②壁掛けエアコンを使う」といった方法で、乗り切る人が多いです。

さらぽか空調は「約40~50万円」と高額な導入コストにも関わらず、更に夏用に壁掛けエアコンを買わなければならないのは、大きなデメリットと言えますね。(坪/15,000円 × 家の坪数)

一条工務店で暮らして分かるデメリット5冬は部屋が乾燥し易く、加湿器が必須になる

5つ目のデメリットは『冬は部屋が乾燥し易く、加湿器が必須になる』です。

なぜなら、一条工務店では家全体を床暖房で24時間ずーっと暖房を行っているからです。

すると使用頻度の高いお部屋毎に加湿器が1台必要になり、下記のコスト・手間が増えます。

  • 加湿器の購入費用
  • タンクの水補給を1日2~3回
  • 定期的にフィルターを掃除する

中には「全館床暖房でお部屋は暖かくなるけど、空気が乾燥し過ぎて逆に不快」という声も聞くので、空気の乾燥が気になる人は全館床暖房がデメリットに感じるかもしれません。

一条工務店で暮らして分かるデメリット6家の中の音が反響してうるさい

6つ目のデメリットは『家の中の音が反響してうるさい』です。

なぜなら「気密性」に優れたお家のため、音が外に漏れずに家の中で響きやすいからです。

例えば「リビングのテレビの音」や「トイレを流す音」は反響することで、我が家の間取りで最も遠い位置の書斎にまでしっかりと聞こえます。

一条工務店のお家では、外の音が全く聞こえません。外からの防音性に優れている一方で、屋内の音はビックリするほど反響してうるさいので、静かなお家に住みたい人は大きなデメリットになるはずです。

一条工務店で暮らして分かるデメリット7Wi-Fi電波が弱く、ネット環境に工夫が必要

7つ目のデメリットは『Wi-Fi電波が弱く、ネット環境に工夫が必要』です。

なぜなら、一条工務店の標準仕様である全館床暖房のパネルプレートが「1階↔2階」でWi-Fiの電波を遮っているからです。(2階建ての建物に限る)

例えば1階にWi-Fiルーターを置くと、2階で受信できるWi-Fiが弱くなります。その逆もしかりです。

今の時代にWi-Fi電波が弱く、ネット通信にストレスを感じることになるのは、大きなデメリットですよね。

こちらの対策に、下記の5つがあげられます。

  • 情報ボックスの位置を工夫する
  • 2階建てで吹き抜けを作る
  • お家を平屋で建てる
  • Wi-Fiルーターを各階に設置する
  • メッシュWi-Fiを使う

ちなみに我が家は「①+②+④」を併用し、一条工務店の2階建てでもノーストレスでWi-Fiを使えています。

参考までに「NURO光」を使っており、詳しくは下記の記事にまとめました。

一条工務店で暮らして分かるデメリット8ロスガードのフィルター掃除・交換が手間

8つ目のデメリットは『ロスガードのフィルター掃除・交換が手間』です。

なぜなら一条工務店の家は「ロスガード(全館換気システム)」が標準仕様で、各部屋の天井に埋め込まれた給排気口のフィルター掃除を定期的に行わなければならないからです。

例えば「まずは掃除機で表面のホコリ汚れを吸引し、1年に1回は水洗いでキレイにする」といった具合です。

ちなみに33坪で「3LDK+書斎」の我が家でも、計7個もの給排気口があるので、定期的なフィルター掃除・交換が大変です。

ちなみにロスガードは標準仕様なので、必要ないと感じる人も取り外すことは出来ません。そういった人は、お掃除の手間が増えるだけなので大きなデメリットになるはずです。

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  • この記事を書いた人

あつぎり

一条工務店のグランスマート(2階建て・32坪)|住宅ローン 4,350万円の返済に励む、平凡な30歳サラーリマンの記録ブログ

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