
まず本記事の結論は、トイレをコンパクトに設計するとその分だけ部屋や収納を広くできます。だから個人的には0.75畳のトイレはおすすめの選択肢です。
一般的にトイレは1畳で設計されることが多いですが、我が家は0.75畳。
正直な話、いろんな意味でかなりギリギリです。
普通に使うぶんには問題ないけど、何かとスペースに余裕がない。それが本音。
僕だって本当は1.5マスくらいの広々としたレイアウトで、タンクレストイレに手洗い器やカウンターまで置いた空間を作りたかった。
でも我が家は一条工務店で建てると決めた時点で、ほぼ予算オーバーだったんです。
一条はコスパが良いと感じつつも、坪単価75万円のアイスマートは我が家にとってかなりの負担。
予算をオーバーしている状態で、満足のいく住まいを作るにはどうすればいいのか。
その答えのひとつが、トイレを0.75畳で設計することでした。
狭くした分だけ部屋や埋め込み収納のスペースを広く確保。
建坪を増やさずに空間を有効活用する方法として選んだ判断です。
だから「予算オーバーだけど、限られた面積で納得のいく家づくりがしたい」という方には参考になる内容かもしれません。
とはいえ、1畳が一般的なトイレを0.75畳にするわけですから、注意すべきポイントも多いのが事実。
まずは寸法の比較を把握しておきましょう。
- 1畳(0.75坪):奥行き180センチ
- 0.75畳:奥行き135センチ
- 幅はどちらも同じ
この奥行きが約45センチ狭くなることで、使い勝手がどう変わるのか。
たとえば折れ戸の開閉スペース、ペーパーホルダーやタオルリングの位置、窓やクロスによる圧迫感、掃除のしやすさ。
標準仕様のままでいけるのか、オプション変更が必要になるのか。
こうした設計時の注意点やデメリットを、このあと実体験ベースで詳しくお伝えしていきます。
ただし間取りの最適解は、それぞれの家の条件で変わってくるのが厄介なところ。
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当ブログの管理人


【一条工務店】0.75畳のトイレを採用した「2つの理由」
まず最初に、一条工務店で0.75畳という狭いトイレを選んだ理由からお話しします。
1畳が当たり前のトイレをあえて小さくした判断には、明確な根拠があります。
その1:トイレより「部屋」を広く設計する方が満足する
0.75畳のトイレを採用した1つ目の理由は、トイレよりも「部屋」を広く設計した方が暮らしの満足度が高いからです。
トイレはリビングや洋室と比較して滞在時間が短いですし、基本的に1人で使うスペース。
広くレイアウトしても、満足度には繋がりにくいんですよね。
個人的な優先順位はこうです。
「①リビング → ②洋室・収納 → ③キッチン・風呂・脱衣所 → ④玄関」
これらを十分な広さで確保した上で、土地や予算にまだ余裕があるならトイレを広くする。
そのくらいの位置づけでちょうどいいと思っています。
現に我が家では、1階と2階のトイレを共に0.75畳で設計しました。
トイレを狭くした分だけ、部屋や埋め込み収納のスペースを広く確保。
どうせなら「1人で使う滞在時間の短いトイレ」よりも「家族みんなで過ごすリビング」にスペースを割いた方が、住まい全体の満足度は上がりますよね。
この考え方に共感できる方は、0.75畳のトイレでも後悔する可能性は低いはずです。
その2:トイレ0.75畳でも使い勝手は変わらない
0.75畳のトイレを採用した2つ目の理由は、0.75畳でも使い勝手はほぼ変わらないからです。
1畳と0.75畳の寸法を比較すると、実は違うのは「奥行き」だけで幅は同じなんです。
具体的には、1畳のトイレだと奥行きが180センチ。0.75畳だと奥行きが135センチで、その差は約45センチ。
この45センチの違いは、便座に座ったときの「足からドア(壁)までの距離」が近くなるだけです。
狭いと感じるかもしれませんが、むしろ1畳のトイレは個人的には広すぎるくらい。
トイレとしての使い勝手を考えると、0.75畳でちょうどいいサイズ感なので後悔するほどの不便さは感じていません。

【一条工務店】0.75畳でも良い感じのトイレを作る「6つのコツ」
ここからは、0.75畳でも満足度の高いトイレを作るための「6つのコツ」を紹介します。
0.75畳のトイレは、1畳と比較して奥行きに余裕がありません。
だからこそ間取り設計の段階で、レイアウトや設備選びのポイントを押さえておくことが大切。
特に下記の①〜④は後悔しないための重要ポイントです。
0.75畳のトイレを検討している方は、必ずチェックしておいてください。

その1:ドアはトイレ前方に設置する
0.75畳でも良い感じのトイレを作る1つ目のコツは『ドアはトイレ前方に設置する』です。
その理由はシンプルで、トイレのドアは前方(正面ドア)に設置した方がトイレへの出入りや立ち座りがし易くなるからです。
例えば「子供のトイレトレーニング」や「老後のトイレサポート」もドアを開けっぱなしにすると広く使えるので、0.75畳というコンパクトなトイレでも全く気になりません。
このようにトイレのドアは「トイレの前方」に設置すると空間を最大限に広く使えることと、普段の使い勝手も良くなるのでおすすめですよ。
その1:ドアはトイレ前方に設置する
0.75畳でも良い感じのトイレを作る1つ目のコツは、ドアをトイレの前方(正面)に設置することです。
理由はシンプルで、正面ドアにした方がトイレへの出入りや立ち座りがしやすくなるから。
1畳のトイレなら側面ドアでも奥行きに余裕がありますが、0.75畳だと奥行きが135センチしかありません。
側面にドアを設置すると、体の向きを変える動作だけで狭いと感じてしまいます。
正面ドアなら、まっすぐ入ってそのまま座れるレイアウト。
寸法に余裕がない0.75畳だからこそ、この動線の違いが大きく効いてきます。
さらに正面ドアには、もうひとつメリットがあります。
ドアを開けっぱなしにすれば、空間を広く使えるということ。
たとえば子供のトイレトレーニングや、老後のトイレサポート。
こうした場面では介助する人のスペースも必要になりますが、正面ドアを開放すれば廊下側まで空間が繋がるので、0.75畳のコンパクトなトイレでも圧迫感なく使えます。
このようにトイレのドアは「前方配置が0.75畳の限られた幅と奥行きを最大限に活かすコツ。後悔しないためにも、間取り設計の段階でしっかり検討しておきましょう。
その2:収納は埋め込み収納を採用する
0.75畳でも良い感じのトイレを作る2つ目のコツは、収納に埋め込み収納を採用することです。
0.75畳のトイレは、1畳と比較して奥行きが45センチも狭い空間。
据え置き収納やカウンター収納、吊り戸棚といった「室内に出っ張る収納」を置くと、それだけで圧迫感が一気に増してしまいます。そもそも寸法的に設置が難しいケースも多い。
その点、埋め込み収納は壁の中に収まるのでトイレの幅や奥行きを一切圧迫しません。
0.75畳という限られたレイアウトでも、空間を広く保ったまま収納力を確保できる唯一の選択肢といっても過言ではないです。
我が家では1階・2階ともにこの埋め込み収納を採用しました。
下段にトイレ掃除用の洗剤やブラシ、上段にトイレットペーパーのストックを収納していますが、十分すぎる容量でかなり満足しています。
後悔しないためのポイントは、間取り設計の段階で埋め込み収納の位置を確定させておくこと。
壁の厚みや構造によっては設置できない場所もあるので、担当の設計士さんに早めに相談しておきましょう。
その3:開き窓orFIX窓を設置する
0.75畳でも良い感じのトイレを作る3つ目のコツは、開き窓またはFIX窓を設置することです。
0.75畳のトイレは奥行きが135センチしかなく、どうしても圧迫感が出やすい空間です。
ここに窓があるだけで日中は自然光が入り、実際の寸法以上に広く感じられるようになります。
現に我が家では2階のトイレにだけ窓を設置しましたが、1階の窓なしトイレと比較すると開放感がまるで違う。
同じ0.75畳なのに、窓ありの方が明らかに広く感じます。
さらに便利なのが、一条工務店の窓枠の深さ。
奥行き約16センチの窓枠がちょっとしたカウンター代わりになります。
芳香剤や小さな造花を飾ったり、予備のトイレットペーパーを置いたりと使い道はいろいろ。
0.75畳の狭いトイレではカウンターや棚を別途設置する余裕がないので、この窓枠スペースは想像以上に重宝します。
窓の種類については、開き窓なら換気ができるので掃除後の空気の入れ替えに便利です。
FIX窓は開閉できない分、気密性が高く一条工務店の高断熱性能を活かしやすいというメリットがあります。
いずれも標準仕様で無料取り付けが可能なので、オプション費用の心配もありません。
特別な理由がない限り、採用しておくのが無難でしょう。
ちなみに僕は1階のトイレに窓を付けなかったことを少し後悔しています。
クロスの色だけでは補いきれない開放感を、窓は与えてくれますよ。
その4:手洗いタンク式のトイレを設置する
0.75畳でも良い感じのトイレを作る4つ目のコツは、手洗いタンク式のトイレを設置することです。
理由はシンプルで、0.75畳のトイレには独立した手洗い器やカウンターを設置するスペースがほとんどないからです。
たとえば、トイレの右側にペーパーホルダー、左側に埋め込み収納を設置したとします。
これだけでもう壁面はほぼ埋まってしまい、手洗いカウンターを追加する余裕はありません。
だからこそ0.75畳のトイレには手洗いタンク式がベストな選択です。
タンクの上で手が洗えるので、独立した手洗い器が不要になり、レイアウトに余裕が生まれます。
手洗いタンク式は一条工務店の標準仕様で選べるため、オプション費用もかかりません。
「狭いトイレでも手洗い場所をしっかり確保したい」という方は、迷わず手洗いタンク式を選んでおきましょう。
その5:床材に石目調ボーダータイルを採用する
0.75畳でも良い感じのトイレを作る5つ目のコツは、床材に石目調フローリングを採用することです。
0.75畳のトイレは狭い分、目に入る床面積も小さくなります。
だからこそ床材の色や質感を変えるだけで、空間の印象がガラッと変わる。コンパクトなトイレほど、床材選びの効果は大きいです。
一条工務店のグランスマート・グランセゾン・アイスマートでは、水回りに石目調フローリングを標準仕様で採用できます。
選べるカラーは以下の4色。

- ホワイト
- ベージュ
- グレー
- ブラック
我が家ではキッチンや洗面化粧台の周辺と色合いを統一するため、トイレの床にはブラックの石目調フローリングを採用しました。
トイレ本体やクロスがホワイト基調なので、床をブラックにすることで統一感のあるモノトーンに仕上がります。
廊下のモクリアフローリング(グレーウォールナット)との色合いも相性が良く、空間の切り替わりが自然です。
ちなみに石目調フローリングはフラットな表面なので、掃除がしやすいのも嬉しいポイント。
0.75畳の狭いトイレは便器との距離が近く、床が汚れやすいので、サッと拭けるこの素材は実用面でもおすすめです。
オプション費用なしの標準仕様で選べるので、色選びで迷ったらキッチンや洗面所との比較で統一感を意識してみてください。
その6:アクセントクロスを採用する
0.75畳でも良い感じのトイレを作る6つ目のコツは、アクセントクロスを採用することです。
0.75畳のトイレは狭い分、クロスが目に入る面積も限られています。
だからこそ1面変えるだけでも空間の雰囲気がガラッと変わる。
少ない面積で大きな効果が得られるので、コンパクトなトイレほどアクセントクロスとの相性が良いです。
活用法もさまざまで、「壁の1面だけ」「天井だけ」「壁4面すべて」など好みに合わせて選べます。
たとえば奥の壁1面にダーク系のクロスを貼ると奥行きが強調されて、実際の寸法以上に広く見える効果も。
圧迫感の軽減にもつながるので、0.75畳のトイレにはぜひ検討してほしいテクニックです。
費用面でもハードルが低いのがポイント。一条工務店では標準仕様のクロス一覧から選べば追加料金なしで施工できます。
オプションクロスを選んだ場合でも1万円前後と安く抑えられるので、後悔の少ないチャレンジです。
石目調フローリングの床と組み合わせれば、統一感のあるおしゃれなトイレに仕上がります。
リビングや洋室では冒険しにくい大胆な色柄も、トイレのような個室空間なら気軽に試せる。
「ちょっと攻めたクロスを使ってみたい」という方にも、0.75畳のトイレはちょうどいい実験場所です。
【一条工務店】トイレを0.75畳で設計した「2つの不満」
ここまで0.75畳トイレのメリットやコツをお伝えしてきましたが、正直に言うと不満もあります。
最後に0.75畳で設計したことによる「2つの不満」を解説して記事を終えます。
後悔しないためにも、デメリットはしっかり把握しておきましょう。

その1:座った時に前の壁が近い
0.75畳のトイレの1つ目の不満は、便座に座った時に前方の壁(ドア)が近いことです。
1畳のトイレと比較すると奥行きが約45センチ狭くなっているので、その分だけ前方との距離が近くなります。
具体的な寸法で言うと、0.75畳は奥行き135センチ。
便器の奥行きを差し引くと、座った状態で膝からドアまでの距離はかなりギリギリです。
特に体格の大きい方だと圧迫感を感じやすいかもしれません。
ただし、普段使いで支障が出るほどの狭さではありません。
用を足す・手を洗う・掃除をする。これらの基本的な動作は問題なくできます。
そもそもの考え方として、トイレが広くなったところで所詮はトイレ。
であれば家族みんなで使って滞在時間も長いリビングや洋室にスペースを割いた方が、住まい全体の満足度は高くなります。
「前の壁が近い」という不満はたしかにありますが、後悔するほどのデメリットではないというのが正直な感想です。
0.75畳のトイレを検討している方は、このレベルの狭さは許容範囲と捉えておいて大丈夫でしょう。
その2:子育て・老後は使いにくい
0.75畳のトイレの2つ目の不満は、子育てや老後など「2人で使う場面」で狭さを感じることです。
0.75畳のトイレは幅が約90センチ。これは1畳のトイレでも同じ幅ですが、奥行きが135センチしかないため、大人と子供が同時に中に入るとかなり窮屈です。
子供のトイレトレーニング中は親が横に付き添いますし、将来の介護では体を支えながらの移動が必要になります。
こうした場面では、1畳や1.5マスのトイレと比較すると明らかにスペースが足りません。
対策としては、トイレのドアを前方に設置しておくことが有効です。
ドアを開けた状態にすれば廊下側まで空間が広がるので、0.75畳でも2人で使えるレイアウトになります。
そして冷静に考えると、子供のトイレトレーニングは一過性のイベント。数年間の期間限定です。
介護については30〜40年後の話なので、そのタイミングでリフォームを検討すれば十分に対処できます。
将来の不安から今のトイレを1畳にして、毎日使うリビングや収納が狭くなる方が後悔は大きいはずです。
「今の暮らしの快適さ」を最優先にするなら、0.75畳のトイレでも問題ないというのが僕の結論です。
まとめ:一条工務店の0.75畳トイレは「割り切れる人」におすすめ
本記事では、一条工務店で1階・2階ともに0.75畳のトイレを採用した実体験をもとに、メリット・コツ・不満を正直にお伝えしました。
最後に要点を振り返っておきます。
0.75畳のトイレは、正直ギリギリの広さです。
1畳のトイレと比較すると余裕はないし、圧迫感を感じる場面もあります。
でも「トイレよりもリビングや部屋を広くしたい」「予算内で最大限の満足度を得たい」という方には、間違いなくおすすめできる選択肢です。
大切なのは、間取り設計の段階でレイアウトや設備をしっかり検討しておくこと。
折れ戸・埋め込み収納・窓・手洗いタンク式といった標準仕様をうまく活用すれば、0.75畳でも後悔のないトイレは十分に作れます。
間取りの最適解は家ごとに異なるので、プロの提案も取り入れながら納得のいく家づくりを進めてください。
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