といった疑問を解決する記事です。
まず最初に結論を言うと「一条工務店の注文住宅を予算1,500万円で建てられるけど、4つの条件をクリアする必要がある」です。
その条件とは、下記の4つです。
- 坪単価が安いグレードを選ぶ
- 家の建坪を20~23坪に抑える
- 追加オプションを極力減らす
- 間取りを平屋で建てる(可能なら)
その理由は、一条工務店の注文住宅は坪単価が「65~75万円」と、住宅メーカーの中でも高額であるからです。
そのため、予算1,500万円に抑えるには坪単価の安いグレードを選び、コンパクトな間取りを設計し、有料オプションを少なくして家を建てる必要があります。
そこで、一条工務店の各グレードの坪単価を元に「予算1,500万円で建てられる家の建坪」を計算すると、下記の通りです。
グレード | 坪単価 | 建坪 |
---|---|---|
グランセゾン | 75万円 | 20坪(66㎡) |
アイスマート | 70万円 | 21坪(69㎡) |
アイキューブ | 65万円 | 23坪(76㎡) |
ですが、これは「建物だけの金額」なので、こちらに「オプション費・外構工事費・諸経費」などを加えた予算だと、およそ2,000万円前後になります。
なぜなら一条工務店で家を建てると、一般的に「オプション費+外構工事費+諸経費」の合計が500万円前後になるケースが多いからです。
- オプション費:100万円前後
- 外構工事費 :100万円前後
- 諸経費 :建物価格×20%
諸経費は、具体的に「建築申請費・排水配管工事・登記費用・保険料・設計料」などの項目が含まれており、こちらは家を建てる際に必要な費用です。
つまり、予算1,500万円は「建物価格のみ」だと何とかクリアできるものの「オプション費・外構費・諸経費」などが加わると、予算は2,000万円前後が目安になると言えます。
という人は、記事の後半の「一条工務店で家を安く建てる3つの方法」をチェックして下さい。
加えて、
「一条工務店の建築コストが高いのか、安いのかを他社と比較したい…」
という人は、 タウンライフ家づくり を併用すると良いでしょう。
タウンライフ家づくりとは、家づくりの条件・要望を こちら に入力するだけで「間取り・見積書」を住宅メーカー各社から無料で取り寄せできるサービスです。
実際に僕も家づくりで活用しており、その時に取り寄せした資料は下記の通りです。
最大のポイントは、タウンライフ家づくりで取り寄せできる間取り・見積書は「既製のプランではなく、全て自分たちの要望を元にオーダー設計された間取り・見積書」だということです。
ちなみに、我が家は「部屋数は3LDK以上・リビング20帖以上・書斎2帖とランドリールームが欲しい…等」の条件で依頼したところ、このようなステキな間取りをオーダー設計して頂けました。
上記のように、間取りの特徴やこだわりを手書きコメントで解説して頂いており、初めての家づくりで見慣れない間取り図面でもかなり分かり易かったです。
手続きは「スマホ完結・かかる時間は3分」と超カンタンにも関わらず、これほど有益な情報が手に入るなら、使わない手はありませんよね。
特に「住宅メーカー選び」や「間取り設計」にお悩みの方は、使ってみると新しい発見に繋がるはずです。
今の寒い季節は、タウンライフ家づくりで必要な情報を取り寄せて、カフェモカでも片手に暖かいリビングでゆっくりと家づくりを進めましょう。
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一条工務店は予算1,500万で家が建つ?|解決策は「平屋+規格住宅」にあり
記事の最初にお伝えした通りで、一条工務店の注文住宅を予算1,500万円で建てるには、下記の4つの条件をクリアする必要があります。
- 坪単価が安いグレードを選ぶ
- 家の建坪を20~23坪に抑える
- 追加オプションを極力減らす
- 間取りを平屋で建てる(可能なら)
簡単に言うと「坪単価の安いグレードを選び、コンパクトな間取りを設計し、有料オプションを最小限にした家」を建てる必要があります。
詳しくは、下記で解説済みです。
一条工務店だと「予算1,500万円」で何坪の家が建てられる?
まず最初に「予算1,500万円だと、何坪の家が建てられるのか?」を一条工務店の坪単価から計算します。
一条工務店で「各モデルの坪単価の中央値」を元に計算すると、下記の通りです。
グレード | 坪単価 | 建坪 |
---|---|---|
グランセゾン | 75万円 | 20坪(66㎡) |
アイスマート | 70万円 | 21坪(69㎡) |
アイキューブ | 65万円 | 23坪(76㎡) |
もちろん「何人で住むことを想定した家か?」で判断が変わるものの、3~4人家族だと少し狭いと感じる人が多いはずです。
なぜなら「2階建て・20~23坪(70㎡前後)」だと、間取りは「2LDK(リビング15畳・洋室5帖×2部屋)」で設計するケースが多いからです。
例えば「2階建て・3〜4人家族」の場合、一般的に最も選ばれている建坪が「32坪(約105㎡)」で、こちらと比較すると下記の通りです。
家の建坪 | ㎡数 | 間取り |
---|---|---|
21坪 | 70㎡ | 2LDK |
32坪 | 105㎡ | 3LDK |
では、上記の差である「35㎡の差は、何帖くらいの差になるのか?」と言うと、おおよそ「19帖の差」なので、リビング1部屋がまるごと無くなるイメージです。
これらを踏まえると「1~2人で住むには十分な広さだけど、3~4人になると狭い」と感じる人が多いかもしれません。
一条工務店で建物価格/1,500万円なら「平屋」がオススメ
同じ建坪でも、広さを最大限に生かした住まいを作りたい人は「平屋」を選ぶと良いでしょう。
なぜなら、平屋は1フロアで完結するため「廊下+階段+2階トイレ」が不要になり、それだけ部屋を広く設計できるからです。
かなりザックリですが、下記のスペースが無くなることで、その面積だけ2階建てよりも広く設計することができます。
- 廊下 :2~3帖
- 階段 :2~3帖
- トイレ:1~2帖
→「合計/5~8帖」ほど、部屋を広くできる!
平屋とは、マンションやアパートのような間取りをイメージすると分かり易く、例えば下記のような図面です。
注意点が1つだけあり、一条工務店は2階建てよりも平屋の坪単価が「+3万円」ほど高くなるという点です。
そこで「一条工務店の平屋の坪単価」を元に、予算1,500万円で建てられる建坪を計算すると、下記の通りです。
グレード | 坪単価 | 建坪 |
---|---|---|
グランセゾン | 75万円 | 20坪(66㎡) |
アイスマート | 70万円 | 21坪(69㎡) |
アイキューブ | 65万円 | 23坪(76㎡) |
ちなみに、東京都の3~4人家族だと「マンション・2〜3LDK・70㎡前後」に住んでいる人が多いので、相応の広さを確保できていると言えますね。
ですが、これは「建物価格のみ」のケースであることに注意して下さい。
「建築コストの総額」で計算すると、追加で「オプション費+外構費+諸経費」の項目が加わり、およそ500万円が追加で必要になると考えておきましょう。
詳しくは、下記をチェックして下さい。
一条工務店で注文住宅を「総額1,500万」で建てるのが難しい「3つの理由」
本記事は、ここまで「建物価格のみ」で、話を進めてきました。
ですが実際に家を建てるには「オプション費+外構費+諸費用」でもお金が必要で、こちらの金額は「+500万」が目安です。
各項目のおおよその金額は、下記の通りです。
- オプション費:約100万円
- 外構工事費 :約100万円
- 諸経費 :約300万円
(※諸経費=建物価格×20%)
こちらを加算すると、建築コストの総額は「約2,000万」となります。
それでは、下記で「何に?どれくらいの費用が必要なのか?」を確認しておきましょう。
その1:オプション費「約100万円~」
家づくりにかかる1つ目の追加コストは『オプション費/約100万円』です。
その理由は、一条工務店は「モデルハウス仕様が標準仕様」とアピールする一方で、標準仕様に含まれない費用(オプション扱いになる設備・仕様)が意外と多いからです。
具体的に、下記の項目は追加で必要になるケースが多いオプションです。
- ベタ基礎:30~45万
- 網戸 :10万前後
- 照明器具:10万~
→ 合計/50~65万円
こちらに、一条工務店の人気オプションである「キッチンのカップボード/30万円~」や「タンクレストイレ/5~15万円」、「玄関の電子キー/7万円」などを加えると、合計100万円を超えてきます。
ちなみに、一条工務店で建てた我が家だと、オプション費の総額は「約160万円(太陽光を除く)」です。個人的には「オプション総額100万円だと、少し我慢が必要かな…」といった印象ですね。
ここで考えておきたいポイントが「一条工務店の標準仕様は、自分たちが本当に必要とする設備・仕様なのか?」です。
なぜなら、一条工務店は標準仕様の内容が充実しているとは言え、これらの導入コストは全て坪単価に加算されており、坪単価が高く設定されている原因元だからです。
例えば、他社の住宅メーカーだと「いる・いらない」に合わせて有料オプションを好みで選べるものの、一条工務店だと「標準仕様だから購入必須の設備が多い」といったプランの特徴があります。
つまり「一条工務店の標準仕様=購入必須の設備・仕様」なので、一条工務店を選ぶ以上は、下記の設備を「買わない」という選択肢はありません。
一条工務店の主な標準仕様
導入コスト | 計算方法 | |
---|---|---|
全館床暖房 | 50~60万円 | 坪2万円 × 建坪 |
ロスガード | 50~80万円 | 本体代+設置面積の坪単価(0.5帖) |
高気密・高断熱 | 50~70万円 | 一般的な高断熱にかかる断熱材の導入費 |
ハニカムシェード | 30~40万円 | 1箇所/2~3万円 × 窓の平均個数 |
タイル外壁 | 100~200万円 | 一般的なタイル外壁の導入費 |
こちらの合計金額は「280~450万円」です。
ここでの問いが「これらの標準設備・標準仕様をお金を払ってまで欲しいですか?」です。
「全て標準仕様に含まれている」と聞くと、何だか得した気分ですが「有料で購入が必須となる設備」と考えると、実際は「必要ない」と感じる設備・仕様もあるはずです。
例えば、中には「ローコストの住宅メーカーでシンプルな家を建てて、家具・家電にお金を使う方が満足する!」という人も多いはず。
住宅メーカー選びは「何を重視するか?」で正解が変わり、一条工務店の場合だと良し・悪しを判断する最大のポイントは「標準仕様」だと言えますね。
ですが、一条工務店の標準仕様に不要な設備が含まれていると感じるほど、一条工務店は割高な家となるので注意しましょう。
とは言え、こちらの判断は「家を建てる条件」で異なるため、ケースバイケースで正解が変わります。
そこで、住宅メーカー選びにお悩みの方は、 タウンライフ家づくり でオリジナルの間取りプランを依頼し、住宅メーカー各社の見積書を比較した上で判断すると良いでしょう。
参考までに、下記は僕が家づくりを行った際にタウンライフ家づくりで取り寄せした資料です。
こちらは全てオーダー設計されたプランで、我が家の場合だと「リビング20帖、3LDK以上、ランドリールーム・書斎付き…など」の条件で設計を依頼しました。
タウンライフ家づくりは、全国1,000社以上のハウスメーカー・工務店から「間取り・見積書」を取り寄せでき、もちろん一条工務店も含まれています。
手続きにかかる手間は「スマホ完結・わずか3分」と超カンタンです。全てのサービスが無料で使えるので、気になる方は情報収集に使うと便利ですよ。
>>> 住宅メーカーから専用プランを取り寄せ【無料です】その2:外構費は約100万円
家づくりにかかる2つ目の追加コストは『外構費/約100万円』です。
外構工事は、多くの人が想定している価格帯よりも、工事内容の1つ1つが高いので注意しましょう。
その理由は、外構工事は「地域の業者」に依頼するケースが多く、事業規模の小ささから工事費・部材費が割高であることが大半だからです。
例えば「駐車場→コンクリート、通路→砂利」といったシンプルな外構でも、100万円前後はかかります。
外構工事の目安となる価格は、下記の通りです。(施工する広さで変わります)
- 駐車場コンクリ:50~100万円
- 門柱 :20~30万円
- タイルデッキ :20~30万円
- 目隠しフェンス:20~30万円
- カーポート3台:200万円前後
→ 合計/310~390万円
「家づくり~外構工事」までを一貫して行う住宅メーカー(紹介含む)もあるので、間取り・見積書の発行だけじゃなく、外構工事も含めて タウンライフ家づくり で見積りを依頼しておくと良いでしょう。
最初の段階で、外構工事も含めた建築コストが分かっていると予算計画も立てやすいだけじゃなく、何より安心ですよね。
>>> 住宅メーカーから専用プランを取り寄せ【無料です】その3:諸経費は約300万円
家づくりにかかる3つ目の追加コストは『諸費用/約300万円』です。
なぜなら、家を建てるには「建築申請や配管工事、登記費用、保険」などの項目で多くのお金が必要だからです。
下記は一部ですが、諸経費の目安です。
- 建築申請費 :40万円
- 排水・配管工事:100万円
- 登記費用 :25万円
- 保証料 :90万円
- 火災保険 :11万円
- 間取り設計料 :10万円
- 引っ越し代 :10万円
- 水道負担金 :12万円
→ 合計/298万円
ちなみに諸経費は、多くの住宅メーカーで「建物価格 × 20%」になるケースが多いので、こちらを目安にザックリと計算しておくと良いでしょう。
ここまで本記事で計算した金額をまとめると、下記の通りです。
- 建物価格 :1,500万円
- オプション費:約100万円
- 外構工事費 :約100万円
- その他の費用:約300万円
→ 合計/2,000万円
では「一条工務店だと、総額1,500万円以下でマイホームを建てることは出来ないのか?」と言うと、そうとも言い切れません。
下記の3つのプランから選ぶと、一条工務店の家でも建築コストを更に安く抑えることができます。
- 「i-smile(アイスマイル))で建てる
- 「HUGme(ハグミー))で建てる
- 「i-pallet(アイパレット)」を探す
詳しくは、下記をチェックして下さい。
一条工務店でマイホームを予算1,500万円で建てる「3つの方法」
一条工務店で予算1,500万円で建てたい人は、下記の「規格住宅」もしくは「分譲住宅」からプランを選びましょう。
- 「i-smile(アイスマイル))で建てる
- 「HUGme(ハグミー))で建てる
- 「i-pallet(アイパレット)」を探す
その理由は、既に一条工務店が設計した間取りプランから選んで家を建てる規格住宅だと、注文住宅よりも建築コストを大幅に安くできるからです。
こちらのプランから「予算1,500万円で建てられる建坪」を計算すると、下記の通りです。
グレード | 坪単価 | 建坪 |
---|---|---|
グランセゾン | 75万円 | 20坪(66㎡) |
アイスマート | 70万円 | 21坪(69㎡) |
アイキューブ | 65万円 | 23坪(76㎡) |
アイスマイル | 55万円 | 27.3坪(90.2㎡) |
ハグミー | 50万円 | 30.0坪(99.2㎡) |
ここでの疑問が「既に設計された既成プランだと、自分たちの暮らしと条件が合う間取りが見つからないのでは?」と考えるかもしれませんが、その心配はありません。
例えば、i-smile(アイスマイル)だと全5,000種類の間取りプランから選ぶことができ、様々な生活スタイルに合った複数のプランが用意されています。
加えて、2023年には「HUGme(ハグミー)」という45周年モデルを新発表しており、一条工務店も規格住宅に注力している様子が分かりますよね。
一条工務店のアイスマイルやハグミ―、アイパレットは、一般的な規格住宅・分譲住宅からは想像できないくらい高性能な住まいなので、下記でチェックしておきましょう。
その1:「i-smile(アイスマイル)」で建てる
i-smile(アイスマイル)は、全5,000種類の間取りから選んで建てる規格住宅です。
アイスマイルの坪単価は「55万円」と安く、建坪ごとの建築コストは、下記の通りです。
- 20坪:1,100万円
- 22坪:1,210万円
- 25坪:1,375万円
- 27坪:1,485万円
予算1,500万円だと、最も大きな建坪で「27.3坪(90.2㎡)」の家が建てられる計算です。
アイスマイルで建坪/20坪前後を選べば「オプション費・外構・諸経費」を含めても、総額1,500万円以内に収まりそうですね。
この安さの理由は「規格住宅」により、効率的で低コストな生産を行う仕組みを構築できているからです。
間取り以外だと、例えば「窓・キッチン・風呂・トイレ」などの選択肢が注文住宅より少ないため、条件が合わない人も一定数いるはずです…。
ですが、条件さえ合えば「コスパ最高の家」が建てられるのがアイスマイルの最大の特徴なので、一条工務店に問い合わせてみる価値は十分にあります。
その2:「HUGme(ハグミー)」で建てる
HUGme(ハグミー)は、全100種類の間取りから選んで建てる規格住宅です。
こちらは一条工務店の45周年モデルとして発売された「期間&棟数限定」の商品です。
ハグミーは間取り数が100種類と少ないこともあり、坪単価は「50万円」と更に安く、建坪ごとの建築コストは、下記の通りです。
- 22坪:1,100万円
- 25坪:1,250万円
- 27坪:1,350万円
- 30坪:1,500万円
予算1500万円だと、最も大きな建坪で「30坪(99.2㎡)」の家が建てられる計算です。
ハグミーで建坪/22~25坪を選ぶと「オプション費・外構・諸経費」を含めても、総額1,500万円以内に収まりそうですね。
ハグミーの安さの理由は、アイスマイルよりも更にプラン数を減らして低コスト生産ができていることと、他のモデルよりも標準仕様に含まれる設備・仕様を減らしているからです。
例えば、一条工務店の大半のモデルで標準仕様である「全館床暖房」はハグミ―では有料オプションとなり、導入には坪/2万円のオプション費がかかります。
ハグミーの詳しい特徴は「【一条工務店】HUGme(ハグミー)の「3つの特徴・5つの標準仕様・8つのオプション」」の記事をチェックして下さい。
その3:「i-pallet(アイパレット)」を探す
i-pallet(アイパレット)は、一条工務店の分譲住宅で、つまり「建売」です。こちらは、条件が合えば最もコスパが良い商品かもしれません。
なぜならアイパレットは、一般的な建売住宅からは想像できないほど高スペックな設備・仕様を持つ住まいだからです。
具体的には「高気密・高断熱の住まい」はもちろん、他にも「耐震等級3・全館床暖房・全面タイル外壁・太陽光システム」などが標準仕様に含まれます。
注意点は、アイパレットが買える地域は限定されており、また地域によって土地価格も違うので、購入価格もバラバラだということです。
ですがアイパレットも条件が合えば、かなりコスパが高い商品であることは間違いないので、気になる方は一条工務店に問い合わせてみると良いでしょう。
【選択肢を増やそう】予算1,500万円で満足度が高い住宅メーカーは?【おすすめ5社】
最後に「そもそも一条工務店を選ぶ理由が本当にあるのか?」をもう1度 考えておきましょう。
予算を1,500万円に設定する場合、一条工務店よりもローコストの住宅メーカーで建てる方が満足度が上がる可能性が高いです。
なぜなら、一条工務店で予算1,500万円に抑えるには「最低限の建坪で・ほぼ標準仕様の家」を建てる必要があり、ここに不満を感じる人が多いからです。
例えば、一条工務店は「快適に暮らせる高気密・高断熱の家」であることに間違いありません。
ですが最近だと、他社でも大半の新築が十分な気密性・断熱性を備えていることから「快適な暮らしにおいて、一条工務店ほどの気密性・断熱性の高さは必要ない」という意見も多いです。
予算1,500万円で考える場合、もしくは一条工務店と似た特徴を持つ家を安く建てられる住宅メーカーをお探しなら、下記の5社をチェックしてみると良いでしょう。
- アイフルホーム
- アイダ設計
- タマホーム
- レオハウス
- アエラホーム
中でも、おすすめの住宅メーカーは「アイフルホーム」です。
なぜなら、アイフルホームは坪単価が「平均/50万円」と一条工務店より安いにも関わらず、一条工務店と同水準の性能(気密性・断熱性)を持つ家が建てられるからです。
例えば、両社の「気密性・断熱性」を比較すると、下記の通りです。
断熱性(UA値) | 気密性(C値) | |
---|---|---|
一条工務店 | 0.25 | 0.59 |
アイフルホーム | 0.27 | 0.51 |
また、アイフルホームは標準仕様に含まれる設備が一条工務店ほど多くない(=購入必須の設備が少ない)ため、家の外観や設備などを自分たちの好みで自由に決められます。
なお、上記にある他のローコストメーカーも従来式の家に比べると、気密性・断熱性がかなり高い住まいです。
確かに一条工務店より性能は劣るものの、快適に過ごせる気密性・断熱性を兼ね備えている家なので、候補の1つに考えても良いでしょう。
その方法として、住宅展示場に足を運んでも良いですし、それが手間な人は タウンライフ家づくり で「間取り設計・見積書」を取り寄せして情報を集めると良いでしょう。
タウンライフ家づくりだと、例えば「予算1,500万円・リビングの広さ・部屋数・必要な仕様やオプション」など、家づくりの条件を こちら に入力するだけで、各社の住宅メーカーからプランの提案を受けられます。
このように間取り設計を各社に依頼すると「自分達の家づくりの条件だと、どこの住宅メーカーを選ぶとコスパが良いのか?」が明確に分かるので、依頼してみる価値はあるはずです。
全てのサービスが無料で使えるので、住宅メーカーの情報を集める時間・手間を節約したい人は、むしろ活用しないと損ですよね。
>>> 住宅メーカーから専用プランを取り寄せ【無料です】【結論】一条工務店で予算1,500万円で建てられるけど、他社メーカーの方が満足度が高いかも…
本記事の結論は『一条工務店で予算1,500万円で建てられるけど、他社メーカーを選ぶ方が満足度が高いかも…』です。
その理由は、一条工務店の坪単価で1,500万円に抑えるには、家の建坪や間取り、部屋数における我慢ポイントが増える可能性があるからです。
例えば「リビングに18帖は欲しいけど、15帖が限界」や「風呂やトイレを広くしたいけど、建坪の関係で難しい」といったケースが挙げられます。
予算1,500万円で建てられる各プランの建坪数(建物価格のみ)は、下記の通りです。
グレード(坪単価) | 建坪 | 建物価格 |
---|---|---|
グランセゾン (78万円) | 19.2坪(63.4㎡) | 1,500万円 |
アイスマート (73万円) | 20.5坪(67.7㎡) | |
アイキューブ (68万円) | 22.0坪(72.7㎡) | |
アイスマイル (55万円) | 27.3坪(90.2㎡) | |
ハグミー (50万円) | 30.0坪(99.2㎡) |
上記は「建物価格のみ」なので、実際は「オプション費+外構費+諸経費」が必要になるので注意して下さい。
- オプション費:約100万円
- 外構工事費 :約100万円
- その他の費用:約300万円
こちらは、全て「平均価格」です。つまり「どこに・どれだけのお金をかけるか」は人それぞれなので、住宅メーカーや工務店に専用の間取りプラン・見積書を作ってもらった上で判断しましょう。
>>> 住宅メーカーから専用プランを取り寄せ【無料です】特徴が似た住宅メーカーを比べると、各社が提供するプランの良し・悪しが分かり易いですよね!
また、一条工務店の良し・悪しを判断するには「標準仕様がいる?いらない?」がキーポイントになります。
その理由は、一条工務店の標準仕様には、多くの高級な「設備・仕様」が含まれており、これらの導入コストが一条工務店の坪単価の高さに繋がっているからです。
一条工務店の標準仕様とは、例えば「全館床暖房、全面タイル外壁、全館換気システム(ロスガード)、ハニカムシェード、高気密・高断熱の住まい」などが挙げられます。
導入コスト | 計算方法 | |
---|---|---|
全館床暖房 | 50~60万円 | 坪2万円 × 建坪 |
ロスガード | 50~80万円 | 本体代+設置面積の坪単価(0.5帖) |
高気密・高断熱 | 50~70万円 | 一般的な高断熱にかかる断熱材の導入費 |
ハニカムシェード | 30~40万円 | 1箇所/2~3万円 × 窓の平均個数 |
タイル外壁 | 100~200万円 | 一般的なタイル外壁の導入費 |
すると、下記の2つの選び方が考えられます。
- 一条工務店の標準仕様が欲しい
→一条工務店を選ぶと「お得・割安」 - 一条工務店の標準仕様は不要な設備・仕様が多い
→一条工務店を選ぶと「損・割高」
「自分たちに一条工務店が合っているのか?」判断するには、複数の住宅メーカーへ「同じ条件」で間取り設計・見積書を依頼すると良いでしょう。
少なくとも5社前後の住宅メーカーにプランを依頼しておくと、どこの住宅メーカーを選ぶとお得なのかが明確に分かりますよね。
間取り設計・見積りを依頼するには、自分の足で住宅展示場に行くか、 タウンライフ家づくり を活用すると良いでしょう。
いずれにせよ、住宅メーカーとの契約前に間取り・見積書から実際のプラン内容を比較しておくことが大事なので、情報収集は絶対に怠らないようにしましょう。
個人的には、下記の2ステップがおすすめです。
- タウンライフ家づくり で、間取り・見積書を取り寄せしてザックリ比較する
- 「①」で気になった住宅メーカーの展示場に行き、より詳しい話を聞いたり、実物を確認する
自分達に合うプランを見つけるにせよ、安い建築コストで建てられる住宅メーカーを見つけるにせよ、まずは「見積り」することが大事です。
本記事は、以上になります。