一条工務店はシャッターが全て有料オプションです。
「えっ、一条工務店の家は標準仕様が充実なのに有料なのっ?」と思うかもですが、
『一条工務店は窓ガラスが超強力だから、シャッターが必要ない家』が結論です。
マイホームを一条工務店で建てた僕が解説しますね。
一条工務店はシャッターが全て有料【要らない5つの理由】
『一条工務店はシャッター(雨戸)が全て有料オプションです。』
と聞くと、
- 「シャッターって標準仕様が当たり前じゃないの?」
- 「シャッターに金を取るとか、一条工務店はケチだ」
と思うかもですが、
下記の3つの理由を知ると「一条工務店でシャッターがいらない」に納得するはずです。
本記事の内容
- 窓は超強力3枚ガラスで割れない
- 防犯ブザー付き窓で安心の防犯性◎
- シャッターは逆にキケンなケースも
- 窓が割れたら保険で直せばOK
- メンテナンスが手間
ザックリ言うと、
「窓ガラスが強い=シャッターいらず」が理由です。
逆に言うと「シャッターが必要な家=窓ガラスが弱い家」なんですよね。
順番に解説します。
理由①:窓は超強力3枚ガラスで割れない
一条工務店の窓は『超強力な3枚ガラスで割れる心配が無いため、シャッターが不要』です。
窓の特徴は、下記の通り。
- 強力な3枚ガラス
- 防犯合わせガラス
- 「風速70m/秒」に耐える
一般的に強いと言われる台風が「風速40〜50m/秒」ですが、一条工務店の窓ガラスの強度は「風速70m/秒」なので、強度的には全く問題無しです。
そもそも「台風で窓ガラスが割れないかな...?」と心配するレベルではなく、『泥棒にハンマーで窓ガラスを叩き割られない』水準で作られています。
逆に「賃貸アパート・建売の戸建て」が全部屋シャッター付きなのは、窓の強度が弱いからが理由です。
- 一条の家 :強度が強い窓
- 賃貸・建売:一般的な強度の窓
「シャッター有り=当たり前」が間違い
「戸建て=シャッター有りが普通」と思いがちですが、視野を広げるとシャッター無しの窓ガラスは多いですよね。
- マンションの窓ガラス
- ビルの窓ガラス
- 車の窓ガラス
どの窓ガラスもシャッター無しですよね。
つまり「シャッターが無い=台風で窓ガラスがバキバキになるか?」と言うと、その心配は不要です。
とは言え、台風の安全度は「シャッター無し<シャッター有り」には間違いないです。
一条工務店では『有料オプション』でシャッターが導入できるので、次で解説しますね。
シャッターのオプション費
一条工務店の「シャッターのオプション費」は、下記の通りです。
手動 | 自動 | |
---|---|---|
J8615T(3枚窓) | 61,000円 | 116,800円 |
J8371(2枚窓) | 86,500円 | 122,800円 |
J8671(3枚窓) | 72,500円 | 127,800円 |
J4430(2枚窓) | 51,300円 | 107,200円 |
ちなみに開き窓は、シャッターの取り付けは出来ません。
一般的な32〜35坪の家の全ての窓にシャッターを取り付けると、オプション費は下記の通り。
- 手動:50〜80万
- 自動:100〜160万
大きい窓は自動シャッターを選んだと考えると、ザックリで「全窓=100万」が目安です。
理由②:防犯ブザー付き窓で安心の防犯性◎
一条工務店は『防犯ブザー付き窓なので安心の防犯性◎』です。
全ての窓に防犯ブザーが標準装備です。そのため「泥棒が窓から侵入を試みても、窓を開けると防犯ブザーが鳴る」ため、安全性が高い家だと言えます。
泥棒の侵入経路で最も多いのは「窓」です。
窓を見て「防犯対策済みの家」と分かると「部屋の中も防犯対策がされた家なのでは?」と連想して侵入リスクがグッと下がります。
- 超強力な3枚ガラス
→泥棒に家の中に入らせない - 防犯ブザー付き窓
→泥棒に狙われるリスクを下げる
理由③:「窓=シャッター」は逆にキケンなケースも
3つ目の理由は『シャッターを閉めておけば、安全』は間違いです。
上記は正しいように見えて、実は「メリット・デメリット」の両方があります。
- シャッターのメリット
→窓ガラスの防犯性がアップ - シャッターのデメリット
→長期不在が丸分かりで、泥棒に狙われやすくなる
「シャッター=安心」する人は多いです。ですが逆に言うと「シャッターが閉まった家=しばらく家に戻りません」と言っているのと同じですよね。
つまり不在をアピールしている状態とも言えるので、逆にキケンなんですよね。
理由④:窓が割れたら保険で直せばOK
もしも『窓ガラスが割れたら、保険で直せばOK』です。
年1〜2回ほどの窓ガラスが割れる級の台風に備えて「オプション費 100万」はコスパがかなり悪いです。
僕なら下記を選びます。
- 全ての窓をシャッター無し
- 免責ゼロの火災保険に加入する
- 窓ガラスが割れたら火災保険で修理
「火災保険が高くなるのでは?」と思うかもですが、1年単位で見れば誤差なので心配ご無用ですよ。
わざわざシャッターの高額なオプション費を払って導入するよりも安くつくので、僕は上記の方法を選びました。
理由⑤:メンテナンスが手間
最後に『シャッターはメンテナンスが手間』です。
- 蜘蛛の巣
- 虫の死骸
- 砂汚れ
- シャッターの故障
メンテナンスの手間・コストは、シャッターが要らない理由の1つですよね。
特に電動シャッターが壊れると、修繕費・交換費が高いので要注意です。
【結論】一条工務店はシャッターいらない
記事をまとめると『一条工務店の家はシャッターがいらない』が結論です。
- 窓は超強力3枚ガラスで割れない
- 防犯ブザー付き窓で安心の防犯性◎
- 「窓=シャッター」は逆にキケン
ちなみに我が家はシャッターを1か所も取り付けていません。
つまり「一条工務店の窓ガラスは割れない、もし割れたら火災保険で修理すればOK」が僕の結論です。
なんせシャッターのオプション費で「手動 50〜80万・自動 100〜160万」は高過ぎですよね。
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