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【一条工務店】全館床暖房はいらないのか?「後悔しないために知っておきたい5つの特徴」

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家づくりで悩むオヤジ
「一条工務店の全館床暖房が快適で最高すぎる」という話を聞くけど、全館床暖房を採用して後悔している人はいないのかな?全館床暖房がいらないと考える人のや理由を知りたいな…。
一条工務店の家で暮らして3年。この家で冬を3回過ごしましたが、全館床暖房のおかげで真冬でも超快適です。ですが正直な話、一条工務店と契約する前に知っておかないと、暮らし始めてから全館床暖房に後悔するかもしれません。詳しくは本記事で紹介しますね!
あつぎり

全館床暖房があると冬は、かなり快適です。冬でも半袖・半ズボンで暮らせるくらい暖かいですし、お風呂に入る時も寒くありません。最高の設備です。

24時間運転の全館空調なので「外から帰ってきた時に家の中が寒い。…」とか、「寒くて布団から出られない」といった冬のストレスも無くなりました。

個人的には「一条工務店の全館床暖房に大満足!」なんですが、生活スタイルや家づくりで重視したい内容によっては「全館床暖房はいらないかな…」と思う人がいるのも事実。

そこで本記事では、全館床暖房を採用する前に知っておきたい5つの特徴をご紹介します。

下記の5つ特徴を事前に知っておくことで、住み始めてから「えっ、なんか思ってたのと違う…」と後悔することもなくなることでしょう。

  • 空気が乾燥し、湿度が30%台まで下がる
  • 生活スタイルによっては電気代が割高になる
  • Wi-Fiの電波が遮断され、通信速度が遅い
  • 導入コストに50〜80万円かかる
  • メンテナンス費用は30年で約95万円と高額

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あつぎり

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あつぎり

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一条工務店で注文住宅を建てた僕、あつぎり(@atsugili01)が解説します!
あつぎり

【一条工務店】全館床暖房はいらないのか?「後悔しないために知っておきたい5つの特徴」

繰り返しですが、僕は一条工務店の全館床暖房に超絶満足しています。

ですが、僕にとっては「最高」と感じる全館床暖房でも全ての人が満足する設備ではありません。

何事も「合う・合わない」があるので、あなたにとって一条工務店の住まいが最適なのかを判断することが重要です。

そこで今回の記事では、一条工務店の全館床暖房に後悔したいために知っておきたい5つの特徴を紹介します。

なかでも「①空気の乾燥」問題は深刻です。加湿器が必須という人も多くいるので、そうなると部屋の数だけ加湿器を置き、水の交換やフィルターメンテナンスを毎日行う手間が発生します。これはかなり大変です。

僕は今まで空気の乾燥を気にすることがほとんどない人生でしたが、いまの一条工務店の家に住んでからは結構気になるレベル。乾燥が苦手な人は注意したほうが良いかもしれません。

その1:空気が乾燥し、湿度が30%台まで下がる

全館床暖房に後悔しないために知っておきたいこと1つ目は空気が乾燥し、湿度が30%台まで下がることです。

冬の最適な湿度の目安は40〜60%。湿度が40%を下回ると肌や髪が乾燥したり、感染症にかかりやすくなります。

全館床暖房を使った時の湿度は平均30~35%、乾燥が酷い時期は20%台まで下がることもあります。

湿度がこれだけ下がる原因は、床暖房で家全体を暖め、24時間運転を行っているからです。

改めて「全館床暖房」とは、名前の通り家全体に床暖房が設置される設備。リビングやダイニングはもちろん、他にもキッチンや玄関、脱衣所、トイレ、浴室、ウォークインクローゼットの床までと、本当に家全体です。

これだけ大規模な床暖房を24時間ずっと動かし続けるので、空気が乾燥して湿度が30%を下回ってしまいます。

ちなみに我が家は、うるケアを採用していてこの湿度。

うるケアとは、パナソニックが開発した全館加湿システムのこと。

全館換気システムのロスガード90に水道を直結することで自動給水&自動メンテナンスが可能で、加湿器の運用に手間がかかりません。

ですがこのうるケアを使っても湿度は30~35%台なので、乾燥が苦手な人は別に加湿器が必要になる可能性が高いです。

全館空調なので乾燥は仕方がないかもしれませんが、乾燥は全館床暖房の最大の弱点と言えるでしょう。

その2:生活スタイルによっては電気代が割高になる

全館床暖房に後悔しないために知っておきたいこと2つ目は、生活スタイルによっては電気代が割高になることです。

具体的には、家の滞在時間が短い人は全館床暖房よりも一般的な家庭用エアコンで空調したほうが電気代が安くなる可能性が高いです。

というのも、全館床暖房は24時間連続運転で、1シーズンずっと運転しっぱなしだからです。また、全館床暖房で部屋を温めるには2〜3日くらいかかるので、部屋を暖めたい時だけ付けるといった使い方はできません。

そのため「家にいる時だけ家庭用エアコンで暖房する」という、一般的な空調方法と比べて電気代が割高になる傾向にあります。

ちなみに我が家の2025年2月の電気代は約16,000円。

一条工務店が高気密・高断熱住宅ということもあって電気代はかなり安い部類ですが、全館床暖房ではなく家庭用エアコンで暖房すればおそらく電気代がもっと安くなるはずです。

その3:Wi-Fiの電波が遮断され、通信速度が遅い

全館床暖房に後悔しないために知っておきたいこと3つ目は、Wi-Fiの電波が遮断され、通信速度が遅いことです。

これは2階建てで建てた場合。Wi-Fiの通信速度が遅くなる理由は、全館床暖房のパネルがWi-Fiの電波を遮断してしまうためです。

一条工務店|全館床暖房の銀パネル

全館床暖房の銀パネル|工事中の我が家

我が家は、Wi-Fiルーターを「2階」に設置。

ダイニングに8帖の吹き抜けを作ったため、リビングやダイニングではWi-Fiをストレスなく使えます。ここまでは問題ありません。

ですが、1階のトイレやお風呂、脱衣所では全館床暖房(=2階の床)によってWi-Fiの電波が遮断されるため、通信速度がかなり遅いです。

Wi-Fiよりも4G回線を使ったほうがサクサク動くことも多いですし、調子が悪いとそもそもWi-Fiに繋がらないこともあります。

このWi-Fiに繋がらない問題の対策は、メッシュWi-Fiに課金することです。

メッシュWi-Fiとは複数のWi-Fiルーターが協力して家全体のネットワークを構築する仕組みで、従来型のWi-Fiルーターと比べて安定したWi-Fi環境が作れます。

メッシュWi-Fiは価格がやや高めではありますが、一条工務店で2階建の家を建てるならこれはほぼ必須のアイテムと考えておいたほうがいいでしょう。

その4:導入コストに50〜80万円かかる

全館床暖房に後悔しないために知っておきたいこと4つ目は、導入コストに50〜80万円かかることです。

しかも全館床暖房は、この名前からもわかるように冬専用。なので夏は別にエアコンが必要です。

つまり、冬は全館床暖房、夏はエアコンと2種類の空調を買わなくてはなりません。

まずは全館床暖房の導入コストを計算します。

全館床暖房は一条工務店の標準仕様の設備なので導入コストは公表されていませんが、規格住宅「HUGme(ハグミー)」のオプション料金を見ると大体わかります。

ハグミーで全館床暖房を導入するのにかかるオプション費用は、坪2万円。

この坪単価をもとに建坪ごとの導入コストを計算したものが下記になります。

全館床暖房の導入コスト

  • 25坪:50万円
  • 30坪:60万円
  • 35坪:70万円
  • 40坪:80万円

我が家は建坪32坪なので、全館床暖房の導入コストは64万円です。(坪2万円×建坪32坪)

間取りは3LDK。仮に全ての部屋にエアコンを設置するとなると合計3台必要で、おおよそ25万円。(6帖用エアコン ¥80,000 × 3台)

全館床暖房とエアコンの導入費用の合計は89万円です。

一条工務店は全館床暖房を採用するとリビング用エアコンが標準仕様で採用されます。このエアコンの室外機を使って全館床暖房を運転していて、全館床暖房を使わないときは冷房や暖房として使えます!
あつぎり

話をまとめると、一条工務店の住まいでは全館床暖房とエアコンを購入する必要があるため、エアコンだけで空調する家と比べて空調の導入コストが割高になりがちなので注意してください。

その5:メンテナンス費用は30年で約95万円と高額

全館床暖房に後悔しないために知っておきたいこと5つ目は、メンテナンス費用は30年で約95万円と高額であること
です。

僕は家を建てるとき、僕はメンテナンス費用の安さにこだわっていたこともあって、全館床暖房のメンテナンス費用ももちろん調べました。

メンテナンス項目をまとめたものが下記の表になります。

頻度修理費
①不凍液毎年1㎏/400円
②不凍液の全交換10年5万円
③エアコン故障10年30万円
④配管の全交換50年40万円

30年でかかるメンテナンス費用を計算すると、合計で95万円です。

補足として「不凍液」とは、全館床暖房の配管の中を循環する液体のこと。この不凍液は少しずつ量が減るので全館床暖房を使う前に補充し、10年ごとに全交換をしなければなりません。

50年目には「配管の全交換(40万円)」という、超大掛かりなメンテナンスが必要で、これがかなり大変。

このようにエアコンとは違って、全館床暖房特有のメンテナンスが定期的に必要なので、この辺りも契約前に抑えておきましょう。

【まとめ】全館床暖房はエアコンよりお金も手間もかかるけど、最高の設備

一条工務店の全館床暖房はエアコンよりもお金も手間もかかりますが、それを加味しても最高の設備だと思います。

個人的に最も満足しているポイントは、家全体がいつでも暖かいこと。

例えば、家から帰ってきたら玄関から暖かいのも最高ですし、部屋が寒くないので朝にサッと起きれるのも最高、冬でも秋と同じ服装・寝具で暮らせるのも最高です。

あと、エアコンで暖房すると頭がボケ〜としちゃうのが僕は嫌いなんですが、全館床暖房はそれが全くありません。これも最高に良い。

本記事では、主に全館床暖房の注意点を紹介してきましたが、僕は全館床暖房に大満足しています。

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あつぎり

一条工務店で建てた注文住宅の話。間取りは2階建ての3LDK+書斎あり。年収500万円で、住宅ローンは4,350万円。金利上昇に苦しむ2025年。

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