ハウスメーカー

天井高が得意なハウスメーカー・工務店【全25社を比較してみた】

(PR)タウンライフ家づくり
悩むオヤジ
天井が高くて、開放感あるリビングを作るのが得意な住宅メーカーや工務店って、どこなんだろう?

本記事のポイントを3つにまとめると、下記の通りです。

  • 天井高No.1はトヨタホームで「天井高442㎝」
  • 大手ハウスメーカーだと「天井高300㎝」
  • 開放感を作る目安は「天井高270〜280㎝以上」

開放感を重視したい人は、天井高270㎝以上の家が建てられる住宅メーカーを選びましょう。

その理由は、一般的な家の天井高が「240㎝」なので、+30〜40㎝の天井高が高い部屋は開放感に繋がり易いからです。

具体的な住宅メーカーをいくつか出すと、住友不動産(天井高270㎝)や住友林業(天井高280㎝)、ローコストメーカーだとタマホーム(天井高270㎝)が挙げられます。

加えて、単に天井が高い部屋を作るのではなく、1つの空間で「天井高の高低差」を作ることが間取り設計において重要です。

なぜなら、低い天井と高い天井が隣接した間取りを作ることで生まれる「天井高の高低差」が解放感に繋がり易いからです。

具体的には、下記の「①より②」の間取りを作ると、効果的です。

天井高の組み合わせパターン

  • リビング/天井高280㎝+和室・キッチン/天井高280㎝
  • リビング/天井高280㎝+和室・キッチン/天井高220㎝

②のように天井高220㎝という「低い天井」をあえて作ることで「高低差60㎝」が生まれることで、リビングの天井高280㎝をより実感できようになります。

このように間取りで工夫ができるのも「天井高を再現できる構造躯体の強さ+間取り設計の自由度」が前提となるため、どこの住宅メーカーで家を建てるかがスゴく重要です。

そこで「それぞれ住宅メーカーで天井高が何㎝くらいの家が建てられて、どれくらいの建築コストが必要なのか?」を詳しく知りたい方は、 タウンライフ家づくり で見積もりして確認しておきましょう。

タウンライフ家づくりは、住宅メーカーの「間取り+見積書」を無料で取り寄せできる優れモノで、詳しくは下記の通りです。

タウンライフ家づくりで届いた「間取り・見積書・建築模型」

こちらは、僕が タウンライフ家づくり を使って取り寄せした資料です。

よくある資料請求サイトとタウンライフ家づくりが大きく違うのは「オーダー設計された自分たち専用の間取りプラン・見積書」を無料で取り寄せできるという点です。

そして、難しい手続きは必要なく、例えば「リビングに8帖の吹き抜けが欲しい・2階に3部屋は欲しい・書斎を作りたい・収納は多く」といった、家づくりの要望を こちら へ入力するだけ。

すると、およそ1週間で、住宅メーカーの設計士が作った「間取りプラン・見積書」が自宅に郵送で届きます。

簡単に言うと、従来の「住宅展示場に行く→打ち合わせをする→間取り・見積書を貰う」という情報収集の手間を「ネット完結+手続き3分」で実現させたサービスタウンライフ家づくり です。

プロの設計士が作る間取りのアイデアを知れたり、具体的な建築コストを知れたり、家の外観デザインや家具の雰囲気を知れたりと、得られる情報が盛り沢山何ですよね。

例えば「住宅メーカーの坪単価を知りたい」といった、簡単な依頼でももちろんOKです。

なんにせよ、 タウンライフ家づくり は全てのサービスが無料で使えるので、1度は使っておかないと損です。

>>> 2024年:住宅メーカーの坪単価を確認する【無料で使えます】

当ブログの管理人

一条工務店のグランスマートで暮らす、あつぎり(@atsugili01)が解説しますっ!
あつぎり

天井高が得意なハウスメーカー・工務店【全25社を比較してみた】

本記事では、開放的なリビングを作りたい人向けに『天井高を得意とする住宅メーカー』をランキング形式で紹介します。

先に「天井高が得意な住宅メーカーTOP10」を紹介すると、下記の通りです。

住宅メーカー天井高
1位トヨタホーム442cm
2位ミサワホーム300cm
3位三井ホーム300cm
4位桧家住宅300cm
5位住友林業280cm
6位積水ハウス274cm
7位大和ハウス272cm
8位セルコホーム270cm
9位パナソニックホームズ270cm
10位住友不動産270cm

こちらのランキングには注意点があり、下記の3つです。

天井高ランキングの注意点

  • 間取りによっては、天井高を再現できない
  • 高額な追加料金がかかるケースがある
  • 間取りの自由度が低くなることも

なぜなら、天井が高くなるほど耐震性が低くなるため、耐震性を補うために柱・壁などの補強材が必要になったり、間取りの制限が増えるケースが多いからです。

仮に「天井高270cm」の家が建てられる住宅メーカーでも、間取り設計の自由度や追加コストの有・無などは、住宅メーカー毎に違います。

そこで、自分たちがイメージする間取りや建築コストから条件がピッタリな住宅メーカーを知りたい方は タウンライフ家づくり で見積りして判断しましょう。

繰り返しですが、こちらはプロの設計士があなたの要望を元に専用の間取りプランをイチから設計してくれるサービスです。

家づくりのボンヤリしたイメージを間取りに再現できるだけじゃなく、プロが考える「家づくりのアイデア・テクニック」を知れる良い機会になるので、試しに使ってみると良いでしょう。

タウンライフ家づくり は、完全無料で全てのサービスが使えるので、活用しない手はありません。

>>> 住宅メーカーから専用プランを取り寄せ【無料です】

【25位:アキュラホーム】天井高 240㎝

アキュラホームの外観画像

アキュラホーム|外観(出典:https://www.aqura.co.jp/plan/)

アキュラホームの天井高は『240㎝』です。

標準仕様天井高オプション
1階240cm無し
2階240cm無し

アキュラホームの折り上げ天井の画像

アキュラホーム|折り上げ天井(出典:https://www.aqura.co.jp/plan/)

ですがアキュラホームでは、天井の一部分だけを高くする「折り上げ天井」や床を低くする「ダウンフロア」などのオプションを採用することで、リビングの一部分だけを天井高290㎝にする設計が可能です。

【24位:アイ工務店】天井高 240㎝

アイ工務店の外観の画像

アイ工務店|外観(出典:https://www.ai-koumuten.co.jp/)

アイ工務店の天井高は『240㎝』です。

標準仕様天井高オプション
1階240cm無し
2階240cm無し

アイ工務店も同様に、天井高の標準仕様が「240cm」で、天井を高くできる有料オプションはありません。

アイ工務店の吹き抜けの画像

アイ工務店|吹き抜け(出典:https://www.ai-koumuten.co.jp/)

ですが、アイ工務店は「吹き抜け」を得意としており、上記のような開放的だけじゃなく、快適さと安さが両立した家が建てられます。

なぜなら、アイ工務店は業界トップクラスの断熱性と気密性を誇るため、吹き抜けのような大空間でも快適さをキープできるからです。

例えば、快適性を判断する指標である「断熱性(Ua値)」と「気密性(C値)」は下記の通りです。

断熱性(Ua値)気密性(C値)
アイ工務店0.40.4〜0.5
一条工務店0.250.51
三井ホーム0.431.61
住友林業0.751.91
参考までに、一条工務店の断熱性(Ua値)と気密性(C値)は業界トップクラスですっ!比較すると、アイ工務店の快適性の高さが分かりますね!
あつぎり

アイ工務店は、坪単価が60〜70万円と安いにも関わらず、大手ハウスメーカー・工務店と比べても性能が高い家を建てられます。

天井高で言うと、例えば「1階に天井高300cmの吹き抜けを作り、2階部分に天井高200cmの物置きや書斎を作る」というような、間取り設計の柔軟性も兼ね備えています。

他にも、下記のように「天井の梁(柱)」を出して「+30㎝ほど」天井を高く見せる設計もできます。

アイ工務店の梁出しの画像

アイ工務店|梁(出典:https://www.ai-koumuten.co.jp/)

なお、アイ工務店で天井高にかかるオプション費は、CADで間取り設計した後に明確な価格を計算するため、天井高のオプション費は公表されていません。

そのため住宅展示場に足を運んで営業担当に相談するか、 タウンライフ家づくり で間取り・見積書を取り寄せして、オプション費用を確認しておきましょう。

【23位:ユニバーサルホーム 】天井高240㎝ LAVISTA

ユニバーサルホームの外観の画像

ユニバーサルホーム|外観(出典:https://www.universalhome.co.jp/)

ユニバーサルホームの天井高は『240㎝』です。

標準仕様天井高オプション
1階240cm無し
2階240cm無し

ユニバーサルホームも標準仕様の天井高は、1階・2階共に240cmですが、LAVISTAシリーズを選ぶと、リビングの一部の天井を370㎝まで高くできます。

ユニバーサルホームのリビングの天井高240㎝の画像

ユニバーサルホーム|吹き抜け(出典:https://www.universalhome.co.jp/)

こちらは1階全体を高くするのではなく、部分的な天井高なので「吹き抜け」のイメージに近い設計です。

ユニバーサルホームは「坪単価 40万」と安く、この坪単価でこれほど大規模な吹き抜けが作れる住宅メーカーは珍しいです。

【22位:ヘーベルハウス】天井高240㎝ NEXT HEBEL HAUS 新大地

ヘーベルハウスのNEXT HEBEL HAUS 新大地の画像

ヘーベルハウス|外観(出典:https://www.asahi-kasei.co.jp/)

ヘーベルハウスの天井高は『240㎝』です。

標準仕様天井高オプション
1階240cm無し
2階240cm無し

ヘーベルハウスの天井高240㎝の画像

ヘーベルハウス|内観(出典:https://www.asahi-kasei.co.jp/)

ヘーベルハウスには、1フロア全体の天井を高くするオプションがありません。

ですが、下記の2つの方法で部分的な天井高を作れます。

ヘーベルハウスの天井高のオプション

  • 折り上げ天井:+10㎝(天井高250㎝)
  • ダウンフロア:+30㎝(天井高270㎝)

こちらの①と②を組み合わせた間取りが作れるだけじゃなく、更に勾配天井やロフトを組み合わせて、間取りを自由自在に組み合わせできることが特徴的です。

なぜならヘーベルハウスは、マンションや高層ビルと同じ「重量鉄骨」で家を建てることで、超強靭な構造躯体を持つ家を建てられるからです。

そこでヘーベルハウスで作れる間取りを2パターンほど、紹介します。

折り上げ天井+ダウンフロア+ロフト+勾配天井

ヘーベルハウスの折上天井とダウンフロアの画像

ヘーベルハウス|天井高の間取り①(https://www.asahi-kasei.co.jp/)

1階は、通常の天井高240cmに「折り上げ天井+10cm」と「ダウンフロア+30cm」を併用することで、280cmの天井高を作ることができます。

そして2階は天井を無くし、屋根裏と繋げることで「勾配天井+ロフト」を組み合わせることもできるので、間取り設計の自由度がかなり高いです。

勾配天井520cm+クロスフロア320cm

ヘーベルハウスのクロスファイアと勾配天井の画像

ヘーベルハウス|天井高の間取り②(https://www.asahi-kasei.co.jp/)

ヘーベルハウスのNEXT HEBEL HAUS 新大地を選ぶと「マルチフロアシステム」という、床(天井)の高さを自由自在に調整した間取り設計ができます。

マルチフロアシステムの特徴

  • 1階:床をー40cm、天井を−80cm低くする
  • 2階:天井高320cm、勾配天井520cmが作れる

上記の間取りだと「1階→階段→2階→2階の窓から見える外」と視線が抜けることで「広さ」を感じ易く、そして2階に開放感バツグンのリビングを作ることもできます。

自由度が高い間取り設計は、重量鉄骨で建てるヘーベルハウスだからこそ成せる技です!
あつぎり

このような自分たちがイメージする間取りを自由に設計したい人(間取り設計に妥協したくない人)は、 タウンライフ家づくり で各社の間取りプランを取り寄せして比較しましょう。

なぜなら、選ぶ住宅メーカーによって作れる間取りも大きく変わるので、住宅メーカー選びに失敗すると間取り設計にも失敗する確率が高くなるからです。

住宅メーカーにも「得意・不得意」があるので、開放感ある間取りを作りたい人は、天井高の設計が得意な住宅メーカーを選ぶようにしましょう。

>>> 住宅メーカーから専用プランを取り寄せ【無料です】

【21位:セキスイハイム】天井高 250㎝

セキスイハイムのパルフェ 天井高255㎝の画像

セキスイハイム|外観(出典:https://www.sekisuiheim.com/)

セキスイハイムの天井高は『天井高 250㎝』です。

標準仕様天井高オプション
1階240cm250㎝
2階240cm240㎝

標準仕様の天井高は、1階・2階共に240cmですが、1階の天井高をオプションで「+10cm」高くできます。

天井高のオプション費は無料ですが、天井高250cmに対応した窓が有料オプションなので、注意して下さい。

例えば、下記のような掃き出し窓(床〜天井まで続く窓)は有料になり、設置する窓の「種類・数」で金額が変わります。

セキスイハイムの天井高250㎝の画像

セキスイハイム|掃き出し窓(出典:https://www.sekisuiheim.com/)

セキスイハイムは、2×6工法という「壁・床」で家を支える構造体を採用しています。

2×6工法とは「耐震性・気密性・断熱性」に優れた家が建てられる一方で「間取りの自由度・天井高」が苦手です。

そこで「セキスイハイムで家を建てたいけど、開放感も重視したい」という人は、下記のような吹き抜けを活用すると良いでしょう。

セキスイハイムの吹き抜けの画像①

セキスイハイム|吹き抜け①(出典:https://www.sekisuiheim.com/)

セキスイハイムの吹き抜けの画像②

セキスイハイム|吹き抜け②(出典:https://www.sekisuiheim.com/)

天井高は「1階/240cm、吹き抜け/510cm」となり、この270cm差の天井高がバツグンの開放感に繋がります。

【20位:ヤマダレオハウス】天井高260㎝

ヤマダレオハウス|外観(出典:https://www.leohouse.jp/)

ヤマダレオハウスの天井高は『260㎝』です。

標準仕様天井高オプション
1階240cm260㎝
2階240cm250㎝

ヤマダレオハウスの天井高は、標準仕様で250cmと10cm高いことに加え、有料オプションで更に10cm高くして天井高260cmの家が建てられます。

天井高を+10cmにかかるオプション費は間取り毎に料金が異なるため、詳しくはヤマダレオハウスから間取り設計・見積り書を取り寄せして確認しましょう。

ヤマダレオハウスの吹き抜けの画像①

ヤマダレオハウス|吹き抜け(出典:https://www.leohouse.jp/)

ヤマダレオハウスは「吹き抜け」も得意で、1階〜2階が繋がる吹き抜けエリアの天井高は「約530cm」と開放感がバツグンです。

これはヤマダレオハウスの天井高が1階・2階共に250cmと一般的な住宅メーカーよりも高いため、それだけ吹き抜けの開放感に繋がっています。

また「標準仕様」の天井が高いと、下記のようなメリットがあります。

標準仕様で天井が高いメリット

  • 天井高のオプション費がかからない
  • 耐震性や間取りの自由度を阻害する心配が無い

特に、ローコストメーカーで天井高250cmの家が標準仕様で建てられるのはかなり珍しいので、ヤマダレオハウスは要チェックですね。

>>> 住宅メーカーから専用プランを取り寄せ【無料です】

ヤマダレオハウスの吹き抜けの画像②

ヤマダレオハウス|標準仕様の天井高(出典:https://www.leohouse.jp/)

【19位:アイダ設計】天井高 260㎝

アイダ設計の外観画像

アイダ設計|外観(出典:https://www.aidagroup.co.jp/)

アイダ設計の天井高は『260㎝』です。

標準仕様の天井高は240cmですが、有料オプションで天井を+20㎝高くできます。

標準仕様天井高オプション
1階240cm260㎝
2階240cm260㎝

アイダ設計で天井高の家を建てる魅力は、1階・2階の両方を天井高260cmにできる自由度の高さと、建築コストと天井高のオプション費の安さです。

アイダ設計の建築コスト

  • 坪単価:35万円〜
  • 天井高のオプション:50万円前後
    (1階・2階共に天井高にしたケース)
アイダ設計は、日本で「坪単価が最も安い住宅メーカー」と言われています!
あつぎり

この坪単価の安さを実現できる理由は、アイダ設計は自社のプレカット工場で生産した木材で家を建てることで、原材料コストを大幅に削減できる仕組みがあるからです。

更に、アイダ設計は他社の住宅メーカー向けに木材の販売業も行っており、こちらで企業の利益を確保することで「日本で坪単価が最も安い住宅メーカー」を実現できています。

下記でアイダ設計で建てられる天井高の間取りをいくつかチェックしておきましょう。

アイダ設計の吹き抜け+勾配天井の画像①

アイダ設計|吹き抜け①(出典:https://www.aidagroup.co.jp/)

こちらは「吹き抜け」の間取りです。

1階と2階を繋げることで抜群の開放感を作り、2階の窓から差し込む光で日中は照明を付けなくても、部屋の明るさを十分に確保できそうですね。

アイダ設計の吹き抜け+勾配天井の画像②

アイダ設計|吹き抜け②(出典:https://www.aidagroup.co.jp/)

アイダ設計の吹き抜けシアタールームの画像

アイダ設計|くつろぎスペース(出典:https://www.aidagroup.co.jp/)

続いて、吹き抜けに「くつろぎスペース」を組み合わせた間取りで、このような独自性の高い設計ができるのは、さすがは設計事務所が建てる注文住宅です。

ローコスト住宅で天井高の間取りを検討中の人は、必ずチェックしておきましょう。

Chii
アイダ設計は、2021年には株式上場を果たしており、企業の「実績・信頼度」共にも申し分ありません!

【18位:ヤマダホームズ(エスバイエル)】天井高260㎝

ヤマダホームズの外観画像

ヤマダホームズ|外観(出典:https://yamadahomes.jp/)

ヤマダホームズ(エスバイエル)の天井高は『260㎝』です。

標準仕様天井高オプション
1階240cm260㎝
2階240cm240㎝

ヤマダホームズの天井高の標準仕様は「240㎝」ですが、有料オプションを使うことで天井を「+20㎝」高くすることができます。

天井高のオプション費は「1坪/10,000~12,000円」なので、一般的な35坪の家だと「35~42万」の追加コストがかかります。

加えて、下記にような「梁」を見せた施工を行うことで、更に「+30㎝」ほど天井を高く見せることもできます。

ヤマダホームズの梁の画像

ヤマダホームズ|梁(出典:https://yamadahomes.jp/)

このようにヤマダホームズで「天井高+梁」を併用した時の天井高は、下記の通りです。(選ぶ工法で天井高が異なります)

ヤマダホームズの天井高

  • 在来工法:最大290㎝
    (天井高260㎝+梁出し30㎝)
  • パネル工法:最大360㎝
    (天井高330㎝+梁出し30㎝)

パネル工法だと、天井高360㎝の住まい作れるものの、注意点として「2階部分に部屋が作れない」施工になるため、本記事では18位にランクインです。

下記でヤマダホームズの天井高の間取りをチェックしておきましょう。

ヤマダホームズの「天井高+梁」

ヤマダホームズの吹き抜けの画像③

ヤマダホームズ|天井高+梁(出典:https://yamadahomes.jp/)

このように柱(梁)を残すと、リビングにお洒落な雰囲気を演出しつつ、家の耐震性をアップさせることもできるので、一石二鳥です。

ヤマダホームズの「吹き抜け」

ヤマダホームズの吹き抜けの画像②

ヤマダホームズ|吹き抜け①(出典:https://yamadahomes.jp/)

「吹き抜け+大開口の窓」を組み合わせると、日中は照明いらずで過ごせる明るいリビングを作ることができます。

ヤマダホームズの吹き抜けの画像①

ヤマダホームズ|吹き抜け②(出典:https://yamadahomes.jp/)

【17位:ヤマト住建】天井高 260㎝

ヤマト住建の外観画像

ヤマト住建|外観(出典:https://www.yamatojk.co.jp/)

ヤマト住建の天井高は『260㎝』です。

ヤマト住建は、標準仕様の天井高240㎝から、有料オプションで天井を「+20㎝」高くすることができます。

標準仕様天井高オプション
1階240cm260㎝
2階240cm240㎝

ヤマト住建に確認したところ「間取りによっては天井高を+20㎝以上高くできる」ということなので、設計の条件やオプション費は、ヤマト住建に要確認ですね。

ヤマト住建の天井高の画像

ヤマト住建|吹き抜け(出典:https://www.yamatojk.co.jp/)

ヤマト住建の吹き抜けの画像

ヤマト住建|勾配天井(出典:https://www.yamatojk.co.jp/)

【16位:クレバリーホーム】天井高 260㎝

クレバリーホームの外観画像

クレバリーホーム|外観(出典:https://www.cleverlyhome.com/)

クレバリーホームの天井高は『260㎝』です。

標準仕様天井高オプション
1階260cm無し
2階242cm無し

クレバリーホームは、天井高260㎝を標準仕様で建てられる(=ハイ天井)ことが最大の特徴で、自由な間取り設計が可能です。

クレバリーホーム|ハイ天井

クレバリーホーム|ハイ天井(出典:https://www.cleverlyhome.com/)

なぜなら、有料オプションで天井高260㎝を作る住宅メーカーだと、その特殊な施工により「間取り設計の制限・追加コスト」がかかるからです。

有料オプションを使って天井高を作る住宅メーカーだと、下記の3点に注意する必要があります。

天井高の間取りを作る時の注意点

  • リビングを広く設計できるか?
  • 強度不足を補う壁、柱が増えないか?
  • 天井高のオプション費用は高くないか?

ですが、クレバリーホームだと「天井高260㎝」を標準仕様で採用しているため、これらを心配する必要がありません。

天井高に加えて、下記の高さ240㎝の「ハイサッシ」や「ハイドア」を併用することで、実際の天井高260cm以上の開放感なリビングが作れます。

クレバリーホーム|ハイサッシ

クレバリーホーム|ハイサッシ(出典:https://www.cleverlyhome.com/)

クレバリーホーム|ハイドア

クレバリーホーム|ハイドア(出典:https://www.cleverlyhome.com/)

こちらの「ハイ天井/260cm+ハイドア/240cm+ハイサッシ/240cm」を併用しつつ、更にリビングに吹き抜けを作るとバツグンの開放感がある住まいになるでしょう。

クレバリーホームの吹き抜けの画像

クレバリーホーム|吹き抜け(出典:https://www.cleverlyhome.com/)

クレバリーホーム|ハイ天井+ハイサッシ

クレバリーホーム|ハイ天井+ハイサッシ(出典:https://www.cleverlyhome.com/)

こちらは「ハイ天井+ハイサッシ+ハイドア」の合わせ技です。

大きな窓を採用して間口を広く設計することで「部屋↔外」が繋がり、帖数以上の広さを感じられるリビングです。

【15位:アエラホーム】天井高 260㎝

アエラホームの外観画像

アエラホーム|外観(出典:https://aerahome.com/)

アエラホームの天井高は『260㎝』です。

標準仕様天井高オプション
1階242cm260㎝
2階242cm260㎝

標準仕様の天井高は242cmですが、1階・2階共に天井高260cmの住まいが作れます。

モデルによっても標準仕様の天井高が異なり、下記の通りです。

標準仕様の天井高

  • クラージュ:天井高260cm
  • プレスト :天井高242cm

プレストで天井高260cmの住まいを作る場合、およそ50万円の追加料金がかかります。

クラージュは、プレストより坪単価が10万ほど高くなるものの、天井高や標準仕様が充実していたりするので、総合的に判断しましょう。

アエラホームの吹き抜けの画像

アエラホーム|吹き抜け(出典:https://aerahome.com/)

アエラホームの吹き抜けの画像②

hアエラホーム|大開口の窓(出典:https://aerahome.com/)

アエラホームでは「大開口の窓」や「ガラス手摺り」を上手く活用した間取りが印象的で、実際の空間以上に広く感じるリビングが作れます。

アエラホームの2階天井高の画像

アエラホーム|天井高の寝室(出典:https://aerahome.com/)

【14位:アイフルホーム】天井高 262㎝

アイフルホームの外観画像

アイフルホーム|外観(出典:https://www.eyefulhome.jp/)

アイフルホームの天井高は『262㎝』です。

アイフルホームは、標準仕様の天井高が242cmですが、有料オプションで天井を+20cm高くできます。

標準仕様天井高オプション
1階240cm262㎝
2階240cm242㎝

アイフルホームは、気密性・断熱性が業界トップ級で快適性に強みを持つ家なので、天井高にこだわる人は必ずチェックしておきましょう。

なぜなら、天井高や大開口の窓を採用した間取りは、気密性・断熱性が高くないと「夏が暑く、冬は寒い」ようなストレスが溜まる住まいになってしまうからです。

例えば、気密性・断熱性が低い家に「吹き抜け」のような大空間を作ると、1階と2階で温度差で不快に感じるだけじゃなく、空調に高額な電気代がかかってしまいがちです。

そこで、天井高の間取りを作りたい人は「気密性(C値)」と「断熱性(Ua値)」が低く、快適性に優れた住宅メーカーを選ぶようにしましょう。

断熱性(Ua値)気密性(C値)
アイフルホーム0.30.5
一条工務店0.250.51
三井ホーム0.431.61
住友林業0.751.91
断熱性(Ua値)と気密性(C値)に優れた家は、少しの空調運転で効きが良く、電気代も安いです。快適な住まいを作る大事なポイントです!
あつぎり

続いて、下記でアイフルホームの天井高プランをいくつか紹介します。

アイフルホームの梁出しの画像

アイフルホーム|梁出し(出典:https://www.eyefulhome.jp/)

梁を見せることで、お洒落な雰囲気を作りつつ、天井を約50cm高く見せることができます。

アイフルホームの床下げ・折り上げ天井の画像

アイフルホーム|折り上げ天井とダウンフロア(出典:https://www.eyefulhome.jp/)

こちらは、折り上げ天井とダウンフロアを組み合わせた間取りです。低いソファ・低い机を合わせることで、実際の天井高以上の開放感に繋がっていますね。

アイフルホームの折り上げ天井の画像

アイフルホーム|吹き抜け+折り上げ天井(出典:https://www.eyefulhome.jp/)

吹き抜けと折り上げ天井を組み合わせたリビングです。

このようにアイフルホームでは、天井高を作る複数のワザを組み合わせることで、開放的な間取りを作ることができます。

これらの「天井高・梁を出す・ダウンフロア・折り上げ天井」にかかるオプション費用は「CADを使って間取り設計後に明確な金額が分かる」ということなので、まずはアイフルホームに間取り設計を依頼してみましょう。

Chii
同じ天井高のオプションでも、家のサイズ・形などでも金額が変わるので、まずは見積もりして金額をチェックしておきましょうっ!

【13位:一条工務店】天井高 265㎝ グランセゾン

一条工務店のグランセゾンの画像

一条工務店|外観(出典:https://www.ichijo.co.jp/)

一条工務店の天井高は『265㎝』です。

一条工務店では、2×6工法と在来軸組み工法で「標準仕様の天井高」や「天井高オプションの有・無」が変わり、下記の通りです。

1階2階
在来軸組み265cm250㎝
2×6240cm240㎝

なぜなら、在来軸組み工法は「自由な間取り設計」を得意とする一方で、2×6工法は「気密性・断熱性・耐震性」などの性能面を得意としており、天井高は苦手だからです。

例えば、一条工務店の人気モデルに使われている工法は、下記の通りです。

  • 在来軸組み工法
    グランセゾン、セゾン、ブリアールなど
  • 2×6工法
    グランスマート、アイスマート、アイキューブ、アイスマイルなど

一条工務店の天井高の画像

グランセゾンの天井高(在来軸組み工法/265㎝)

2×6工法だと、天井高の有料オプション(坪/2万円)を採用することで、天井を「+20㎝」高くし、最大で天井高260㎝の住まいを作ることができます。

ですが、一条工務店で天井高の有料オプションを採用する人の割合は、かなり低いです。

なぜなら、一条工務店では間取り設計のルール(通称、一条ルール)が厳しく、耐震等級3をクリアできない家は建てない工務店だからです。

例えば、天井高の有料オプションを採用すると「部屋・窓を大きくできない」や「耐力壁・タレ壁が必要になる」といった間取りの制限が多発するので注意しましょう。

そこで、一条工務店では「吹き抜け」を活用して開放的なリビングを作る人が多く、マイホームに一条工務店を選んだ我が家でも「8帖の吹き抜け」を採用しています。

一条工務店のグランスマート|8帖の吹き抜け

一条工務店のグランスマート|8帖の吹き抜け

このように吹き抜けの2階部分に「大開口の窓」を設けたことで、日中は照明を付けなくても家の中が明るく、カフェのようなオシャレな空間?を作ることができました。大満足です。

上記をまとめると、一条工務店で天井高にこだわりたい人は「在来軸組み工法 × 吹き抜け」を選ぶようにしましょう。

在来軸組み工法だと、標準仕様でも天井高265㎝の住まいを作ることができ、吹き抜けと併用すると約560㎝の天井高を作ることができます。

一条工務店の気密性・断熱性は業界トップ級なので、吹き抜けのような大空間でも温度ムラが無く、夏も冬も快適に過ごせます!
あつぎり

下記の記事で、一条工務店の中でも人気である「グランセゾンとアイスマートの比較」を解説済みなので、参考にしてください。

【12位:タマホーム】天井高 270㎝ 大安心の家

タマホームの外観画像

タマホーム|外観(出典:https://www.tamahome.jp/)

タマホームの天井高は『270㎝』です。

標準仕様天井高オプション
1階250cm270cm
2階250cm250cm

タマホームは標準仕様の天井高が250㎝ですが、有料オプションで天井を高くして、天井高270〜285㎝の住まいを作ることができます。

270〜285㎝と幅がある理由は、構造計算して間取りごとの耐震性を判断し、天井高の上限を決めるからです。

例えば、リビングを広く設計すると耐震性が下がる一方で、2階が無い平屋だと耐震性は高くなるため、より天井を高くできます。

タマホームの天井高270㎝の画像

タマホーム|天井高のリビング(出典:https://www.tamahome.jp/)

タマホームは「天井高の上限・オプション費用」共に間取り設計後にしか分からないため、まずは見積もりを依頼してみましょう。

>>> 住宅メーカーから専用プランを取り寄せ【無料です】

【11位:スウェーデンハウス】天井高 270㎝

スウェーデンハウスの外観画像

スウェーデンハウス|外観(出典:https://www.swedenhouse.co.jp/)

スウェーデンハウスの天井高は『270㎝』です。

標準仕様の天井高は240㎝ですが、有料オプションで+30㎝高くし、天井高270㎝の住まいを作ることができます。

標準仕様天井高オプション
1階240cm270㎝
2階240cm270㎝

スウェーデンハウスは、天井高を「1階だけ・2階だけ・両フロアとも」と選べる自由度の高さが最大の特徴です。

スウェーデンハウス|天井高の特徴

  • 1階だけ、天井高を270㎝にする
  • 2階だけ、天井高を270㎝にする
  • 1階も2階も、天井高を270㎝にする

なぜなら、スウェーデンハウスは耐震性に優れた住宅メーカーで、構造体の強さが間取り設計の自由度に繋がっているからです。

天井高のオプション費は「坪/16,000円」前後になるケースが多く、一般的な35坪の家だと下記の通りです。

天井高のオプション費用

  • 1階だけ :56万
  • 2階だけ :56万
  • 1階・2階:112万

下記でスウェーデンハウスで天井高を採用した間取りを何パターンかチェックしておきましょう。

スウェーデンハウスの折り上げ天井の画像①

スウェーデンハウスのリビング|折り上げ天井(出典:https://www.swedenhouse.co.jp/)

スウェーデンハウスの折り上げ天井の画像②

スウェーデンハウスの玄関|折り上げ天井(出典:https://www.swedenhouse.co.jp/)

スウェーデンハウスの天井高の画像

スウェーデンハウスの2階|屋根裏を天井高に(出典:https://www.swedenhouse.co.jp/)
スウェーデンハウスでは、もちろん吹き抜けを作ることも可能で「8帖の吹き抜け=約10万」と、他社と比べても価格がかなり安いです!
あつぎり

【10位:住友不動産】天井高 270㎝ ジェイ・レジデンス

住友不動産のジェイレジデンスの外観画像

住友不動産|外観(出典:https://www.j-urban.jp/)

住友不動産の天井高は『天井高 270㎝』です。

住友不動産の標準仕様は「天井高240㎝」ですが、有料オプションで+30㎝高くできます。

標準仕様天井高オプション
1階240cm270㎝
2階240cm270㎝

住友不動産は、天井高270㎝に加えて「高さ240㎝のドア・窓」を採用することで、開放感のある部屋を作ることができます。

住友不動産のドアの高さ240㎝の画像

住友不動産|高さ240㎝のドア・窓(出典:https://www.j-urban.jp/)

また住友不動産は、過去に何度もグッドデザイン賞を獲得するなど、内装・外観がカッコ良いのも魅力の1つなので、下記でチェックしておきましょう。

住友不動産|グッドデザイン賞のデザイン/2016年

住友不動産|グッドデザイン賞/2016年(出典:https://www.j-urban.jp/)

住友不動産|グッドデザイン賞/2016年のデザイン

住友不動産|グッドデザイン賞/2016年(出典:https://www.j-urban.jp/)

住友不動産|グッドデザイン賞/2021年のデザイン

住友不動産|グッドデザイン賞/2021年(出典:https://www.j-urban.jp/)

【9位:パナソニックホームズ】天井高 270㎝

パナソニックホームズの外観画像

パナソニックホームズ|外観(出典:https://homes.panasonic.com/)

パナソニックホームズの天井高は『270㎝』です。

標準仕様の天井高が250㎝ですが、有料オプションを採用することで「天井高/270㎝」の住まいを作ることができます。

標準仕様天井高オプション
1階240cm270㎝
2階240cm270㎝

パナソニックホームズは「鉄骨」で家を建てる住宅メーカーで、間取り設計の自由度が高く、天井高においても複数のパターンから選べます。

パナソニックホームズの天井高

  • 1階・2階共に天井高270㎝が作れる
  • 天井の高さを4段階で調整できる
  • 2階でも天井高300㎝を作れる

なぜなら、パナソニックホームズは天井高・家の幅を15㎝単位で調整できる独自フレームを使うことで「敷地や空間の有効活用」を得意とする住宅メーカーだからです。

その特徴を下記でチェックしておきましょう。

天井の高さを15㎝単位で調整できる

パナソニックホームズ|マルチモジュールシステムの活用例

パナソニックホームズ|マルチモジュールシステム(出典:https://homes.panasonic.com/)

天井高は240㎝を基準に「225㎝・250㎝・270㎝」の計4種類から選べます。

パナソニックホームズのハイ天井の画像

パナソニックホームズ|マルチモジュールシステムの活用例①(出典:https://homes.panasonic.com/)

例えば、上記のように2階の床を15㎝下げることで「1階の無駄を無くす+2階の天井を高くする」ことができ、空間の無駄を有効活用できます。

このようにマルチモジュールシステムだと「無駄を無くす」ことで、小さな土地・小さな家でも広く活用できる結果、建築コストを安くすることが可能です。

2階でも天井高300㎝が作れる

パナソニックホームズの勾配天井と天井高の画像

パナソニックホームズ|マルチモジュールシステムの活用例②(出典:https://homes.panasonic.com/)

2階でも天井高270㎝を作ることができ、更にダウンフロア(床を低くする施工)と勾配天井を組み合わせることで、天井高300㎝の住まいが作れます。

パナソニックホームズのダウンフロア(出典:https://homes.panasonic.com/)

2階リビングは光を取り込み易く、日中でも照明いらずの明るい部屋を作りやすいのが特徴的ですね。

また、2階リビングだと外からの目線も気にならないので、特に「家の前が人通りの多い道路」や「家が密集した地域」に建てる人にオススメの間取りです。

パナソニックホームズの天井高270㎝の画像

パナソニックホームズの折り上げ天井(出典:https://homes.panasonic.com/)

上記の通り、パナソニックホームズの最大の特徴は「間取り設計の自由度の高さ」です。

そのため、他社の住宅メーカーでは再現できない間取りでも、パナソニックホームズだと作れるケースが多くあります。

間取り・土地の無駄を無くし、スペースを有効活用することが得意な住宅メーカーなので、コスパの良い住まいを作りたい考える人はチェックしておきましょう。

【8位:セルコホーム】天井高 270㎝

セルコホームの外観画像

セルコホーム|外観(出典:https://selcohome.jp/)

セルコホームの天井高は『270㎝』です。

標準仕様の天井高は240cmですが、有料オプションを使うことで天井高を260cm、もしくは270cmにすることができます。

標準仕様天井高オプション
1階240cm260cm or 270cm
2階240cm260cm or 270cm

天井高は「1階だけ」や「2階だけ」、「1階も2階も両方」のいずれかから選ぶことができます。

オプション費用は、およそ30〜80万円と「天井高にするフロア」と「何cm高くするか?」によって変わります。

セルコホームの1階天井高の画像

セルコホーム|勾配天井(出典:https://selcohome.jp/)

セルコホームは、カナダの輸入住宅で人気の住宅メーカーなので、外観や内装のデザインがお好みの方は要チェックですね。

【7位:大和ハウス】天井高 272㎝ ジーヴォジグマ

大和ハウスのジーヴォジグマの画像

大和ハウス|外観(出典:https://www.daiwahouse.co.jp/)

大和ハウスの天井高は『272㎝』です。

大和ハウスは、天井高の標準仕様が「272cm」で、詳しくは下記の通りです。

標準仕様天井高オプション
1階240cm無し
2階240cm272cm

天井高の有料オプションを使うと「1階・2階の両方で天井高272cm」「2階だけ天井高272cm」といった間取りの設計もでき、下記の通りです。

大和ハウスの1階と2階の天井高272㎝の画像

大和ハウス|天井高272cm(出典:https://www.daiwahouse.co.jp/)

天井高に加えて、大和ハウスは間口710cmという「大開口」も得意としており、この合わせ技により下記のようなバツグンの開放感が作れます。

ダイワハウスの天井高272㎝の画像

大和ハウスのグランフルサッシ|天井高 272cm+間口幅 710cm(出典:https://www.daiwahouse.co.jp/)

続いて、下記は「グランリビングモア(ダウンフロア)」を採用した天井高308cmのリビングです。

大和ハウスの折上天井とグランリビングモアの画像②

大和ハウス|グランリビングモア・天井高308cm(出典:https://www.daiwahouse.co.jp/)

天井高は標準仕様の272cmをそのままに、床を36cm低くすることで、空間のメリハリと天井高のある空間が作れます。かなりオシャレですよね。

グランリビングモアは、下げる床の面積を「10帖以上」を目安にすると、部屋全体がちょうど良いバランスになります!
あつぎり

更に更に!大和ハウスでは「折り上げ天井+グランリビングモア」を併用することで、天井高316cmの住まいを作ることもでき、下記の通りです。

大和ハウスの折上天井とグランリビングモアの画像①

大和ハウス|折り上げ+グランリビングモア(出典:https://www.daiwahouse.co.jp/)

こちらのオプション費は「折り上げ天井/15〜20万円」、「グランリビングモア/90万円(10帖)」が目安の金額です。

上記のように、様々な天井高のオプションを提供でき、更に複数の施工方法を併用した住まいを作れるのは、大和ハウスの強靭な構造体があってこそです。

中には「天井高○cmの住まいが作れます」と公式HPに書きつつも、実際は「リビングの広さ」などを理由に耐震性が下がり、充分な天井高を確保できない住宅メーカーもあるので注意してください。

【6位:積水ハウス】天井高 274㎝ イズ・シリーズ

積水ハウスのイズシリーズの画像

積水ハウス|外観(出典:https://www.sekisuihouse.co.jp/)

積水ハウスの天井高は『274㎝』です。

積水ハウスは、標準仕様の天井高である250cmから、オプションで+24cm高くすることで、天井高274cmの住まいが作れます。

標準仕様天井高オプション
1階240cm274㎝
2階240cm247cm or 227cm

積水ハウスは、天井高274cmの住まいに加え、下記のような最大700cmの大空間のリビングを柱無しで作ることができます。(ダイナミックビーム)

積水ハウスの梁の画像①

積水ハウスのシャーウッド|ダイナミックビーム(出典:https://www.sekisuihouse.co.jp/)

また、積水ハウスは、鉄骨と木造の両方から選ぶことができ、木造(シャーウッド)だと「梁」を出すことで、天井を+30cmほど高くすることができます。

積水ハウスの梁の画像②

積水ハウスのシャーウッド|梁(出典:https://www.sekisuihouse.co.jp/)

梁にかかるオプション費は「約10万円」で、梁を出す面積によって価格が変わります。

続いて、下記は積水ハウスの「ダウンフロア」です。

積水ハウスの床下げの画像①

積水ハウス|ダウンフロア(出典:https://www.sekisuihouse.co.jp/)

ダウンフロアは「-18cm」や「-36cm」から選ぶことができ、下記の通りです。

積水ハウスの床下げの画像②

積水ハウス|ダウンフロア(出典:https://www.sekisuihouse.co.jp/)

このように積水ハウスでは、あらゆる天井高の間取り設計ができ、項目をまとめると下記の通りです。

積水ハウスの天井高

  • 天井高   :274㎝(+24cm)
  • 梁を出す  :+30㎝
  • 折り上げ天井:+30㎝
  • ダウンフロア:+36㎝

積水ハウスは、それぞれのオプション費用を公表しておらず、建てる家毎にその都度 見積もりを行うことで、明確な金額が分かります。

積水ハウスの2階の天井高の画像

積水ハウス|2階の天井高(出典:https://www.sekisuihouse.co.jp/)

なお、積水ハウスの2階は「天井高 247㎝」もしくは「227㎝」から選べます。

【5位:住友林業】天井高 280㎝

住友林業の外観画像

住友林業|外観(出典:https://sfc.jp/ie/)

住友林業の天井高は『280㎝』です。

住友林業は、標準仕様の天井高が240㎝ですが、天井高オプションを使うと280㎝まで高くできます。

標準仕様天井高オプション
1階240cm280㎝
2階240cm240㎝

「梁を出す/+30㎝」や「ダウンフロア/+42㎝」を併せると、部分的な天井高にはなるものの、最大で「352㎝」の天井高という開放的な住まいが作れます。

住友林業で採用できる天井高のプランは、下記の5種類です。

住友林業の天井高の画像

住友林業|天井高の種類(出典:https://sfc.jp/ie/)
天井高施工の変化オプション費
標準仕様240㎝
天井高①260㎝+20㎝30〜40万円
天井高②280㎝+40㎝30〜40万円
折上天井310㎝+70㎝40〜50万円
折上+床下げ352㎝+112㎝50〜60万円

  

また、住友林業では「ハイドア(高さ240㎝のドア)」や「ハイサッシ(高さ240㎝の窓)」を採用でき、これらを併用した住まいが下記の画像です。

住友林業|折り上げ天井+ダウンフロア

住友林業|折り上げ天井+ダウンフロア(出典:https://sfc.jp/ie/)

また、最大710㎝という大開口の窓を採用して「リビング↔︎外」を繋げることで、天井高に頼らずとも開放的な住まいを作ることができます。

住友林業の天井高と最大開口部の画像

住友林業|窓の間口幅/710㎝(出典:https://sfc.jp/ie/)
吹き抜けや大開口の窓で外と繋げる方法は、価格を抑えつつも開放感が作れるコスパの良い方法なのでオススメです!
あつぎり

住友林業で天井高の選択肢が豊富な理由は、ビッグフレーム工法という「一般的な柱の5倍の太さの柱」により、耐久性バツグンの構造体で家を建てるからです。

住友林業のビッグフレーム工法|太さ560mmの柱(出典:https://sfc.jp/ie/)

柱1本1本の強度を高くすることで、下記のように「柱の本数」を減らすことができ、間取りの自由度が格段にアップします。

住友林業|ビッグフレーム工法

住友林業|ビッグフレーム工法(出典:https://sfc.jp/ie/)

天井高を実現できても「間取り設計の制限」が増えてしまい、その結果「満足のいく間取りが作れない…」という事態は本末転倒ですよね。

そのため天井高の標準仕様・オプションに加えて、家の「耐震性(構造体の強さ)」や「間取り設計の自由度」も一緒に確認しておくことが大事です。

>>> 住宅メーカーから専用プランを取り寄せ【無料です】

【4位:桧家住宅】天井高 300㎝

桧家住宅の外観画像

https://www.hinokiya.jp/

桧家住宅の天井高は『300㎝』です。

桧家住宅は、標準仕様の天井高250㎝を有料オプションで「+50㎝」高くすることができます。

標準仕様天井高オプション
1階250cm300㎝
2階250cm250㎝

桧家住宅は「坪単価/50〜60万円」と安く、ローコスト住宅で天井高300㎝の住まいが作れる数少ない住宅メーカーです。

天井高のオプション費は、間取り設計した後にしか分からないため、まずは桧家住宅に見積もりを依頼してみましょう。

なぜなら、天井高のオプション費は「使う木材の量」で異なるため、間取りから「壁・床・天井」に使う木材量を計算し、その後に天井高のオプション費が計算されるからです。

例えば、桧家住宅では「耐震等級3をクリアしない家は建てられない」というルールがあり、そのため耐震等級3をクリアできるように「耐力壁」を増やす必要があります。

桧家住宅|吹き抜け(出典:https://www.hinokiya.jp/)

ちなみに「吹き抜け」だと、天井高よりも安く作れる(2階の床が無くなる=木材量が減る)ので、併せて検討しても良いかもしれません。

【3位:三井ホーム】天井高 300㎝ (エクセレントフリー)

三井ホームのラングレーの画像

三井ホーム|外観(出典:https://www.mitsuihome.co.jp/)

三井ホームの天井高は『300㎝』です。

標準仕様天井高オプション
1階260cm300㎝
2階260cm260㎝

三井ホームには、3種類のオーダープランがあり、その中の「エクセレントフリー」を選ぶと、標準仕様で天井高300㎝の住まいが作れます。

三井ホームのラングレー天井高300㎝の画像①

三井ホーム|標準仕様の天井高300cm(出典:https://www.mitsuihome.co.jp/)

本記事で解説する天井高ランキングで、三井ホームは「天井の高さ+間取り設計の自由度」で最も優れた住宅メーカーです。

なぜなら、1フロア全体で天井高300cmの住まいを作れる住宅メーカーは少なく、他社の住宅メーカーは「梁・ダウンフロア」を併用することで天井高300cm超えを実現しているからです。

具体的に、住宅メーカー毎の「天井高」と「天井高のオプション」は、下記の通りです。

標準仕様オプション梁出しダウンフロア
積水ハウス250cm+24cm+30cm+36cm
大和ハウス272cm無し+8cm+36㎝
住友林業240cm+40cm+30cm+42cm

どこも大手ハウスメーカーですが、標準仕様の天井高で300㎝を超えるハウスメーカーはありません。

続いて、下記で三井ホームの天井高300cmの住まいをチェックしておきましょう。

三井ホームのラングレー天井高300㎝の画像③

三井ホーム|天井高300cmの玄関(出典:https://www.mitsuihome.co.jp/)

三井ホームのラングレー天井高300㎝の画像②

三井ホーム|天井高300cm+天窓(出典:https://www.mitsuihome.co.jp/)

「三井ホーム=坪単価が高くて、手が出ない」というイメージがあるものの、実は中価格帯の商品もあるので、気になる人はチェックしておきましょう。

【2位:ミサワホーム】天井高 300㎝ CENTURY AreaONE

ミサワホームの外観画像

ミサワホーム|外観(出典:https://www.misawa.co.jp/homeclub/)

ミサワホームの天井高は『300㎝』です。

標準仕様天井高オプション
1階300cm360㎝
2階240cm無し

ミサワホームの最大の特徴は「蔵のある家」です。

下記の天井が低い部屋を「蔵(くら)」と言い、住まいにある無駄なスペースを「物置き」などに有効活用できる設計です。

ミサワホーム|蔵のある家

ミサワホーム|蔵のある家(出典:https://www.misawa.co.jp/homeclub/)

ミサワホームの天井高の画像①

下記のように床下に「大収納空間(蔵)」を作ることで、住まいのムダを最大限に活用できます。

ミサワホームの住まい|蔵のある間取り(出典:https://www.misawa.co.jp/homeclub/)

こちらの立体図面を元に作られた家が下記の画像です。

ミサワホーム|蔵のある家

ミサワホーム|蔵のある家(出典:https://www.misawa.co.jp/homeclub/)

こちらの特徴をまとめると、下記の通りです。

ミサワホームの特徴

  • 最大で天井高360㎝で開放感を作れる
  • 天井高が不要なエリアに蔵を作り、床下を活用(=スキップフロア)できる

収納に1部屋を設けるのではなく、床下や屋根裏のデッドスペースに「蔵」を作って住まいの無駄を活用することができます。

また、ミサワホームの1フロア全体の天井高は300㎝ですが、天井高のエリアを「リビングだけ」に限定すると「最大360㎝」の天井高で設計できます。

この場合、多くの住宅メーカーでは「1階を天井高360㎝にすると、2階の天井が低くなる」というケースが大半ですが、ミサワホームだと2階の部屋を天井高240㎝で作れる点が最大の強みです。

更に更に!ミサワホームでは、下記のような間取り設計も可能です。

ミサワホーム|天井高の間取りプラン(応用編)

  • 2階をベランダにすると、1階を「天井高350〜390cm」で作れる
  • 2階にリビングを作ると「天井高450cm」が作れる

ミサワホームは「大空間の間取り&建築コストの削減」を両立できる住宅メーカーだと言えますね。

ミサワホームは「33年連続でグッドデザイン賞」を受賞するなど、デザイン性における実績も十分です!
あつぎり

【1位:トヨタホーム】天井高 442㎝ マルチ天井高システム

トヨタホームのマルチ天井高システムの画像

トヨタホーム|マルチ天井高システム(出典:https://www.toyotahome.co.jp/)

トヨタホームの天井高は『442㎝』です。

標準仕様天井高オプション
1階240cm442㎝
2階240cm408㎝

トヨタホームがランキング1位の理由は「最大442㎝・最大19通り」で設計できる天井高の自由度の高さです。

詳しくは、下記の通りです。

トヨタホームの19種類の天井高の画像

トヨタホーム|19種類のマルチ天井高システム(出典:https://www.toyotahome.co.jp/)

このようにトヨタホームの天井高は種類が多いので、下記で5パターンだけチェックしておきましょう。

天井高 442㎝

トヨタホームの天井高442㎝の画像

トヨタホームのマルチ天井高システム|天井高442㎝(出典:https://www.toyotahome.co.jp/)

こちらは「吹き抜け」のため、1フロア全体の天井高ではありません。

なお、トヨタホームで1フロア全体の天井を高くする場合だと「1階だけ・最大260㎝」と平均的な天井高になるので、この点は注意しておきましょう。

天井高 408㎝

トヨタホームの天井高408㎝の画像

トヨタホームのマルチ天井高システム|天井高408㎝(出典:https://www.toyotahome.co.jp/)

エリア毎に床の高さを変更することで「1階→階段→2階」と空間に広がりが生まれ、建坪以上の開放感が生まれます。

2階にリビングを作ると、天井を高くし易いのもポイントですね。

2階の天井高が作りやすい理由

  • 建物の負荷が小さいほど、大空間を作り易い
  • 「1階に洋室を作る=壁が増える」ことで、建物の耐震性が高くなる

天井高 350㎝

トヨタホームの天井高350㎝の画像

トヨタホームのマルチ天井高システム|天井高350㎝(出典:https://www.toyotahome.co.jp/)

天井高 317㎝

トヨタホームの天井高317㎝の画像

トヨタホームのマルチ天井高システム|天井高178㎝+317㎝(出典:https://www.toyotahome.co.jp/)

天井高 104㎝

トヨタホームの天井高104㎝の画像

トヨタホームのマルチ天井高システム|天井高104㎝(出典:https://www.toyotahome.co.jp/)

本記事で解説する「天井高が得意なハウスメーカーランキングTOP25」は以上です!
あつぎり

最後に、本記事で解説した「住宅メーカーの天井高ランキングTOP25」を振り返っておきましょう。

住宅メーカー天井高
1位トヨタホーム442cm
2位ミサワホーム300cm
3位三井ホーム300cm
4位桧家住宅300cm
5位住友林業280cm
6位積水ハウス274cm
7位大和ハウス272cm
8位セルコホーム270cm
9位パナソニックホームズ270cm
10位住友不動産270cm

本記事で解説した天井高ランキングの注意点は、下記の2点です。

天井高ランキングの注意点

  • 天井高は、間取り毎に異なる
  • 建築コストは、条件毎に異なる

そのため、ランキングは参考程度にして頂き、実際の「天井高」や「建築コスト」は住宅メーカーから見積りを取り寄せて判断するようにしてください。

なぜなら、住宅メーカーの「得意・不得意」で再現できる間取りは大きく異なり、天井高にかかる追加料金も住宅メーカーで大きく異なるからです。

例えば「坪単価が安い住宅メーカーでも、天井高のオプションを採用すると建築コストが割高になる」というケースも多々あります。

逆に「天井高が標準仕様で、坪単価は少し高くなるけど、トータルの建築コストは安くなる」というケースもあるので、見積もりを確認した上で判断しましょう。

>>> 住宅メーカーから専用プランを取り寄せ【無料です】

開放感を作る間取り設計「4つのコツ」

開放感を作る間取り設計「4つのコツ」

最後に『天井高の住まいを作るのが苦手な住宅メーカーでも、開放的を生み出す4つの方法』を解説します。

こちらは「家の外観や設備は△△ハウスが良い、だけど△△ハウスは天井高の住まいを作るのが苦手」というケースにぴったりな方法です。

上記の4つの方法における共通点が「天井高の高低差」です。

その理由は、単に天井が高い部屋よりも「天井の高低差がある部屋」の方が解放感に繋がり易いからです。

具体的には「低い天井・吹き抜け・外と繋げる設計・勾配天井」などを上手く組み合わせて、天井高の数字以上に開放感ある間取りを完成させましょう。

とは言え、間取りは自分で全て考えるのではなく、設計士との打ち合わせの中で完成させるものなので「設計士の提案力」に委ねられるのも事実です。

「住宅メーカー選び」と「設計士選び」

この両方に失敗しないには、少なくとも3〜5社に間取り設計・見積りを依頼して判断しましょう。

他にも「坪単価」や「天井高のオプション費」、「施工上の独自ルール」など、注意すべき点は多いので、まずは タウンライフ家づくり などのネットで情報を集めた上で展示場に行くと良いでしょう。

>>> 住宅メーカーから専用プランを取り寄せ【無料です】

その1:「低い天井」の部屋を作る

一条工務店のグランスマート|天井の高低差が生む開放感

一条工務店のグランスマート|天井の高低差が生む開放感

開放感を作る間取り設計の1つ目のコツは『低い天井の部屋を作る(=下がり天井)』です。

その理由は、天井を高くするよりも建築コストを安く抑えられることに加え、家の耐震性が下がってしまう心配も無いからです。

先述した通りで、開放感を出すには「天井高の高低差」が重要で、下記のような間取りが効果的です。

天井高の高低差がある間取り

  • 「和室→ダイニング」:高低差60㎝
  • 「リビング→ダイニング」:高低差40㎝

下がり天井は「和室」や「キッチン」に採用するとマッチし易いので、多くのリビングで活用できるテクニックです。

その2:「吹き抜け」を作る

一条工務店のグランスマート|8帖の吹き抜け

一条工務店のグランスマート|8帖の吹き抜け

開放感を作る間取り設計の2つ目のコツは『吹き抜けを作る』です。

その理由は、1フロア全体の天井高の家を作れる住宅メーカーは少ない一方で、吹き抜けが作れる住宅メーカーは数多く存在するからです。

吹き抜けを上手く活用すると、住宅メーカーや間取りの選択肢が増えるだけじゃなく、建築コストを下げることもできます。

参考までに、我が家も吹き抜けを採用した結果、下記のような開放感ある住まいを作ることができました。

一条工務店のグランスマート|8帖の吹き抜け

一条工務店のグランスマート|8帖の吹き抜け
天井高
①リビング240㎝
②ダイニング510㎝
③キッチン240㎝

吹き抜けの天井高は「約510cm」あり、隣接するリビング・キッチンの天井高「約240㎝」と「高低差/約270cm」が作れたことで、抜群の開放感に繋がっています。

併せて、抑えておきたいポイントは「部屋→窓→外」と繋がりのある間取り設計です。すると天井の高さ以上に空間の広がりを演出できます。

こちらは下記で解説済みです。

その3:「部屋→窓→外」を繋げる

一条工務店のグランスマート|吹き抜け

一条工務店のグランスマート|8帖の吹き抜け

開放感を作る間取り設計の3つ目のコツは『部屋→窓→外を繋げる』です。

その理由は、部屋と外(空・庭など)の空間を1つに繋げることで、無限の開放感を「無料」で作れるからです。

例えば、下記のような間取り設計が考えられます。

部屋と外を繋げる間取り設計の例

  • 吹き抜け → 窓 → 空
  • 2階リビング → バルコニー(窓) → 空
  • 1階リビング → ウッドデッキ(窓)→ 庭

我が家のダイニングは「8帖」と一般的な広さですが、吹き抜けや大開口の窓を活用したことで、帖数以上の広さを感じる住まいが作れました。

吹き抜けで「2階の廊下」を取り込む間取り

吹き抜けで「2階の廊下」を取り込む間取り

併せて、2階の廊下に透明の手摺りを採用することで、廊下の面積を吹き抜け(ダイニング)に取り込むことができ、より広さを感じ易くなります。

単純に「天井を高く」や「リビングを広く」という方法だと建築コストが高額になるので「空間の繋がり」を意識して間取り設計を行いましょう。

その4:「勾配天井」を作る

一条工務店の勾配天井の画像

一条工務店|勾配天井

開放感を作る間取り設計の4つ目のコツは『勾配天井を作る』です。

勾配天井とは、天井を無くして屋根裏を室内に取り込む設計で、平屋や2階リビングの間取りに採用するケースが多いです。

ですが、勾配天井はオプション費のわりに天井高をそれほど感じられないことが多いので注意しましょう。

なぜなら勾配天井は、屋根の傾斜に合わせて天井を高くする設計なので「家の建坪」や「リビングの広さ」がないと、十分な天井高を確保できないからです。

そして勾配天井は、間取り設計の難易度も高いです。

例えば、屋根の傾斜で天井が最も高くなる位置にリビングを配置し、これを日当たりや周辺環境、外観デザインなども考慮しつつ間取りを設計するのは、想像以上に難しいです、、、

これは「低い天井」や「吹き抜け」、「外との繋がり」など、間取り設計全般に言えることで、とにもかくにも「間取り=アイデア次第」なので色んな設計士に相談してみると良いでしょう。

>>> タウンライフ家づくり【無料で使えます】

【結論】開放感ある住まいは「住宅メーカー選び」と「設計士の間取りの提案力」が重要になる

最後に記事をまとめると、開放感ある住まいを作るには大手ハウスメーカーを選びましょう。

天井高が得意な住宅メーカーTOP10は、下記の通りです。

住宅メーカー天井高
1位トヨタホーム442cm
2位ミサワホーム300cm
3位三井ホーム300cm
4位桧家住宅300cm
5位住友林業280cm
6位積水ハウス274cm
7位大和ハウス272cm
8位セルコホーム270cm
9位パナソニックホームズ270cm
10位住友不動産270cm

その理由は簡単で、大手ハウスメーカーほど耐震性が高い傾向にあり、間取り設計の自由度が高くなることで、天井高の住まいを作り易くなるからです。

大手住宅メーカーの特徴

  • 「天井高」が得意
  • 「間取り設計の自由度」が高い

中には「大手ハウスメーカーは坪単価が高くて、予算オーバーになりそう…」と考えるかもですが、多くの人が想像するほど大手のハウスメーカー・工務店の建築コストは高くありません。

なぜなら大手ハウスメーカーと言えど、坪単価が高いプランばかりではなく、予算に合わせて「低価格〜高価格の幅広いプラン」から選べるからです。

参考までに、我が家はマイホームに「一条工務店(坪単価/80万円)」を選びましたが、下記の理由から建築コストは「割安」だと思います。

一条工務店が割安な理由

  • 充実した標準仕様で、オプションの追加料金が減る
  • 超省エネ住宅で電気代、ガス代が安い
  • 屋根材、外壁材が高耐久で、メンテナンス費が安い
  • 太陽光パネルが他社より割安で、売電収入が得られる

例えば、坪単価が安い住宅メーカーを選んでも「オプション費用」がかさみ、住んだ後も割高な「電気代・ガス代・メンテナンス費」がかかる家では本末転倒ですよね、、、

これらの理由から20〜30年先を見越すと、実は一条工務店とローコスト住宅では、住居費にそれほど大きな違いはありません。

このように「大手ハウスメーカー・工務店は、世間のイメージよりも安く建てられる」ケースが多いので、実際の建築コストを元に判断しましょう。

住宅メーカーを比較する際に、使うと便利なサービスが タウンライフ家づくり です。

もちろん、住宅展示場に足を運んでも良いのですが、その場合「1社/2〜3時間」はかかるので、各社の建築コストを調べるだけでも膨大な時間がかかることを覚悟しておきましょう。

僕がオススメの進め方は、下記の2ステップです。

  • タウンライフ家づくり で、大まかな建築コスト・特徴を知る
  • 気になる住宅メーカーの展示場に行き、深く調べる

全てのサービスが完全無料で使えて、下記のような超充実の情報が貰えるので、1回は使っておかないと逆に損ですよね。

>>> 住宅メーカーから専用プランを取り寄せ【無料です】

タウンライフ家づくりで届いた「間取り・見積書・建築模型」

  • この記事を書いた人

あつぎり

一条工務店のグランスマート(2階建て・32坪)|住宅ローン 4,350万円の返済に励む、平凡な30歳サラリーマンの記録ブログ

-ハウスメーカー
-