『三井ホームが選ばれる理由』を記事で解説します。
超高級の住宅メーカーにも関わらず、大人気の秘訣が分かります。
住宅メーカー選びで「三井ホームの坪単価が高過ぎる…」と感じ、僕が調べた内容を記事にまとめました。
記事を読むと「なぜ三井ホームの家が高いのに人気なのか?」が分かります。
【三井ホーム】高いけど選ばれる5つの理由
三井ホームの坪単価は『平均85万』と高いです。
商品数が「30種類」と多いため、坪単価も幅広く「60~100万」が目安ですね。
- グラセナ 100万〜
- ルーカス 70〜80万
- ラングレー 70〜80万
- ヴァンス 75〜80万
最も安い「坪単価 60万〜」は、既に間取りが設計された規格住宅ですね。
注文住宅の平均坪単価「85万」で計算すると、建築コストは下記の通り。
- 25坪 2,125万
- 30坪 2,550万
- 35坪 2,975万
- 40坪 3,400万
一般的な住宅メーカーの坪単価「60〜70万」より高いにも関わらず人気の三井ホーム…
「三井ホームが高いにも関わらず、選ばれる理由は何か?」を解説しますね。
「三井ホーム」という圧倒的ブランド力
日本人は『安心』が大好きです。
- 三井ホームなら大丈夫!
- 三井ホームなら安心でしょ!
- 我が家は三井ホーム(ドヤ感)
それにこんな↓感じで、声を掛けられると嬉しいですよね。
「三井ホームで建てたとかスゴイ!」
「カッコ良いご自宅ですね!」
大企業の「安心+ブランド力」で選ばれる需要は一定数あるはずです。
三井ホームのオシャレ外観は唯一無二
三井ホームは『オシャレ・カワイイ』と人気の外観デザインです。
「ホワイト」外壁をベースに「木目」や「黒」を組み合わせたデザインが印象的ですね。
三井ホームの人気シリーズをサクッと紹介します。
GLACENA(グラセナ)
Lucas(ルーカス)
GRANFREE(グランフリー)
業界2位の「高気密・高断熱」で快適な暮らし
三井ホームは『高気密・高断熱の家』です。
「暑い夏・寒い冬でも快適に過ごせる家」には、気密性・断熱性の高さが重要です。
三井ホームのUA値・Q値・C値
三井ホームの断熱性・気密性は、こちら↓の「UA値・Q値・C値」で判断します。
- UA値=断熱性(熱の逃げにくさ)
- Q値=断熱性(熱の逃げにくさ)
- C値=気密性(隙間の面積)
どれも「値が低い=優秀」です。
UA値とQ値は、ほぼ同じ意味です。
2013年頃から「Q値→UA値」に変わって使われています。
主要な住宅メーカーの値はこちら↓
UA値 | Q値 | C値 | |
---|---|---|---|
一条工務店 | 0.25 | 0.51 | 0.59 |
三井ホーム | 0.43 | 1.61 | 2.00 |
セキスイハイム | 0.46 | 1.60 | 0.99 |
住友林業 | 0.75 | 1.91 | - |
積水ハウス | 0.75 | 2.40 | - |
ヘーベルハウス | 0.87 | 2.7 | 5.00 |
一条工務店には負けるものの、他社と比べて気密性・断熱性がトップクラスに高いです。
約1.6倍のロックウール+天井断熱
三井ホームの断熱性が高い理由は、下記の3つです。
- 断熱性が高いロックウール
- 140mm(従来比1.6倍)の断熱材
- 屋根断熱が優秀
順番に解説しますね。
[jin-fusen3 text="断熱性が高いロックウール"]
一般的な家と三井ホームでは、使われる断熱材の種類が違います。
[box06 title="家に使われる断熱材"]
- 一般的:グラスウール
→水分・熱に弱い - 三井ホーム:ロックウール
→水分・熱に強く、断熱性も1.3倍高い
[/box06]
ロックウールは「断熱性・耐久性」共に高性能ですが、『価格の高さ』に難ありです。
これが三井ホームの坪単価が高さの理由の1つでもあります。
[jin-fusen3 text="140mm(従来比1.6倍)の断熱材"]
従来の三井ホームよりロックウールの厚みを増したことで、家の快適性が更にアップです。
[box06 title="三井ホームの断熱材"]
- 従来:90mm
- 現在:140mm(従来比1.6倍に)
[/box06]
他社だと外壁の断熱材は「50~100mm」のケースが多いので、三井ホームの「140mm」はスゴいの一言ですね。
[jin-fusen3 text="屋根断熱が優秀"]
三井ホームは「ダブルシールドパネル」で屋根断熱が優秀です。
天井は壁と同じくらい外気温の影響を受けます。
[box06 title="天井断熱の効果"]
- 夏の暑さを部屋の中に入れない
- 冬の暖気を天井から逃がさない
[/box06]
例えば「夏に太陽の影響を最も受けるのは屋根」ですよね。
夏に「2階・屋根裏・ロフト」が暑くなる理由はこれです。
でも三井ホームはダブルシールドパネル効果で2階でも快適なので、二世帯住宅で人気の住宅メーカーなんですよね。
【全館空調システム】スマートブリーズで家中どこでも快適
三井ホームでは『スマートブリーズ(全館空調)』の採用率が高いです。
「冷房・暖房・除湿・加湿・換気・空気清浄・脱臭」と1台7役という優れモノです。
- 長期目線だとランニングコストが安い
- 部屋数が多い(二世帯住宅)だとコストが安い
- 以前より導入コストが安くなった
特に「高気密・高断熱の三井ホーム」だからこそ、快適に過ごせるのもポイントですね。
「耐震・大空間・快適性」が揃うオンリーワン住宅
完璧な住宅メーカーは存在しません。
「得意があれば苦手もある」のが当たり前ですが、三井ホームは下記の3つを全て満たします。
- 2×6工法の耐震性の高さ
- 大空間で開放的なリビング
- 高気密・高断熱で快適な暮らし
ここで2×6工法で建てる、2つの住宅メーカーを解説します。
- 一条工務店:坪単価 60~80万
【得意】高気密・高断熱
【苦手】大空間 - セキスイハイム:坪単価 60~90万
【得意】大空間(鉄骨)
【苦手】高気密・高断熱
3つ全てが得意な三井ホームはスゴイの一言です。
その反面、坪単価の高さに繋がっていると考えれば納得です。
【まとめ】三井ホームは高級品質で、坪単価の高さに納得
三井ホームの坪単価が高くても、選ばれる理由を最後にまとめます。
[box06 title="三井ホームが選ばれるワケ"]
- 圧倒的ブランド力+安心感
- オシャレ外観は唯一無二
- 「高気密・高断熱」で快適な暮らし
- スマートブリーズで家中どこでも快適
- 「耐震・大空間・快適性」が揃うオンリーワン住宅
[/box06]
一言で言うと、家づくりで一切の妥協をしたく無い人が選ぶべき住宅メーカーですよね。