一条工務店

【一条工務店】間取り設計のアイデア「15選」と失敗談「7選」

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悩むオヤジ
一条工務店で家づくりを進める際に、間取り設計のアイデアや失敗例を参考にしたいな…。 

本記事では、一条工務店の住まいづくりで「アイデア間取り15選」と「失敗した間取り7選」を解説します。

注文住宅の間取り設計では、思い通りの家づくりができることで多くの満足ポイントがある一方で、同じくらいの後悔ポイントがあるのも事実です。

そこで、一条工務店でマイホームを建てた我が家のケースを元に、下記の「間取りのアイデア15選+失敗談7選」を紹介します。

間取りアイデア「15選」

  • リビングは全てフローリング、和室なし
  • 1階を広く、吹き抜けで開放感を作った
  • 廊下は短く、居住スペースを広く
  • 廊下やホールに設備・収納を設置する
  • 2階の廊下にドアを設置した
  • トイレはコンパクトな0.75帖に
  • 標準仕様の収納棚で、無料で収納量アップ
  • 収納は奥行60センチの浅型タイプ
  • ランドリールームで洗濯動線を最適化
  • 横に広く、使い勝手が良い玄関
  • 色んな用途で使える2帖の書斎
  • バルコニーをコンパクトな2帖に
  • ダウンライトの採用は最低限にする
  • 浴室に窓を設置し、既設の鏡を小さく
  • 洗濯機の背面に窓を設置して、洗剤置き場に
間取りの失敗談「7選」

  • 耐力壁・タレ壁で、圧迫感が出た
  • 照明スイッチ、コンセントの位置
  • 全館さらぽか空調を採用しなかった
  • 電動式ハニカムシェードを採用しなかった
  • シューズインクローゼットを不採用に
  • 差圧感応式給気口の設置位置を間違えた
  • 2階にセカンドリビングを作れば良かった

とは言え、家づくりを行う際の「予算・土地・生活スタイル・家族構成」などの条件によって、満足や後悔するポイントが異なります。

そのため間取りにお悩みの方は、 タウンライフ家づくり を使って、プロの設計士に相談するようにして下さい。

タウンライフ家づくりとは、間取りをイチからオーダー設計で依頼したり、見積書を貰って建築コストを把握するのに便利なサービスです。

一条工務店でマイホームを建てた時に僕も活用しており、新しい家づくりアイデアに繋げることができました。

我が家の場合だと「リビング20帖、3LDK以上、ランドリールーム・書斎付き」という条件で依頼し、実際に作成して頂いた資料は下記の通りです。

タウンライフ家づくりで届いた「間取り・見積書・建築模型」

このように、わざわざ間取り図面、見積書、建築模型を専用設計して頂き、自宅まで届けて頂くことができました。

タウンライフ家づくり は、他にもカタログの取り寄せなどにも対応しており、全てのサービスが無料で使えるため、気軽に活用してみると良いでしょう。

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【一条工務店】間取り設計のアイデア「15選」

本パートでは、一条工務店で間取り設計のアイデア「15選」を我が家の実例を元に紹介します。

その1:リビングは全てフローリング、和室なし

一条工務店で間取り設計の1つ目のアイデアは『リビングは全てフローリング、和室なし』です。

全面の床をフローリングにした理由は、和室のタタミは劣化し易く、フローリングに比べて用途が限定的だからです。

そもそも我が家は「和室を作っても、何に使うの?」という疑問がありました。

例えば「寝転んでくつろぎたい」なら、床にマットやじゅうたんを敷けば良いですし、将来的にどうしてもタタミが必要になれば置き型のタタミコーナーを検討します。

タタミコーナーは楽天市場で2〜3万円で購入できます!タタミの劣化や和室の必要性に応じて、安く買い替えできる点が嬉しいです!
あつぎり

このような理由から、リビングに和室(タタミ)を導入するより、全面フローリングにした方が部屋を広く、色んな用途で使えると考えました。

実際に住んでみても、和室を不採用にした後悔は全くありません。和室を作らなかったことで、建坪32坪にしては広めの22帖のリビングが作れたので、むしろ満足しています。

その2:1階を広く、吹き抜けで開放感を作った

一条工務店で間取り設計の2つ目のアイデアは『1階を広く、吹き抜けで開放感を作った』です。

我が家は、2階建てのグランスマートですが「1階を広く、2階はコンパクトな間取り」を設計しました。

その理由は、家族で過ごすリビングを広く設計した方が満足度が高く、1階を充実させると使い勝手も良くなるからです。

そのため、2階の部屋数は「3部屋」と最低限に抑え、広さも「6帖+4.5帖(×2部屋)+トイレ」と非常にコンパクトな設計です。

ここでの注意点は、グランスマートやアイスマートの2×6工法では「総2階で建てる」と決待っていることです。(通称”一条ルール”)

総2階とは「1階の広さ=2階の広さ」で建てる間取りです!そのため2×6工法では「1階の広さ>2階の広さ」の間取りを作ることはできません!
あつぎり

こちらの解決策が「吹き抜け」です。

2階の部屋を吹き抜けに変更することで、1階を広くしつつも2階をコンパクトにできるため、建築コストを安く抑えることができます。

このような理由から我が家では、8帖の吹き抜けを採用しました。

吹き抜けの2階部分には、大きめのFIX窓を複数設置したことで、日中は照明いらずで暮らせる明るいリビングが作れました。

この吹き抜けの解放感が最高がたまりません。毎日、天井を見上げて満足しています。

夏の日中でもハニカムシェード(電動式)を閉めておくことで暑さは感じず、春・秋・冬はハニカムシェードを開けておくと差し込む光で室内がかなり暖かいです。

吹き抜けの2階部分の廊下の手摺りには、有料オプションの「ファイン手摺り(+16.6万円)」を採用しました。

その理由は、2階の廊下スペースを透明なファイン手摺りで吹き抜けに取り込むことで、視覚的に広さを感じ易くなるからです。

ちなみにファイン手摺りは、毛布やシーツの部屋干しに最適です。干し易くて、乾き易いので、我が家は部屋干しスペースとして多用しています。

その3:廊下は短く、居住スペースを広く

一条工務店で間取り設計の3つ目のアイデアは『廊下は短く、居住スペースを広く』です。

その理由は、廊下よりもリビングやキッチン、お風呂などを広く設計した方が暮らしの満足度が高くなるからです。

そのため我が家は「1階:1.5帖、2階:3.5帖」で間取りを設計し、居住スペースを最大限に広くできるよう工夫しました。

例えば「階段」も1つの無駄なので、1フロアで暮らしが完結する「平屋」も選択肢としておすすめです。

このような理由から限られた予算内で、満足度を最大限に高める間取りを作るには、廊下は最小限に設計した方が良いでしょう。

その4:廊下やホールに設備・収納を設置する

一条工務店で間取り設計の4つ目のアイデアは『廊下やホールに設備・収納を設置する』です。

その理由は、廊下やホールを「移動だけ」の用途で使うと、間取りの無駄が多くなるからです。

そこで廊下や玄関ホールなどに設備や収納を設置して「用途を兼ねる」を意識して間取りを考えると、家をより広く使うことができます。

例えば「兼ねる」間取り設計は、下記の通りです。

「兼ねる」間取り設計

  • シューズボックスを廊下に設置
  • 洗面所を廊下に設置
  • 脱衣所とランドリールームを兼ねる
  • LDKと玄関を兼ねる

我が家は「①」を実践しており、一般的にシューズボックスは「土間」に設置するケースが多いものの「廊下」に設置しました。

なぜならシューズボックスを廊下に設置することで、狭い玄関でも大きなシューズボックスを設置できるからです。

我が家の玄関だと、シューズボックスを土間に設置すると横幅が90センチに制限されるものの、廊下を選ぶことで横幅270センチの大型サイズのシューズボックスが設置できました。

このように「廊下」を活用することで、スペースの有効活用ができることに加え、通常より大きな収納を設置することも可能です。

こちらは、廊下の「移動スペース」とシューズボックスの「設置場所」の2つを兼ねたケースです!
あつぎり

1つの場所で2つ、3つと複数の用途を兼ねることで、同じ建坪でも広く使える住まいを作ることができます!

その5:2階の廊下にドアを設置した

一条工務店で間取り設計の5つ目のアイデアは『2階の廊下にドアを設置した』です。

こちらは先に解説した「廊下は短く設計する」の注意点でもあります。

その理由は、廊下やドアは「空間と空間を仕切る役割」があるからです。

そのため我が家では、2階の廊下を短く設計した一方で、空間を用途別に分けられるように2階の廊下に1枚のドアを追加しました。

この「1枚のドア」を設置するだけで、下記の2つのメリットがあります。

2階廊下のドア「2つのメリット」

  • キッチンの調理臭を遮る
  • リビングのテレビ音などを遮る

特に吹き抜けの間取りは、この2つが問題視されることが多いので、空間を仕切る役割のドアを設置しておくと良いでしょう。

一条工務店では、ドアの枚数は無料で増やせるので、そういった理由から追加しておくと良いでしょう!
あつぎり

その6:トイレをコンパクトな0.75帖に

一条工務店で間取り設計の6つ目のアイデアは『トイレをコンパクトな0.75帖に』です。

その理由は、トイレよりもリビングや洋室、キッチンなどを広く設計した方が住まい全体の満足度が高くなるからです。

このような理由から我が家のトイレは、1階も2階も共に「0.75帖」を採用しました。

一般的に多い「1帖のトイレ」と広さを比較すると、下記の通りです。

広さ奥行横幅
1帖180センチ78センチ
0.75帖135センチ78センチ

このようにトイレを0.75帖で設計すると、奥行きが45センチほど狭くなるものの、横幅は同じです。

例えば「0.75帖のトイレは、便座に腰掛けて手を伸ばすと、前のドアに手が触れるくらいの広さ」と言うと、イメージし易いかもしれません。

確かに、1帖のトイレと比較すると狭さを少し感じるものの、個人的には座った時の足元がちょうど良いくらいの広さと言えます。

そのため「トイレの広さより、リビングの広さを重視したい」とお考えの人は、0.75帖のトイレを検討しても良いかもしれません。

その7:標準仕様の収納棚で、無料で収納量アップ

一条工務店で間取り設計の7つ目のアイデアは『標準仕様の収納棚で、無料で収納量アップ』です。

その理由は、一条工務店では標準仕様で採用できる収納棚・クローゼットが多く、追加料金なしで収納スペースを増やせるからです。

一条工務店の収納に関するルールは、下記の通りです。

一条工務店の収納「設計時のルール」

  • シューズボックス、洗面台は「小〜大」の全てのサイズが標準仕様
  • システム収納は6坪につき1ユニットが標準仕様(建坪32坪→標準仕様の収納は、5個)
  • 押入、アイスマート専用収納は、設置数に制限なし

僕のおすすめは「①」です。我が家では、シューズボックスは「GM166R」、洗面化粧台は「W444R」を採用しており、いずれも一条工務店で選べる最大サイズの設備です。

例えば「洗面化粧台の両サイドの棚」は、普通の引き出し収納として使えて便利ですし、W444Rは見た目もカッコ良くて高級感があるので、一石二鳥ですよね。

他にもシューズボックスは、収納棚が横6列あるものの、実際に靴が収納されているのは左の1列だけです。

他の棚は、収納としてティッシュや洗剤などの余剰在庫の保管スペースとして使っています。

注意すべきは、住まいの建坪が大きくなると、それだけ建築費が高くなるということです。

そのため、一条工務店の標準仕様の範囲内でお得に家を建てることを意識しつつも、必要以上に建坪が大きくなって建築費が高くならないように間取りを考えましょう。

その8:収納は奥行60センチの浅型タイプ

一条工務店で間取り設計の8つ目のアイデアは『収納は奥行60センチの浅型タイプ』です。

その理由は、奥行きが浅い収納の方が使い勝手が良く、収納スペースに無駄がないからです。

例えば「ウォークインクローゼット」は、使用する坪数のわりに収納量が少ないため、非効率な収納スペースと言えます。

具体的には、ウォークインクローゼットの「中央部分」に物を保管できないため、収納スペースとして機能するのは全体の40%ほどです。

これは奥行90センチの「システム収納」や「押入」でも同じことが言えます!
あつぎり

注意すべきは、色んなサイズ・用途を考えて収納を選ばないと、保管に困るものが出てくるということです。

「収納スペースの無駄が少ない」とは言え、全ての収納に奥行60センチの浅型タイプを選ぶと、似たような物しか保管できず、使い勝手が悪いので注意して下さい。

そのため、主に奥行60センチの収納棚を間取りに組み入れつつも、色んな用途に対応できるようウォークインクローゼットや収納(奥行90センチ)を組み合わせて選びましょう。

その9:ランドリールームで洗濯動線を最適化

一条工務店で間取り設計の9つ目のアイデアは『ランドリールームで洗濯動線を最適化』です。

その理由は、一条工務店の住まいは「ロスガード90(全館換気システム)」で24時間換気されているため、部屋干ししても衣類が乾き易いからです。

そのため「衣類が乾きにくい」や「部屋干しの生乾き臭が気になる」といった問題は、1年を通して全く心配ありません。

部屋干しを採用するメリットは、下記の5つです。

部屋干し「5つのメリット」

  • 洗濯の動線を最適化できる
  • 屋外の天気や気温の影響を受けない
  • 冬場は部屋干しで加湿の役割も果たす
  • 害虫や花粉など屋外の影響を受けない
  • ランドリールームが坪単価だけで作れる

我が家は、洗濯機の真横にランドリールーム(1.75帖)を設計しており、家族3人分の衣類を全て部屋干しで乾かしています。

このように一条工務店では、ウォークインクローゼットを設置してランドリールームとして活用するケースが多いです。

ちなみに有料オプションでポールを追加して「2段式」に変更することもできます。

ですが我が家では、ポールをあえて1段(上段のみ)にし、足元に「タオルハンガー」を置いてタオル類を干しています。

加えて、一条工務店では「ホスクリーン/3本まで標準仕様」や「ホシ姫サマ/24,000円」、「物干しワイヤー/6,900円」など、様々な室内干しアイテムが選べるので、こちらも合わせてチェックしておきましょう。

その10:横に広く、使い勝手が良い玄関

一条工務店で間取り設計の10個目のアイデアは『横に広く、使い勝手が良い玄関』です。

おすすめの理由は、玄関は縦長より横長が使い易く、小さく設計することで建築費を安く抑えられるからです。

例えば、我が家の「玄関(ホール+土間)」は、たった2帖しかありません。

ですが2帖の玄関でも「横長」に設計することで広く使うことができ、例えば「子供のベビーカー」などを余裕を持って置けるスペースもあります。

では「シューズボックスは、どこに設置したのか?」と言うと、我が家は「玄関ホールの前面(玄関に入って目の前)」に設置しました。

なぜなら小さな玄関でも「GM166R(横幅255センチ)」という、大きなシューズボックスを採用できるからです。

ややイレギュラーな配置ですが、玄関ホールから裸足でシューズボックスの全ての棚にアクセスできるので、使い勝手はかなり良いです。

一般的によく見かける「シューズボックスを玄関の土間」に設置した間取りと比較すると、下記の通りです。

  • 玄関の横幅が狭く、物が置けない
  • シューズボックスの収納量が少ない
  • シューズボックスへのアクセスが悪い
  • 玄関ドアが親ドア(片開き)になる
我が家の間取りでは、シューズボックスの位置を少し変更しただけで、玄関の使い勝手が大幅に改善しました!
あつぎり

こちらは「使い易さ・収納量の多さ・建築費の安さ」に優れた間取りなので、コストパフォーマンスを重視したい人におすすめです。

その11:色んな用途で使える2帖の書斎

一条工務店で間取り設計の11個目のアイデアは『色んな用途で使える2帖の書斎』です。

一条工務店では、有料オプションで「書庫ユニット/4.2〜8.7万円」が採用できるものの、我が家は不採用にしました。

書斎には、建築時に既設のカウンターや棚などを設置しておらず、何もない2帖の部屋です。

その理由は、今の用途は「書斎」でも、数十年後の用途は分からないからです。

そこで「何もない2帖の部屋」にしておくことで、例えば「クローゼット」や「物置き」、「部屋干し」など、その時の用途に合わせて使える部屋になります。

一条工務店の書庫ユニットは、机や棚が壁にガッチリと固定されるため、将来的に移動させることができません!机の買い替えも難しいので、その点に注意して下さい!
あつぎり

今の生活スタイルだけで判断するのではなく、このように数十年後を見越して、柔軟に対応できる間取りを作りましょう。

その12:バルコニーをコンパクトな2帖に

一条工務店で間取り設計の12個目のアイデアは『バルコニーをコンパクトな2帖に』です。

その理由は、バルコニーは用途が限定的にも関わらず、建築費とメンテナンス費用は高額だからです。

一条工務店では、バルコニーに「坪単価2分の1」の建築費がかかります。

例えば、坪単価が75万円のアイスマートで「2帖のバルコニー」を作る場合だと、+37.5万円の建築費がかかる計算です。

そしてバルコニーは、床材や排水口、手摺りなどの補修を10年ごとに行う必要があり、1回あたり10万円前後になることが多いです。

バルコニーの修繕費は「広さ」や「劣化の度合い(日当たりなど)」で金額が異なるため、平均10万円前後と考えておきましょう!
あつぎり

ちなみに我が家のバルコニーは「玄関の屋根」と「2階エアコンの室外機置き場」という、2つの用途を兼ねられる設計にしました。

その理由は、2階のエアコン室外機をバルコニーに置くことで、取り付けの工事費を安く抑えられるからです。

例えば「室内機を2階、室外機を1階」のエアコン工事を行う場合、1台あたり5万円前後の追加料金がかかるケースが多いです。

具体的な追加料金は「配管・化粧カバーの延長」や「高所の特殊作業」などが挙げられます!
あつぎり

ですがエアコンの室外機をバルコニーに設置した場合、このような工事の追加料金はかかりません。

つまりバルコニーを設置することで、バルコニーのメンテナンス費用は必要になるものの、エアコンの工事費は安く抑えることができます。

話をまとめると、バルコニーは建築費とメンテナンス費が高額になるため、明確な理由がない限りは「作らない」もしくは「コンパクト」に間取りを設計しましょう。

その13:ダウンライトの採用は最低限にする

一条工務店で間取り設計の13個目のアイデアは『ダウンライトの採用は最低限にする』です。

その理由は、ダウンライトは導入費と維持費が高額だからです。

例えば、ダウンライトが故障した場合、交換作業を業者に依頼する必要があることから「購入費+作業料+出張料」がかかります。

ダウンライトの交換費用の目安は「1〜2万円前後(1ヶ所)」で、詳しくは下記の通りです。

ダウンライトの交換費用

  • 購入費:5,000〜1万円
  • 作業料:2,000円前後
  • 出張料:3,000円前後

LEDダウンライトの寿命は、10年間(約40,000時間)が目安ですが、中には数年使っただけで故障してしまうケースも…。

また、ダウンライトの「LED部分」が長持ちしても「機器本体」が故障してしまい、機器の全交換が必要になるケースも考えらます。

例えば、60Wのダウンライトだと「1帖=1灯」が目安なので、20帖のリビングだとおよそ20灯ほどを必要になります。

リビングの全てのダウンライトを交換する時には「20万円以上の交換費用」がかかると考えると、なかなか憂鬱ですよね…。

1つのダウンライトが故障して新品に交換した場合、多くのケースで周囲のダウンライトと「明るさ」や「色味」が合いません!そのため同じ部屋で使うダウンライトを全て交換する人もいるそうです!
あつぎり

このような理由から、我が家では「引っ掛けシーリング」と「スポットライト」をメインの照明器具として採用しました。

その理由は、照明の交換作業を自分で簡単に行えて、照明器具の購入費用も安いからです。

中でも、見た目がお洒落で、お手軽に交換できる「スポットライト」がおすすめです。

ネットで購入したスポットライトを「専用レール」に取り付けるだけで、取り付け・交換を誰でも簡単に行えます。

我が家では、廊下やトイレなどの狭い空間にはダウンライトを採用したものの、素人でも対応できる「交換型」を選びました。

通常のダウンライトより金額が少し高くなるものの、「LEDの光源部分」を取り替えするだけで簡単なので、おすすめです。

その14:浴室に窓を設置し、既設の鏡を小さくする

一条工務店で間取り設計の14個目のアイデアは『浴室に窓を設置し、既設の鏡を小さくする』です。

その理由は、一条工務店のスマートバスは「横長の鏡」を標準搭載しており、窓を設置することが鏡を小さくする唯一の方法だからです。

こちらは「鏡は小さなサイズで満足、それより鏡を掃除する手間を減らしたい」という人におすすめの小技です。

とは言え、窓を設置すると「窓ガラスや窓枠の掃除が手間になる…」という意見もあるので、この辺りはご自身で判断して下さい。

ちなみに我が家は、下記の3つの理由より浴室に窓を設置しました。

浴室に窓を設置した「3つの理由」

  • 鏡の掃除範囲を減らし、水垢対策
  • 差し込む光で、浴室・脱衣所を明るく
  • 窓を開けて、浴室の換気に

隣接する脱衣所には窓がほとんど無いこともあり、浴室に窓を設置して良かったと感じています。

その15:洗濯機の背面に窓を設置して、洗剤置き場にする

一条工務店で間取り設計の15個目のアイデアは『洗濯機の背面に窓を設置して、洗剤置き場にする』です。

その理由は、一条工務店の窓枠は奥行きが「15センチ前後」と深いため、洗剤の置き場所にピッタリだからです。

我が家が設置したのは「JK2020N」という小さな窓ですが、例えば「洗剤・柔軟剤・香り付け」を置いても充分な余裕があります。

併せて、洗濯機上に「天棚/6,000円」を設置すると、部屋干し用のハンガー掛けや洗剤の在庫置き場に使えて便利です。

一条工務店では「8帖未満=2ヶ所」まで窓を無料で設置できるので、おすすめの小技の1つです。

【一条工務店】間取り設計の失敗談「7選」

次に、一条工務店での間取り設計の失敗談「7選」を同じく我が家の実例を元に紹介します。

その1:耐力壁・タレ壁で、圧迫感が出た

一条工務店で間取り設計の1つ目の失敗談は『耐力壁・タレ壁で、圧迫感が出た』です。

その理由は、間取り設計の段階ではリビングの耐力壁とタレ壁に納得したものの、実際に住んでみると想像以上に圧迫感が気になるからです。

この耐力壁とタレ壁は、有料オプションの2倍耐震である「耐震等級5相当」の住まいを建てるには必要と判断された壁です。

特に「リビング→ダイニング」や「ダイニング→キッチン」に視線を向けた時に、耐力壁やタレ壁の存在が気になります…。

耐震等級5相当の耐震性を担保するには、この耐力壁とタレ壁で構造体を強化する必要がありました!
あつぎり

耐震等級3より耐震等級5相当の方が地震に強く、それぞれの耐震性能の違いは下記の通りです。

「耐震等級3」の特徴

  • 震度6強の地震に耐える
  • 建築基準法の1.5倍の耐震性
  • 大地震で倒壊しない、外壁・壁紙は破損する
「耐震等級5相当」の特徴

  • 震度7の地震に耐える
  • 建築基準法の2倍の耐震性
  • 大地震で倒壊しない、外壁・壁紙すらも破損しない

このように耐震等級3でも充分に地震に強いことを考えると「耐力壁・タレ壁なしの耐震性能3の家で、開放感を重視した間取りを選んでも良かった…」と、当時の判断を少し後悔しています。

その2:照明スイッチ、コンセントの位置

一条工務店で間取り設計の2つ目の失敗談は『照明スイッチ、コンセントの位置』です。

その理由は、照明スイッチやコンセントを計画した位置に対して、実際の自分たちの生活スタイルが合わなかったからです。

我が家の照明スイッチやコンセント計画の失敗例が多くあり、下記の通りです。

  • 2階廊下にコンセントを設置し忘れた
  • カップボードのコンセントが目立ち過ぎてダサい
  • 主寝室の入り口から遠い位置にある照明スイッチ
  • 入居後、1回も使っていないヘッドボード用コンセント
  • 勝手口の照明スイッチを自在棚に設置し、使い勝手が悪い

このように家づくりでは「間取り設計でイメージする暮らし」と「実際の暮らし」が噛み合わないことが多々あります。

そのため1日の生活動線や季節毎の生活スタイル、購入する家具の種類など、色んなパータンの暮らしを元にシミュレーションしつつ、間取り図面のアップデートを繰り返し行いましょう。

その3:全館さらぽか空調を採用しなかった

一条工務店で間取り設計の3つ目の失敗談は『全館さらぽか空調を採用しなかった』です。

これを失敗と考える理由は、冬に全館床暖房を使った暮らしを体験し、その快適性を知ってしまったからです。

そもそも全館さらぽか空調とは「デシカント除湿+全館床冷房」により、涼しくて快適な住まいを作れる設備で、簡単に言うと「夏の全館空調システム」です。

例えば、外出から帰宅後の室内は暑くて不快ですし、在宅時もトイレやお風呂などの仕切られた空間はやはり暑くて不快ですよね。

ですが全館さらぽか空調を採用すると、トイレやお風呂、キッチン、ウォークインクローゼット、廊下など「家全体」の温度・湿度に調整して快適に暮らせる空間にできます。

これほど快適な環境が作れる設備にも関わらず、全館さらぽか空調はオプション費用が「坪/1.5万円」と高額であることから我が家は不採用にしました。

ですが全館床暖房で「風を使わない全館空調」の快適性を体験した今は、さらぽか空調のオプション費用「+48万円(建坪32坪)」はむしろ安く感じます。

例えば、2階の3部屋の洋室に壁掛けエアコンを設置すると「20万円前後(1台7万円×3台)」しますし、今後の買い替えコストも計算すると、実は全館さらぽか空調は割安な全館空調と言えます!
あつぎり

その4:電動式ハニカムシェードを不採用にした

一条工務店で間取り設計の4つ目の失敗談は『電動式ハニカムシェードを不採用にした』です。

その理由は、電動式ハニカムシェードを専用リモコンで開閉すると、想像していた以上にラクだからです。

電動式ハニカムシェードとは、付属の専用リモコンにハニカムシェードを最大4つまで登録でき、開閉をボタン1つで行えます。

我が家は、吹き抜けと掃き出し窓に設置したハニカムシェードだけを電動式に変更し、他のハニカムシェードは全て手動です。

それはハニカムシェードを「手動→電動」に変更する場合は「1ヶ所/+1万円」のオプション料金がかかるからです。

手動式ハニカムシェードを採用した窓は、開閉が手間で「開けたまま or 閉めたまま」になっている窓がほとんどです。

特に、快適な春や秋、冬は「日中はハニカムシェードを開けて日差しを取り込み、夜はハニカムシェードを閉めてプライベートを確保したい」というシーンが増えますよね。

夏は「窓から差し込む日差し」で室内が暑くなるので、ハニカムシェードを1日ずっと閉めている日が多いです!

このような理由から、ハニカムシェードの開閉が多くなりがちなリビングやダイニングの窓は、全て電動式に変更しておけば良かったと、少し後悔しています。

あつぎり

その5:シューズインクローゼットを不採用にした

一条工務店で間取り設計の5つ目の失敗談は『シューズインクローゼットを不採用にした』です。

その理由は、玄関に保管する荷物が想像以上に多く、シューズインクローゼットが無いと玄関が散らかって見えるからです。

シューズインクローゼットに保管したいものは、例えば「子供のベビーカー、三輪車」や「生協の配達用ボックス」、「不要な段ボール」などが挙げられます。

建築予算の関係でシューズインクローゼットの採用を諦めたものの、今となっては「他の収納を小さくして、シューズインクローゼットを作れば良かったかも…」と少し後悔しています。

我が家は「小さい物」や「家の中で使う物」の収納スペースは充実している一方で、「大きな物」や「外で使う物」の収納スペースが足りていません!

「小さい物と大きい物」や「室内使用と屋外使用」などを想定し、色んなケースに対応できる収納スペースを作りましょう!

あつぎり

その6:差圧感応式給気口の設置位置を間違えた

一条工務店で間取り設計の6つ目の失敗談は『差圧感応式給気口の設置位置を間違えた』です。

その理由は、調理中にレンジフードを使うと差圧感応式給気口が開いて、外の空気が室内に入り込んで「寒いor暑い」からです。

特に「冬」は冷たい空気が部屋に侵入するため、差圧感応式給気口の近くは寒さを感じ易く、結構 不快です。

「そもそも差圧感応式給気口とは、何か?」と言うと、下記の通りです。

【差圧感応式給気口とは?】
差圧感応式給気口とは「外気を取り込む吸気口」のことです。

調理中にレンジフードを稼働させると、室内の多くの空気が屋外に排出されます。

ですが一条工務店の住まいは、気密性に優れていることから「室内に入る空気より屋外に排出される空気が多くなる」ため、レンジフードの排出効率が低下します。

室内の圧力が下がって負圧になると差圧感応式給気口が開き、外気を室内に取り込むことで室内の気圧が調整される仕組みです。

このような特性を持つことから差圧感応式給気口は「キッチンの中」に設置するケースが多いものの、我が家はキッチン内に設置場所が無いことを理由に「ダイニングのソファ上(僕の席)」に設置しました。

その結果「冬は冷気、夏は暖気」が僕の頭上を通る環境になり、特に「冬の寒さ」は不快に感じるシーンが多いです。

差圧感応式給気口がキッチン内に取り付けできないケースは、人が長時間滞在する場所を避けて設置するのがおすすめです。

その7:2階にセカンドリビングを作れば良かった

一条工務店で間取り設計の7つ目の失敗談は『2階にセカンドリビングを作れば良かった』です。

その理由は、吹き抜けは「見上げる」だけじゃなく、2階から1階を「見下ろす」ことにも満足感が得られるからです。

我が家は、ダイニングに8帖の吹き抜けがあり、「1階から見上げた景色」は下記の通りです。

天井高5mの吹き抜けは圧巻で、モクリアフローリングに寝転びながら天井を見上げて、毎日のように満足感を得ています。

続いて、同じくダイニングの吹き抜けで「2階から1階を見下ろし景色」は、下記の通りです。

この感情を表現するのは難しいものの、おそらく高い場所が好きな人には共感して貰えるはずです。

例えば「1階で遊ぶ子供を見つめながら、自分は2階のセカンドリビングで本を読む」といった使い方も良いですよね。

具体的な間取りとしては「8帖の吹き抜け」を6帖まで小さくして2階を広くし、2階の廊下と兼ねて使えるセカンドリビングを作るといったイメージです。

このように吹き抜けは、見上げるだけじゃなく「見下ろす」ことにも満足することに入居後に気が付いたので、今となって少し後悔しています。

今の僕なら猫が高い場所を好む理由も分かるような気がします!
あつぎり

【結論】間取り設計は「アイデア次第」で満足度が激変する

本記事の結論は『間取り設計は「アイデア次第」で満足度が激変する』です。

その理由は、間取りは少しの変更を加えるだけで、その家の「暮らし方」や「使い勝手」が大きく変わるからです。

例えば「吹き抜けにドアを1枚付ける」という小さな変更でも、キッチンからの調理臭やリビングの音を大幅に遮ることができるので、大きな効果があります。

このように間取りは「考え方を少し変えるだけ」もしくは「アイデアを1つ思い付く」だけで大きな変化が生まれ、今後の暮らしに大きな影響を与えます。

そのため家族内で時間を使って考えるのはもちろん、加えて複数の設計士から色んな意見を聞いておくことをおすすめします。

なぜなら家づくりに対する考え方も、それぞれの設計士で異なり、意見が合わないことも多いからです。

家づくりも「ファッション」と同じで、例えば「可愛い服」が好きな人もいれば「カッコ良い服」や「キレイめの服」が好きな人もいて、人それぞれ好みが違います。

家づくりに対する考え方も設計士ごとに異なるので、少なくとも3〜5人の設計士と話した上で、間取りを確定させましょう。

その際に タウンライフ家づくり というサービスを使うと、間取り設計を無料で依頼することができます。

僕も一条工務店で家を建てる際に利用しており、下記の通りです。

タウンライフ家づくりで届いた「間取り・見積書・建築模型」

こちらの間取りや建築模型、見積書は、僕の依頼した内容を元にゼロから設計して頂けました!
あつぎり

例えば「このような間取りはどうですか?」という提案も数多く頂けるので、本当に参考になりますよ!

全てのサービスが無料で使えて、家づくりに必要な多くの情報が手に入るので、良ければお試しください。

>>> タウンライフ家づくり【無料で使えます】

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あつぎり

一条工務店のグランスマート(2階建て・32坪)|住宅ローン 4,350万円の返済に励む、平凡な30歳サラリーマンの記録ブログ

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