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【高気密・高断熱のお家を建てたい人向け】住宅メーカーの4つの失敗しない選び方

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悩むオヤジ
高気密・高断熱で快適に暮らせる省エネ性の高いお家に住みたい…。住宅メーカー選びで失敗しない選び方を知りたいな!

本記事では『高気密・高断熱のお家が建てられる住宅メーカーの失敗しない4つの選び方』を解説します。

近年では、住宅の高気密・高断熱を重視して住宅メーカーを選ぶ人が多いです。 

なぜなら、断熱性能の高いお家にすれば、寒い季節も暑い季節も快適な住まいが実現することに加えて、電気代の節約にもなるからです。

ですが、住宅メーカーが建てるお家は「お家の性能(気密性・断熱性)」に差があります。

例えば、断熱性能を重視してお家を建てたにも関わらず、実際は「夏の暑さ」や「冬の寒さ」でストレスを感じることも…。

そこで本記事では、下記の2つを解説します。

  • 「高気密・高断熱」住宅の選び方「4選」
  • 「高気密・高断熱」住宅ランキングTOP5

新築の注文住宅を購入したからといって、全ての住宅メーカーが断熱性・気密性に優れたお家を建てられるわけではありません。

本記事を参考に、高気密・高断熱のお家が建てられる住宅メーカーを探し、1年ずっと快適に暮らせるマイホームを手に入れましょう。

先に結論をお伝えすると、ポイントは下記の4つです。

「高気密・高断熱」住宅の選び方

  • 「Ua値・Q値・C値」は、低いほど良い
  • 断熱材の「種類・厚み・施工箇所」を知る
  • 窓の「ガラス・サッシ・ガス」を知る
  • 換気システムは「第1種換気」を選ぶ

「Ua値って、何だ?」とか「第1種換気とか、意味不明…」という人でも、大丈夫です。

深く理解しようとすると難度が上がるものの、お家の良し・悪しを判断する程度なら本記事を読めば分かるようになるはずです。

当ブログの管理人

一条工務店のグランスマートで暮らす、あつぎり(@atsugili01)が解説しますっ!
あつぎり

【高気密・高断熱のお家を建てたい人向け】住宅メーカーの4つの選び方

まずは「高気密・高断熱のお家を建てたい人」に向けて、4つの選び方を解説します。


こちらの4つを知ると、ひと言で "高気密・高断熱のお家" と言っても「具体的に何が違うのか?」や「営業マンの嘘」を見抜けるようになるはずです。

「Ua値(断熱性)・Q値(断熱性)・C値(気密性)」は、低いほど良い

住宅メーカーの選び方1つ目は『気密性・断熱性を表す数値を理解する』です。

お家の気密性・断熱性を判断する値には『Ua値(断熱性)・Q値(断熱性)・C値(気密性)』の3つがあります。

こちらを解説すると、下記の通りです。

お家の気密性・断熱性を表す数値

  • Ua値(断熱性):建物からの熱の逃げにくさ
  • Q値(断熱性) :建物からの熱の逃げにくさ
  • C値(気密性) :建物の隙間

いずれの値も「数値が低いほど、性能が高い」という見方できます。

地域毎に「お家に必要とされるUa値」は、下記の通りです。

Ua値の基準

  • 北海道  :0.46
  • 大半の地域:0.87

ちなみに、Ua値は多くの住宅メーカーが公表しているものの、Q値やC値は大半の住宅メーカーが非公表です。

こちらは「お家の性能(気密性・断熱性)」を判断する最重要の項目なので、住宅メーカー選びの際は必ず確認しておきましょう。

「Ua値・Q値・C値を公表している住宅メーカーは、気密性・断熱性への意識が高く、その数値が高ければ気密性や断熱性に優れているお家」だとも言えますねっ!
あつぎり

断熱材の「種類・厚み・施工箇所」を知る

住宅メーカーの選び方2つ目は『断熱材の種類・厚み・施工方法の違い』です。

なぜなら断熱材には、様々な「種類・施工方法」があるものの、基本的に「断熱材の種類は何か?」や「断熱材の厚みは?」を

で、Ua値・Q値・C値に差が出るからです。

こちらを簡単に「断熱施工の方法」と「断熱材の種類」に分けて、サクッと解説します。

断熱施工:3つの方法

まず最初に「断熱施工の3つの方法」は、下記の通りです。

お家の断熱方法

  • 天井断熱:「天井」の断熱施工
  • 屋根断熱:「屋根」の断熱施工
  • 床断熱  :「床」の断熱施工

①・②・③のそれぞれの場所に「どういった断熱材が入っている?」や「厚さ何mm入っている?」を確認しましょう。

主な断熱材:6種類

続いて、下記の6種類の断熱材は、お家の断熱材として使われることが多いものです。

断熱材の種類

  • グラスウール
  • ロックウール
  • セルロースファイバー
  • ウレタンフォーム
  • フェノールフォーム
  • ポリスチレンフォーム

こちらは「①→⑥」につれ、断熱材の性能が高くなると共に、導入コストも高くなります。

とは言え「断熱材の種類・施工方法の良し悪し」を判断するのは、かなり難しいです。

なぜなら、断熱材の「種類」や「厚み」で断熱効果が変わるだけじゃなく、住宅メーカーは断熱材を独自の方法で施工して差別化しているからです。

例えば「断熱材がグラスウール=断熱性が低い家」とは一概に言えず、上記の要素を総合的に判断する必要があります。

話をまとめると、誰でも簡単に「お家の断熱性を判断できる方法」は、下記の2ステップです。

お家の断熱性を判断する方法

  • Ua値・Q値・C値を調べる
  • 「天井・屋根・床」の断熱材の種類・厚みを調べる

本記事の後半で解説する「断熱性・機密性の高い住宅メーカーTOP5」も参考にしてください。

窓の「ガラス・サッシ・ガス」を知る

住宅メーカーの選び方3つ目は『窓の性能(気密性・断熱性)を知る』です。

なぜなら、お家の「屋根・床・壁」に完璧な断熱材を入れても、「窓の性能」が低いとお家の気密性・断熱性が格段に下がるからです。

例えば「お家の熱の出入り」は、夏は窓から74%に熱が入り、冬は窓から50%の熱が抜けます。

住宅メーカーを比較する際に「窓の性能」は、うっかり見落としてしまいがち(もしくは軽視しがち)ですが、高気密・高断熱にこだわる人は必ず確認しておきましょう。

そこで「窓の性能」を判断するポイントは、下記の3つです。

窓の性能を判断するポイント

  • 「ガラス」の種類・構造
    →「1枚 < 2枚 < 3枚」
  • 「サッシ」の種類・構造
    →「アルミサッシ < 樹脂サッシ」
  • 「ガス」の種類
    →「アルゴンガス < クリプトンガス」

加えて、間取り設計時に「窓の数を少なく・窓のサイズを小さく」を意識すると、お家の気密性・断熱性が更に高くなりますよ。

換気システムは「第1種換気」を選ぶ

住宅メーカーの選び方4つ目は『換気システムは ”第1種換気” を選ぶ』です。

なぜなら、3つの換気方法のうち、第1種換気を選ぶと外気温の影響を最も受けず、換気による室温の影響を最小限に抑えられるからです。

換気システムの違いは、下記の通りです。

吸気排気
第1種換気機械機械
第2種換気自然換気機械
第3種換気機械自然換気

吸気・排気を「自然換気」で行うと、吸気口・排気口が必要になることで「お家の隙間」が多くなり、気密性が低くなるので注意しましょう。

省エネ性にこだわりたい人は、一条工務店のロスガードのように「熱交換器で外気を室温に近づけた後に室内に取り込む換気方法」がオススメです。

高気密・高断熱が得意な住宅メーカーTOP5

続いて、『高気密・高断熱が得意な住宅メーカーTOP5』を解説します。

Ua値(断熱性)が優秀な住宅メーカー「TOP5」

Ua値(断熱性)が優秀な住宅メーカーTOP5は、下記の通りです。

住宅メーカーUa値
一条工務店0.25
スウェーデンハウス0.43
三井ホーム0.43
アイフルホーム0.44
セキスイハイム(木造)0.46

Ua値が優秀な住宅メーカー第1位は「一条工務店」で、Ua値は「0.25」とダントツです。

ちなみに日本全国で「必要なUa値」が決められており、下記の通りです。

出典:https://www.isover.co.jp/
地域区分
主な該当エリア北海道青森・岩手・秋田南東北・北関東・信越南関東・東海・北陸・近畿・中国・四国・九州宮崎・鹿児島沖縄
必要なUa値0.460.460.560.750.870.870.87-

つまり、上記の5社は「北海道」や「東北」の寒い冬を乗り切れるほどの十分な断熱性を持っていると言えます。

Q値(断熱)が優秀な住宅メーカー「TOP5」

Q値(断熱性)が優秀な住宅メーカーTOP5は、下記の通りです。

住宅メーカーQ値
一条工務店0.51
スウェーデンハウス1.32
セキスイハイム 1.60
三井ホーム1.61
トヨタホーム1.86

Q値が優秀な住宅メーカー第1位は、こちらも「一条工務店」です。

Ua値とQ値は、断熱性の計算方法が少し違うため、先ほどのUa値のランキングとは、少し違う結果になりました。

C値(気密)が優秀な住宅メーカー「TOP5」

最後に、C値(気密性)が優秀な住宅メーカーTOP5は、下記の通りです。

住宅メーカーC値(気密性)
アイ工務店0.479
一条工務店0.59
アイフルホーム0.61
スウェーデンハウス0.71
セキスイハイム0.99

C値が優秀な住宅メーカー第1位は「アイ工務店」です。

参考までに「C値1=ハガキ1枚分の隙間」で、この値が小さいほど隙間が少ないお家だと言えます!
あつぎり

なお、C値(気密性)は、お家が完成した後にC値測定を行なって、実測値にて判断します。

気密測定は、専門業者に依頼する(1回/4〜5万円ほど)ケースが多いですが「一条工務店・スウェーデンハウス・セキスイハイム」は標準工事内で気密測定を行なってくれるので、安心ですね。

上記のランキングをまとめると、下記の通りです。

Ua値Q値C値
1位一条工務店一条工務店アイ工務店
2位スウェーデンハウススウェーデンハウス一条工務店
3位三井ホームセキスイハイムアイフルホーム
4位アイフルホーム三井ホームスウェーデンハウス
5位セキスイハイムトヨタホームセキスイハイム

Ua値・Q値・C値ごとにランキングする住宅メーカーが違うものの、登場回数が多いのは、下記の5社です。

・一条工務店
・スウェーデンハウス
・三井ホーム
・セキスイハイム
・アイフルホーム

もちろん、上記だけで気密性・断熱性の評価をするのは危険なので、他にも「窓ガラスの種類・窓サッシ・換気システム」など、総合的に判断しましょう。

中には、上記のUa値・C値を再現するには有料オプションが必要になるケースもあるので、 タウンライフ家づくり で間取りプランと見積書を取り寄せして専用プランを元に比較すると良いでしょう。

>>> 2024年:最新の坪単価を確認する

【結論】高気密・高断熱のお家を建てるには、住宅メーカー選びが最重要

本記事の結論は『高気密・高断熱のお家を建てるには、住宅メーカー選びが最重要』です。

なぜなら、住宅メーカー毎にお家づくりのコンセプトが異なるため、住む人によって「合う・合わない(=満足度)」が違うからです。

本記事でも解説した通り、お家の気密性・断熱性を重視する人は、下記の5社が候補になるはずです。

高気密・高断熱の住宅メーカー5社

  • 一条工務店
  • スウェーデンハウス
  • 三井ホーム
  • セキスイハイム
  • アイフルホーム

これらの住宅メーカーは「外観デザイン」や「間取りプラン」など、得意・不得意があります。

「知らなかった」は、最大の後悔に繋がるので、情報収集を徹底的に行なった上で契約に進みましょう。

住宅展示場に足を運んで聞き取りを行うか、タウンライフ家づくりで「 家づくり計画書 」を取り寄せて、情報収集すると良いでしょう。

  • この記事を書いた人

あつぎり

一条工務店のグランスマート(2階建て・32坪)|住宅ローン 4,350万円の返済に励む、平凡な30歳サラリーマンの記録ブログ

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