という疑問を解決できる記事です。
多くの人が住宅メーカーと「契約した後」にオプションを考えがちですが、僕は「契約する前」にしっかりと考えておくことをオススメします。
その理由は、自分たちにとって「理想の住まい」を建てるには標準仕様だけでは不十分で、オプションによる設備や仕様、デザインなどのプラスαが必要不可欠だからです。
住宅メーカーが提供する標準仕様に含まれる設備は、万人受けする設備ばかりです。ですが生活スタイルは家庭ごとに異なるため、標準仕様だけで満足のいくマイホームを建てるのは難しいと僕は考えます。
そのため一条工務店と契約する前に「自分たちの暮らしに必要な設備をリストアップし、それらのオプションにどれだけの費用がかかるのか」を把握しておく方が良いでしょう。
そこで本記事では、一条工務店のi-smart(アイスマート)に住む筆者が下記の4つの視点から一条工務店のオプションについて解説しました。
- 大満足しているオプション20選
- 今なら採用しないオプション3選
- 今なら絶対に採用するオプション3選
- 人気だけど、不採用にしたオプション4選
我が家は、マイホームを一条工務店のi-smart(アイスマート)で建て、合計で41点のオプション(約380万円)を導入しました。
プランはアイスマートで建てましたが「グレイスシリーズの設備・デザイン」を数多く採用したことから、見た目はほぼグランスマートです。そのためグランスマートやグランセゾンで検討中の方も参考になると思います。
なかには、お客様検討シート(オプション一覧のカタログ)に書かれておらず、多くの人が知らないような隠れオプションも本記事で紹介しているので、最後までチェックしてください。
当ブログの管理人
一条工務店で大満足のオプション「20選」
まず最初に、一条工務店で『大満足のオプション20選』をランキング形式で紹介します。
我が家で採用した合計41点のオプションの中でトップ20にランクインしたものは、下記の通りです。
ランキング | オプション | 導入コスト |
---|---|---|
第1位 | 吹き抜けの窓+ファイン手摺り+オープンステア | 計236,000円 |
第2位 | グレイスシリーズの設備へ変更 | キャンペーン適用で無料 |
第3位 | グレイスカップボード | 住まいの体験会で無料 |
第4位 | 書斎 | 750,000円 |
第5位 | ランドリールーム | 562,500円 |
第6位 | 天井クロス変更(一条オリジナル) | 8,000円 |
第7位 | eエントリー(玄関ドアの電子キー) | 70,000円 |
第8位 | 自在棚 | 20,200円 |
第9位 | 屋根一体型の太陽光パネル | 2,023,700円 |
第10位 | ガルバリウム屋根 | 無料 |
第11位 | 洗濯機上の天棚 | 6,000円 |
第12位 | インターホン子機追加 | 15,800円 |
第13位 | 洗濯水栓を混合水栓へ変更 | 15,700円 |
第14位 | スポットライト | 1カ所/8,000円 |
第15位 | ベランダの壁を延長 | 無料 |
第16位 | ハイドロテクトタイル | 428,000円 |
第17位 | 軒の延長 | 無料 |
第18位 | 天井埋込型ナノイー | キャンペーンで無料 |
第19位 | キッチンボード(セラール)延長 | 15,000円 |
第20位 | 網戸 | 98,800円 |
上記の導入コストに「キャンペーン適用で無料」と書かれたものは、一条工務店のキャンペーン特典により無料(0円)で採用できたオプションです。
具体的には「2位/グレイスシリーズの設備へ変更」や「18位/天井埋め込み型のナノイー」など、本来なら合計で91万円かかるオプション費用が無料となりました。かなりお得です。
このように住宅メーカーのキャンペーン特典が充実したタイミングで契約できると、家を何十万円という単位で安く建てられます。
ですが住宅メーカーのキャンペーンは毎月のように内容がころころ変わるため、最新情報を手に入れるのにはかなりの手間と時間がかかります。
そのため タウンライフ家づくり を活用して、住宅メーカー各社の最新情報をネットから取り寄せておくと良いでしょう。
こちらは間取りプランや見積書、カタログ、建築模型、キャンペーン情報など、家づくりに欠かせない情報を無料で取り寄せできるサービスです。
参考までに、下記は僕がタウンライフ家づくりを使って取り寄せした資料です。
こちらの間取り図面や建築模型などは「リビング20帖、3LDK以上、ランドリールーム・書斎付き」という条件の元、住宅メーカー各社の設計士さんに専用設計して頂きました。
このように タウンライフ家づくり を活用することで、今後の家づくりで役に立つ情報がたくさん手に入ります。全てのサービスが全て無料で使えるので、良ければお試しください。
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第20位:網戸/98,800円
一条工務店で大満足のオプション第20位は『網戸/98,800円』です。
もしかすると、中には「え…、一条工務店では網戸が有料オプションなの?」と驚く人がいるかもしれません…。
他社の住宅メーカーでは、網戸が標準仕様に含まれていることが多いため、一条工務店では網戸がオプション対応であることに僕も最初は驚きました。
これには理由があって、一条工務店では全館換気システムの「ロスガード」を標準搭載しており、全ての住まいが第一種換気(機械で吸気と排気を行う)で換気を行うためです。
つまり従来のように窓を開けて換気を行う必要がありません。
このような背景から一条工務店では網戸がオプション対応となり、導入には下記の料金がかかります。
- 全ての窓に設置:建坪×3,000円
- 勝手口 :15,000円
例えば、建坪32坪の住まいだと「96,000円(建坪32坪×3,000円)」のオプション費用がかかります。
網戸は住宅メーカーの標準仕様に含まれるケースが多いため、網戸に10万円近くのオプション費を支払うのは何となく損した気分ですよね、、、
ですが網戸を設置したことで日々の暮らしが快適になったことには違いないので、20位にランクインです。
- 満足度 :
- 使い勝手:
- コスパ :
- 費用 :98,800円
第19位:キッチンボード(セラール)延長/15,000円
一条工務店で大満足のオプション第19位は『キッチンボード(セラール)延長/15,000円』です。
その理由は、キッチンボード(セラール)の面積を延長することで、調理の飛び跳ね汚れを防止できるからです。
一条工務店の標準仕様だと「キッチンの壁↔︎勝手口の間」に普通の壁紙が貼られます。(上記の画像の赤枠エリア)
オプション料金は、キッチンボードを延長する面積で変わります。そのため営業担当や設計士に打ち合わせで確認するようにして下さい。
- 満足度 :
- 使い勝手:
- コスパ :
- 費用 :施工面積で異なる
第18位:天井埋込型ナノイー/キャンペーンで無料
一条工務店で大満足のオプション第18位は『天井埋込型ナノイー/キャンペーンで無料』です。
大満足の理由は、窓の設置ができない部屋でもナノイーを設置することで消臭や除菌をしっかりと行えて、空気をキレイにできるからです。
ちなみに我が家では、ウォークインクローゼットと書斎にナノイーを設置しており、下記の通りです。
本来ならナノイーの設置には、1箇所あたり15,000円のオプション料金がかかるものの、一条工務店のお得なキャンペーンによって合計3ヶ所まで無料で設置できました。
一条工務店では居室以外(ウォークインクローゼットや書斎、ランドリールームなど)に窓を設置するには約5万円の追加料金がかかるため、建築費の節約にも繋がったので大満足です。
- 満足度 :
- 使い勝手:
- コスパ :
- 費用 :1ヶ所/15,000円
第17位:軒の延長/無料
一条工務店で大満足のオプション第17位は『軒(のき)の延長/無料』です。
その理由は、軒は夏と冬で室内に差し込む日差しをコントロールする役割があり、軒を延長することで「冬は暖かく、夏は涼しい住まい」が作れるからです。
軒の役割を簡単に図解すると、下記の通りです。
- 冬(=太陽の位置が低い)
日差しを取り込み、室内を暖かく - 夏(=太陽の位置が高い)
軒で日差しを遮り、室内を涼しく
一条工務店では、軒を「最大90㎝」まで無料で延長することができるので、条件が合う人は延長しておくと良いでしょう。
ちなみに「軒が浅い家」よりも「軒が深い家」の方が外観デザインに奥行き感が出ることから、外観の見た目もカッコ良くなります。
注意点としては、軒を延長することで屋根の面積が大きくなり、太陽光パネルの容量も大きくなることです。
そのため屋根一体型太陽光パネルを採用する予定の方は、営業担当や設計士に追加料金を確認した上で軒の延長を判断しましょう。
- 満足度 :
- 使い勝手:
- コスパ :
- 費用 :無料
一条工務店の軒について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にして下さい。
【一条工務店】軒が大事な「5つの理由」と軒を延長する「4つのオプション」
続きを見る
第16位:ハイドロテクトタイル/428,000円
一条工務店で大満足のオプション第16位は『ハイドロテクトタイル/428,000円』です。
その理由は、掃除をしなくても外壁のキレイな状態を維持できる素材であることと、タイルの配色が増えたことで外観をカッコ良く仕上げられたからです。
ハイドロテクトタイルは、セルフクリーニング効果という「自然の力で外壁を自動洗浄する仕組み」を備えており、下記の通りです。
- 空気中の水分でコーティングして、汚れが付着しにくくなる
- 太陽光の紫外線で汚れを分解する
- 雨で汚れ浮かせて、洗い流す
そして一条工務店で標準仕様のタイル外壁は「ホワイト1色のみ」ですが、ハイドロテクトタイルだと選べるカラーが「計5色」に増えます。
ハイドロテクトタイルのオプション費用は「坪/16,000円」のため、32.8坪の我が家だと「16,000円×32.8坪=427,700円」と、オプション費用としてやや高めです。
こちらの注意点は、ハイドロテクトタイルは高級オプションとは言え、素材は標準仕様の石目調ボーダータイルと同じ素材のタイルが使われているため、耐久性も60年と同じです。
ハイドロテクトタイルは、新築当時と同じ綺麗な外観を長く維持したい方や外壁の掃除が手間に感じる方、複数色のタイル外壁から外観デザインを選びたい方におすすめのオプションです。
- 満足度 :
- 使い勝手:
- コスパ :
- 費用 :428,000円
一条工務店の石目調ボーダータイルとハイドロテクトタイルの違いを詳しく知りたい方は「【標準タイル vs ハイドロテクト】一条工務店のタイル外壁を決める9つのポイント」の記事を参考にして下さい。
【標準タイル vs ハイドロテクト】一条工務店のタイル外壁を決める9つのポイント
続きを見る
第15位:ベランダの壁を延長/無料
一条工務店で大満足のオプション第15位は『ベランダの壁を延長/無料』です。
大満足の理由は、ベランダの壁の高さを延長することで、周囲からの視線を遮れるからです。
例えば、ベランダで干す洗濯物や保管する荷物、エアコンの室外機などを隠したいと考える人に最適なオプションです。
こちらは無料で採用できるオプションということもあり、このコストパフォーマンスの高さにかなり満足しています。
- 満足度 :
- 使い勝手:
- コスパ :
- 費用 :無料
第14位:スポットライト/1カ所8,000円
一条工務店で大満足のオプション第14位は、リビングの吹き抜け用の照明として設置した『スポットライト(照明用レール)/1カ所8,000円』です。
スポットライトを採用した理由は、吹き抜けは照明計画(位置・数・向き)が難しいことと、2階の天井に照明を取り付けると将来のメンテナンス費用が高額になるからです。
そもそも吹き抜けの天井高は約5mと高く、市販の脚立では天井に手が届きません。
そのため照明器具の修理や交換は業者に依頼して専用の足場を組んだ上で作業することになるので、照明のメンテナンスには相応の手間と費用がかります。
ですが照明にスポットライトを採用することで、これらの問題を全て解決できます。
- 後から「数」を増やせる
- 後から「向き」を変更できる
- 壊れたら自分で交換できる
そして見た目も「お洒落なカフェのような雰囲気の空間」が作れます。吹き抜けの照明計画にお悩みの方や将来のメンテナンスに手間や費用をかけたくない人はスポットライトがオススメですよ。
- 満足度 :
- 使い勝手:
- コスパ :
- 費用 :1カ所/8,000円
第13位:洗濯水栓を混合水栓へ変更/15,700円
一条工務店で大満足のオプション第13位は『洗濯用水栓の変更/15,700円』です。
こちらは洗濯機用の水栓を「単水栓→混合水栓」に変更するオプションで、洗濯で「温水」が使えるようになります。
そもそも温水で洗濯する理由は、温水を使うことで繊維や皮脂汚れが緩み、洗剤の働きが良くなることで衣類の汚れが落ちやすくなるからです。
そして最大のメリットは「温水洗濯に対応した洗濯機」を買うよりも混合水栓を採用する方が低コストかつ短時間で洗濯できることです。
- 普通の洗濯機よりもお値段が3〜5万円ほど高い
- 洗濯機で温水を作る際に、時間と電気代がかかる
混合水栓のオプション費用は、1.5万円と安めです。混合水栓へ変更しておくことで普通の洗濯機でも温水洗濯ができるようになるため、かなりコストパフォーマンスに優れたオプションと言えるでしょう。
- 満足度 :
- 使い勝手:
- コスパ :
- 費用 :15,700円
第12位:インターホン子機追加/15,800円
一条工務店で大満足のオプション第12位は『インターホンに子機追加/15,800円』です。
オプションでインターホンの子機を追加して、2階の廊下に設置しました。
その理由はシンプルで、2階からも来客や宅配に対応できる住まいにするためです。
僕は2階の書斎で仕事することが多く、宅配などでピンポンが鳴る度に1階へ移動することに手間やストレスを感じます。
そのため2階に設置したインターホンの子機で応答し、宅配物を玄関や宅配ボックスに入れてもらうようにお願いできるとスゴく便利なんですよね。
特にネット通販で買い物することが多い人や2階で過ごす時間が長い人は、インターホンの子機を2階に追加しておくと便利ですよ。
- 満足度 :
- 使い勝手:
- コスパ :
- 費用 :15,800円
第11位:洗濯機上の天棚/6,000円
一条工務店で大満足のオプション第11位は『洗濯機上の天棚/6,000円』です。
こちらは名前の通り、洗濯機の上に天棚とハンガーパイプを取り付けるオプションです。
棚とハンガーパイプの耐荷重は、下記の通りです。
- 棚板:50㎏
- ハンガーパイプ:25㎏
共に十分な耐荷重があるので天棚に洗剤のストックを置き、ポールに洗濯物を干してもかなり安定しています。洗濯干しで使うハンガーをポールに掛けておいても便利ですよ。
これほど実用的かつ高性能にも関わらず、天棚は6,000円という格安で設置できるのでかなりコストパフォーマンスに優れたオプションだと思います。
ちなみに天棚に加えて、洗濯機の背面に窓を設置しておくと、日中は外から光を取り込みつつ、窓の縁を洗剤などを置くスペースとして使えます。
参考までに、我が家だと「JK2020(開き窓)」を採用しました。窓の縁は広く、ぬいぐるみを置けるくらい十分な奥行きがあるので、洗剤置き場にこれまたもってこいのスペースです。
- 満足度 :
- 使い勝手:
- コスパ :
- 費用 :6,000円
第10位:ガルバリウム屋根/無料
一条工務店で大満足のオプション第10位は『ガルバリウム屋根/無料』です。
こちらは「ガルバリウム」を屋根材に採用できるオプション(?)で、耐久性が30~40年と高耐久素材を採用することで、将来のメンテナンス費用を安く抑えられます。
ちなみに我が家の屋根材は、屋根の大部分に「太陽光パネル(11.25kw)」を設置し、それ以外に「ガルバリウム」を採用しています。
その理由は、耐久性に優れた素材であることと、軽量素材で住まいの耐震性を損なう心配が無いからです。
まず「屋根材の耐久性」を比較すると、下記の通りです。
このようにガルバリウム屋根と屋根一体型太陽光パネルは耐久性に優れており、共に長持ちする素材であることが分かります。
屋根材を選ぶ際の注意点は、一条工務店の多くの住宅展示場で採用されている「パラペット屋根」は、将来的なメンテナンス費が高くなるということです。
カッコ良い外観に仕上がるパラペット屋根ですが、表面素材にベランダの床材と同じ「WPC仕上げ」が採用されており、こちらは約10年毎の定期メンテナンス(再塗装など)が必要です。
そして凹んだ屋根にゴミが蓄積して排水が正しく行われないケースも多く、定期的に屋根の清掃が必要になるなど、手間もかかります。
続いて「屋根材の重さ」を比較すると、下記の通りです。
従来式の「瓦」や「スレート」などの屋根材は重く、建物の構造躯体への負担が大きくなることから耐震性を損なう原因です。
このようにガルバリウム屋根は、高耐久かつ軽量素材という2つの魅力を合わせ持った素材のため、我が家では屋根材に採用しました。
- 満足度 :
- 使い勝手:
- コスパ :
- 費用 :無料
一条工務店のガルバリウム屋根や屋根一体型太陽光パネルについて詳しく知りたい人は、下記の記事を参考にして下さい。
【一条工務店の屋根材】ガルバリウム屋根と太陽光パネルを選ぶ「5つの理由」
続きを見る
第9位:屋根一体型の太陽光パネル/2,023,700円
一条工務店で大満足のオプション第9位は『屋根一体型の太陽光パネル/2,023,700円』です。
一条工務店の屋根一体型太陽光パネルを採用することで、屋根の定期メンテナンスを最も安く抑えることができます。
その理由は、屋根一体型太陽光パネルの表面に「強化ガラス」が採用されており、雨や日差しなどで劣化しにくい素材だからです。
例えば「築60年の古民家」を想像して下さい。具体的には、建物の外壁材や屋根材、ドアなどは劣化がみられる一方で、窓の「ガラス部分」はキレイな状態を維持していることが多いですよね。
このように強化ガラスは耐久性に優れていることからメンテナンス費用を安く抑えることができます。
他にも一条工務店の屋根一体型太陽光パネルを採用するメリットは多く、下記の通りです。
- 約10年間の売電収入で導入コストを回収できる
- 30年間の売電収入は₊364万円となる見込み
- 強化ガラスの破損は、火災保険で修理できる
- 蓄電池付きで電気代の安い夜間電力を使える
参考までに、我が家で採用した11.25KWの太陽光パネルの売電シミュレーションは下記の通りです。
約9年7カ月の売電で導入コストである222万円(税込)を回収し、その後の20年間で約364万円の売電収入が得られる見込みです。
ちなみに日々の発電量や売電金額を専用アプリで毎日チェックできます。
スマホの専用アプリで「太陽光パネルがどれだけ発電しているのか」をリアルタイムで確認できるので、発電状況を見ているだけでも何となく楽しいですよね。
- 満足度 :
- 使い勝手:
- コスパ :
- 費用 :2,023,700円
第8位:自在棚/20,200円
一条工務店で大満足のオプション第8位は『自在棚/20,200円』です。
自在棚に満足している理由は、お値段の安さと収納量の多さです。
一条工務店はキッチン収納に「家電収納」が採用できるものの、そのオプション費用は20万円前後とかなり高額です。
- 家電収納/A075:236,300円
- 家電収納/F075:212,000円
- 家電収納/T090:177,000円
- 自在棚 : 20,200円
その一方で自在棚は安さと収納量を兼ね備えており、コストパフォーマンスの高さで群を抜いています。
そこで我が家はキッチンのメイン収納にカップボード、サブ収納に自在棚を採用しました。
自在棚は棚を支える支柱「棚柱セット(7,800円)」に対して、下記の棚をお好みで選んで完成させます。
1マス | 1.5マス | 2マス | |
---|---|---|---|
奥行30㎝ | AS1030(2,500円) | AS1045(3,800円) | AS1060(5,100円) |
奥行45㎝ | AS1530(3,100円) | AS1545(4,400円) | AS1560(5,700円) |
奥行60㎝ | AS2030(3,800円) | AS2045(5,100円) | AS2060(6,400円) |
我が家では「AS1530(横幅90㎝×奥行45㎝)」の棚を計4枚採用しました。
両サイドの支柱が180㎝あり、収納スペースとして床から天井までを目いっぱい使えるので、充分過ぎるほどの自由度の高さと収納量です。
ちなみに自在棚の棚は、後から追加購入できるので棚の枚数を追加できるの安心ですね。
- 満足度 :
- 使い勝手:
- コスパ :
- 費用 :20,200円
第7位:玄関ドアのeエントリー(一体型)/70,000円
一条工務店で大満足のオプション第7位は『玄関ドアのeエントリー(一体型)/70,000円』です。
大満足の理由は、ドアノブのボタンを押すだけで玄関の施錠が簡単に行え、家の出入りが非常にラクになったからです。
簡単に言うと、車のスマートキーと使い勝手はほぼ同じです。
例えば「買い物から帰宅して両手に持った荷物でカギを取り出せない」や「車に乗った後に玄関を施錠したか不安になった」というシーンも、e-エントリーだとボタンを押すだけで簡単に開錠できるので全く苦になりません。
- 満足度 :
- 使い勝手:
- コスパ :
- 費用 :70,000円
第6位:天井クロス変更/8,000円
一条工務店で大満足のオプション第6位は、吹き抜けの『天井クロス変更(一条オリジナル)/8,000円』です。
大満足の理由は、導入コストが安いにも関わらず、お部屋の雰囲気をガラッと変えられるコストパフォーマンスに優れたオプションだからです。
我が家は「サンゲツ/IC-5015」のクロスを採用しており、こちらは木目調のデザインで落ち着いた雰囲気のお部屋が作れます。
サンゲツのIC-5015のクロスは、一条工務店のグレイスシリーズのグレーウォールナットの建具と色合いの相性も良く、下記の通りです。
我が家は、フローリング材と建具ともにモクリアのグレーウォールナットを採用しました。
木目調クロスを天井に採用したことでフローリング材と建具、天井を木目で統一感ある空間に仕上げることができ、この雰囲気がスゴくお気に入りです。
- 満足度 :
- 使い勝手:
- コスパ :
- 費用 :8,000円
一条工務店の吹き抜けについて詳しく知りたい人は「【一条工務店の吹き抜け】導入前に知っておくべき「3つの特徴・5つのメリット・7つの注意点」」の記事を参考にして下さい。
【一条工務店の吹き抜け】導入前に知っておくべき「3つの特徴・5つのメリット・7つの注意点」
続きを見る
第5位:ランドリールーム/562,500円
一条工務店で大満足のオプション第5位は『ランドリールーム/562,500円』です。
その理由は、脱衣所や洗濯機と隣接した位置にランドリールームを設計したことで「洗濯→部屋干し」の動線を最適化できたからです。
洗濯機から衣類を取り出して、わずか2~3歩で洗濯干し場に移動できる間取りです。
ランドリールームを作ったことで、洗濯物に花粉や虫が付着することや急な雨で濡れてしまう心配もありません。
そしてランドリールームを採用するメリットは他にも多く、下記の通りです。
- ブレーカー、ヘッダーボックスを隠せる
- 天井点検口、床下点検口も隠せる
- 天棚を収納に使える
- 構造がウォークイン収納なので、物置きにも使える
特に①や②をランドリールーム内に上手く「隠す」ことで、部屋や廊下の見た目をスッキリと仕上げることができます。
このように天井点検口とブレーカーをランドリールーム内に設置しました。
天井点検口やブレーカーは、出っ張りがあるので廊下や脱衣所に設置するとかなり目立ちます。なのでランドリールーム内に設置して大正解でした。
そして下記のドアのようなものは「ヘッダーボックス」という一条工務店の全館床暖房を点検する扉です。
こちらのヘッダーボックスも部屋や廊下に設置するとかなり目立ちます。
開閉して何かすることもほとんど無いことから、我が家では人目に付きにくいランドリールーム内へ設置しました。
そのため家の中で最も寒くなる玄関の近く、もしくは寒さを感じやすい脱衣所の近くに設置すると良いでしょう!
- 満足度 :
- 使い勝手:
- コスパ :
- 費用 :562,500円
第4位:書斎/750,000円
一条工務店で大満足のオプション第4位は『書斎/750,000円(1坪分の坪単価)』です。
最初に書斎のこだわりポイントをお伝えすると、仕事に集中できる静かな書斎を作るために「リビング↔書斎」の距離を遠くし、その間に計3枚のドアを設置したことです。
このように設計した理由は、気密性に優れた住まいほど室内の音が反響し易く、テレビの音や話し声などが周囲の部屋まで聞こえ易いからです。
そのためリビングと遠い位置に設計し、計3枚のドアで区切ることで仕事に集中できる静かな書斎が作れました。
ちなみに、現在は書斎として使っているものの、こちらは「2帖の何も無い空間」なので、将来的に物置きなどの別の用途で使うこともできます。
- 満足度 :
- 使い勝手:
- コスパ :
- 費用 :750,000円
第3位:グレイスカップボード/住まいの体験会で無料
一条工務店で大満足のオプション第3位は『グレイスカップボード(横幅180㎝)/住まいの体験会で無料』です。
本来だと横幅180㎝サイズのカップボードは、293,000円のオプション費用がかかります。
我が家は、一条工務店の住まいの体験会(工場見学)に参加し、そこで開催されるクジ引きの1等に当選したことで、こちらのカップボードが無料で手に入りました。
このように我が家ではキッチンに「グレイスキッチン」、カップボードに「グレイスカップボード」と共にグレイス仕様を採用することで、モデルハウスのような木目で統一されたキッチンを作りしました。
カップボードを採用したことで収納量と高級感を両立したキッチンに仕上げられたので、僕も妻も大満足です。
- 満足度 :
- 使い勝手:
- コスパ :
- 費用 :無料
第2位:グレイスシリーズの設備へ変更/キャンペーン適用で無料
一条工務店で大満足のオプション第2位は『グレイスシリーズの設備へ変更/キャンペーン適用で無料』です。
本来だと「アイスマート」で住まいを設計し、採用する設備を「グレイスシリーズ」に変更する場合、オプション費用として約86万円がかかります。
それぞれの設備の変更にかかるオプション費用は、下記の通りです。
変更する設備 | オプション費 |
---|---|
キッチン | +26万円 |
シューズボックス | +11.3万円 |
洗面化粧台 | +14.3万円 |
モクリアフローリング | 坪1.1万円 |
ですが我が家は、お得なキャンペーン期間中に一条工務店と契約できたことでグレイスシリーズの設備を無料で採用できました。
キッチン以外にもグレイスシリーズの設備を採用しており、下記の通りです。
つまり「アイスマートの坪単価で契約し、最上位グレードであるグランスマートとほぼ同じ住まいを建てられた」と言えるので、かなり良いタイミングで一条工務店と契約できました。
このように住宅メーカーと契約するタイミング(キャンペーンの内容)によって、建築費が数十万円単位で変わってくるので「いつ・どこの住宅メーカーと契約するか」はとても重要です。
そこで最新のキャンペーン内容も含め、住宅メーカーを判断する情報を取り寄せしたい人は タウンライフ家づくり を活用すると良いでしょう。
なぜならタウンライフ家づくりを使うことでカタログはもちろん、間取り図面や見積書、建築模型のオーダー設計を効率的に取り寄せできるサービスだからです。
全てのサービスが無料で使えて、手続きも「ネット完結・わずか3分」と簡単です。することは建てたいマイホームの条件を こちら へ入力するだけ。
参考までに、僕がタウンライフ家づくりを使って取り寄せした資料を紹介しておくと下記の通りです。
このように今までは住宅展示場で手に入れていた資料やキャンペーン情報
をネットで取り寄せできるサービスがタウンライフ家づくりです。
全てのサービスが完全無料で使えるので、損する心配がないにもオススメする理由の1つです。気になる人は試しに使ってみると良いでしょう。
>>> タウンライフ家づくり:最新のキャンペーン特典を確認する
- 満足度 :
- 使い勝手:
- コスパ :
- 費用 :無料
第1位:吹き抜けの窓+ファイン手摺り+オープンステア/計236,000円
一条工務店で大満足のオプション第1位は『吹き抜けの窓+ファイン手摺り+オープンステア/計236,000円』です。
その理由は、下記の3つのオプションを採用したことで、吹き抜けの開放感を最大限に引き出せて、わずか8畳のダイニングでも広さを感じる空間に仕上げられたからです。
- サッシ変更(JF5961)/50,000円
- ファイン手摺り/166,000円
- オープンステア/20,000円
これらを補足すると「①サッシ変更(JF5961)/50,000円」は、下記の大きな1枚窓のことです。
JF5961は、グランスマートやアイスマートなどの2×6工法の設計のみで採用できる有料の窓で、大満足の開放感が得られます。
続いて「②ファイン手摺り/166,000円」は、下記のアクリル板の手摺りです。
最後に「③オープンステア/20,000円」は側面にアクリル板を採用し、階段のわきに壁が無い階段のことです。
階段わきの手摺りに透明のアクリル板を採用して圧迫感が無くなることで、お部屋を広く感じさせる効果があります。
これらを合計すると236,000円と高額なオプション費用がかかるものの、開放感が得られる複数のオプションにより8帖のダイニングでも狭さを感じない住まいが作れたので大満足です。
- 満足度 :
- 使い勝手:
- コスパ :
- 費用 :計236,000円
【一条工務店】今なら採用しないオプション「3選」
続いて、一条工務店で『今なら採用しないオプション3選』を解説します。
こちらのランキングは、下記の通りです。
第3位:屋外物干し金物(壁付けタイプ)/8,400円
今なら採用しない一条工務店のオプション第3位は『ベランダに取り付けた屋外の物干し金物(壁付けタイプ)/8,400円』です。
その理由は、当時は「ベランダで洗濯物を干すことがあるかも…」と考えて物干し金物を採用したものの、実際はランドリールームやホスクリーンでしか衣類を干していないためです。
ちなみにベランダの奥行を間取り図面上の「1マス」で設計すると実際の奥行は約70㎝と狭く(壁の厚みがあるため)、洗濯干しスペースとして使うにはストレスを感じるはずです。
そして我が家のベランダは、エアコンの室外機置き場(計2台)を兼ねていることから更にベランダのスペースは狭いです。
これらを踏まえると「屋外物干し金物は設置する必要が無かったな…」と、当時の浅はかな判断を少し反省しています。
第2位:2倍耐震/98,800円
今なら採用しない一条工務店のオプション第2位は『2倍耐震/98,800円』です。
家を支える耐力壁を「ミッドプライウォール」という強靭な壁に変更することで「耐震等級3→耐震等級5相当」へ耐震性能を強化できるオプションです。
今なら採用しない理由は、2倍耐震を採用することでタレ壁や耐力壁が必要となる場所が増えることで、リビングやダイニング、キッチンに圧迫感が出てしまったからです。
もちろん打ち合わせ段階でタレ壁や耐力壁が必要になると説明されているものの、実際に暮らすと事前に想像していたよりも壁の突出が気になります、、、
そして2倍耐震を採用することで他にも間取り設計の制限が増え、下記の通りです。
- 窓の数が増やせない
- 窓のサイズが小さくなる
- タレ壁、耐力壁が増える
このように2倍耐震により耐震等級5相当の住まいとなる一方で、間取り設計の規制や条件が厳しくなるので注意しましょう。
2倍耐震の特徴や採用する際の注意点は、下記の「【一条工務店】2倍耐震(ミッドプライウォール)で地震に強い家に~デメリットはないのか~」の記事で詳しく解説済みです。
【一条工務店】2倍耐震(ミッドプライウォール)で地震に強い家に~デメリットはないのか~
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第1位:ダウンライト/1箇所6,000円
今なら採用しない一条工務店のオプション第1位は『ダウンライト/1箇所6,000円』です。
その理由は、ダウンライトよりも引掛けシーリングの方が導入コストやメンテナンス費用が安く、故障した時も自分で簡単に交換できるお手軽さがあるからです。
例えば、ウォークインクローゼットやランドリールームのように1日に1~2回しか使わない場所は、安さと実用性に優れた引っ掛けシーリングを採用すれば良かったです。
打ち合わせ当時は、ほとんど何も考えずに「洋室以外のほぼ全ての照明=引っ掛けシーリング」を採用したため、部屋の用途に合わせてもう少し考えて判断すべきでした。
【一条工務店】今なら絶対に採用するオプション「3選」
続いて、今から一条工務店で家を建てるなら絶対に採用するオプションTOP3を紹介します。
こちらのランキングを書き出すと、下記の通りです。
ランキング | オプション | 導入コスト |
---|---|---|
第1位 | 全館さらぽか空調 | 約500,000円 |
第2位 | シューズインクローゼット | 750,000円 |
第3位 | タッチレス水栓 | 29,100円 |
特に「第1位/全館さらぽか空調」は梅雨や夏の快適性に大きく影響することもあり、採用しなかったことを後悔しているオプションです。
第3位:タッチレス水栓/29,100円
今なら絶対に採用する一条工務店のオプション第3位は『タッチレス水栓/29,100円』です。
タッチレス水栓とは、センサーに手をかざすことで水栓の開閉が行えるセンサー式の水栓です。
今なら絶対に採用する理由は、タッチレス水栓に変更することで「濡れた手・汚れ手」で水栓レバーに触れることが無くなり、水栓が汚れにくくなるからです。
他にも「調理中の水栓操作がスムーズになる」や「キッチンがスタイリッシュでカッコ良くなる」というメリットも挙げられます。
キッチン水栓は1日に何回も使うことからオプションを導入した実感も得られ易いので「3万円を節約しなければ良かった…」と少し後悔しています。
第2位:シューズインクローゼット/750,000円
今なら絶対に採用する一条工務店のオプション第2位は『シューズインクローゼット/750,000円』です。
その理由は、シューズインクローゼットを不採用にしたことで、玄関の近くに大きな荷物を保管する場所がほとんど無いからです。
その一方でシューズボックスは「GM166R」という最も大きなサイズのシューズボックスを採用しました。
シューズボックスの収納量にはかなり満足しているものの、サイズが大きいキャンプ道具や子供の三輪車などは言うまでもなくシューズボックスには入りません。
そのためシューズボックスのサイズを小さくしてでも、シューズインクローゼットのような大きな荷物を保管できる場所を設計した方が住まい全体の満足度が高くなったはずです。
第1位:全館さらぽか空調/約500,000円
今なら絶対に採用する一条工務店のオプション第1位は『全館さらぽか空調/約500,000円(1坪あたり15,000円)』です。
その理由は、一条工務店の全館床暖房で「冬でも家全体が暖かくて、快適な暮らし」を体験したことで、梅雨や夏も全館空調で快適な住まいを作りたくなったからです。
そもそも「全館床暖房」とは、家全体に床暖房が設置されており、リビングや洋室はもちろんトイレや廊下、脱衣所など家全体を暖めることで冬でも半袖・短パンで過ごせるほど快適な住まいが作れる全館空調システムです。
そして全館さらぽか空調とは「除湿+床冷却+送風」を行うことで梅雨や夏でも涼しくて快適な空間を作れる夏の全館空調システムです。
簡単に言うと、床暖房の「夏.ver」をイメージすると分かり易いです。
そもそも全館さらぽか空調を不採用にした理由は、導入費用が約50万円という高額オプションで、建築予算をオーバーする原因だったからです。
だけどボーナス1回分で全館さらぽか空調を採用できたことを考えると「採用しておけば良かった…」と今になって後悔しています。
そのためこれから一条工務店でマイホームを建てる人は、入居宅訪問や工場見学などで梅雨や夏に全館さらぽか空調を使った時の快適性を体験しておくと良いでしょう。
【一条工務店】人気だけど、不採用にしたオプション「4選」
最後に一条工務店で人気だけど、不採用にしたオプション4選を紹介します。
こちらのランキングを書き出すと、下記の通りです。
ランキング | オプション | 導入コスト |
---|---|---|
第1位 | パラペット屋根 | 標準仕様 |
第2位 | WPCウッドデッキ | 278,200~367,800円 |
第3位 | エアコンの隠ぺい配管 | 標準 |
第4位 | 書庫ユニット | 70,000~87,000円 |
不採用にした理由として、1~3位の設備は10~20年後に高額なメンテナンス費がかかることが想定されるからです。
そもそも我が家はメンテナンス費用の安さやコストパフォーマンスの高さを重視して家づくりをしたため、このコンセプトに合わないオプションや設備は不採用にしました。
不採用にした理由は、下記の各パートで解説済みです。
第4位:書庫ユニット/70,000~87,000円
一条工務店で人気だけど、不採用にしたオプション第4位は『書庫ユニット』です。
その理由は、書庫ユニットのデスクや書棚は壁と固定されるため、部屋を別の用途で使えなくなるからです。
例えば、今は書斎として使いたい部屋も10~20年後も書斎で使いたいとは限りませんよね。
そのためデスクや書棚を自由に移動できない書庫ユニットは、我が家では不採用となりました。
ちなみに書庫ユニットは導入コストが高額で、書斎として使える「机+書棚セット」は7~8万円ほどです。(机のみの購入はできません)
書庫ユニットについて詳しく知りたい人は「【書庫ユニット】グランセゾンの書斎2帖《一条工務店のオプション解説》」の記事を参考にして下さい。
【一条工務店】書庫ユニットを不採用にした「7つの理由」
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第3位:エアコンの隠ぺい配管/標準仕様
一条工務店で人気だけど、不採用にしたオプション第3位は『エアコンの隠ぺい配管』です。
そもそも隠ぺい配管とは、エアコンの室内機と室外機を繋ぐ配管を壁の中に埋め込むことで、家の外観をスッキリさせることができます。
このように隠ぺい配管には見た目のメリットがある一方で、デメリットが3つほど挙げられます。
- 配管が劣化しても、壁の中の配管を交換できない
- 配管径がエアコン毎に異なり、機種に制限が出る
- 壁の中で配管が結露することもある
そして隠ぺい配管は10~20年も使うと劣化することを理由に、エアコンの買い替え時には隠ぺい配管を再利用した取り付け工事を行ってくれない業者も多いので注意が必要です。
つまり20~30年先を見越すと配管を容易に取り換えできる一般的な「露出配管」を採用しておく方が何かとメリットが多いのでオススメです。
第2位:WPCウッドデッキ/278,200~367,800円
一条工務店で人気だけど、不採用にしたオプション第2位は『WPCウッドデッキ/278,200〜367,800円』です。
- 鉄筋無し/278,200円
- 鉄筋入り/367,800円
「WPC素材」とは、木材とプラスチックを混ぜ合わせた材料で、どちらかと言うとプラスチックに近いです。
WPCウッドデッキを不採用にした理由は、WPC素材は太陽光などで高温に加熱されると反り返ってしまうような熱に弱い素材だからです。
他にも、WPCウッドデッキの表面はザラザラした凹凸があり、汚れが溜まり易いデザインであることも理由の1つです。
ちなみに個人的にはWPCウッドデッキよりもタイルデッキを外構工事で作る方が使い勝手やお手入れ、そして価格面でもメリットが多いのでおすすめです。
工事費用は施工面積で変わるものの、外構業者に見積もりを依頼したところ4帖ほどのタイルデッキだと20~30万円ほどで作れるという返答を頂きました。
タイルデッキは表面がタイル素材なので劣化もしにくく、耐荷重や熱などにも強くて使い勝手バツグンなのでオススメですよ。
第1位:パラペット屋根/標準仕様
一条工務店で人気だけど、不採用にしたオプション第1位は『パラペット屋根/無料』です。
パラペット屋根を不採用にした理由は、表面塗装の塗り直しを10~15年毎に行う必要があり、定期メンテナンスを怠ると塗装がヒビ割れて雨漏りを起こしやすい素材だからです。
例えば、屋根の雨漏りに気が付かずに構造体まで浸水すると壁や柱が腐食し、数百万円単位の修繕コストが必要になるといった最悪のケースも考えられます。
そこで我が家ではメンテナンス費用を安く抑えることを目的に、屋根材には「屋根一体型の太陽光パネル+ガルバリウム屋根」を採用しました。
こちらの屋根一体型の太陽光パネルは、表面に「強化ガラス」が採用されています。
強化ガラスは雨や紫外線などで劣化しにくい素材なので、再塗装や修繕などのメンテナンスは基本的に不要です。
例えば、築50年以上の古民家でもでも「窓のガラス部分」は、屋根や壁と比べてもほとんど劣化していません。
もしも何かの衝撃で強化ガラスが割れてしまっても火災保険で修理することができる点も安心です。
我が家では、屋根一体型太陽光パネルが屋根全体の8割ほどをしめており、残り2割に上記の「ガルバリウム鋼板」を採用しました。
その理由は、耐久性の高さと軽量素材です。
- 耐久性
20~30年と長持ちで、メンテナンス費用が安くなる - 重量
軽量素材で建物の耐震性を損わない
【結論】一条工務店は最低限のオプションでも十分に満足できる
本記事の結論は『一条工務店は最低限のオプションで十分に満足できる』です。
なぜなら、他社の住宅メーカーだとオプション扱いである豪華な設備が標準仕様で採用できるからです。
主な一条工務店の標準仕様は、下記の3つです。
- 全館床暖房
→他社価格:約100〜200万円 - 外壁タイル貼り
→他社価格:100万円〜 - 高級感ある住設
→他社価格:50〜100万円
こちらは「標準仕様が充実=お得」と言える一方で、逆の見方をすると「標準仕様の設備は"購入が必須"であり、これら導入コストは坪単価に含まれている」とも言えます。
つまり、一条工務店を選ぶ基準は、家づくりのコンセプト(=標準仕様の設備)が自分達の暮らしに「合うか・合わないか」だと言えます。
具体的には、下記の2つに分けられます。
- 一条工務店が「合う人」
→標準仕様の設備が本当に欲しいと思う - 一条工務店が「合わない人」
→標準仕様の設備が必要ないと思う
これは全ての住宅メーカーに言えるものの、標準仕様が充実している一条工務店は"特に"ですね。
もし「②」に当てはまる人は「不要な設備が盛りだくさん付いた割高な家」を購入することになりかねないので、住宅メーカー選びを再検討した方が良いかも知れません、、、
住宅展示場で営業や設計士に相談しても良いですし、その時間が無い人は タウンライフ家づくり で「専用の間取りプラン+見積書」を取り寄せするとラクできますよ。
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