
この記事では『天井高が得意な住宅メーカーランキング25社』を解説します。
- 「天井が高くて開放的なリビングが良い…」
- 「狭い部屋でも天井高で広く見せたい…」
などなど、天井高を求める人は多いはず…。
僕もマイホーム(一条工務店)と契約する前に超・超・超・調べました(」°∀°)」
そこで得た知識を元に作ったのが、こちらの『天井高が得意な住宅メーカー【全25社ランキング】』の解説記事です。
住宅メーカー探しでお悩みの方は、ぜひ活用して下さいm(_ _)m

天井高が得意なハウスメーカー・工務店【全25社を比較してみた】
一般的な住宅の天井高は『240㎝』です。(戸建て・マンション・アパートなど、いずれも)
本記事では、開放的なリビングを作りたい人向けに『天井高を得意とする住宅メーカー』をランキング形式で紹介します。
ランキング付けの基準は、下記の通りです。
- フロア全体でみた天井高ランキング
- 「吹き抜け・勾配天井・2階が使えない」等の条件付きは順位に含まない
- 個人的に魅力に感じた要素で調整

「住宅メーカーの天井高」を解説するにあたり、注意点が1つあります。
それは「本記事で紹介する天井高を再現できないケースがある」ということです。
例えば、下記の通りです。
- 天井を高くすると、高額のオプション費が必要になる
- 天井を高くすると、補強材(柱・壁)が増えて邪魔になる
- 天井を高くすると、間取りに制限がでる(リビングを広くできない等)
- 「最大300㎝まで対応」と言いつつも、現実的には270㎝が限界だったり…
つまり天井高の限界は「間取りプラン」で異なります。
例えば同じ住宅メーカーでも「間取りプランA=天井高260㎝、間取りプランB=天井高300㎝」といったように、作れる天井の高さが違うというワケです。
そのため「自分の作りたいマイホームの間取りで、再現できる天井の高さを知りたい」という方は、「タウンライフ家づくり」を使うと早いかもです。

- 見積書(30坪・35坪)
- 間取りプラン(30坪・35坪)
- 建築模型
こちらは住宅メーカー・工務店に「間取りプラン・見積書」の作成を依頼できるサービスです。
例えば「天井高・開放感にお悩みの方」は、下記のように依頼すると良いかもです。
- 「何㎝の天井高が再現できるか?」を知りたい…
- 「開放感を感じるリビング」提案してほしい…
- 「希望する間取りの予算」を知りたい…
自分たちの「家づくりの要望」を元に、間取り・見積書のオーダー設計を依頼できます。
プロの設計士が対応してくれるので、ボンヤリしていたイメージを形にしつつ、家づくりの「アイデア・テクニック」も知れる良い機会になるはずですよ。
こちらは「完全無料」で使えるので、ぜひお試しくださいm(_ _)m

特に最初に行う、情報収集にピッタリですよ。
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【25位:アキュラホーム】天井高 240㎝
アエラホームの天井高は『240㎝』です。
標準仕様の「天井高240㎝」から、天井を高くすることができません。
- 1階:240㎝
- 2階:240㎝
ちなみに「折り上げ天井+床を下げる」ケースだと、天井高290㎝まで作れます。
【24位:アイ工務店】天井高 240㎝
アイ工務店の天井高は『240㎝』です。
アイ工務店店には、家全体を天井高にするオプションがありません。
ですが「リビング10帖分だけ」を最大300㎝まで高くすることが出来ます。

天井高300㎝にした上に位置する2階エリアは「高さ200㎝」ほどの物置や書斎として使うケースが一般的です。
他にも↑のように「天井の梁(柱)」を出して、「+30㎝ほど」天井を高く見せることもできます。
天井高のオプション費は、CADで間取り設計後に分かるため、アイ工務店に「間取り設計・見積書」を依頼して要確認ですね。

【23位:ユニバーサルホーム 】天井高240㎝ LAVISTA
ユニバーサルホームの天井高は『240㎝』です。
「LAVISTA」シリーズを選ぶと、リビングの一部エリアを「370㎝」まで高くできます。
1階全体では無く、「部分的に」なので吹き抜けに近いイメージですね。
ユニバーサルホームは「坪単価 40万」と安く、低価格帯の注文住宅で大規模な吹き抜けが作れる住宅メーカーは珍しいです。
【22位:ヘーベルハウス】天井高240㎝ NEXT HEBEL HAUS 新大地
ヘーベルハウスの天井高は『240㎝』です。
1フロア全体の天井を高くするオプションは無く、部分的な天井高だと下記の2つが可能です。
- 折上天井 :+10㎝(天井高250㎝)
- ダウンフロア:+30㎝(天井高270㎝)


「折上天井+ダウンフロア」を併用すると「天井高 280㎝」と、なかなかの開放感を作れます。

『NEXT HEBEL HAUS 新大地』は、こちら↑の「マルチフロアシステム」で自由な高さ調整が可能で、ポイントは下記の2つです。
- クロスファイア=2階の床を「―80㎝」
→天井高320㎝ - Lハットユニット=勾配天井
→天井高520㎝
こちらのクロスフロアは「320㎝」と圧巻の高さで、「2階リビング」の家だと活用の幅が広がりますね。

下記の記事で「へーベルハウス vs 一条工務店」で住宅メーカーの魅力を比較しました。
【21位:セキスイハイム】天井高 250㎝
セキスイハイムの天井高は『天井高 250㎝』です。
標準仕様の「天井高240㎝」から、オプションで「+10㎝」高くできます。
- 1階:250㎝
- 2階:240㎝
セキスイハイムは「天井高=無料」がメリットですが、その注意点は「天井高に対応した窓が有料であること」です。
なので「リビングに大きな掃き出し窓をたくさん付けたい」ケースは、窓の追加料金が高くなりそうですね。

「壁・床」で家を支える2×6工法は、耐震性が高い反面で間取りの自由度が低いため天井高もニガテです。

そのためセキスイハイムでは「天井高<吹き抜け」を選ぶ人が多いです。
下記の記事で「セキスイハイム vs 一条工務店」を比較しましたm(_ _)m
【20位:ヤマダレオハウス】天井高260㎝
ヤマダレオハウスの天井高は『260㎝』です。
標準仕様の「天井高250㎝」から、オプションで「+10㎝」高くできます。
- 1階:260㎝
- 2階:250㎝
天井高のオプション費は「設計する間取りに応じて異なる」ため、間取り設計するまで費用は不明なので要確認です。
標準の天井高(1階・2階共に)が250㎝と一般的な天井高より「+10㎝」高いので、吹き抜けにした時の開放感もバツグンです。
間取りだと、下記のイメージですね。

この間取りだと視線が「リビング→吹き抜け→バルコニー→空」と続くため、「家→空」まで視線が伸びる開放的な空間になります♪
【19位:アイダ設計】天井高 260㎝
アイダ設計の天井高は『260㎝』です。
標準仕様の「天井高240㎝」から、オプションで「+20㎝」高くできます。
- 1階:260㎝
- 2階:260㎝
アイダ設計の天井高の強みは「1階・2階の両方の天井を高くできる」ことです。
オプション費は「約50万」ほどで、1階・2階の両方の天井を作れるわりにオプション費が安いのが特徴です。

それもそのはずで、
『アイダ設計は日本で1番坪単価が安い住宅メーカー(坪単価35万~)』です。
その理由は、下記の通りです。
- 自社の木材プレカット工場を所有
- 「自社使用50%+他社販売50%」で木材を製造
- プレカット工場で稼ぐため、家を安く建てられる
下記は「吹き抜け+勾配天井」を併用したケースです。
天井高オプションのダブル使いで、1階も2階も天井が高くスゴく良い感じですね。
吹き抜け空間を活用して、こういった↓プライベート空間を作ることもできます。



【18位:ヤマダホームズ(エスバイエル)】天井高260㎝
ヤマダホームズ(エスバイエル)の天井高は『260㎝』です。
標準仕様の「天井高240㎝」から、オプションで「+20㎝」高くできます。
- 1階:260㎝
- 2階:240㎝
天井高のオプション費は「1坪 10,000~12,000円」なので、一般的な35坪の家だと「35~42万」です。

ちなみに「独自パネル工法+2階の部屋無し」で設計すると、最大330㎝まで天井を高くすることもできます。

梁を出すことも可能で、更に「+30㎝」ほど天井を高くできます。
- 在来工法の天井高
最大290㎝(天井高260㎝+梁出し30㎝) - パネル工法の天井高
最大360㎝(天井高330㎝+梁出し30㎝)
梁は「天井高+デザイン性」とダブルで魅力的ですね♪
このように↑あえて柱を残して「雰囲気+強度UP」にすると、かなり良い感じです♪
逆に梁無しだと「下から見ても・上から見ても」大空間になるため、梁の「アリ・ナシ」は吹き抜けの悩みポイントになるはず・・・。

※独自パネル工法で天井高330㎝も「2階無し」の条件付きなので、天井高オプションの「260㎝」でランキング済みです(_ _)
【17位:ヤマト住建】天井高 260㎝
ヤマト住建の天井高は『260㎝』です。
標準仕様の「天井高240㎝」から、オプションで「+20㎝」高くできます。
- 1階:260㎝
- 2階:240㎝
天井高「+20㎝」以上もできるケースもあるので、「できる・できない・オプション費」はヤマト住建に要確認です。
【16位:クレバリーホーム】天井高 260㎝
クレバリーホームの天井高は『260㎝』です。
標準仕様の「天井高260㎝」から、オプションで更に天井を高くすることは出来ません。
- 1階:260㎝
- 2階:242㎝
「天井を高くできない」と聞くとデメリットのように感じるかもですが、「標準仕様 天井高260㎝」は魅力的です。
理由は「240㎝→270㎝」に天井を高くできても、「間取り制限・コスト増に繋がる」ケースがスゴく多いです。
- 天井高を優先すると、リビングを広くできない
- 強度不足をカバーする壁・柱が増える
- 追加でオプション費が必要
クレバリーホームの標準仕様だと、こちら↑のデメリットを気にする必要無しっ\(^o^)/


- 天井高 :260㎝
- ハイサッシ:240㎝(樹脂 220㎝)
- ハイドア :240㎝
天井高以外に「窓」も「ドア 」も240㎝と高く、このデザインが更なる開放感を生み出します。
標準の天井高260㎝のクレバリーホームで吹き抜けを作れば、「1階↔2階」の高さは圧巻ですねっ\(^o^)/

【15位:アエラホーム】天井高 260㎝
アエラホームの天井高は『260㎝』です。
標準仕様の「天井高242㎝」から、オプションで「+18㎝」高くできます。
大きな窓ガラスも開放的な空間を作るには、必須のアイテムですね♪
- 1階:260㎝
- 2階:260㎝
アエラホームだと「1階も2階も天井高260㎝が作れる」がポイントです。
天井高にする費用は、下記の通り。
- クラージュ:標準仕様
- プレスト :+50万~
プレストとクラージュは、坪単価が「約10万」違うので総合的に判断すべきですね。
【14位:アイフルホーム】天井高 262㎝
アイフルホームの天井高は『262㎝』です。
標準仕様の「天井高242㎝」から、オプションで「+20㎝」高くできます。
- 1階:262㎝
- 2階:242㎝
梁を出すことで「+50㎝」天井を高くすることも可能です。
他にも部分的に「床を下げる・天井を上げる」ことで、こんな↑リビング空間を作ることもできます。
「天井高・梁を出す・床を下げる・天井を上げる」はいずれもCADで間取り設計後にオプション費が分かるため、アイフルホームに要確認ですね。

【13位:一条工務店】天井高265㎝ グランセゾン
一条工務店の天井高は『265㎝』です。
- 1階:265㎝
- 2階:250㎝
一条工務店では選ぶ商品で天井高が異なり、下記の通りです。
- グランセゾン(在来軸組み工法)
→天井高265㎝ - アイスマート(2×6工法)
→天井高240㎝
アイスマートだと有料オプション「坪 2万」で、「240㎝→260㎝」に高くできます。(1階:260、2階:240㎝)
一般的な35坪の家だと「70万」と、他社の天井高のオプション費と比べてもかなりの高額ですね。


下記の記事で、一条工務店で人気の「グランセゾン vs アイスマート」を比較しました。
「マイホームに一条工務店もアリかも?」とお考えの方は、ぜひ参考にしてくださいm(_ _)m
【12位:タマホーム】天井高270㎝ 大安心の家
タマホームの天井高は『270㎝』です。
標準仕様は「天井高 250㎝」なので、オプションで「+20㎝」高くできます。
- 1階:270㎝
- 2階:250㎝
「1㎡数×7,500円」で計算し、一般的な35坪の家(約115㎡)だと「86.2万」と超高額オプションです。
天井高のオプション費の相場は「50万ほど」なので、かなり高い印象ですね(´・ω・`)

タマホームは注文住宅の全シリーズが天井高270㎝に対応しており、過去には「天井高 285㎝」の家が作れたケースもあるそうです。

下記の記事で「タマホーム vs 一条工務店」を比較しました。
こちらの記事では「家を建てた後にお金がかかるローコスト住宅のワケ」を解説済みです。
「タマホームは家を安く建てられてお得っ!」と考えられる人が多いですが、実はそうでもないんですよね、、、
【11位:スウェーデンハウス】天井高 270㎝
スウェーデンハウスの天井高は『270㎝』です。
標準仕様の「天井高240㎝」から、オプションで「+30㎝」高くできます。
- 1階:270㎝
- 2階:270㎝
スウェーデンハウスの天井高の特徴は、下記の3つのパターンから選べます。
- 1階だけ、天井高270㎝
- 2階だけ、天井高270㎝
- 1階も2階も、天井高270㎝

一般的には「天井高=1階だけ」のケースが多いです。ですがスウェーデンハウスは「1階も・2階も天井を高くできる」ため、間取り設計の自由度の高さが違いますね。
天井高のオプション費は「坪16,000円(目安)」で計算するので、一般的な35坪の家だと下記の通り。
- 1階だけ :56万
- 2階だけ :56万
- 1階+2階 :112万
他にも「折り上げ天井」にも対応してます。
こんな↑感じで、2段の折り上げ天井を作ることもできます。
2階を天井高にすると、屋根の形に合わせて天井を高くすることも。


【10位:住友不動産】天井高270㎝ ジェイ・レジデンス
住友不動産の天井高は「天井高 270㎝」です。(ジェイ・レジデンス)
標準仕様の「天井高240㎝」から、オプションで「+30㎝」も高くできます。
- 標準 :240㎝
- オプション:270㎝



住友不動産は「240㎝と背が高いドア」を採用できるので、室内の「デザイン性・開放感」もひと味違います。

記事の最初にお見せした下記の「間取り+見積書+建築模型」は、住友不動産さんより頂きました。
僕の希望・相談にスゴく丁寧にも対応して頂け、更に上記の超有益な資料を送って頂けた親切な対応にスゴく感謝です。
良い住宅メーカーさんなので、興味がある人はぜひタウンライフ家づくりから依頼してみて下さいm(_ _)m
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【9位:パナソニックホームズ】天井高270㎝
パナソニックホームズの天井高は『270㎝』です。
標準仕様の「天井高250㎝」から、オプションで「+20㎝」高くできます。
- 1階:270㎝
- 2階:270㎝
パナソニックホームズの天井高の特徴は、下記の3つのパターンから選べます。
- 1階だけ、天井高270㎝
- 2階だけ、天井高270㎝
- 1階も2階も、天井高270㎝
「③1階も2階も天井高」は、間取り設計の条件(耐震構造)が厳しいのでパナソニックホームズに要確認です。
パナソニックホームズは、下記の通り「天井の高さが15㎝単位で調整可能」です。
高さ240㎝を基準に、天井高は「225㎝・240㎝・250㎝・270㎝」と4種類に変更できます。

他に下記のオプションを組み合わせると、最大300m超の天井高が可能です。
- 2階にリビングを作る
- 天井高 270㎝に変更する
- 2階の床を下げる
- 勾配天井を作る
「②・③・④」は全てオプション対応なので、オプション費や「できる・できない」はパナソニックホームズに要確認ですね。
例えば③の床を下げると、下記の通り「1階ガレージ」や「書斎」、「倉庫」で有効的に使えますよね。
この微調整で「無駄スペースを無くして、効率的な空間活用」ができるワケです。
【8位:セルコホーム】天井高 270㎝
セルコホームの天井高は『270㎝』です。
標準仕様の「天井高240㎝」から、「270㎝」もしくは「260㎝」まで天井を高くできます。
- 1階:270㎝・260㎝
- 2階:270㎝・260㎝
セルコホームは「1階も2階も天井高が作れる」点が強みです。
坪単価「60万~」の価格帯で、この天井高の自由度が高い住宅メーカーは珍しいですね。
オプション費は下記の通りです。
- 1階or2階:60~80万
- 1階+2階:30~40万
他社に比べてオプション費が安いのも魅力的ですね♪
【7位:大和ハウス】天井高272㎝ ジーヴォジグマ
大和ハウスの天井高は『272㎝』です。(ジーヴォジグマ)
注文住宅と規格住宅で、下記の通り天井高が異なります。
- 注文住宅:272㎝
- 規格住宅:242㎝
グランフルサッシにより、「天井高272㎝+最大開口幅 710㎝」の「大空間&超開放」のリビングが作れます\(^o^)/
更に下記の「折上天井+グランリビングモア」を併用すると、最大316㎝まで高くできます!

- 標準 :272㎝
- 折上天井:280㎝
→「8帖=15万」が目安 - 折上天井+グランリビングモア:316㎝
→「8帖=65万」、「10帖=90万」が目安
「折上天井」や「グランリビングモア」を採用できるのは、1階エリアのみで下記のイメージですね。
グランリビングモアは「リビング 10帖以上」を目安に床を下げると、全体のバランスが良いと言わています。
大和ハウスでは「天井高 272㎝」だと、下記の3つのパターンから選べます。
- 1階だけ、天井高272㎝
- 2階だけ、天井高272㎝
- 1階も2階も、天井高272㎝
1階だけ、天井高272㎝
2階だけ、天井高272㎝
1階も2階も、天井高272㎝
【6位 積水ハウス】天井高274㎝ イズ・シリーズ
積水ハウスの天井高は『274㎝』です。(鉄骨・木造も同じ)
標準仕様の「250㎝」から、オプションで「+24㎝」高くできます。
- 1階:274㎝
- 2階:227㎝ or 247㎝
この↑通り、シャーウッド(木造)だと「梁を出す」ことで、更に天井を「30㎝ほど」高く開放的に見せることも。
オプション費は「約10万」で、下記の2つで金額が変わります。
- 梁を出す広さ
- 塗装する梁の面積
もちろん折り上げ天井も作れます。
更に積水ハウスでは、床を「36㎝」下げることもできます。
下げ幅は「18㎝・36㎝」の2種類から選べます。

積水ハウスの天井高をまとめると、下記の通りです。
- 天井高 :274㎝
- 梁を出す :+30㎝
- 折り上げ天井:+30㎝
- 床を下げる :+36㎝
この天井高に加え、「最大7mの無柱大空間」まで作れるのはさすがの積水ハウスですね。
ちなみに2階は「天井高 227㎝・247㎝」どちらかを選べます。
【5位:住友林業】天井高 280㎝
住友林業の天井高は『280㎝』です。

標準仕様の「240㎝」から、オプションで「+40㎝」高くできます。
住友林業の天井高は、下記の5種類と豊富です。
- 標準仕様 :240㎝
- 天井高① :260㎝
- 天井高② :280㎝
- 折上天井 :310㎝
- 折上+床下げ:352㎝
オプション費は、下記の金額を組み合わせると目安コストが分かります。
- 天井高 :30~40万
- 折上天井:10万
- 床下げ :40~50万
住友林業で自由な天井高を作れる理由は、下記のビッグフレーム工法(柱1本1本を強く・太く)により大空間が実現できます。
頑丈な柱により、天井高 280㎝+窓の開口幅 710㎝という超開放的な空間が作れるワケです。

「住友林業vs一条工務店」の比較は、下記の記事を参考にして下さいm(_ _)m
住友林業は「木材の高級感・耐震性・外観デザイン」で人気の住宅メーカーです。
「住友林業=高い」のイメージがあるかもですが、最近は「規格住宅」等でお手頃な商品もあるからチェックしておきましょう。
【4位:桧家住宅】天井高 300㎝
桧家住宅の天井高は『300㎝』です。
標準仕様の「天井高250㎝」から、オプションで「+50㎝」も高くできます。

- 1階:300㎝
- 2階:250㎝
注意点は「耐震等級3をクリアする間取りの条件が厳しいこと」です。
桧家住宅は「坪単価50~60万」と安く、この価格帯で天井高300㎝ができる住宅メーカーはかなり珍しいと言えます。

オプション費は「間取りと天井高で使う木材の量で異なる」ため、桧家住宅へ要確認ですね。
吹き抜けだと「使う木材の量が減って、建設コストが安くなる」ケースがある住宅メーカーなので、問い合わせてみる価値アリです。

【3位:三井ホーム】天井高300㎝ ラングレー
三井ホームの天井高は『300㎝』です。
商品名は「ラングレー」で、驚くべきは「天井高300㎝が標準仕様」だということ。
- 標準:300㎝

コレが三井ホームの「プレミアムモノコック技術」です\(^o^)/
先に紹介した住宅メーカーでも、家全体の天井を標準仕様で300㎝まで高くできる住宅メーカーはありません。
- 積水ハウス 336㎝
→天井高272㎝(オプション+24㎝)
→梁 +30㎝、床下げ +36㎝ - 大和ハウス 316㎝
→標準 272㎝
→梁 +8㎝、床下げ+36㎝ - 住友林業 352㎝
→天井高280㎝(オプション+40㎝)
→梁 +30㎝、床下げ+42㎝
大手ハウスメーカー同士を比較しても、三井ホームの天井高300㎝は圧倒的ですね\(^o^)/
ラングレー以外でも「有料オプション(エクセレントフリープラン)」を選ぶと、天井高300㎝を作ることができます。
三井ホームは、下記の記事で紹介済みですm(_ _)m
「三井ホームは高い…」というのは昔のイメージで、今は「セレクトフリープラン」といって決められた間取りの中から選ぶ低価格な商品もあります。
こちらは「自分に合った間取り・設備があるか?」次第なので、気になる人は「こちら」から問い合わせてみてください。

【2位:ミサワホーム】天井高300㎝ CENTURY AreaONE
ミサワホームの天井高は『300㎝』です。(CENTURY AreaONE)
- 標準:300㎝

”蔵のある家”でおなじみのミサワホームは天井高300㎝を再現しつつ、「スキップフロア」という形でスペースの有効活用が得意です。

例えば「在宅ワーク用の書斎」や「映画鑑賞用のシアタールーム」、「ペットの部屋」など、”あると便利な部屋”にもってこいの空間ですよね。

[天井高+空間の有効活用」で、同じ広さの土地に家を建てても「部屋が1~2個」増えるイメージですね。
1フロア全体は300㎝が限界ですが、
「リビング+ダイニング」に絞ると『天井高 360㎝の空間』が作れます。
「1階の天井を360㎝まで高くすると、2階が低くなる」ケースが大半ですが、ミサワホームは「2階 240㎝の天井高」を確保できる点がスゴイところ・・・。
【1位:トヨタホーム】天井高442㎝ マルチ天井高システム
トヨタホームの天井高は『442㎝』です。
天井高と言うより「吹き抜け」に近いかもですが、ランキング1位のワケは下記の『天井高の自由度の高さ』です。

単に高いだけでなく、
天井の高さを「低〜高」と『計19種類の高さ』に調整できます。
代表的な使い方は、下記の通りです。
- リビングの天井を高くする
- 部屋の下に小さな倉庫を作る
- スキップフロア(1.5階)を作る
- 屋根裏の収納を作る
住む人の要望に合わせて、
空間を自由に変化させることができます\(^o^)/
天井高 408㎝

天井高 350㎝

天井高 317㎝

天井高 104㎝

ちなみに1フロア全体の天井高は、下記の通りです。
- 標準 → 1階:240㎝、2階:240㎝
- オプション → 1階:260㎝、2階:240㎝
オプション費は、プラン設計後に分かるためトヨタホームに要確認ですね。

繰り返しですが、「本記事の天井高を再現できないケースがある」ということに注意です。
よく多いのは「天井高300㎝は作れるけど、△と□は我慢した間取りになります」と言った条件付きです。
これは住宅メーカー毎に建築ルールが決まっているため、実際に「間取り」を設計してもらって確認するしか方法はありません。
「え…、わざわざ住宅メーカーに間取りを作って貰うのは大変だ…」と思った方は、タウンライフ家づくりを使ってみて下さい。
こちらは僕も使っており、「間取り+見積書」を作成してもらえるサービスです。もちろん、利用料は完全無料です。

以前に使ったところ、下記のような資料を頂きました。(本記事で2回目の紹介ですm(_ _)m)
- 見積書(30坪・35坪)
- 間取り(30坪・35坪)
- 建築模型
こちらは住宅メーカーの候補の1つだった「住友不動産」さんより頂いた超有益な資料です。
各社の「間取り・見積書」があると、住宅メーカー選びがスムーズに進みます。「休みの日に展示場回りをして、1日が潰れた…」なんてことは、まずありませんよっ!
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天井高に頼らずに開放的なリビングを作る方法
最後に『天井高がニガテな住宅メーカーでも開放的なリビングを作る方法』を解説します。
- 開放的なリビングを作りたいっ!
- でも住宅メーカーは△が良いっ!
こんな希望ありますよね…、というより僕がそうでした。
一見、ワガママな悩みでも少し工夫すれば天井高に頼らずとも開放的なリビングが簡単に作れちゃいます。
その方法は、下記の4つです。
開放的なリビングを作る方法
- 高低差で天井高を出す
- 吹き抜けを採用する
- 勾配天井を採用する
- 「窓→外」の繋がりを作る
こちらを最後にサクッと解説しますね。

方法①:高低差で天井高を出す
ここで1つ補足します。
「天井高=高ければ高い方が良い」と思われがちですが、これは間違いです。
「開放的で気持ち良いリビングだなぁ〜♪」と感じるには、単純な高さよりも『空間の高低差』が大事なんですよね。
例えば「天井高300㎝(1階エリア全面)」より、下記の方が開放感を感じるはずです。
- リビング → 300㎝
- 隣の和室 → 220㎝
- キッチン → 240㎝
つまり「220㎝の和室→300㎝のリビング」に移動する時の「80㎝の高低差」で数字以上の開放感を感じさせるテクニックです。
方法②:吹き抜けを採用する
天井高にこだわり過ぎず、『吹き抜け』のオプションを有効活用すればカンタンです。
「天井高」にこだわるデメリットは、下記の通り。
- 住宅メーカーの選択肢が減る
- 坪単価が高くなりがち
- 他に我慢ポイントが増える
逆に「吹き抜け・勾配天井でもOK」で住宅メーカーを探すと、選択肢が格段に増えますよね。

対して、吹き抜けを選ぶメリットは、何かと多くて下記の通りです。
- 住宅メーカーの選択肢が増える
- 天井高にするハードルが下がる
- 500~550㎝まで天井が高くなる
- 建築コストが安くなる
上記で解説した「天井高の高低差」も再現し易いので、既に住宅メーカーを絞っている方はご活用くださいm(_ _)m
方法③:勾配天井を採用する
勾配天井とは「屋根に傾斜を付けて、天井を高くする方法」ですね。
屋根を掛ける向きに合わせ、天井が高くなっていくデザインです。(最も高い箇所で5mちょっと)
ヘーベルハウスやパナソニックホームズが得意なオプションなので、気になる人は問い合わせてみて下さい。
方法④:「窓→外」の繋がりを作る
最後に「窓→外」と繋がりを作り、開放感を出す方法です。
家の開放感は「天井高・吹き抜け・勾配天井」のオプションを使いつつ、「外(庭・空)」を活用できる間取りを設計すると開放感は無限大です。
下記のように視線を広げるテクニックです。
- 1階リビング → ウッドデッキ → 庭
- 2階リビング → バルコニー → 空
- 吹き抜け → 大きな窓 → 空
先ほどの吹き抜けも同じで、
「吹き抜け → 窓 → 空」を繋ぐことでバツグンの開放感が作れています。
空まで無限に続く開放空間\(^o^)/
「リビング→庭」や「リビング→空」の繋がりは、間取り設計を工夫すればカンタンですよね。
【結論】天井高と同じくらい、間取りの工夫が大事
本記事の結論は『天井高と同じくらい、間取りの工夫が大事』です。
「天井高+間取り」の合わせ技で工夫して、開放的なリビングを作りましょう。
とは言え、再現できる間取りは「住宅メーカー・間取り」で条件が異なるので、まずは「住宅メーカーへ問い合わせ」からスタートですね(/・ω・)/
「せっかくの休日を住宅展示場回りで潰したくないっ!」と言う人は、タウンライフ家づくりをご活用ください。
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