一条工務店でランドリールームを検討中の方に向けて、本記事では「3つのメリット」と「9つの間取り設計のコツ」、そして「2つの注意点」を徹底解説します。
まず結論からお伝えすると、一条工務店の住まいはランドリールームとの相性が抜群なので、予算に余裕がある方は迷わず採用すべきです。
その最大の理由は、一条工務店が標準搭載するロスガード90(全館換気システム)の存在。この換気扇による24時間換気と給気口からの安定した空気の流れによって、部屋干しした衣類が1年中乾きやすい環境が整います。「洗濯物が乾かない…」というストレスとは無縁の暮らし。
さらに「雨で衣類が濡れる」「害虫が付着する」「花粉や排気ガスの臭いが気になる」といった外干しの悩みから解放されるのも大きなポイント。洗濯動線が最適化されることで、毎日の家事が驚くほど時短になります。
ランドリールームの導入費用は、1坪(=2畳)あたり「+60〜80万円」が目安。決して安い金額ではありませんが、それ以上のメリットが確実にあるので、長い目で見れば十分もとが取れる投資です。
とはいえ、これから間取りを考える方の中には「衣類はどこに干すのがベスト?」「ランドリールームが狭くて洗濯物が入らない場合はどうする?」「脱衣所と兼用でも大丈夫?」など、さまざまな疑問や不安を抱えている方も多いはず。
そこで本記事では「ランドリールームを採用する3つのメリット」と「使いやすいランドリールームを作る9つのコツ」を、実体験をもとに詳しく解説していきます。
- 室内干しで衣類が乾きやすい
- 天候や害虫・臭いの被害を受けない
- 洗濯動線が最適化される
- 洗濯機の近くにランドリールームを作る
- 洗濯機上に天棚とポールを設置する
- 2畳以上の広さで設計する
- 物干し竿(ポール)は2段より1段を選ぶ
- 電源コンセントを設置する
- 間取り図面上は「居室」で設計する
- 全館さらぽか空調の除湿で乾きやすく
- 予備の洗濯干しスペースを作る
- 隠したい設備を設置する
実際に一条工務店でマイホームを建てた筆者が、当時の経験をもとに解説。実際の画像や一条工務店の独自ルール、物干し金物の選び方や収納・棚の配置まで、細かくお伝えしていきます。
とはいえ、間取り設計はランドリールーム単体ではなく、住まい全体のバランスで考える必要があります。
部屋全体の配置や日当たり、風通し、家事動線を総合的に判断しなければならず、僕たち初心者が最適な間取りを作るのはハードルが高いのも事実。
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【一条工務店】ランドリールームを採用する「3つのメリット」
一条工務店の住まいでランドリールームを採用するメリットは、下記の3つ。
「洗濯物がなかなか乾かない」「どこに干すか毎回悩む」「脱衣所に洗濯物があふれて入らない」――そんな日常のストレスを一気に解消してくれるのが、ランドリールームの最大の魅力です。
ランドリールーム「3つのメリット」

その1:室内干しで衣類が乾きやすい
一条工務店の住まいでランドリールームを採用する1つ目のメリットは「室内干しで衣類が乾きやすい」こと。
その理由は、一条工務店ではすべてのプランで「ロスガード90(全館換気システム)」を標準搭載しているから。
各部屋の給気口から新鮮な空気を取り込み、換気扇で湿気を含んだ空気を排出することで、室内の空気が常に循環。この仕組みが、ランドリールームの衣類を効率よく乾かしてくれます。
一般的に、部屋干しは外干しの約2倍の時間がかかると言われており、「室内干しだと乾かないのでは?」「生乾きの臭いが気になるのでは?」と不安に感じる方も多いはず。
ですが一条工務店ではロスガード90の「湿度交換」機能により、湿気を屋外に排出して室内を快適な湿度にコントロールできるので心配ありません。部屋干し特有の生乾き臭が発生しにくい環境が、標準仕様で手に入るのは一条工務店ならではの強みです。
目安として、20時に洗濯して物干し竿に干しておけば、翌朝7時にはほとんどの衣類が乾いているイメージ。これは衣類が乾きにくい梅雨や冬の時期でも同じです。
さらに乾燥スピードを上げたい方は、さらぽか空調の除湿機能やサーキュレーター、除湿機を併用するのがおすすめ。天井付近に溜まりやすい湿気をしっかり動かしてあげることで、厚手のパーカーやバスタオルもカラッと仕上がります。
「どこに干すか」「本当に乾くのか」という悩みは、一条工務店のランドリールームなら出てくることもありません。
その2:天候や害虫などの被害を受けない
一条工務店の住まいでランドリールームを採用する2つ目のメリットは「天候や害虫などの被害を受けない」こと。
これはランドリールームで部屋干しする最大のメリットと言っても過言ではありません。急な雨で洗濯物が台無しになったり、カメムシや蜂が衣類に付着していたり…。外干し経験者なら誰もが一度は味わったことのあるストレス。
さらに排気ガスや黄砂、花粉の付着も最小限に抑えられるので、衣類を清潔に乾かしたい方にとってランドリールームは最適な選択肢です。窓を開けて干す必要がないため、外の臭いや汚れを気にせず洗濯物を管理できます。
対する外干しにはデメリットが多く、下記の通り。
- 急な雨で洗濯物が濡れる
- 花粉が衣類に付着して花粉症が悪化する
- 直射日光で洗濯物が色褪せする
- 屋外の物干し竿やハンガーが劣化しやすい
- 洗濯物で家の外観が悪くなる
外干しの場合、どこに干すかによって日当たりや風通しが変わるため、乾かない日も出てきます。一方ランドリールームなら、換気扇やロスガード90の空気循環のおかげで天候に左右されず安定した乾燥環境を確保できるのが強み。
確かにランドリールームを作るには追加の費用がかかるものの、天候・害虫・花粉のストレスから365日解放されると考えれば、長期的にはメリットが確実に上回ると断言できます。
その3:洗濯動線が最適化される
一条工務店の住まいでランドリールームを採用する3つ目のメリットは「洗濯動線が最適化される」こと。
その理由はシンプルで、洗濯機とランドリールームを近くに配置した間取りを作ることで、洗濯にかかる労力を最小限に抑えられるからです。
たとえば「濡れて重たい洗濯物を洗濯カゴに移し替えて、2階まで運ぶ」あの手間がまるごと消えるイメージ。
実際に我が家では、洗濯機から衣類を取り出してハンガーに掛け、そのまま隣のランドリールームの物干し竿に干すという流れ。移動距離はほぼゼロで、脱衣所から一歩も出ずに洗濯物を干し終えられます。
さらに洗濯機上に設置した棚とポールにハンガーを掛けておけば、ハンガー同士が絡まって取り出しにくいプチストレスも解消。収納場所が定まることで「あのハンガーどこに干す用だっけ?」と迷うこともなくなります。
ランドリールームを脱衣所の隣やユーティリティスペースとして一体化させれば、「洗う→干す→たたむ→しまう」の洗濯動線がワンフロアで完結。毎日繰り返す家事だからこそ、この動線の短さが暮らしの満足度を大きく左右します。
洗濯動線の最適化は、一度体感すると元の暮らしには戻れないほどの時短効果。洗濯をもっとラクにしたい方には、ランドリールームの採用を強くおすすめします。
【一条工務店】使いやすいランドリールームを作る「9つのコツ」
続いて、一条工務店で使いやすいランドリールームを作る間取り設計のコツは、下記の9つです。
間取り設計「9つのコツ」
「せっかく作ったのに洗濯物が十分に入らない」「脱衣所と兼用にしたら狭すぎた」「もっと収納を増やせばよかった」――こうした後悔は、設計段階のちょっとした工夫で防げます。
とはいえ、ランドリールームの配置は住まい全体の間取りバランスに大きく左右されるもの。
自分たちだけで最適な間取りを考えるのが難しいと感じたら、 タウンライフ家づくり でプロに間取り設計を依頼してみるのも一つの手です。
その1:洗濯機の近くにランドリールームを作る
一条工務店で使いやすいランドリールームを作る1つ目のコツは「洗濯機の近くにランドリールームを作る」こと。
その理由はシンプルで、「洗濯機→ランドリールーム」の移動距離をゼロにすることで、濡れて重たい衣類をカゴに移して持ち運ぶ手間がまるごと無くなるからです。どこに干すか迷う必要もなく、洗い終わったらそのまま隣で干すだけ。
たとえば我が家では、脱衣所の間取りを下記のように設計しました。
- 洗濯機の左側→1.75畳のランドリールーム
- 洗濯機の左側→ホスクリーン×2
- 洗濯機の真上→天棚+ポール
ホスクリーンとは、一条工務店で採用できる川口技研の物干し金物で、天井に取り付けるタイプの室内用物干し竿です。

1本あたりの耐荷重は8キロ。1本でピンチハンガーを引っ掛けたり、2本のホスクリーンにポールを通してハンガーを掛けたりと、部屋干しに欠かせないアイテムです。
こちらのホスクリーンは臨時用として活用するのがおすすめ。具体的には、衣類が多くてランドリールーム内に入らない時や、シーツ・毛布など大物を室内干しする時に重宝します。
このように洗濯機置き場の近くにランドリールームとホスクリーンを複数設置することで、洗濯物の量や種類に柔軟に対応できる部屋干しスペースが完成します。
脱衣所をユーティリティスペースとして一体化させる間取りは、洗濯動線を最短にする王道の設計パターンです。
その2:洗濯機近くに天棚とポールを設置する
一条工務店で使いやすいランドリールームを作る2つ目のコツは「洗濯機近くに天棚とポールを設置する」こと。
その理由は、わずか6,000円前後のオプション費用で、洗剤やハンガーの収納に便利な天棚とポールが手に入るから。ランドリールーム周りの収納不足は後悔しやすいポイントなので、この低コストで追加できるのは見逃せません。
具体的な使い方としては、棚の上部に洗剤のストックを保管したり、ポールにハンガーを掛けてすぐ取り出せる状態にしておくのが定番。丈の短い子供服やタオルなら、洗濯機上のポールにそのまま干すことも十分可能です。
ちなみに洗濯機の背面に窓を設置すると、窓枠の縁にも洗剤を置けてかなり便利。採光用の窓としても機能するので一石二鳥です。脱衣所やランドリールームは暗くなりがちなので、窓からの自然光があるだけで作業のしやすさが格段に変わります。
天棚とポールは費用対効果が抜群のオプションなので、ランドリールームを作るなら迷わず採用しておくべきです。
その3:2畳以上の広さで設計する
一条工務店で使いやすいランドリールームを作る3つ目のコツは「2畳以上の広さで設計する」こと。
その理由はシンプルで、家族3〜4人分の洗濯物を干すには最低でも2畳前後のスペースが必要だからです。
加えて、洗濯物を早く乾かすには衣類同士の間隔を十分に空けて、湿気がこもらないようにすることが重要。間隔が狭いと換気扇やロスガード90の空気循環が行き届かず、乾かない原因になります。
ちなみに我が家は「1.75畳のランドリールーム」を採用しており、大人2人と子供1人の洗濯物を干すのにちょうど良い広さ。先に紹介したホスクリーンや洗濯機上のポールを併用することで、洗濯物が多い日でもすべて室内干しでまかなえています。
ただし注意したいのが、ランドリールームを小さく設計しすぎるケース。洗濯物が入らない、湿気がこもって臭いが発生する、除湿機やサーキュレーターの置き場所がない――こうした後悔は、広さが足りないことが原因です。
2畳を確保するのが難しい場合でも、脱衣所との兼用や物干し金物の活用で干すスペースは工夫次第で広げられます。逆に後から増築でランドリールームを広げるのは費用も手間もかかるので、新築時に余裕を持った広さで設計しておくのがベストです。
その4:ポールは2段より1段を選ぶ
一条工務店で使いやすいランドリールームを作る4つ目のコツは「ポールは2段より1段を選ぶ」こと。
その理由は、上段と下段の両方に物干し竿を設置してしまうと、部屋の用途がランドリールーム専用に固定されてしまうから。天井から床まで物干し金物で埋まった空間は、他の使い方がほぼできなくなります。
ちなみに我が家では、上段のポールに衣類をハンガーで干し、下段にはタオルハンガーを置いてタオルを乾かすスタイル。これで十分に回っていますが、あえてポールを1段にしておけば、将来は物置や収納スペース、ウォークインクローゼット、書斎など全く違った用途に転用することも可能です。
今はランドリールームとして最適でも、10年後や20年後に子供が独立して洗濯物の量が減ったら、最適な用途は変わるもの。棚を追加して収納部屋にしたり、除湿機やエアコンを活かしてユーティリティスペースに模様替えしたりと、選択肢は広がります。
部屋の用途を確定させるのではなく、将来的に別の使い方もできる柔軟性を持たせておくことが、長く満足できる家づくりのコツです。物干し竿の段数という小さな判断が、暮らしの自由度を大きく左右します。
その5:電源コンセントを設置する
一条工務店で使いやすいランドリールームを作る5つ目のコツは「電源コンセントを設置する」こと。
その理由は、ランドリールーム内に湿気がこもると洗濯物の乾燥に時間がかかり、生乾きの臭いが発生しやすくなるから。
ロスガード90の換気扇や給気口による空気循環だけでは足りない場面に備えて、電気機器を使える環境を整えておくことが大切です。
そもそも生乾き臭の原因は雑菌の増殖。雑菌は5時間を経過すると爆発的に増え始めるため、「5時間以内に乾かす」ことを意識するのがポイントです。
そこで活躍するのが、除湿機とサーキュレーターの併用。除湿機で室内の湿気を取り除き、サーキュレーターで天井付近にこもった湿った空気を循環させることで、乾燥スピードが格段にアップします。
梅雨時期や冬場に「なかなか乾かない…」と感じる方は、この組み合わせを試してみてください。
コンセントがなければこれらの家電は使えないので、最低でも2口コンセントを1箇所、できれば2箇所設置しておくのがおすすめです。コンセントの追加費用は数千円程度なので、後から「付けておけばよかった」と後悔しないよう、設計段階で忘れずに指定しましょう。
その6:間取り図面上は「居室」で設計する
一条工務店で使いやすいランドリールームを作る6つ目のコツは「間取り図面上は『居室』で設計する」こと。
その理由は、間取り図面上を「居室」にするとロスガード90の給気口が設置され、ランドリールーム内の換気が自動で行われるようになるから。実はロスガード90の給気口が設置されるのは「居室のみ」で、ランドリールームや収納として設計した部屋には設置されません。
先に解説した通り、生乾きの臭いの原因は乾燥に時間がかかること。給気口から新鮮な空気が供給されることで室内の湿気が排出され、洗濯物が乾かない状態を防げます。除湿機やサーキュレーターを置かなくても換気扇と給気口だけで乾きやすい環境を作れるのは、大きなメリットです。
ただし「居室」で設計する場合、下記の2点に注意が必要です。
- 物干し竿(ポール)や天棚の設置が有料オプションになる
- 1箇所以上の窓の設置(無料)が必要になる
窓が付くことで太陽光がランドリールーム内に差し込み、衣類やタオルが色褪せしやすくなるというデメリットも。こちらはハニカムシェードの「遮光タイプ」を選んで閉め切っておくなど、あわせて対策を考えておきましょう。
ポールや棚のオプション費用は数千円〜1万円程度なので、給気口による換気効果を考えれば十分もとが取れる選択です。空調や家電に頼らず洗濯物を乾かしたい方は、この設計テクニックをぜひ検討してみてください。
その7:全館さらぽか空調の除湿で乾きやすく
一条工務店で使いやすいランドリールームを作る7つ目のコツは「全館さらぽか空調の除湿で乾きやすくする」こと。
全館さらぽか空調とは「デシカント除湿+床冷房」を組み合わせた全館空調システム。家全体の湿度を40〜50%にコントロールすることで、ジメジメした梅雨や夏場の不快感を取り除いてくれます。
ここでポイントなのが、洗濯物が効率よく乾く条件は「湿度50%以下」であること。つまり全館さらぽか空調を導入するだけで、ランドリールームが1年中乾きやすい環境に変わります。ロスガード90の換気扇・給気口による換気に加え、空調の除湿が重なることで「梅雨でも乾かない」という悩みはほぼ無縁に。
全館さらぽか空調の導入費用(坪1.5万円)の目安は、下記の通りです。
- 25坪:375,000円
- 30坪:450,000円
- 35坪:525,000円
- 40坪:600,000円
他社の全館空調システムが平均100〜250万円かかることを考えると、かなり割安な設定。エアコンを各部屋に設置する費用や除湿機・サーキュレーターを複数台そろえるコストと比較しても、家全体を快適にできる点で費用対効果は高いと言えます。
正直、部屋干しのためだけに採用するには高価な設備ですが、全館空調がもたらす暮らし全体の快適性に魅力を感じる方は、ランドリールームとの相乗効果も含めて検討する価値ありです。
その8:予備の洗濯干しスペースを作る
一条工務店で使いやすいランドリールームを作る8つ目のコツは「予備の洗濯干しスペースを作る」こと。
というのも、何かしらの理由で洗濯物が増えてランドリールームだけでは入らない、というシーンは意外と多いからです。
旅行から帰宅後にまとめ洗いしたり、季節の変わり目に衣替えの洗濯が重なったり。子供が成長して運動部に入れば、想定以上に洗濯物が増えるケースも珍しくありません。
そんな時に「どこに干す?」と困らないよう、ランドリールーム以外にも物干しスペースを確保しておくのが重要です。
一条工務店では「ホスクリーン」「ホシ姫サマ」「物干しワイヤー」など、天井や壁に取り付ける物干し金物の種類が豊富。設置スペースを選ばないので、脱衣所や寝室、廊下など家のあちこちに分散配置できます。
ちなみに我が家では、想定外のシーンにも対応できるよう下記の5箇所に物干しスペースを設置しました。
- 洗濯機上のポール
- 脱衣所のホスクリーン
- 主寝室のホスクリーン
- 吹き抜けのファイン手摺り
- ベランダの物干し金物(屋外)
「④吹き抜けのファイン手摺り」は、毛布やシーツ、敷き布団を干す場所として最適。ファイン手摺りに毛布を掛けると、毛布とアクリル板の間に空気が通る隙間ができて乾きやすい構造になります。
さらに濡れた洗濯物の湿気を吹き抜けの上方に逃がせること、そして吹き抜けならではの日当たりの良さも加わって、厚手の毛布でも半日ほどでしっかり乾く実力。打ち合わせ時には全く想定していなかった使い方ですが、毛布を自宅で洗濯する我が家ではかなり重宝しています。
ランドリールーム1箇所だけに頼ると、洗濯物が多い日に乾かない・臭いが出るといったトラブルにつながりかねません。物干し竿やホスクリーンの追加費用は1箇所あたり数千円程度なので、予備スペースは多めに確保しておくのが安心です。
その9:隠したい設備を設置する
一条工務店で使いやすいランドリールームを作る9つ目のコツは「隠したい設備を設置する」こと。
その理由は、点検口や操作盤などをランドリールーム内にまとめて設置することで、住まい全体の見た目がスッキリするから。ランドリールームは来客の目に触れにくい空間なので、見た目を気にせず設備を集約できるユーティリティスペースとしても優秀です。
一条工務店の住まいで隠したい設備は意外と多く、下記の通り。
- 床暖房のヘッダーボックス
- 床下点検口
- 天井点検口
- ブレーカー、分電盤
- 全館床暖房の操作盤
- センサー式のスイッチ
- 情報ボックス(Wi-Fi関連)
- EV・屋外用コンセントのスイッチ

これらをリビングや廊下、脱衣所などに配置すると、住まいの見た目がかなり悪くなります。特に床暖房のヘッダーボックスやブレーカー、分電盤は大きくて目立ちやすい設備。
そこで我が家では、上記の「①〜⑥」をランドリールーム内に集約して隠しました。天井点検口も棚や物干し竿の近くに配置しておけば、普段は全く気になりません。
ランドリールームは洗濯物を干すだけでなく、住まいの裏方設備を収納する空間としても活躍してくれるのが嬉しいポイント。間取り設計の段階で「何を隠すか」をリストアップしておくと、打ち合わせがスムーズに進みます。
【一条工務店】ランドリールームを作る「2つの注意点」
最後に、一条工務店でランドリールームを作る「2つの注意点」を解説します。
ランドリールームは暮らしの快適さを大きく向上させてくれる一方で、費用面や間取り全体への影響を事前に把握しておかないと「こんなはずじゃなかった」と後悔するケースも。とくに建築費の仕組みと収納スペースへの影響は、見落としがちなポイントです。
ランドリールーム「2つの注意点」

その1:建築費は「坪単価×建坪」で計算される
一条工務店でランドリールームを作る1つ目の注意点は「建築費は『坪単価×建坪』で計算される」こと。
つまりランドリールームを作ると住まいの建坪が大きくなり、その分だけ建築費が上がります。見積書に「ランドリールーム/◯万円」とは記載されないため、費用感が分かりにくいのが厄介なポイント。
一条工務店で2畳(=1坪)のランドリールームを作る場合の建築費は、下記の通りです。
| モデル | 1坪あたりの建築費 | 工法 |
|---|---|---|
| グランスマート | 85万円 | 2×6工法 |
| グランセゾン | 80万円 | 在来軸組み工法 |
| アイスマート | 75万円 | 2×6工法 |
| アイキューブ | 70万円 | 2×6工法 |
さらに注意したいのが、一条工務店の2×6工法における「総2階ルール(1階の建坪=2階の建坪)」の存在。このルールにより、1階にランドリールームを1坪追加すると、2階も同じだけ広くなります。
つまり実質2坪分(1階1坪+2階1坪)の建築費用がかかるケース。アイスマートなら75万円×2坪=150万円の追加コストになる計算です。
ランドリールームの導入費用は、棚や物干し金物などのオプション代だけでなく、建坪の増加分も含めたトータルコストで考えることが重要です。「思ったより費用がかかった」と後悔しないよう、打ち合わせ時に坪単価と建坪の関係を必ず確認しておきましょう。
その2:家の建坪でクローゼットの標準数が決まる
一条工務店でランドリールームを作る2つ目の注意点は「家の建坪でクローゼットの標準数が決まる」こと。
一条工務店では施工面積6坪に対して1ユニットのクローゼットが標準仕様。この上限を超えると追加費用が発生するため、ランドリールームの作り方次第で収納計画全体に影響が出ます。
ではなぜクローゼットの数がランドリールームに関係あるのか。それはランドリールームの作り方が大きく2つに分かれるからです。
- ウォークインクローゼットをランドリールームとして使う
- 室内に物干し金物を設置してランドリールームとして使う
特に「①」のウォークインクローゼットをランドリールームとして使う方は、クローゼットの設置ルールを必ず理解しておきましょう。ウォークインクローゼット以外にも「1マスの小さなクローゼット」や「キッチンのパントリー」も1個としてカウントされます。
なお、押入やMCクローゼットはカウント対象外。全19種類と豊富なデザインから選べるので、脱衣所や廊下の収納にはこれらを上手く併用することで、追加料金なしでお得に設計できます。
建坪ごとのクローゼットと押入(MCクローゼット)の標準個数は、下記の通りです。
| 建坪 | クローゼット | 押し入れ (MCクローゼット) |
|---|---|---|
| 25坪 | 4個 | 個数制限なし |
| 30坪 | 5個 | |
| 35坪 | 5個 | |
| 40坪 | 6個 |
我が家の場合、廊下やリビングなどの簡易的な収納に押入(MCクローゼット)を採用して調整することで、標準仕様に収めることができました。
クローゼットの設置ルールを把握しておかないと、追加で数万円単位の費用が発生することがあるので要注意。ランドリールームの棚や収納計画は、家全体のクローゼット配分とセットで考えることが大切です。
まとめ:一条工務店のランドリールームは「採用して損なし」
本記事では、一条工務店でランドリールームを採用する「3つのメリット」と「9つの間取り設計のコツ」、そして「2つの注意点」を解説しました。
改めてポイントを振り返ると、下記の通りです。
- ロスガード90の換気扇・給気口による空気循環で、室内干しでも衣類が乾きやすい
- 天候・害虫・花粉・臭いの被害を受けず、365日安心して部屋干しできる
- 洗濯機の近くに配置することで、洗濯動線が最適化される
- 洗濯機の近くにランドリールームを作る
- 洗濯機近くに天棚とポールを設置する
- 2畳以上の広さで設計する
- 物干し竿(ポール)は2段より1段を選ぶ
- 電源コンセントを設置する
- 間取り図面上は「居室」で設計する
- 全館さらぽか空調の除湿で乾きやすく
- 予備の洗濯干しスペースを作る
- 隠したい設備を設置する
一条工務店の住まいは、ロスガード90による24時間換気が標準搭載されているため、ランドリールームとの相性が抜群。「洗濯物が乾かない」「どこに干すか悩む」「脱衣所に洗濯物があふれて入らない」といった日常のストレスから解放されます。
導入費用は1坪(=2畳)あたり60〜80万円が目安。決して安くはありませんが、除湿機やサーキュレーター、棚や物干し金物といった設備と組み合わせることで、毎日の家事が劇的にラクになる空間が手に入ります。増築で後から追加するのは費用も手間もかかるので、新築時にしっかり計画しておくことが大切です。
ランドリールームは、一条工務店で家を建てるなら「採用して損なし」と断言できる設備。本記事の内容を参考に、ぜひ使いやすいランドリールームを実現してください。
なお、ランドリールームを含めた間取り全体の設計にお悩みの方は、 タウンライフ家づくり で無料の間取りオーダー設計を試してみるのもおすすめです。