タマホームの安さは魅力的だけど、将来的なメンテナンス費用なども考えると、一条工務店の方が良いのかな…。
本記事は、マイホームを「一条工務店」で建てたいけど、
- タマホームの建築コストの安さを魅力的に感じる…
- タマホーム派の家族を説得して、一条工務店で建てたい…
- 50年間の住居費は、一条工務店とタマホームではどちらが安いのか知りたい…
とお悩みの方に向けた記事です。
この記事を書いている僕は、実際に一条工務店とタマホームを比較し、悩みに悩んだあげく、最終的に「一条工務店のアイスマート」でマイホームを建てました。
僕の結論は『60年間のランニングコストを込みにして比べると、一条工務店が割安である』です。
その理由は、一条工務店の「屋根」と「外壁」に高耐久の素材が使われているため、将来かかるメンテンナンス費用を安く抑えられるからです。
例えば「外壁材」を比較しても、一条工務店の公式サイトで「60年間で約740万円もコスト節約になる!」というシミュレーション結果が掲載されています。
加えて、一条工務店の住まいは気密性・断熱性が高いことから、日々の電気代を安く抑えられることも魅力の1つです。
そして更に、一条工務店では「太陽光パネル」を他社より安く購入できるため、売電収入によって「およそ364万円」もの利益が出る見込みです。
坪単価を元に比較すると「タマホームの安さ」に魅力を感じるものの、「どれだけの期間で、どこまで考慮して比較するか」で答えが大きく違います。
坪単価 | 建築コスト (32坪) | |
---|---|---|
タマホーム | 50万円 | 1,600万円 |
一条工務店 | 75万円 | 2,400万円 |
そこで本記事では、僕が実際に行った「トータルの住居費」のシミュレーションも含めつつ、一条工務店とタマホームの比較します。
なお、本記事は「我が家のケースで、僕の見解」を元に作成しているため、あなたが「どういった家を建てたいか」や「どのモデルを選ぶか」でも答えが違うことをご了承ください。
そのため詳しい価格は、 タウンライフ家づくり でオリジナルプラン(間取りや見積書)を依頼し、実際のシミュレーション結果を元に判断して下さい。
当ブログの管理人
タマホームでマイホームを建てる「2つの魅力」
まず最初に『タマホームでマイホームを建てる2つの魅力』を解説します。
ひとことで言うと「ローコスト住宅の安さ」が最大の魅力です。
ですが、注意すべきが「建築コストの安さ=生涯の住居費の安さではない」という点です。
その理由は「建築コスト」は生涯の住居費における氷山の一角でしかなく、マイホームで最もお金がかかるのは「家を建てた後」だからです。
具体的には「メンテナンス費用、光熱費、保険、税金」などが挙げられます。
例えば「家は安く建てられたけど、メンテナンス費用や電気代が高くなってしまう住まいで、生涯の住居費が高くなる」というケースが考えられますよね。
そのため、見た目の安さだけではなく「生涯の住居費」を元に判断するようにして下さい。
その1:坪単価50万円の圧倒的な安さ
タマホームの1つ目の魅力は『坪単価50万円の圧倒的な安さ』です。
その理由はシンプルで、タマホームは「コスト削減」を徹底的に行う住宅メーカーで、建築コストの安さで勝負しているからです。
そこで「タマホームは、なぜ安いのか?」というと、その理由は3つです。
- 設備・部材の大量仕入れで原価を下げる
- 工事期間を短く、最短で家を建てる
- 営業が設計・デザインし、人件費を節約
では「タマホームと一条工務店だと、どれだけ建築コストに差があるのか?」と言うと、下記の通りです。
一条工務店 75万円 | タマホーム 50万円 | |
---|---|---|
25坪 | 1,875万円 | 1,250万円 |
30坪 | 2,250万円 | 1,500万円 |
35坪 | 2,625万円 | 1,750万円 |
40坪 | 3,000万円 | 1,000万円 |
45坪 | 3,375万円 | 2,250万円 |
例えば「予算2,250万円」だと、一条工務店では30坪が限界でも、タマホームだと45坪と10坪(=約20帖)も大きな家を建てられることが分かります。
ここで注意すべきが、上記は「建物価格のみ」だということです。
実際に家を建てるとなると、他に「オプション費+土地代+税金」など、色んなお金がかかります。
特に「標準仕様の内容」や「オプション価格」は住宅メーカー毎に異なるので、詳しく知りたい方は タウンライフ家づくり で見積り書を取り寄せて判断しましょう。
タウンライフ家づくりは「たった3分の手続き」で、全国1,000社の住宅メーカーへオリジナルプランの設計を依頼できるサービスです。
全てのサービスが無料で使えるので、家づくりの情報収集に活用すると便利ですよ。
その2:工期が短く、家賃が安くなる
タマホームの2つ目の魅力は『工期が短く、家賃が安くなる』です。
その理由は、工事を外注業者に依頼するのではなく、自社で行うことで「約6ヶ月間」という短期間で家を建てられるからです。
例えば「賃貸アパートで暮らす人」は、工事期間が長くなるほど、家賃を支払う期間も長くなり、住居費の負担額が大きくなります。
そこで、タマホームと一条工務店の工期を比較すると、おおよそ「半年~1年間」もの違いがあり、下記の通りです。
目安の工期 | 家賃(8万円) | |
---|---|---|
タマホーム | 6カ月 | 48万円 |
一条工務店 | 1年~1年半 | 96~144万円 |
他社の平均 | 10カ月~1年 | 80~96万円 |
アパートの家賃が「月/8万円」だとすると、タマホームで建てると「約50〜100万円」の家賃を支払わなくてよくなります。
では「一条工務店は、なぜ工期が長いのか?」と言うと、フィリピンにある自社工場で部材を作るため、下記の理由で時間を要するからです。
- フィリピン工場の順番待ち
- 日本へ輸入する順番待ち
- 下請け業者の順番待ち
つまりタマホームは、他社よりも短い工期で家が建てられるため、「家賃」でも安さが魅力の住宅メーカーだと言えますね。
ここまでの話をまとめると、タマホームで家を建てる最大の魅力は「建築コストの安さ」です。
- 坪単価50万円の圧倒的な安さ
- 工期が短く、家賃が安くなる
ここで注意すべきは、建築コストは「氷山の一角」と言うことです。
具体的には、本当にお金が必要なのは「住んだ後のメンテナンス費用や光熱費、保険、税金」なんですよね。
そこで「住んだ後にかかるお金」も加えて住居費をシミュレーションしたところ、一条工務店がお得であることが分かったため、我が家は一条工務店でマイホームを建てました。
ここからは、下記の3つのパートに分けて、我が家が「一条工務店を選んだ理由」を解説します。
一条工務店を選んだ理由
- コストパフォーマンスが高い「4つの理由」
- 生涯の住居費は、タマホームより安い「4つの特徴」
- 契約する決め手となった「3つの理由」
読み進めると「タマホームで注文住宅を建てる予定だったにも関わらず、+800~1,000万円も高くなる一条工務店と契約した理由」が分かります。
特に「タマホームの安さ」と「一条工務店の性能・品質」を比較してお悩みの方は、参考になるはずです。
【一条工務店】コストパフォーマンス重視の家づくり「4つの特徴」
一条工務店の最大の魅力である「コストパフォーマンスの良さ」を下記の4つを元に解説します。
一条工務店は「コストパフォーマンス」に優れた住宅メーカーですが、全ての人にオススメできるわけではありません。
その理由は「建てたい家の条件」によっては、一条工務店が割高な住まいになる可能性があるからです。
下記で「どういった人に一条工務店が向いているのか?」を解説したので、本記事を読んで判断して下さい。
その1:標準仕様が充実している
一条工務店がコストパフォーマンスに優れている1つ目の特徴は『標準仕様が充実している』です。
その理由は、一条工務店では「モデルハウス仕様」の住まいを標準仕様で作ることができ、高級な設備や仕様を追加料金なしで採用できるからです。
代表的な「一条工務店の標準仕様」は、下記の通りです。
- 全モデルで「耐震等級3」をクリア
- 業界最高クラスの「高気密・高断熱」
- 高断熱に欠かせない「3枚窓+ハニカムシェード」
- 快適&省エネの換気「ロスガード」
- 真冬でも快適な「全館床暖房」
- 最高品質の「キッチン・洗面台・シューズBOX」
- 修繕コストが安い「全面タイル外壁」
- 修繕コストが安い「ガルバリウム屋根」
例えば「⑤全館床暖房」は、名前の通りで「部屋・廊下・トイレ・風呂など」に床暖房が設置され、家全体を暖かくできる全館空調です。
このような全館空調を導入するには、一般的に「約100~200万」といった高額なオプション費用がかかります。
他にも「②高気密・高断熱」や「⑦全面タイル外壁」も、同じく100万円超えのオプション費用がかかるケースが大半です。
ですが一条工務店では、これらを追加料金なしで採用できるので、かなりコストパフォーマンスに優れています。
そこで、一条工務店の「標準仕様の設備」について詳しく知りたい方は「【一条工務店】9つの標準仕様|有料オプションがいらない家づくり」の記事を参考にしてください。
【一条工務店】9つの標準仕様|有料オプションがいらない家づくり
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その2:大満足する高品質な設備
一条工務店がコストパフォーマンスに優れている2つ目の特徴は『大満足する高品質な設備』です。
その理由は、一条工務店は「設備や仕様の種類」を最小限にすることで生産コストが下がり、良いモノを安く作ることができるからです。
例えば、住まいの設備(キッチンや洗面化粧台、シューズボックス、風呂など)は、1モデルごとに「1種類のみ」です。
カラーは「3~4色」から選べるものの、一般的な住宅メーカーと比較すると、選べる種類が少ないと感じるはずです。
このように一条工務店では「設備や仕様の種類」を減らし、生産コストを下げることで「高品質・高性能の住まい」を割安な価格で建てることができます。
その3:安心して暮らせる耐震等級3の住まい
一条工務店がコストパフォーマンスに優れている3つ目の特徴は『安心できる耐震等級3の住まい』です。
その理由は、一条工務店が建てる「全ての間取り・全てのプラン」で耐震等級3をクリアしており、耐力壁などを追加しても標準仕様に含まれるからです。
そもそも「耐震等級3」とは、建築基準法で決められている最低基準(=耐震等級1)よりも「1.5倍の耐震性」を持つ住まいのことです。
「耐震等級3」をアピールする住宅メーカーは多いものの、いざ間取りを設計を行うと「耐震等級3を下回る家になってしまう」ことが多いので、必ず確認して下さい。
例えば「リビングを広く設計する」と耐震等級2の住まいになり、耐震等級3を満たすためには「耐力壁」や「柱」を追加料金を支払って追加しなければならないケースが多いです。
ですが一条工務店では「全ての間取り・全てのプラン」で耐震等級3をクリアしており、追加料金が発生することもないので安心です。
ちなみに一条工務店では、有料オプションの「2倍耐震(坪/3,000円)」を採用すると「耐震等級5相当の住まい」を作ることもできます。
一条工務店の2倍耐震については「【一条工務店】2倍耐震(ミッドプライウォール)で地震に強い家に~デメリットはないのか~」の記事を参考にして下さい。
【一条工務店】2倍耐震(ミッドプライウォール)で地震に強い家に~デメリットはないのか~
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その4:工場生産で高品質な家を安く作れる
一条工務店がコストパフォーマンスに優れている4つ目の特徴は『工場生産で高品質な家を安く作れる』です。
なぜなら、一条工務店の家づくりは「全体の80%」を自社工場で完成させるため、現地ではパーツを繋ぎ合わせるだけで、家の大枠が完成するからです。
「工場生産」を行うメリットは、下記の4つです。
- 雨、雪、湿度で部材が濡れない
- 熟練技能者が作るため、品質が高い
- 専用の機械で作るため、品質が安定する
- 生産コストを安く抑えられる
例えば「外壁」は、タイル・窓・断熱材などが取り付けられた状態で工場から出荷され、現地では壁と壁を繋ぎ合わせるだけで家の外枠が完成します。
参考までに、下記は「我が家の上棟時」の写真です。
そのため「上棟→屋根を掛ける」までにかかる期間は「わずか3日間」と短いため、壁や床、断熱材などが雨で濡れてしまうリスクも最小限に抑えられます。
このように、工場生産を行う一条工務店では「作業員の技量のバラツキ」や「現場の天候」などの影響を最小限にすることで、高品質の家を安定的に作ることができます。
一条工務店は「コストパフォーマンス」や「品質」に優れているとは言え、建築コストはタマホームより「約800~1,000万円」も高いです。
そのため、中には「建築コストが高くて、一条工務店で建てるのは難しい…」と考える人が中にはいますが、実はそうとも言い切れません。
なぜなら、実際に建築コストは高くなるものの、生涯の住居費を試算すると、実は一条工務店の方が安くなる見込みだからです。
詳しくは、下記のパートで詳しく解説します。
【一条工務店】生涯の住居費は、タマホームより安くなる「4つの特徴」
続いて「生涯の住居費」を試算すると、実は一条工務店の住まいが安くてお得だと言える「4つの特徴」を解説します。
一条工務店は、30~60年間で「太陽光の売電収入」や「メンテナンス費用」、「電気代」などでお得になる住まいです。
その理由は、一条工務店は「屋根材・外壁材の耐久性の高さ」や「省エネ性の高さ」により、長く住むほどローコスト住宅より割安になる住まいだからです。
仮に、建築コストを安く抑えられても、将来的に必要となる「メンテンナンス費用」や「電気代」が割高で、後からお金がかかる住まいでは意味ないですよね。
マイホームでは「建築コスト」は氷山の一角で、本当にお金がかかるのは「家を建てた後」だと言われています。
その1:太陽光の売電収入で「+364万円」
一条工務店が割安な住まいである1つ目の特徴は『太陽光の売電収入で+364万円の利益が得られる』です。
一条工務店では、太陽光パネルを他社よりも「割安な価格」で購入できるため、より多くの売電収入が得られる見込みです。
その理由は、一条工務店は太陽光パネルを「自社工場」で大量生産しているため、生産コストを安く抑えられるからです。
ちなみに、我が家の太陽光パネル「11Kw」を元にした売電シミュレーションは、下記の通りです。
およそ「約9年7カ月」で222万円の導入コストを回収でき、その後の30年間で「+364万円」の売電収入が入る見込みです。
- 春:1万7,000円
- 夏:2万5,000円
- 秋:1万7,000円
- 冬:8,000円
→ 「年/25万円」の売電収入
このように、一条工務店は太陽光パネルを安く買えるため、一般的な太陽光パネルよりも売電収入が多くなる傾向にあります。
ちなみに、タマホームでは「どこのメーカーの、どの太陽光パネルを選ぶか?」で、導入コストや発電効率が変わってくるので、確認した上で判断して下さい。
その2:屋根材のメンテナンス費用が安い
一条工務店が割安な住まいである2つ目の特徴は『屋根材のメンテナンス費用が安い』です。
一条工務店では、屋根に「屋根一体型の太陽光パネル」を採用すると、屋根のメンテナンス費用を0円に抑えることができます。
その理由は、屋根一体型の太陽光パネルの表面には「強化ガラス」が使われており、ガラスは「雨・風」で劣化しないメンテナンスフリーの素材だからです。
例えば「築100年を超える古民家」は、屋根材や外壁材に劣化が見られるものの、窓ガラスの「ガラス部分」はほとんど劣化せずに綺麗ですよね。
そこで、一般的な屋根材である「スレート」と60年間のメンテンナンス費用を比較すると、下記の通りです。
- 強化ガラス:0円
- スレート :300~400万円
タマホームでは、屋根材に「スレート」を使うケースが多く、60年間のメンテナンス費用は「300~400万円」ほどかかる見込みです。
表面が「ガラス素材」と聞くと「ヒョウなどが当たって、強化ガラスが割れないの?」と心配される人がいるかもしれませんが、大丈夫です。
その理由は、強化ガラスなので簡単には割れないことと、もしもガラスが割れてしまったら「家の火災保険」を使って、保険で修理できるからです。
つまり、屋根一体型の太陽光パネルは、普段は「太陽光パネル」として発電し、もしも割れたら「屋根材」として保険で修理できる良いとこ取りの商品なんですよね。
その3:外壁のメンテンナンス費用が安い
一条工務店が割安な住まいである3つ目の特徴は『外壁のメンテンナンス費用が安い』です。
その理由は、外壁材に「タイル」を標準仕様で採用でき、耐久性が「60年間」という高寿命の外壁材だからです。
ローコスト住宅で採用率が高い外壁材の「サイディング」の耐久性は、およそ「30年間」です。
そこで、一条工務店の公式サイトを確認すると「タイルとサイディングのメンテナンス費用」が比較されており、下記の通りです。
- 全面タイル : 約68万円
- サイディング:約809万円
メンテナンス費用が「740万円」も安くなる理由は、タイルはサイディングと違って「定期的な塗り直し」が不要だからです。
では「なぜタイルを採用する住宅メーカーが少ないのか?」というと、一般的にタイル外壁は「100~200万円」はする高級オプションだからです。
ですが一条工務店では「標準仕様の外壁材」として、タイルを採用できるので、メンテナンス費用を安く抑えたい人におすすめです。
一条工務店のタイル外壁については「【標準タイル vs ハイドロテクト】一条工務店のタイル外壁を決める9つのポイント」の記事を参考にして下さい。
【標準タイル vs ハイドロテクト】一条工務店のタイル外壁を決める9つのポイント
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その4:高気密・高断熱で省エネ性が高い
一条工務店が割安な住まいである4つ目の特徴は『高気密・高断熱で省エネ性が高い』です。
その理由は、一条工務店は業界トップクラスの「気密性・断熱性」を誇るため、真夏や真冬でも外気の影響を最小限に抑えられるからです。
一条工務店では、高性能ウレタンフォームを「壁・床・天井」の全面に採用することで、外気温の影響を受けにくい住まいを作れます。
具体的には、夏や冬でも最小限の空調運転で快適に暮らせるため、真冬の電気代も「月/約2万円」と安く抑えられます。
- 一条工務店 :約2万円
- ローコスト住宅:約3万円~
そして、一条工務店は「高気密(=ほぼ隙間が無い)」の住まいなので、「夏の熱気・冬の冷気・梅雨の湿気・害虫」などの侵入も防げます。
大手ハウスメーカーの「気密性(C値)」と「断熱性(Ua値)」を比較すると、下記の通りです。
Ua値 (断熱性) | Q値 (断熱性) | C値 (気密性) | |
---|---|---|---|
一条工務店 | 0.25 | 0.51 | 0.59 |
三井ホーム | 0.43 | 1.61 | 2.00 |
スウェーデンハウス | 0.43 | 1.32 | 0.71 |
セキスイハイム(木造) | 0.46 | 1.60 | 0.99 |
桧家住宅 | 0.56 | 1.90 | 5.00 |
セキスイハイム(鉄骨) | 0.61 | 2.20 | 2.00 |
住友林業 | 0.75 | 1.91 | - |
積水ハウス | 0.75 | 2.40 | - |
ミサワホーム | 0.75 | 2.4 | - |
パナソニックホームズ | 0.87 | 2.7 | - |
ヘーベルハウス | 0.87 | 2.7 | 5.00 |
トヨタホーム | - | 1.86 | 5.00 |
このように一条工務店では、業界トップクラスの気密性と断熱性を持つ住まいを「標準仕様」で建てることができます。
他社の住宅メーカーで、同等クラスの気密性・断熱性の住まいを建てるには、断熱材に「約50~100万円」の追加料金がかかるケースが多いです。
家づくりでは「気密性」と「断熱性」が何よりも重要なので、業界トップクラスの性能を持つ住まいを標準仕様で建てられる一条工務店は、かなりコストパフォーマンスが高いと言えます。
ここまでの話をまとめると、一条工務店の建築コストは、タマホームよりも「800~1,000万円」ほど高くなるものの、メンテナンス費用や省エネ性を加味すると、実はお得な住まいだと言えます。
ローコスト住宅と比較した場合に「一条工務店のメンテナンス費用がどれだけ安くなるか?」と言うと、下記の通りです。
- 外壁材:「約740万円」の節約
- 屋根材:「約300万円」の節約
そして、他にも「太陽光の売電収入」や「省エネ住宅による節電効果」も、住居費の節約に繋がります。
つまり一条工務店の住まいは、建築コストはローコスト住宅より高くなるものの、60年間の住居費で比較すると「割安」になることが分かります。
ですが、上記は「我が家のシミュレーション」なので、全ての人に当てはまるわけではありません。
家づくりの条件は人それぞれ違うので、自分たちのケースを元に60年間の住居費を知りたい方は タウンライフ家づくり から各社へ確認して下さい。
【一条工務店】契約する決め手となった「3つの理由」
最後に、一条工務店と契約する決め手となった「3つの理由」を解説します。
マイホームを「少しでも安く買いたい」という人は「①キャンペーン割引」をこまめにチェックするようにして下さい。
その理由は、一条工務店のキャンペーンは毎月のように変更されるので「どのタイミングで契約するか?」がスゴく重要だからです。
例えば「先月までに契約していれば、××万円相当のオプションが無料で貰えた」といったケースで損することもあるので、営業担当に定期的に確認するようにして下さい。
その1:キャンペーン割引で割安に買えた
一条工務店と契約した1つ目の決め手は『キャンペーン割引で割安に買えた』です。
その理由は、キャンペーン特典が充実しており、そのタイミングで契約すると「合計121万円」相当のオプションを無料で貰えたからです。
- 天井埋込型ナノイー : 5万円
- カップボード :30万円
- グレイスシリーズの住設:86万円
そのため、我が家は「アイスマート(坪単価75万円)で契約したにも関わらず、完成形はほぼグランスマート」というコスパ抜群の住まいを建てられました。
下記のグレイス設備は「グランスマート」や「グランセゾン」では標準仕様ですが、「アイスマート」だとオプション対応の設備です。
一条工務店のキャンペーン内容は、毎月のように変更されるため、「いつ契約するか?」で建築コストが何十万〜何百万円も変わります。
キャンペーン内容が定期的に変更されるのは、一条工務店に限らず、どこの住宅メーカーも同じです。このようなお得情報は、地道に調べるしか方法がないので、小まめに営業担当に確認するようにしましょう。
その2:「値引きしない」姿勢が好印象だった
一条工務店と契約した2つ目の決め手は『値引きしない姿勢が好印象だった』です。
一条工務店では「値引き」という仕組みがなく、全てのお客さんが同じ価格で家を購入します。
その理由はシンプルで、値引き交渉によって「得した・損した」などの価格の優劣を無くし、お客さん間の公平性を保つためです。
例えば、同じ時期に同じグレードの家を買っているのに、AさんとBさんで価格が違えば不公平ですし、高く購入した人は不満を感じますよね。
このような「全てのお客さんを公平に扱う」という、住宅メーカーの真摯な姿勢に魅力を感じたのも、一条工務店で契約した1つの理由です。
その3:60年後も快適に暮らせる住まい
一条工務店と契約した3つ目の決め手は『60年後も快適に暮らせる住まい』です。
その理由は、一条工務店の住まいは「60年後も快適に暮らせる」ことを約束しており、子供や孫の世代にも引き継げるほど長持ちする家だからです。
その証拠に、一条工務店の住まいでは「高耐久の素材」を各所に使用しており、下記の通りです。
部材 | 耐久性 | |
---|---|---|
外壁 | タイル | 60年 |
屋根 | 強化ガラス(太陽光) | 半永久 |
断熱材 | ウレタンフォーム | 60年 |
シロアリ対策 | 加圧注入 | 75年 |
例えば、新築の時は快適でも20年・30年という年月の経過に伴って、住まいの快適性が損なわれてゆく住まいが多いのも事実です。
そのため、一条工務店の家は「老後も快適に暮らせる家」や「子供に引き継げる家」であることがマイホームを建てる決め手になりました。
【結論】一条工務店の住まいは、条件が合う人はコストパフォーマンスが高い
本記事の結論は『一条工務店の住まいは、条件が合う人はコストパフォーマンスが高い』です。
ですが「全ての人」が対象ではなく、中には一条工務店で建てると「損する人」もいるので、注意して下さい。
その理由は、標準仕様の導入コストは全て坪単価に含まれており、有料で購入しているのと変わらないからです。
例えば「一条工務店の標準仕様」は、下記の通りです。
- 全モデルで「耐震等級3」をクリア
- 業界最高クラスの「高気密・高断熱」
- 高断熱住宅を作る「3枚窓+ハニカムシェード」
- 快適&省エネの換気「ロスガード」
- 真冬でも快適な「全館床暖房」
- 最高品質の「キッチン・洗面台・シューズBOX」
- 修繕コストが安い「全面タイル外壁」
- 修繕コストが安い「ガルバリウム屋根」
ここでの問いが「これらの設備・仕様は、有料でも欲しいですか?」です。
なぜなら「自分たちが考えるマイホーム」が一条工務店の標準仕様と近いのであれば、一条工務店を選ぶとかなりお得だからです。
その一方で、一条工務店の標準仕様に「不要な設備」が多く含まれるほど「割高の住まい」になるので注意して下さい。
- 一条の標準仕様が欲しい →「割安・お得」
- 一条の標準仕様がいらない→「割高・損」
つまり、一条工務店が提供する標準仕様が自分たちの家づくりの条件に「合うか・合わないか」で判断するようにして下さい。
例えば「高気密・高断熱の家に住みたいけど、一条工務店ほどの標準仕様は不要で、建築コストを安くしたい」という人なら、アイフルホームがおすすめです。
その理由は、一条工務店と同等クラスの気密性・断熱性を誇るにも関わらず、タマホームとほぼ同じ価格帯で建てられるからです。
このように、世の中には色んな住宅メーカーが存在するので、まずは タウンライフ家づくり を使って、各社を比較してみると良いでしょう。
手続きは「たった3分」と簡単なので、契約後に「知らなかった…」と後悔しないためにも使っておきましょう。