「断熱性が高くなるなら、全部の窓につけたほうがいいんじゃない?」
もしそう思っているなら、ちょっと待ってください。
結論からいうと、なにも考えずに全部の窓につけるのは『後悔のもと』です。
ハニカムシェードは、「場所をしっかり選んで採用する」のが正解だからです。
実際にわが家でも、「ここは不採用にして正解だった!」という窓がたくさんあります。
そもそもハニカムシェードとは、窓の断熱性能をぐっと高めてくれる設備のこと。
これがあるだけで、夏はすずしく、冬はあたたかい快適な家になります。
「一条の窓なら、なにもしなくても高性能でしょ?」
と思うかもしれませんが、さすがに真夏や真冬になると、窓のちかくはどうしても外気の影響をうけてしまいます。
だからこそ、とくに「大きな窓」には採用して、断熱性を補強してあげるのがおすすめなんです。

でも、いくら便利だからといって、どこにでもつければいいわけではありません。
場所によっては邪魔になったり、掃除の手間がふえたりすることもあるので注意が必要です。
実際にわが家では、勝手口やトイレ、脱衣所、子供部屋には採用しませんでした。
たとえば、キッチンの「勝手口」。

ここにつけてしまうと、料理の油ハネや汚れがついて、すぐにベタベタになってしまいます。
しかもこのシェード、ベージュ色で汚れが目だつのに、水洗いができない素材なんです。
一度よごれると、お手入れにはかなりの手間がかかってしまいます。
だからわが家は、思いきって勝手口にはつけませんでした。
結果として、まったく不便はありませんし、むしろ掃除の手間がへって良かったと感じています。
ちなみに、ハニカムシェードの配置を決める前に、今の間取りや窓の位置で本当に大丈夫か不安はありませんか?
そもそも、ハニカムシェードの配置で迷ってしまう根本的な原因は、「今の間取りや窓の位置に自信が持ちきれていないこと」にあるかもしれません。
一生に一度の家づくりで失敗しないためにも、今のうちにプロが作成した「非公開の間取りプラン」や「見積書」を無料で作成してもらい、他社のアイデアと比較して視野を広げておくのが成功の秘訣ですよ。

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【一条工務店】ハニカムシェードを採用する「3つのメリット」
一条工務店のハニカムシェードを採用するメリットは、大きく分けてつぎの3つです。
ハニカムシェード「3つのメリット」
まずは、ハニカムシェードがどんな特徴をもっているのか。
そして、どんな種類から選ぶことができるのか。
採用する・しないを決める前に、基本的な選択肢を知っておきましょう。
メリット1:窓からの熱気・冷気を遮断できる

一条工務店のハニカムシェードを採用する1つ目のメリットは、『窓からの熱気や冷気をシャットアウトできること』です。
なぜなら、家のなかでいちばん熱が出入りしやすい場所は、壁ではなく「窓」だから。
じつは、夏に入ってくる熱や、冬に逃げていく熱の58~73%は、窓を通っているといわれています。

もちろん、一条工務店では「トリプル樹脂サッシ」という、業界でもトップクラスの高性能な窓をつかっています。
それでも、分厚い断熱材が入った「壁」にくらべると、どうしても真夏や真冬は外気の影響をうけてしまうんです。
とくに、リビングにあるような「大きな窓」の近くは、エアコンをつけていても暑さを感じやすくなります。
そんなときにハニカムシェードを閉めれば、窓の断熱性能がさらに1ランクアップ。
外からの暑さや寒さをブロックして、少ないエネルギーでも快適にすごせるようになります。
ただでさえ高性能な一条の家ですが、ハニカムシェードをうまくつかうことで、さらに心地よい空間をつくることができますよ。

メリット2:窓や部屋の用途に合わせて計3種類から選べる

2つ目のメリットは、『部屋の目的にあわせて、3種類から選べること』です。
一条工務店では、基本的に「断熱タイプ」という標準のシェードがつきますが、オプションで「遮熱(しゃねつ)タイプ」や「レースタイプ」に変更することもできるんです。
それぞれの特徴をざっくりまとめると、こんな感じです。
- 断熱ハニカムシェード
→標準仕様。断熱しつつ、やわらかい光を通す - 遮熱ハニカムシェード
→断熱性能アップ。光を完全にさえぎる(遮光) - レースハニカムシェード
→うすい生地で、レースカーテンの代わりになる
たとえば、家族があつまるリビングや廊下には、ほどよく明るい「断熱ハニカムシェード」。
朝までぐっすり眠りたい寝室や子供部屋には、光をシャットアウトする「遮熱ハニカムシェード」を選ぶのがおすすめです。
さらに、オプションで「ダブルハニカムシェード」という、シェードを2枚重ねにするタイプも選べます。


このダブルハニカムシェードは、「断熱タイプ2枚」という最強の断熱セットだけでなく、「レースタイプ + 遮熱タイプ」のように種類のちがうものを組み合わせることも可能です。
このように、部屋の使い方にあわせて自由に組み合わせられるので、自分たちにぴったりの窓辺をつくることができますよ。
メリット3:電動式ハニカムシェードの開閉がラクに

3つ目のメリットは、『電動式にすると開け閉めが劇的にラクになること』です。
ハニカムシェードは、ヒモで操作する「手動式」が標準ですが、オプションで「電動式」に変更することができます。

とくに、リビングやダイニングにある「大きな窓」や、毎日開け閉めする場所は、電動式に変えるのが絶対におすすめ。
理由はシンプルで、朝おきた時や夕方、日差しが強い時など、そのたびに手でヒモを操作するのはかなり面倒だからです。

実際にわが家でも、手の届かない「吹き抜けの窓(4か所)」と、よく使う「ダイニングの窓」を電動式にしました。
操作は専用のリモコンでおこないます。これひとつで、最大4か所のシェードをまとめて動かせるので便利ですよ。
ボタン操作も「上が『開く』、下が『閉まる』、真ん中で『ストップ』」とシンプルそのもの。
説明書がいらないくらいカンタンなので、誰でもすぐに使いこなせるはずです。
【一条工務店】ハニカムシェードで後悔しない「5つの注意点」

繰り返しになりますが、ハニカムシェードの断熱性能やデザインには、すごく満足しています。
ですが、なにも考えずにハニカムシェードを採用してしまうと、かえって使い勝手が悪くなったり、掃除などの手間が増えたりすることも。
それが「後悔」につながってしまうんです。
そこでこのパートでは、ハニカムシェードで後悔しないために知っておきたい「5つの注意点」をまとめました。
ハニカムシェード「5つの注意点」
わが家が一条工務店と契約した当時は、ハニカムシェードが全ての窓に標準仕様。
ですが実際は、全体の8割ほどにとどめ、残りの2割は「あえて不採用」にしています。
なぜなら、場所によっては「つけないほうが便利で、管理もラクになる」と判断したからです。
その理由を、これから詳しく解説していきますね。
その1:部屋や窓の用途によっては邪魔になる

1つ目の注意点は、『窓を使う頻度や場所によっては、かえって邪魔になってしまうこと』です。
せっかくの標準仕様だからと全ての窓に採用してしまい、入居してから後悔するケースは少なくありません。
理由はとてもシンプル。
標準のハニカムシェードは紐を使って手動で操作するため、頻繁に出入りする場所だと上げ下げがとにかく面倒だからです。
これが日々の生活で、意外と大きなデメリットになってしまいます。
たとえば、ゴミ出しなどで毎日つかう勝手口。
ここを通るたびに、毎回わざわざシェードを操作するのは大変ですよね。
そのため、わが家では思い切って勝手口は「いらない」と判断し、不採用にしました。
ほかにも、高い位置にある「明かり取り用の窓」など、基本的に開けっ放しになる場所も同じです。
どうせ動かさないのであれば、最初から無くていいと判断して外しました。
「もし寒かったらどうしよう?」と不安になるかもしれませんが、必要なら市販のシェードやカーテンで代用することも可能です。
このように、窓の使い方によっては「無いほうが便利」というケースも意外と多いもの。
「ここは本当に必要かな?」と、場所ごとにしっかりシミュレーションしてみることが大切ですよ。
その2:電動式ハニカムシェードは修理費用が高い

2つ目の注意点は、『故障したときの修理費用が高額になりやすいこと』です。
ボタン一つで開閉できる便利な電動タイプですが、じつはメーカーの保証期間は「たったの2年間」しかありません。
ネット上の口コミを見ていても、「数年で動かなくなった」「中のモーターが壊れた」といった故障事例をチラホラ見かけるのが現状です。
もし保証が切れたあとに壊れてしまうと、修理費用だけで2〜5万円ほどの出費になってしまうケースがほとんど。
維持費が高くついてしまうのは見逃せないデメリットですよね。
そのため、「便利そうだから」と安易に採用して将来後悔しないよう、わが家では採用場所を厳選しました。
どうしても紐での手動操作が難しい「吹き抜け(4か所)」と「大きな掃き出し窓(1か所)」の計5か所だけに絞って採用しています。
それ以外の場所に関しては、電動機能は「いらない」と判断しました。

その3:汚れが目立ちやすいクリーム色の生地

3つ目の注意点は、『生地がクリーム色なので汚れが目立ちやすいこと』です。
ハニカムシェードのデザインはこの1色しか選べないため、どうしても汚れがつくと目立ってしまいます。
とくに採用するか迷うのが、キッチンにある勝手口です。
ここは料理中の油ハネや、油分をふくんだ空気が流れてくる場所。
長く使っているとシェードの表面がベタベタになり、ホコリが付着して黒ずんだり、最悪の場合は湿気でカビが生える原因にもなります。
しかもハニカムシェードは水洗いができないため、一度汚れてしまうと掃除が非常に大変なんです。
これは長く住むうえで、地味ながら大きなデメリットになります。
そのためわが家では、管理の手間を考えて「勝手口にはいらない」と判断し、最初から採用しませんでした。
汚れやすい場所には「あえて付けない」という選択も、入居後に後悔しないための重要なポイントですよ。

その4:水洗いに非対応で、掃除に手間がかかる

4つ目の注意点は、『水洗いができず、掃除に手間がかかること』です。
実際にハニカムシェードの取扱説明書を見てみると、お手入れ方法についてこう書かれています。
- ホコリ汚れ
→ ハンディモップで掃除する - シミ汚れ
→ 薄めた中性洗剤をスポンジに付けて拭き取る

ここで一番のネックになるのが、「カーテンのように洗濯機で丸洗いできない」というデメリットです。
たとえば、トイレの窓はどうでしょうか。
ここは衛生的に特に気を使う場所なので、カーテンなら最低でも年に1回は洗濯してサッパリさせたいところ。
でも、ハニカムシェードは水洗いができません。
もし汚れがついたり、湿気でカビが生えてしまったりしても、ジャブジャブ洗うことができないんです。
何年、何十年と洗えないまま使い続けるのは、精神的にもちょっと抵抗がありますよね。
そうした衛生面のリスクを考えた結果、わが家ではトイレの窓にハニカムシェードは「いらない」と判断して不採用にしました。
「掃除のしやすさ」までシミュレーションしておかないと、入居してから後悔するポイントになるので気をつけてくださいね。
その5:窓が結露し易くなり、カビが発生する

5つ目の注意点は、『冬場に窓が結露しやすくなり、カビが発生するリスクがあること』です。
断熱性の高いハニカムシェードですが、完全に閉め切ってしまうと「窓」と「シェード」の間に空気が閉じ込められてしまいます。
すると、外気で冷やされた窓際で温度差がうまれ、どうしても結露が発生してしまうんです。
とくに一条工務店の全館床暖房は空気が乾燥しやすいため、多くのご家庭で加湿器を使いますよね。
加湿して水分が増えた状態でシェードを閉め切ると、結露のリスクはさらに高まり、そのまま放置するとカビの原因に…。
一度カビが生えてしまうと、水洗いできないハニカムシェードは掃除が本当に大変。
「こんなことなら、この場所にはいらない」と後悔する前に、正しい使い方を知っておくことが大切です。

カビ・結露の対策はとてもシンプルで、「シェードを完全に閉め切らず、下を10~15cmほど開けておくこと」。
こうして空気の通り道をつくってあげるだけで、空気が循環して結露を防ぐことができます。
一条工務店のグランスマートやアイスマートでは、業界トップクラスの性能をもつ「トリプル樹脂サッシ」が採用されていますが、それでも油断は禁物。
冬場は「少し開ける」を意識して、結露やカビから大切なシェードを守ってあげてください。
まとめ:ハニカムシェードは「場所を選んで」採用しよう
今回は、一条工務店のハニカムシェードのメリットと注意点について解説しました。
記事の内容を振り返ると、ハニカムシェードには大きなメリットがある一方で、設置場所を間違えると後悔の原因にもなってしまいます。
- メリット:窓の断熱性能を上げ、夏涼しく冬暖かい家になる
- メリット:電動式や遮熱タイプなど、用途に合わせて選べる
- 注意点:勝手口やトイレなどは、汚れや操作の手間がデメリットになる
- 注意点:結露やカビのリスクがあるため、冬場の使い方は工夫が必要
「家の断熱性能を高めるために色んな窓に付けておこう!」という気持ちも分かりますが、大切なのは「本当にそこで使うか?」をしっかりシミュレーションすること。
わが家のように、勝手口やトイレなどは思い切って「いらない」と割り切るのも、快適に暮らすためのひとつの正解です。
もし迷ったら、最初はつけずに様子を見て、必要になったらカーテンやブラインドなどで後付けするのも賢い方法ですよ。
最後になりますが、ハニカムシェードで後悔しない一番の近道は、「自分たちの暮らしに合った最適な窓配置」を見つけることです。
もし今のプランに少しでも迷いがあるなら、タウンライフ家づくりを活用して、複数社の間取りアイデアを見比べてみてください。

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