本記事では、一条工務店の玄関が分かる9つの特徴を解説します。
最初に、本記事の結論を言うと『コンパクトな玄関でも間取りを工夫すれば、満足度の高い玄関が作れる』です。
その理由は、我が家の玄関は広さが2.5帖という狭さにも関わらず、使い勝手の良さと豊富な収納量を両立できたからです。
その我が家の玄関は、下記の通りです。
こちらはグレイスシューズボックスで、最もサイズが大きな「GM166」です。
横幅は255センチ、6列分の収納棚があります。
玄関の土間は、奥行きを90センチ、横幅を180センチで設計しました。
横幅を広く設計したことで、ベビーカーなどを置いても玄関スペースに余裕があります。
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当ブログの管理人
【一条工務店】玄関「9つの特徴」
まず最初に、本パートでは一条工務店の「玄関が分かる9つの特徴」を解説します。
まず最初に「一条工務店では、どういった玄関が作れるのか?」をざっくりと把握しておきましょう。
その1:シューズボックス
一条工務店の玄関で1つ目の特徴は『シューズボックス』です。
一条工務店のシューズボックスは「全3種類・46サイズ」と種類が豊富で、どのサイズを選んでも標準仕様に含まれます。
その理由は「シューズボックスが大きくなる=家の建坪も大きくなる」ため、これら設備の導入コストは建築費に含まれているからです。
そのため、家の建坪が大きくならない限りは、大きいサイズのシューズボックスを選んでおくとお得です。
一条工務店では、グレード毎に3種類のシューズボックスが用意されており、こちらを下記でチェックしておきましょう。
- グレイスシリーズ
- シューズウォール
- i-スタンダードシリーズ
種類1:グレイスシリーズ
グレイスシリーズは「グランスマート」や「グランセゾン」の標準仕様のシューズボックスです。
サイズは「計20サイズ」、横幅は「2~6列」と豊富な種類から選べます。
そして、扉のカラーは「ホワイト・サンド・グレージュ・ダーク」の4色あり、玄関の雰囲気に合う多様なカラーが用意されています。
カウンタートップにも「天然御影石」が使われており、かなり高級感あるデザインに仕上がっています。
グレイスシリーズのシューズボックスの特徴は「回転収納タイプ」が選べ、普通のシューズボックスの「2倍の量の靴(約45足)」を収納できることです。
ですが、収納量が増える一方で「長い靴(長靴など)」や「サイズの大きな靴(ブーツなど)」は、回転収納に入らないので注意して下さい。
グレイスシューズボックスは「木目調のデザイン」や「天然御影石カウンター」などが特徴的なので、高級感を重視した玄関を作りたい人におすすめです。
種類2:シューズウォール
シューズウォールは「アイスマート」で標準仕様のシューズボックスです。
サイズは「計8サイズ」、横幅は「2~5列」と豊富な種類から選べます。
扉の色は「プレミアムホワイト(1色のみ)」なので、スッキリしたデザインの玄関に仕上げることができます。
このようにシューズウォールの上部をあけた施工にすると、間接照明を取り付けることができ、より良い雰囲気の玄関になります。
種類3:i-スタンダードシリーズ
i-スタンダードシリーズは「アイキューブ」で標準仕様のシューズボックスです。
サイズは「計18種類」、横幅は「2~6列」と豊富な種類から選べます。
そして、扉のカラーは「ホワイト・ライト・ビター」の3色あり、玄関の雰囲気に合わせて選べるカラー展開です。
その2:玄関ドア
一条工務店の玄関で2つ目の特徴は『玄関ドア』です。
一条工務店では「35種類以上」のドアが標準仕様に含まれ、それぞれ「5色前後」のカラーから選べます。
玄関ドアの種類が多いため、中には混乱する人もいるかもしれませんが、下記の2ポイントを抑えておけば大丈夫です。
- 親子ドアと片開きドア
- ファノーバとプロノーバ
玄関は「住まいの顔」と言われており、その玄関の中でも最も人に見られるのが「玄関ドア」です。
ドアは「玄関の雰囲気」を左右する重要なアイテムなので、下記でチェックしておきましょう。
片開きドアと親子ドア
玄関ドアには「片開きドア(1枚ドア)」と「親子ドア(2枚ドア)」があります。
これらの違いは、下記の3点です。
- 全開時に搬入できる荷物サイズ
- デザインの高級感
- 気密性・断熱性
親子ドアが優れているのは「①・②」です。
その一方で、片開きドアは「③気密性・断熱性」に優れています。
その理由は、一条工務店のドアには気密性・断熱性の高いドアが使われているものの、壁の気密性・断熱性と比較すると「ドア<壁」だからです。
そのため、親子ドアと片開きドアは「どちらが優れている」という明確な答えはなく、住まいに「何を重視するか」を元に判断すると良いでしょう。
ファノーバとプロノーバ
続いて、ドアの種類は「ファノーバ」と「プロノーバ」の2つから選べます。
これらは「断熱材の厚み」と「デザイン性」の違いで、下記の通りです。
断熱材の厚み | 種類 | 採光 | |
---|---|---|---|
ファノーバ | 4cm | 多い | 多い |
プロノーバ | 6cm | 少ない | 少ない |
このようにプロノーバのドアの厚みは「6cm」と分厚いため、断熱性に優れており、住まいの断熱性をより高めることができます。
その一方で、ファノーバは「デザイン性」に優れたドアが多く、種類も「プロノーバの約3倍」と豊富に用意されています。
また、ファノーバは「ドアの採光部」を大きく設計されていることから、室内に光を取り入れ易く、明るい玄関を作りたい人におすすめです。
ちなみに我が家は、デザイン性を重視して「ファノーバ」を採用しましたが「冬の寒さ」や「夏の暑さ」を全く感じることなく、快適に暮らせています。
その3:E-エントリー(電子キー)
一条工務店の玄関で3つ目の特徴は『E-エントリー(電子キー)』です。
E-エントリーとは、玄関カギを電子化するオプションで、車の「スマートキー」をイメージすると分かり易いです。
E-エントリー(電子キー)を採用すると、外出・帰宅の度に「ポケットやカバンからカギを探す」という日常のぷちストレスを無くせます。
使い方は、カギの開閉は「ドアノブのボタンを押すだけ」なので、玄関の出入りがかなりスムーズです。
E-エントリーのオプション価格は、下記の通りです。
E-エントリー「別体型」
E-エントリー「別体型」のオプション価格は「+6万円」です。
E-エントリー「一体型」
E-エントリー「一体型」のオプション価格は「+7万円」です。
例えば「両手が荷物で塞がっていて、カギを出せない」や「車に乗った後にカギを閉めたか不安になった」というシーンに、E-エントリーがあると便利です。
別体型と一体型は、価格差が1万円ほどなので、見た目がスッキリしたデザインの「一体型」が個人的にはおすすめです。
その4:土間のタイル
一条工務店の玄関で4つ目の特徴は『土間のタイル』です。
一条工務店の玄関タイルは「ヨーロピアンタイル」と「テラコッタタイル」の2種類から選べます。
ヨーロピアンタイル
テラコッタタイル
いずれもタイル素材なので、デザイン以外に大きな違いはありません。
そのため、住まいの外観デザインに合ったタイルを選んで頂ければ大丈夫です。
その5:グラビオエッジ
一条工務店の玄関で5つ目の特徴は『グラビオエッジ』です。
グラビオエッジとは、お洒落でデザイン性に優れた壁のことで、下記の4種類から選べます。
一条工務店のグラビオエッジ
- Blocco(ブロッコ)
- Calse(カルセ)
- Flusso(フルッソ)
- Curva(カーヴァ)
施工面積でオプション価格が変わるものの、およそ7〜10㎡で「11〜13万円」が目安です。
我が家は「キッチン前のボード(標準仕様)」にのみ、グラビオエッジの「Blocco(ブロッコ)のチャコール色」を採用しました。
例えば「玄関前」や「キッチン前」、「テレビボード裏」など、あらゆる場所にアクセントとして使うと有効です。
個人的に「オプション価格が少し高いな…」の感じるものの、1ランク上の内装にグレードアップできるので、予算に余裕がある人におすすめのアイテムです。
その6:シューズクローク
一条工務店の玄関で6つ目の特徴は『シューズクローク』です。
玄関にシューズクロークを作るスペースが確保できる人は、「2帖以上の広さ」でシューズクロークを作っておくと、使い勝手の良い玄関になるはずです。
その理由は、一条工務店の備え付けのクローゼットでは、大きな物を充分に収納するスペースがないからです。
例えば、グレイスシリーズのシューズボックスは「ベビーカー」や「ゴルフバッグ」ほどのサイズなら何とか収納できます。
ですが「キャンプ道具」や「三輪車」など、それ以上のサイズ感になると、言うまでもなく収納に入りきりません。
そのため「大きな荷物を出し入れがし易い玄関の近くで保管したい人」は、シューズクロークを採用しておくと便利ですよ。
その7:窓
一条工務店の玄関で7つ目の特徴は『窓』です。
玄関を明るく設計したい人は、玄関に窓を設置すると採光量が増えて、明るい玄関が作れます。
一条工務店では「窓の種類」が豊富に用意されており、標準仕様で「60種類以上」の窓が選べます。
中でも、おススメの窓が「JF5961」や「JF2461」で、このような大きな窓を1つ付けておくだけで、日中は照明なしでも明るい玄関が作れます。
加えて、その窓の先に「シンボルツリー」などを植えておくと、お洒落で高級感のある玄関に仕上がるはずです。
その8:デザインルーバー
一条工務店の玄関で8つ目の特徴は『デザインルーバー』です。
玄関に「デザインルーバー」を採用すると、ひときわ違った玄関を作ることができます。
玄関に取り付けられるデザインルーバーは「ウォールタイプ」で、1間(182㎝)あたり192,000円のオプション価格がかかります。
ウォールタイプは「窓ガラスの表面」への取り付けもできるので、玄関に近い部屋の「目隠し」に使うのも有効です。
こちらは、オプション価格が少し高いと感じるものの、同じ一条工務店の住まいでも1ランク上の外観に仕上がること間違いありません。
その9:インターホン
一条工務店の玄関で9つ目の特徴は『インターホン』です。
インターホンは一条工務店の標準仕様ですが、用途に応じて機能を追加することができます。
インターホンで選ばれることの多いプランは、下記の2つです。
- 親機+子機1台:標準仕様
- 親機+子機2台:+15,800円
他にも、ワイヤレス防犯カメラ(1台/28,500円)を追加したり、スマホ連動対応への変更が可能です。
建坪の大きな家や2階から来客の応対をしたい人は、玄関から離れた位置に子機を1つ追加しておくと便利ですよ。
【一条工務店】2.5帖と小さいけど、使い勝手バツグンの玄関「9つのポイント」
ここからは、実際に一条工務店のグランスマートでマイホームを建てた我が家の玄関元に解説します。
間取りの特徴を大きく分けると、下記の9つです。
最大のポイントは「コンパクトだけど充実した設備が詰め込まれた玄関」です。
我が家の玄関は「たった2.5帖」と、かなり狭いです。
その理由は、玄関は「滞在時間が短い場所」なので、少しでもコンパクトに設計して、建築コストを安くしたかったからです。
ですが、シューズボックスは「GM166R(横幅255㎝)」を採用したり、土間の横幅も180㎝で取れていたりと、玄関の間取りはかなり工夫しました。
その結果、コンパクトだけど高性能で使い易く、収納量も豊富で大満足の玄関を作ることができました。
その時に活用したツールが タウンライフ家づくり です。
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その1:シューズボックス(GM166R)
一条工務店の玄関で1つ目のこだわりは『シューズボックス(GM166R)』です。
我が家の玄関は、広さ「2.5帖」のコンパクトな設計にも関わらず、特大サイズの「GM166R(横幅255㎝)」を採用しました。
一条工務店のグランスマートでは、下記の「合計○種類」のシューズボックスから選ぶことができ、どのサイズを選んでも標準仕様に含まれます。
そのため「家の建坪が大きくなる」などの影響が出ない限りは、大きなサイズのシューズボックスを選ぶ方がお得です。
では「2.5帖とコンパクトな玄関に、大きなシューズボックスをどうやって設置したのか?」と言うと、玄関の「廊下」を活用しました。
具体的には、下記のような間取りです。
すると玄関ホール(廊下)の「横幅」をフルに使えるため、コンパクトな玄関でも大きなシューズボックスを設置できます。
ちなみに、今の間取りが完成する前の「ビフォー→アフター」は、下記の通りです。
今の間取りに変更するまでは「土間」にシューズボックスを設置する予定で、サイズは「横幅110cm(横2列)」とかなりコンパクトでした。
加えて、土間の横幅も狭く、ドアも「親子ドア」を採用するには土間の横幅が足りません、、、
ですが、廊下側にシューズボックスを設置することで、これらの問題点が全て解決できます。
シューズボックスを廊下に設置するメリットは、下記の3つです。
- シューズボックスを大きくできる
- 玄関土間を横に広く使える
- 親子ドアを採用できる
- 靴・物を出し入れし易い
ですが、こういったメリットがある一方で、下記のようなデメリットがあるのも事実です。
- 靴の汚れが廊下の上に落ちるかも
- プロが見ると、おそらく変な間取り
とは言え、間取りの良し悪しは「住む人次第」なので、僕は全く気にしていません。
そのため、僕と同じような考えで、コンパクトな玄関スペースでも設備を充実させたい人は「廊下」を活用した間取り設計がおすすめです。
その2:横に広い土間(幅180cm)
一条工務店の玄関で2つ目のこだわりは『横に広い土間(幅180cm)』です。
その理由は、土間は「縦に長い」よりも「横に広く」設計した方が使い勝手が良いからです。
特に「玄関が狭い住まい」は、横に広く設計することをおすすめします。
- 玄関を大人数で同時に使える
- 荷物を保管し易い
我が家は、シューズクロークを作るスペースを確保できなかったため、下記の土間スペースを「ベビーカー置き場」などに活用しています。
コンパクトな玄関も使い易い土間を作りたい方は、奥行よりも「横幅」を重視して設計すると、用途の幅が広がるのでおすすめです。
その3:ヨーロピアンタイル
一条工務店の玄関で3つ目のこだわりは『ヨーロピアンタイル』です。
これは大した理由はなく、住まいの雰囲気とポーチタイルのデザインから「ダークグレー(T-2102)」を採用しました。
どのタイル素材を選んでも「耐久性」は同じなので「汚れの目立ちにくさ」や「デザインの好み」を元に選ぶと良いでしょう。
その4:親子ドア
一条工務店の玄関で4つ目のこだわりは『親子ドア』です。
親子ドアを採用した理由は、片開きドアよりも大きな親子ドアにすることで、よりカッコ良い外観に仕上がるからです。
他にも、親子ドアを採用するメリットは多く、下記の通りです。
- 玄関が大きく見えてカッコ良い
- 大きな物を搬入し易い
- 採光が増えて、玄関が明るい
また、一条工務店では「YKKのドア」が使われており、片開きドアと親子ドアのどちらを選んでも標準仕様のため、追加料金はかかりません。
そのため、YKKのドアは「片開きドア/20万円前後」、「親子ドア/30万円前後」で販売されています。
一条工務店では共に標準仕様なので、親子ドアを選ぶと10万円ほどお得です。
ちなみに、我が家は「防犯警報装置の外部スピーカー」を目立たない位置(玄関の側面)に変更して、玄関のデザインが少しでもすっきりするように工夫しました。
その5:電子キー「E-エントリー(一体型)」
一条工務店の玄関で5つ目のこだわりは『E-エントリー(一体型)』です。
採用した理由はシンプルで、玄関の出入りをストレスフリーにしたかったからです。
そして、E-エントリーの「別体型」と「一体型」は価格差が1万円しか開かないので、デザインに高級感がある「一体型」を選ぶ方がお得だと思います。
- 別体型:6万円
- 一体型:7万円
打ち合わせ時には、カギの開け閉め(1回あたり/約5秒)にオプション価格7万円を出せるかは、かなり悩みました。
ですが「ほぼ毎日・家族全員」が使う設備ということもあり、採用したオプションの中でも、満足度がトップクラスに高い設備です。
その6:センサーライト
一条工務店の玄関で6つ目のこだわりは『センサーライト』です。
こちらは、玄関の「外」と「中」の両方の照明をセンサーライトへ変更しました。
変更した理由は、玄関の使用頻度の多さから、玄関を使う度に電源スイッチのオン・オフすることが手間に感じたからです。
それに、外出から帰宅した際に玄関が真っ暗だと使い難く、危ないですよね。とは言え、照明の付けっぱなしだと、電気代が勿体ないです。
センサー式へは「1万円以下」で変更でき、コストパフォーマンスに優れているのでおすすめですよ。
ちなみに我が家は、玄関の「軒天」がブラックなので、ダウンライトの「縁」もブラックで統一しました。良い感じです。
その7:子機付きインターホン
一条工務店の玄関で7つ目のこだわりは『子機付きインターホン』です。
子機付きへ変更した理由は、来客者・宅配業者の対応を2階からできる環境を作っておくと便利だと考えたからです。
と言うのも、僕の書斎が2階にあり、インターホンが押される度に1階の親機(玄関)までダッシュするのはシンドイです。
2階の子機からインターホンに出られると「対応が遅くなり、宅配業者が荷物を持ち帰ってしまう」という心配もありません。
オプション価格も「15,800円」と意外と安いので、似たような考え方・間取りを作る方は、2階に子機を付けておくと便利ですよ。
その8:将来を見越した「EV用コンセント」
一条工務店の玄関で8つ目のこだわりは『将来を見越したEV用コンセント』です。
こちらは直ぐに使う予定はないですが、10年後・20年後を見越して、EV用コンセントを玄関の近くに設置しました。
その理由は、世の中が今後「ガソリン車→電気自動車」へ切り替わることが間違いないからです。
加えて、コンセントを後から取り付けるには費用が高くなり、外観の見た目も不格好になります。
とは言え、時代の流れには逆らえないので、オプション価格「2.5万円」を支払って、玄関の近くにEV用コンセントを設置しました。
その9:玄関掃除に便利な「立水栓」
一条工務店の玄関で9つ目のこだわりは『立水栓』です。
その理由は、玄関の近くに立水栓があると、玄関掃除で水洗いができて便利だからです。
他にも「手を洗う」や「ガーデニングの採水」、「洗車用の水」など、玄関の近くに立水栓を設置しておくと色んな用途で使えて便利です。
一条工務店では、立水栓が1か所は標準仕様、2カ所目からは「8,000円」で採用できます。
住まいの形や外構、大きさによっては、立水栓を1か所 追加しておくと便利かもしれません。
【一条工務店の玄関】2つの妥協点
最後に、一条工務店でマイホームを建てた我が家の「玄関の2つの妥協点」を解説して、記事を終えます。
我が家は2.5帖とコンパクトな玄関だけあり、やはり妥協は付きものです。
自分たちが「苦痛・ストレス」に感じないポイントを妥協点に選ぶと、より満足度の高い住まいが建てられるはずです。
そのため、良ければ我が家のケースを参考にしてみて下さい。
その1:北向きの玄関で暗い
一条工務店の玄関で1つ目の妥協点が『北向きの玄関で暗い』です。
その理由は、家族と過ごす時間が長いリビングを「南西方向」に配置し、照明が無くても明るい住まいを作りたかったからです。
当たり前ですが、全ての部屋の日当たりを良くすることは出来ません。
そのため「どの部屋の日当たりを妥協するか?」を考えた結果、滞在時間が最も短い玄関を北向きに配置しました。
北向きの玄関は日当たりが悪いものの、冬は全館床暖房で暖かく、夏は影になって涼しいので、意外と快適ですよ。
その2:シューズインクローゼットが作れなかった
一条工務店の玄関で2つ目の妥協点が『シューズインクローゼットが作れなかった』です。
その理由はシンプルで「予算・間取り」の関係で玄関を広く設計できず、シューズインクローゼットを作るスペースを確保できなかったからです。
そのため、我が家の玄関には「子供の三輪車」や「キャンプ道具」などを収納するスペースが足りていません。
そこで、大きめのシューズボックス(GM166R)を採用したり、土間を横に広く設計することで収納量をカバーできる設計にしました。
【結論】小さな玄関でも間取りを工夫すれば、満足する住まいになる
本記事の結論は『コンパクトな玄関でも間取りを工夫すれば、満足度の高い玄関が作れる』です。
その理由は、我が家の玄関は「広さ/2.5帖」という狭さでも、高性能で使い易く、豊富な収納量がある玄関が作れたからです。
最後に、グランスマートで建てた我が家の玄関は、下記の通りです。
一条工務店は「シューズボックス(小~特大サイズ)」や「玄関ドア(親子ドアと片開きドア)」など、どれを選んでも標準仕様に含まれます。
そのため「あれも・これも」となって、住まいの建坪が大きくなり、建築コストが高くならないように注意して下さい。
玄関の間取り設計にお悩みの方は、 タウンライフ家づくり で間取りのオーダー設計を依頼してみると良いでしょう。
間取りには、色んなアイデア・ヒントが詰まっているので、何か新しい発見があるはずです。
当ブログの管理人
プロの設計士は「間取りへの考え方」が1人1人違うので、試しに間取り設計を依頼してみると面白いかもしれません。
きっと参考になるはずです。