本記事では、こちらの疑問を解決します。
先に結論を言うと、一条工務店では基本的に値引きができません。
ですが当てはまる人だけが「4つの値引き方法」を使うことができ、更にキャンペーン割引を併用することで、100万円以上も安くお家を建てることができます。
なぜなら、一条工務店は他社の住宅メーカーと値引き競争を行わない企業方針である一方で、下記の紹介制度・割引制度は充実しているからです。
- 紹介特典でオプション20~30万円相当を貰う
- 法人割引で建築費を2~3%値引き
- 親族割引で建築費を1.5%値引き
- 工場見学で高額オプションをタダで貰う
ちなみに我が家は上記の「②+④」に加え、キャンペーンが充実しているタイミングで仮契約できたことで、下記の合計「166万円(相当)」の割引に成功しました。
割引方法 | 詳細 | 値引き額 |
---|---|---|
提携企業割引 | 2%の現金値引き | 44万円 |
工場見学に参加 | カップボードが無料に | 29万円相当 |
キャンペーン特典① | グレイス設備 | 79万円相当 |
キャンペーン特典② | ナノイー | 4.5万円相当 |
キャンペーン特典③ | ロスガードうるけあ90 | 10万円相当 |
何も特別な交渉を行ったワケでも無く、値引きの仕組みを「知っているか・知らないか」と、仮契約を行うタイミングを調整しただけです。
結果、166万円もの大幅値引きに成功し、外構工事費や家具・家電の購入費を浮かせることができました。
そこで本記事では『値引きができない一条工務店で、お家を安く・お得に建てる方法』を紹介します。
本記事の内容
- 一条工務店の4つの値引き方法
- 「安く・お得」に建てる7つのテクニック
- 値引きを行わない3つの理由
当ブログの管理人
一条工務店の4つの値引き方法
一条工務店で値引きする方法は、下記の『割引キャンペーン』を活用します。
①・②・③は、条件に「当てはまる・当てはまらない」のいずれかで決まるので、サクッと確認してみて下さい。
④は、一条工務店の工場(全国13カ所)へ見学に行き、クジ引きに当選して獲得する方法です。(1等=20万円、2等=10万円)
ちなみに我が家は「②+④」の併用で、計73万円の値引きに成功しました。
それぞれを下記で詳しく解説します。
その1:紹介特典で20~30万円相当のオプションを貰う
一条工務店で値引きする1つ目の方法は『紹介特典で20〜30万円相当のオプションを貰う』です。
こちらは既に一条工務店でお家を建てた人が紹介することで、下記のオプションが無料で貰えます。
具体的には、下記のオプションが無料で採用できます。
- システムカップボード
- リビングボード
- アイランドキッチン
- 5.1chスピーカーセット
- シャワールーム
注意点は2つだけで、下記に該当する人は対象外です。
- 既に展示場に来場したことがある人
- 既に一条工務店と契約している人
こちらの紹介特典は「友達〜知り合い」と紹介者の幅が広く、ちなみに僕も紹介者になれるので、気になる人は「Instagram」のDMからご連絡を下さい。
その2:法人割引で建築費を2~3%値引き
一条工務店で値引きする2つ目の方法は『法人割引で建築費を2〜3%値引き』です。
こちらは勤務されている企業が一条工務店と法人契約を結んでいるか次第なので、営業さんに確認してみましょう。
具体的には、大企業や公務員、市や県の職員が対象になるケースが多いようです。
上記の通りで、僕が勤務する企業が提携企業だったため、44万円の値引き(建築コスト×2%)に繋がりました。
勤務先の福利厚生に「一条工務店と提携」の記載が無くても対象であるケースもあるので、ダメ元で聞いてみるのもアリです。(我が家がこのパターンでした!)
その3:親族割引で建築費を1.5%値引き
一条工務店で値引きする3つ目の方法は『親族割引で建築費を1.5%値引き』です。
こちらは2親等以内の親族が一条工務店でお家を建てていれば使える値引き方法で、2親等とは「兄弟姉妹・祖父母・孫」が該当します。
上記の法人割引とは併用NGなので、もしも両方が対象になる人がいれば、割引率が高い方を優先させましょう。
その4:工場見学で高額オプションをタダで貰う
一条工務店で値引きする4つ目の方法は『工場見学で高額オプションをタダで貰う』です。
こちらは工場見学(住まいの体験会)に参加さえすれば、誰もが使える値引き方法なので、安く・お得に購入したい人は参加必須です。
具体的には、工場見学でクジ引きを行い、当選次第で貰えるオプションが変わります。
- AVリビングボード
- システムカップボード
- 玄関のオート開閉キー
- タッチレス水栓
ちなみに我が家は、1等に当選して「システムカップボード/29万円相当」が無料でゲットしました。
なお抽選は「1等 or 2等」のみで、2等でも「5〜10万円相当のオプション」と内容が豪華なので、参加する価値アリですね。
一条工務店で「安く・お得」に建てる7つの割引テクニック
続いて『一条工務店で「安く・お得」に建てる7つの割引テクニック』を紹介します。
①と②は仮契約するタイミング、③〜⑦は契約後でも使えるテクニックです。
こちらを上手く活用すれば、値引きができない一条工務店でも「安く・お得」にお家を建てられるのでご活用ください。
その1:キャンペーン割引が充実したタイミングに仮契約する
1つ目のテクニックは『キャンペーン割引が充実したタイミングに仮契約する』です。
なぜなら、一条工務店はキャンペーン割引の内容が毎月のようにコロコロと変わり、契約タイミングでお得度に大きな差が出るからです。
ちなみに我が家はキャンペーン割引で、下記の3つを「無料」で採用できました。
- グレイス仕様の住設 /79万円相当
- ナノイー(計3ヶ所) /4.5万円相当
- ロスガードうるケア90/10万円相当
特に「①グレイス仕様の住設」が無料で採用できた喜びが大きく、一条工務店と契約する後押しにもなりました。
具体的には「アイスマートで契約しても、1ランク上位グレードのグランセゾンの設備・床材が無料で導入できる」という内容で、対象の設備は下記の通りです。
グランセゾンの設備 | 通常価格 | キャンペーン価格 |
---|---|---|
キッチン | 25万円 | 無料 |
洗面化粧台 | 9万円 | 無料 |
シューズボックス | 9万円 | 無料 |
モクリアフローリング | 坪1.1万円 32坪/約35万円 | 無料 |
本来、アイスマートにグランセゾンの住設を導入するのは有料で、およそ「計79万円相当」のオプション費です。
一条工務店は現金値引きこそないものの、このようなキャンペーン割引を活用すると、多くのオプションを無料で導入できます。
つまり「仮契約のタイミング」は、かなり重要です。
例えば、契約月が1か月ズレるだけでも、キャンペーン内容が大幅に変更になるケースも多いので最新情報をチェックして、最もお得なタイミングを狙いましょう。
これは一条工務店に限らず、他社の住宅メーカーでも言えることです。
複数の住宅メーカーを比較中の人は、毎月のように変わるキャンペーン内容を追うのは大変なので、ネット手続き3分で情報収集できる「タウンライフ家づくり」を活用しましょう。
こちらを使うと、最新のキャンペーン情報が届くだけじゃなく、他にもオーダー設計された「専用の間取りプラン・見積書」を住宅メーカー各社から貰えるサービスです。
間取り図面は、アイデアの宝庫です。
間取りに詰め込まれた設計士のアイデアを取り入れることで、より満足度の高いお家を建てられるはずです。全サービスが完全無料なので、1度は使わなきゃ損ですよね。
その2:できるだけ早期に仮契約を済ませる
2つ目のテクニックは『できるだけ早期に仮契約を済ませる』です。
なぜなら、住宅メーカーの坪単価(オプション価格も含む)は下がった過去は1度も無く、坪単価は毎月のように見直しされているからです。
これは一条工務店に限らず、全ての住宅メーカーに言えることで、住宅業界の常識です。
例えば「2021年に大幅値引きされた価格で購入しても、2018年の定価よりも価格が高い」といったことが普通にあります。
一条工務店のi-smart(アイスマート)の坪単価と建築コストは、下記の通りです。
契約年 | 坪単価 | 35坪の建築費 |
---|---|---|
2012年 | 60万円 | 2,100万円 |
2015年 | 65万円 | 2,275万円 |
2018年 | 70万円 | 2,450万円 |
2021年 | 75万円 | 2,625万円 |
その後、ウッドショックによる資材高騰や人件費の高騰もあり、2022年現在の坪単価は「80万円(35坪/建築費2,800万円)」近くまで値上げされました。
同じ35坪のお家でも、10年前に比べると「+700万円」も値上げされています。
他にも、人気オプションのハイドロテクトも「2012年:3,000円→2022年:14,000円」と4倍以上に値上げされており、35坪のお家だと「+38.5万円」のコスト増です。
つまりマイホーム購入を検討する方は、値引き・割引よりも「早く住宅メーカーと契約する」方が建築コストを安くできることが分かります。
一条工務店だと仮契約をすれば「坪単価」と「キャンペーン内容」が固定されるに関わらず、後からキャンセルもできるので安心ですよね。
その3:過剰な標準仕様の設備を削って、建築コストを安くする
3つ目のテクニックは『過剰な標準仕様の設備を削って、建築コストを安くする』です。
なぜなら、一条工務店は「モデルハウス仕様が標準仕様」がコンセプトの住宅メーカーで、標準仕様がかなり充実しているからです。
充実した標準仕様に満足する人がいる一方で、過剰スペックな設備だと感じる人も一定数います。
そこで標準仕様を減らして、建築コストを安くする方法が使えます。
一条工務店で減額できる標準仕様
減額できる設備 | 減額 |
---|---|
2階トイレ | ー8万円 |
シューズボックス | ー18万円 |
給湯器 | ー49万円 |
システムバス | ー60万円 |
システムキッチン | ー75万円 |
洗面台 | ー30万円 |
食洗機 | ー6万円 |
例えば「一条工務店の標準仕様である洗面台(自社製品)を取り止めて、パナソニック製の洗面台を導入する」といったこともできます。
すると、お好みの洗面台が導入できるだけじゃなく、建築コストの減額にも繋がるため、デザイン・お値段の両方で満足できるはずです。
少し話を広げると、下記は一条工務店の主力設備(全て標準仕様)です。
標準仕様の設備 | 概算の導入コスト |
---|---|
全館床暖房 | 100〜200万円 |
タイル外壁 | 100〜200万円 |
全館換気システム | 60万円前後 |
概算の導入コストは「有料オプションだった頃の金額」や「機器の交換費用」を元に計算しており、合計で「360〜460万円」とかなり高額ですね。
「標準仕様が充実=お得」と錯覚しがちですが、これら金額は全て坪単価に含まれており、自分達がお金を払って購入する設備です。
ここでの質問は「一条工務店の標準仕様が日々の暮らしで本当に必要ですか?」です。もしも不要なら、一条工務店は割高な住宅メーカーだと言えます。
例えば、住友林業や三井ホームなどの高級ハウスメーカーでも、余計な設備を採用しないシンプルな設計にすることで、逆に一条工務店より安くなるケースもあります。
住宅メーカー選びは、その人の暮らしに「合うか・合わないか」なので、住宅メーカー各社の「家づくりのコンセプト」を知ることが最も重要です。
ですが住宅メーカーの特徴を知るために、わざわざ休みの日に展示場に足を運んで営業マンの話を聞くのは大変ですよね。そこで僕は「タウンライフ家づくり」を活用し、家づくりに必要な情報を全てネットで取り寄せしました。
- オーダー設計された間取りプラン
- 上記を元に作られた見積書
- カタログ
- 建築模型
本来なら、住宅展示場に2〜3回ほど通って、やっとの思いで貰える間取りプラン・見積書が「スマホ入力 3分だけ」で簡単に手に入ります。
今は、家づくりの情報収集がネットで完結する時代です。
住宅メーカーの公式サイトやカタログでは得られない「あなただけの専用プラン」をタウンライフ家づくりで手に入れましょう。
こちらは全サービスが完全無料なので、1度は使っておかないと損ですよ。
その4:間取り設計でお家のムダを削る
4つ目のテクニックは『間取り設計でお家のムダを削る』です。
なぜなら「住宅メーカーの坪単価」や「オプションを付ける・減らす」にこだわるよりも、お家の無駄な坪数を減らした方がより簡単に建築コストを安くできるからです。
例えば、我が家は「広さを必要としない空間」は最小サイズに小さくしています。
- 子供部屋 4.5畳
- トイレ 0.75畳
- 玄関土間 1畳
- お風呂 1坪
- ベランダ ほぼ無し
- 廊下 ほぼ無し
一条工務店のi-smart(アイスマート)は「1坪/80万円前後」なので、間取りを少し工夫するだけで100〜200万円は簡単に建築コストを下げられるはずですよ。
下記で紹介する「用途を兼ねる」方法を併用すると、より効果的なので是非ご活用ください。
その5:お部屋・空間の用途を兼ねる
5つ目のテクニックは『お部屋・空間の用途を兼ねる』です。
なぜなら、1つの空間で複数の用途を兼ねる設計にすると、小さなお家でも色んな使い道・オプションが詰め込めるからです。
例えば「廊下に洗面台を設置する」といった、用途を兼ねる設計が重要で、他にも例を出すと下記の通りです。
- 廊下にシューズボックスを設置する
- リビング階段の下にテレビを置く
- 2階ホールで部屋干し・フリースペース
このように間取りは「設計士のアイデア次第」なので、一人の設計士に依頼するよりも何人かの設計士に依頼した方が良いです。
なぜなら間取りは「設計士の考え方」や「家づくりのコンセプト」でまるで違う仕上がりになり、良くも悪くも設計士の力量に委ねられるからです。
そこで僕は、計8社の設計士に間取りプランを依頼し、それぞれの良い所・アイデアを寄せ集めて1つの間取りプランを完成させました。その結果、大満足のお家が建てられました。
その時に使ったサービスが「タウンライフ家づくり」です。
「8社に間取りプランを依頼する」と聞くと、大変そうに感じるかもしれません。
ですが、タウンライフ家づくりを活用すると「ネット手続き3分だけ」と超カンタンで、情報を効率良く集めたい人に人気の方法です。
本来だと住宅メーカー探しで「展示場に行く→打ち合わせ→間取り設計」の手間がかかり、もし8社に依頼するとなると上記を計8回も繰り返し行うことになり、かなり大変ですよね。
例えば、展示場でアンケートを書かされたり、担当者の営業トークに付き合わされたりと、この手間が住宅メーカー毎に発生するのでストレスも溜まります、、、
そこで、最近はネットで情報を集める人が増えており、その中で人気の家づくりサービスがタウンライフ家づくりです。
間取りと見積り書、カタログは勿論、他にキャンペーン情報や建築模型まで頂けました。
全てのサービスが完全無料にも関わらず、これだけ充実した情報が貰えるのはコスパ良過ぎですよね。
間取りは、アイデアの宝庫です。
1つの空間で2〜3つの用途を兼ねられると、建築コストを抑えつつも満足度の高いお家が建てられるはずです。
>>> 住宅メーカーから専用プランを取り寄せ【無料です】その6:提携業社で「使う・使わない」を分ける
6つ目のテクニックは『 提携業社で「使う・使わない」を分ける』です。
なぜなら一条工務店の提携業社は、使うと「得する提携業者」と「損する提携業者」に分けられるからです。
- 一条工務店からの紹介料が上乗せされ、通常価格より割高になる
- 一条工務店のお得意先で、通常価格より割安になる
具体的には、下記の通りです。
- 住宅ローン →普通
- 火災・地震保険→割安
- 外構業者 →割高
- アンテナ工事 →普通
- 引っ越し業者 →割安
そのため我が家は「②火災・地震保険」と「⑤引っ越し業者」は一条工務店へ依頼しました。
ちなみに一条工務店の外構業者で見積りすると、約30万円近く割高な価格を提示されました、、、
外構の見積り内容は
・駐車場:コンクリート
・その他:砂利
という超シンプルな工事にも関わらずです、、、
なぜなら、提携業者の大半は「一条工務店→提携業者」への紹介料が上乗せされて割高なお値段だからです。
もちろん外構の工事内容が増えるほど、工事費の価格差も大きくなります。例えば、カーポートやタイルデッキを取り付けたりも考える人は、提携外の外構業者に依頼する方がお得ですよ。
合わせて、相見積りでお値段を比較すると、更にお得な価格で工事できます。僕は業者の比較・相見積もりに下記のツールを使いました。
- 住宅ローン :モゲチェック
- 火災・地震保険:マネードクター
- 外構業者 :タウンライフ外構
こちらは、どれも「業者・サービスを探す→依頼内容を伝える→見積書を貰う」といった手間を大幅に減らせるので、積極的に活用しましょう。
なぜなら、家づくりは「調べごと・決めごと」が山ほどあり、上記のような便利ツールを併用しないと時間が全く足りないからです。
例えば「火災保険の比較に時間を使い過ぎて、外構を考える時間が足りなくなり、後悔ポイントの多い仕上がりになった…」というケースも考えられます。
業者・サービスを比較するとお値段が安くなるだけじゃなく、お家の満足度アップにも繋がるので、上記の比較ツールは積極的に活用しましょう。
その7:引渡し後の入居宅見学を受け入れる
7つ目のテクニックは『引渡し後の入居宅見学を受け入れる』です。
これは一条工務店で契約し、お家の引渡し後の話です。
一条工務店では「入居宅見学」を行なっており、自分のお家に他のお客さんの見学を受け入れることで、お家の持ち主はQUOカード(1人/最大1万円)が貰えます。
この仕組みを活用してQUOカードを貰うと、家計の負担を少し減らせますよね。
詳しくは、下記の通りです。
- 入居宅訪問:5,000円
- 本契約成立:5,000円
入居宅見学で5,000円分のQUOカードが貰え、その人が本契約すると更に5,000円分のQUOカードが貰えるので、合計「1万円分」です。
入居宅見学は「1回/20~30分」ほどと短いです。こちらを時給で考えると「時給/1万円」なので、かなり効率良く稼げる副収入と言えます。
他社の住宅メーカーでは同様の仕組みが無いため、一条工務店ならではのお得テクニックですよね。
一条工務店が値引きを行わない3つの理由
「一条工務店は値引きできない住宅メーカー」と聞くと、これをデメリットに感じる人もいるはずです。
ですが、これには納得する理由や買い手側のメリットも含まれており、大きくは下記の3つです。
住宅メーカーを判断する重要なポイントで、どれも欠かせません。
言い換えると、一条工務店とお客さんが良い関係を長く続けるために「値引きしない」という経営スタンスを選んでいるとも言えますよね。
下記で詳しく解説します。
その1:利益を安定的に稼ぎ、企業を長く存続させるため
一条工務店が値引きできない1つめの理由は『利益を安定的に稼ぎ、企業を長く存続させるため』です。
なぜなら企業が稼げていないと、商品・サービスの品質の高さや充分なアフターサービスを継続できないからです。
例えば「大幅な値引きで安く買えた良いお家でも、その家を建てた住宅メーカーが倒産した」となれば、元も子もないですよね。
住宅メーカーとは、お家を建てた後も30年・50年と長いお付き合いになるので「今後、存続できる可能性が高い企業か?」は大事な判断ポイントです。
ちなみに一条工務店が利益を稼ぐ仕組みは様々あり、例を出すと下記の通りです。
- 部材、設備の大半を自社工場で生産する
- 少品種×大量生産で生産を効率化
- テレビCMを流さず、コスト削減
- 人件費が安いフィリピンが生産拠点
つまり一条工務店は、企業運営の「効率化×コスト削減」を徹底することで、安定して利益を稼いでいると言えますね。
その2:お客様間で「得した・損した」の不平等を生まない
一条工務店が値引きできない2つめの理由は『お客様間で「得した・損した」の不平等を生まないため』です。
なぜなら「値引き」の仕組みは、値引き交渉で得する人がいる一方で、値引き交渉が苦手な人は割高な価格で購入することになり、お値段で損するケースがあるからです。
例えば「激安価格でお家を建てた」などの情報は、口コミやSNSで拡散されて多くの人にシェアされます。
すると「我が家もこの坪単価でお家を建てて欲しい」と言う人が現れて、これを住宅メーカーが断ると悪い口コミに繋がります。
もし全てのお客さんに値引きで対応すると、企業の資金面が悪化し、企業の倒産リスクが高くなる悪循環が生まれます。
今の時代、口コミやSNSの情報から住宅メーカーを判断する人も多いので「値引きしない経営」は、最善の判断とも言えますよね。
その3:値引きナシで売れる「高品質」の裏付け
一条工務店が値引きできない3つめの理由は『値引きナシで売れる「高品質」の裏付け』です。
なぜなら、良い商品を提供すると良い口コミや噂に繋がり、値引きをしなくても一条工務店でお家を建てたいという人が増えるからです。
例えば「Apple製品=値引きできない」は、家電業界で有名です。
ですがiPhoneは、デザイン性や性能の高さを理由に日本人の70%が使っており、新しいiPhoneが発売される度に買い換えるApple信者も多くいます。
上記の通り、一条工務店は値引きは行わないものの、高品質なお家を建てることで、評価を得ている住宅メーカーだと言えますよね。
【まとめ】一条工務店で安く建てるコツは「契約タイミング」と「間取り設計」
最後に記事をまとめると、下記が「一条工務店で値引きする4つの方法」です。
- 友達紹介で20万円相当のオプションを貰う
- 法人割引で建築費を2~3%値引き
- 親族割引で建築費を1.5%値引き
- 工場見学で10~30万円のオプションを貰う
とは言え、全ての人が使える方法は「④」のみです。
仮に最大の値引き幅である「法人割引 3%」が使えても、建物代2,000万円だと
一条工務店でお家を安く建てるには、契約タイミングと間取り設計が重要になる
- 充実したキャンペーン開催時に仮契約する
→タウンライフ家づくりで情報収集する - 間取りのムダを削る
→間取りの作成サービスを活用する
例えば「①」は、我が家だと計166万円相当のオプションを無料で採用できました。
「②」は、間取りプランを少し工夫するだけで、お家を簡単に1~2坪はコンパクトにすることができ、建築コストを約80~160万円も安くすることができます。