こんな疑問に答えます。
記事の結論は『直近3~4年で家を建てる予定の人は、できるだけ早く買った方が良い』です。
2021年は毎月のように、坪単価が値上がりし続けました・・・( ゚Д゚)
そして最大の問題は『上がった坪単価が下がる事は無い』と言うこと。
コレは「営業マン10人に聞けば、10人が同じ答えを返す」業界人なら誰もが知る常識です。
ウッドショックの最新情報を本記事で、詳しく解説します。
【全24社】住宅メーカーにウッドショック直撃【最新情報から分かる現状と見通し】
まずはウッドショックをサクッと解説します。
世界中で「木材不足→木材価格が高騰」で、住宅メーカーに大きな影響が出ています。
過去の価格だと「300~500ドル」で推移していた木材価格ですが、ウッドショックの影響で「1,670ドル」まで高騰しました。
ウッドショックが起きた原因は、下記の3つです。
- 世界中の新築需要が増加
→ 木材需要が急激に増えた - コンテナ不足で木材が輸入できない
→ コロナの通販需要の増加で、荷運び用コンテナ不足 - 木材の買い占めで価格が高騰
→ 企業・投資家の買い占め
最終的に木材価格は「安値→高値」で最大で6倍まで高騰し、特にSPF材(2×4工法・2×6工法の木材)はたった3か月で価格が2倍以上にまで高騰です・・・。
大きな影響を受ける住宅メーカーが多く、中には影響ナシの住宅メーカーもあるため『全24社の住宅メーカーのウッドショックの影響』を記事にまとめました。
坪単価は、毎月のように更新されるため こちら から最新情報をご確認ください。
積水ハウス | へーベルハウス | 三井ホーム |
住友林業 | 一条工務店 | 住友不動産 |
タマホーム | ヤマト住建 | アイ工務店 |
パナホーム | ダイワハウス | トヨタホーム |
ミサワホーム | 檜屋住宅 | アエラホーム |
アキュラホーム | セルコホーム | セキスイハイム |
レオハウス | ヤマダホームズ | 富士住建 |
スウェーデンハウス | アイフルホーム | アイダ設計 |
【積水ハウス】ウッドショックで「坪単価+1.5~5万」値上げ
積水ハウスは、ウッドショックで『坪単価+1.5~5万』の値上げをしました。
「木造・鉄骨」で影響は異なり、下記の通りです。
- 木造:シャーウッド
→+100~150万(坪単価+3~5万) - 鉄骨:イズ・シリーズ
→+50万前後(坪単価+1.5万)
積水ハウスは2021年には「4月・6月・8月」と計3回に分けて坪単価を値上げしており、9月は『現状維持』にとどまりました。
注意点は「ウッドショックの値上げ=家の構造体の価格だけ」という点です。
つまり構造体以外の木材(床材・天井・住設)はどうにか価格を維持しており、今の時点では坪単価に反映しておりません。
最新の坪単価は、下記を使ってご確認くださいm(_ _)m
今後は「構造体以外の木材も値上げされ、更に建築コストが高くなる」可能性が考えられます…。積水ハウスで鉄骨を検討する人も要注意ですよ。
- 現状 :坪単価「+1.5~5万」値上げ
- 見通し:構造体以外の木材の値上げ
【ヘーベルハウス】鉄骨メーカーはウッドショックの影響ナシ
ヘーベルハウスは、ウッドショックの影響を受けていません。
2021年にウッドショックで木材が急騰して以来、坪単価をキープし続けています。
その理由は、下記の2つです。
- 「ヘーベルハウス=鉄骨」で影響が小さい
- 価格は『5月・11月の半年ごと改定』
ウッドショックで値上がりした木材は「構造材」のため、「構造材=鉄骨」のヘーベルハウスへの影響はありません。
契約後の坪単価の固定なので、「契約→打合せ→引き渡し」の間に追い金が必要になるケースも心配無用です。
ヘーベルハウスも、しばらくはウッドショックの影響が出ない見通しで考えているようですね。
- 現状 :鉄骨メーカーで影響ナシ
- 見通し:今後も値上げ予定ナシ
【三井ホーム】ウッドショックで10月・12月に値上げの見通し
三井ホームは『ウッドショックで値上げする可能性が高い』とのことです。
2021年4月のウッドショックから「4月→9月」で、既に坪単価「+5万」の値上げ済みです。
住宅メーカーの営業マンには、ここから更に値上げする可能性が高いと聞きました。この事業規模の住宅メーカーでも耐えられないとは、衝撃の大きさを肌で感じます。
なお建設の納期遅れは、現状ありません。
- 現状 :坪単価「+5万」値上げ
- 見通し:更なる値上げの可能性が高い
【住友林業】ウッドショックで「坪単価+2万」値上げ
住友林業は2021年のウッドショックで『坪単価 +2万』値上げしました。
「住友林業=木の家」で、木材をふんだんに使った家です。
「ウッドショックの影響が大きい」であろうにも関わらず、住友林業の坪単価の値上げ幅が小さい理由は、下記の通りです。
- 日本最大の「木材」商社
- 住宅より木材の仕入れが本業
本業が「木材」商社のため、独自の供給ルートに強みを生かして「価格・納期」の影響をカバーしています。
住友林業の企業スタイルは良心的で、下記の通りです。
- 木材原価:+3万の値上げ
- 坪単価 :+2万の値上げ
坪単価の値上げ幅が小さい理由は『木材価格の値上げを企業がカバーする』というお客様ファーストの企業スタイルだからです。
ですが、木材の仕入れ・販売が本業なので、売上・利益へ大きなダメージがあることに間違いありません。
ハウスメーカーの坪単価は、毎月のように更新されます。2022年の最新の情報は、下記よりご確認くださいm(_ _)m
- 現状 :坪単価「+2万」値上げ
- 見通し:値上げ予定ナシ
【一条工務店】ウッドショックの影響ナシ
一条工務店はウッドショックの影響を受けていません。
- ウッドショック以降も坪単価の値上げナシ
- 「着工・棟上げ」の遅れナシ
一条工務店は家を建てるエリア(都道府県)毎に、坪単価の設定が少し異なるので営業マンに要確認です。(ちなみに東京エリアは1度だけ値上げしたそうです…)
一条工務店が木材の住宅メーカーにも関わらず、ウッドショックで値上げしていない理由は下記の通りです。
- フィリピン工場に膨大な在庫アリ
→「1㎞×1㎞」の超巨大工場に木材を保管 - 企業方針が「坪単価を上げない」
→仮契約後の坪単価は固定される - 自社製造で「木材→運搬」不要
→「材料仕入→他社工場の送る→再納入」のコスト削減
懸念点は「一条工務店の坪単価の見直しは、毎月行われること」です。
一条工務店の営業マン自身も翌月の坪単価が「上がるか・維持か」は知らされておらず、新しい月に切り替わるまで分かりません。
「2×4工法・2×6工法」で使うSPF材は「アメリカから輸入→フィリピンで加工」といった流れで輸入されているので、『フィリピン工場の在庫が無くなると坪単価が上がるのでは?』と僕は考えています。
- 現状 :坪単価の値上げナシ
- 見通し:値上げ予定は不明
【住友不動産】ウッドショックで「坪単価+2~4万」値上げ
住友不動産は、ウッドショックで坪単価を既に『+2~4万値上げ』しました。
驚くべき点は「契約済みの人も値上げの対象」だということ。
契約後に140万(坪単価 4万×35坪)の値上げは、かなりキツイですよね・・・。
とは言え、契約書には「契約後・着工後に工期および金額が変更になる可能性があることに合意する」といった文言が書かれているのでルール違反ではありません。
- 現状 :坪単価「+2~4万」値上げ+契約後の追い金
- 見通し:不明
【タマホーム】ウッドショックで「1棟/40~50万」値上げ
タマホームはウッドショックで『1棟あたり40~50万の値上げ』をしました。(2021年5月・6月に実施済み)
坪単価としてカウントするのではなく、1棟あたりの値上げです。
一般的な35坪の家だと、坪単価が「+1.1~1.4万」ほど高くなるイメージですね。
タマホームの家は「国産木材 8割、外国木材 2割」の割合で使用しています。
「ウッドショック=海外の木材の高騰」なので影響が小さいはずのタマホームすら値上げするのは、ウッドショックの被害の大きさを実感するポイントですよね・・・。
今後の懸念に対する見通しは、下記の3ステップです。
- 外国木材を使う住宅メーカーが国産木材を買う
- 国産木材が値上がりする
- タマホームの坪単価が上がる
今ままでは海外の木材を使っていたが国産の木材に切り替えているハウスメーカーが多いので、国産の木材の仕入れコストが高くなる可能性が高いです。
タマホームの坪単価は毎月のように更新されます。営業マンも翌月になるまで分からないので、下記よりご確認くださいm(_ _)m
- 現状 :1棟「40~50万」値上げ
- 見通し:国産木材の動向で変化
2022年の「最新の坪単価」は、こちらから問い合わせてねっ!
【ヤマト住建】ウッドショックで「坪単価+5万」値上げ
ヤマト住建はウッドショックで『坪単価 +5万』値上げしました。
- 2021年4月:坪単価 +3万の値上げ
- 2021年6月:坪単価 +2万の値上げ
ヤマト住建はウッドショック以降、坪単価の上昇が止まりません・・・。
中には「上棟が遅れている家もある」という情報も耳にします。
「契約後の坪単価は固定する」というルールがヤマト住建にはあるので、早く契約しておく方が良いかもしれません。
- 現状 :坪単価「+5万」値上げ
- 見通し:更に値上げ予定あり
【アイ工務店】ウッドショックに耐えるも「坪単価+3~4万」値上げ
アイ工務店は『10月に坪単価+3~4万の値上げ』に踏み切る見通しです。
- 4~9月:坪単価 値上げナシ
- 10月 :坪単価 +3~4万の値上げ予定
ちなみにアイ工務店が仕入れる木材原価は「+5~6万」ほど値上げされています。
ですが「坪単価 +3~4万」で済んでいる理由は、差額をアイ工務店が負担しているからと聞きました。良心的な住宅メーカーです。
- 現状 :坪単価の値上げナシ
- 見通し:10月に坪単価「+3~4万」値上げ
【パナソニックホームズ】鉄骨住宅でウッドショックの影響ナシ
パナソニックホームズは鉄骨の住宅メーカーのため、ウッドショックの影響は小さいです。
パナソニックホームズの坪単価の推移は、下記の通りです。
- 構造体 : 鉄骨
→ 2021年は値上げナシ - 構造体以外 : 木材(床材・天井など)
→ 9~11月に値上げ
「2021年10月に1.2~1.5%の値上げ(構造体以外の木材)」を行いました。
仮に2,000万円の家だと「2000万×1.5%=30万」ほどと、坪単価でいうと+1万弱の値上げです。他社の住宅メーカーに比べて、値上げ幅は小さめですね。
- 現状 :10月に1.2~1.5%の値上げ
- 見通し:不明
【ダイワハウス】ウッドショックで「坪単価+1万」の値上げ
ダイワハウスはウッドショックで『坪単価+1万』を値上げしました。
他社より値上げ幅が小さい理由は、下記の通りです。
- 企業規模
→ 莫大な資金力で耐える力が高い - 複数事業で安定
→「賃貸・店舗・マンション」など
「戸建て住宅」専業の住宅メーカだと「ウッドショック=大ダメージ」ですが、複数の不動産事業を展開するダイワハウスは安定度が強みですね。
- 現状 :坪単価「+1万」値上げ
- 見通し:不明
【トヨタホーム】ウッドショックの値上げはナシ、今後に注意
トヨタホームはウッドショック以降、坪単価の値上げを行っていません。
その理由は、下記の通りです。
- 鉄骨メーカーで、構造体に木材を使っていない
- 構造体以外の木材は、値上げが行われていない
注意すべきは「4月・10月」と1年で2回行われる商品改定のタイミングです。
主には「家の新設備・新機能」が発表されるケースが多いですが、商品改定という名目で『坪単価の値上げ』を一緒に行う可能性は考えられます。
- 現状 :坪単価の値上げナシ
- 見通し:値上げ予定ナシ
【ミサワホーム】ウッドショックで「坪単価+3万」の値上げ
ミサワホームはウッドショック以降で「坪単価 +3万」の値上げを行いました。
現時点で値上げは「1回のみ」で、今後は「価格を維持する」見通しとのことです。
その理由は「フィンランドの木材を使うミサワホームの強み」で、下記の通りです。
- 1年間の伐採量が「成長量」以下にすること
- 日本の世界中からの全木材輸入量 1500万m³ < 年間成長量 1億m³
- 伐採できるのは、樹齢70年以降の木材
ウッドショックの中心地は「アメリカ・中国」に加え、その木材を輸入する各国です。
ミサワホームは「フィンランド→日本」で木材の輸入ルートを確保できているので、少し安心ですね。
- 現状 :坪単価「+3万」値上げ
- 見通し:フィンランドより木材を安定供給
ですが、ハウスメーカーの坪単価は毎月のように更新されるので注意して下さい。2022年の最新の情報は、下記より確認できますm(_ _)m
【檜家住宅】ウッドショックで「坪単価+3万」の値上げ
桧家住宅はウッドショック以降、坪単価を「+3万(計2回)」値上げしました。
- 2021年7月(1回目):坪単価 +1.5万
- 2021年8月(2回目):坪単価 +1.5万
今後、更なる値上げは予定していないそうです。
桧家住宅の今後の見通しは、下記の通りです。
- プラン確定までは坪単価が変わる可能性アリ
- 1年・2年後の価格の約束は出来ない
- 着工が1か月ほど遅れるケースも
契約書に「今後の木材価格次第で、価格が上がるかも・・・」的な文言を契約書に記載するケースもあるそうなので契約時は要確認ですね。
- 現状 :坪単価「+3万」値上げ
- 見通し:値上げ予定ナシ
【アエラホーム】ウッドショック後も坪単価の値上げナシ
アエラホームはウッドショック後も、坪単価の値上げは行っていません。
大手の住宅メーカーが坪単価を「平均 +3~5万」上げるところ、木造住宅なのに値上げナシはスゴいのひと言です。
その理由は下記の通り。
- 「年間の着工計画予定数」の木材を契約済み
- ウッドショック前に購入し、価格の影響を受けず
2021年2月頃に「木材価格がヤバイんじゃないの・・・?」とウワサされた時期に、アエラホームは先に行動して1年間で使う木材を契約したそうです。
「2022年2月」まで使う木材数を確保しており、そのストックを使うことで坪単価を値上げすることなく運営できています。
対応が速かったアエラホームでも全く影響が無いわけでは無く、シリーズ次第では影響が出るものも…。
- クラージュ(4寸柱) → 影響あり
- プレスト(3.5寸柱) → 影響無し
ポイントは「家に使う柱の太さ」の違いで、『4寸柱はプレカット業者から値上げを依頼されている』とのこと。
その値上げ金額は「坪単価 +3万」ほどで、直近で「クラージュ」の大きな値上げが行われる可能性アリです。
- 現状 :2022年2月まで在庫確保で影響ナシ
- 見通し:坪単価「+3万」ほどの値上げがあるかも
【アキュラホーム】ウッドショックで「坪単価+2万」の値上げ
アキュラホームはウッドショックで『坪単価 +2万』値上げしました。
納期遅れ等は、現時点では問題ありません。
坪単価の上げ幅も小さいことから、他社に比べてアキュラホームはウッドショックの影響が小さいようです。
ハウスメーカーの坪単価は毎月のように更新されます。2022年の最新の情報は、下記よりご確認くださいm(_ _)m
- 現状 :坪単価「+2万」値上げ
- 見通し:不明
【セルコホーム】ウッドショックで「坪単価+7万」の値上げ
セルコホームはウッドショックで『坪単価 +7万』と最も大きな値上げ幅です。
「過去・今後」の値上げは、下記の通り。
- 4月 :+1万
- 6月 :+2万
- 8月 :+2万
- 9~11月:+2万(一時的)
「9~11月 +2万」は一時的な値上げと言うことで、木材価格が安定すれば12月以降に元に戻る可能性があるそうです。
とは言え『「4月・6月・8月」の値上げ分を取り戻すことは無く、今以上に値上がりするかも…』と考えると、建築価格がかなり高くなりそうですね。
他社より坪単価の値上げ幅が大きい理由は、下記の通りです。
- セルコホーム :カナダ(アメリカ)輸入の注文住宅
- ウッドショック:アメリカ、中国が中心地
つまりセルコホームは「カナダ(アメリカ)」という、2021年のウッドショックの影響をモロに受けた地域から輸入して建てる住宅メーカーなんですよね・・・。
ちなみに11月に新規オープン予定のモデルハウスすらも木材が足りずに「11月→1月」に完成が遅れたそうです。
- 現状 :坪単価「+7万」値上げ
- 見通し:2022年は現状維持
【セキスイハイム】ウッドショックの影響ナシ
セキスイハイムはウッドショックの影響を受けていません。
7月に坪単価を「+1万」の値上げをするも、ウッドショックが理由ではないそうです。
懸念点は「2022年以降に坪単価の大きく値上げがあるかも・・・」ということ。
セキスイハイムは「鉄骨・木造」の2種類あり、その両方で値上げがあるかもしれないと営業マンより聞きました。
特に「木造」はウッドショックで坪単価の値上げの影響を受けやすいです。鉄骨と言えど、一定の木材を使っており、ウッドショックの影響があります。下記より最新の坪単価をご確認くださいm(_ _)m
- 現状 :坪単価の値上げナシ
- 見通し:2022年以降に大きな値上げ?
2022年の最新の坪単価は、こちらから分かるよ!
【ヤマダレオハウス】ウッドショックで値上げナシ→9月に「坪単価+3万」値上げ予定
ヤマダレオハウスは、2021年9月にウッドショック以降で「坪単価+3万」の初の値上げを行いました。
営業マンによると「一過性の木材不足だから、価格が安定すれば下がる可能性がある。でも値上げ前の価格に戻ることは無い。」という話です。
- 現状 :9月に坪単価「+3万」値上げ
- 見通し:不明
【ヤマダホームズ】ウッドショックで坪単価の大幅な値上げ
ヤマダホームズはウッドショック以降、坪単価の大幅な値上げを行っております。
- 5月:坪単価 約+3~4万(+5%計算)
- 9月:坪単価 +3万
木材カット工場の遅延もあり、「坪単価+納期」で大きな影響を受けているようです。
- 現状 :坪単価「+6万」値上げ
- 見通し:値上げの可能性あり
【富士住建】ウッドショックで8月に「坪単価+6万」値上げ
富士住建はウッドショックで、8月に「坪単価+6万」の大幅値上げを行いました。
一般的な35坪の家だと「+210万」と大幅なコストアップです・・・。
- 現状 :坪単価「+6万」値上げ
- 見通し:不明
【スウェーデンハウス】ウッドショックの影響ナシ
スウェーデンハウスは、ウッドショックの影響を受けていません。
下記の「スウェーデンの輸入住宅の強み」が理由です。
- スウェーデンハウス
→ スウェーデン輸入の住宅メーカー - ウッドショックの中心地
→ アメリカ・中国
スウェーデンでは木材が不足しない理由があり、下記の通りです。
- スウェーデン=1つの家を長く使う文化
- 「樹齢80年以下は伐採できない」の法律がある
スウェーデンハウスはスウェーデン現地に工場があります。スウェーデンは法律により「木材を使いたくても使えない国」なので、ウッドショックで供給不足になることなく、坪単価・納期遅れへの影響も出ていません。
ですが最近は原油高で輸送費が高騰していたり、円安の影響で以前よりも仕入れコストが高くなっていることが懸念点です。最新の坪単価は、下記よりご確認くださいm(_ _)m
- 現状 :坪単価の値上げナシ
- 見通し:今後も影響ナシ
【アイフルホーム】ウッドショックで計3回、坪単価「+6万」値上げ
アイフルホームは、ウッドショックで『計3回・計6万』の坪単価の値上げを行いました。
- 5月:+1万
- 8月:+4万
- 9月:+1万
元々、アイフルホームの平均坪単価は「50万前後」と価格の安さが魅力なだけに「坪単価 +6万」は、かなり痛手です・・・。
仮に35坪の家だと「6万×35坪=210万」も高くなった計算ですね。
アイフルホームはフランチャイズの住宅メーカーなので、地域差・店舗差があるため近隣のアイフルホームに要確認ですね。
- 現状 :坪単価「+6万」値上げ
- 見通し:店舗で異なる(要確認)
【アイダ設計】ウッドショックで坪単価の値上げナシ
アイダ設計は、ウッドショックの影響で坪単価を値上げしていません。
「アイダ設計が稼ぐ仕組み」を知ると、その理由が分かります。
- 住宅の販売で稼ぐ
- 木材をカットして、他社に売って稼ぐ(プレカット工場)
「②プレカット工場」は本来だと「自社で使う+他社に販売する」木材を作っていますが、今は「他社への木材の販売」をストップしています。
つまり「仕入れ→カット」した全ての木材を自社で使えるため木材不足にはなっておらず、「値上げ・納期遅れ」の心配もありません。
とは言え、ウッドショックの影響が長引いた時は「他社へ木材販売ストップ→企業の利益が減る→坪単価の値上げ」といったシチュエーションも考えられます。
プレカット工場が稼働していない分、企業の利益が大きく減っている状況です。今後もウッドショックの影響が長引くようなら、坪単価が値上げされる可能性が高いです。
- 現状 :坪単価の値上げナシ
- 見通し:長引くと値上げするかも
【まとめ】ウッドショック中は見積り依頼で最新の情報を仕入れよう
ウッドショックは、毎日のように状況が変化します。
「〇月までは坪単価を値上げしません」と言ってた住宅メーカーが急遽、事情が変わって値上げしたケースがたった数か月の間に何度もありました・・・。
そのため最新の坪単価は「 こちら 」からご確認ください。