という方に向けて、本記事では『一条工務店で家を安く建てる9つの方法』を解説します。
先にポイントを書き出すと、下記の通りです。
一条工務店で家を安く建てるには「タイミング」がかなり重要です。
なぜなら、キャンペーン特典が充実したタイミングで契約できると「数十万〜100万円超えの特典」が無料で貰える可能性があるからです。
これは一条工務店に限らず、他社の住宅メーカーも同じなので、 家づくり計画書 を使って、最新のキャンペーン情報を集めましょう。
記事の後半では『一条工務店で家を安く建てる間取り設計「5つのコツ」』も紹介しているので、合わせて参考にしてください。
間取りプランに満足できるかは、担当になる「設計士の腕」次第です。
なぜなら、間取り設計は奥が深く、僕たち素人では「デザイン・設備の配置・動線・空間の繋がり」などを考えつつ、1つの図面にまとめ上げる難易度が高いからです。
そして、ファッションや髪型と同じように、設計士が作る間取りにも「合う・合わない」といった好みがあります。
もちろん「アイデアが豊富で、センスも抜群で、イメージ通りの間取りを作ってくれる理想の設計士」が自分の担当になれば文句ナシですが、実際は違うケースが大半です、、、
そこで「間取りで後悔したくない」という人は、 タウンライフ家づくり を使って、自分たち専用の間取りプランを取り寄せしてみましょう。
こちらは、自分たちが考える家づくりの条件を元に、住宅メーカーの設計士に「間取り・見積書(建築模型)」の 専用プラン を設計してもらえるサービスです。
手続きは簡単で、家づくりの条件(リビング20畳以上・吹き抜けが欲しい・玄関は広く・洋室は5畳以上)を こちら からスマホで入力するだけ。
およそ1週間で、下記のような資料が郵送で届きます。
これだけの情報を「無料」で貰えるのは、コスパ良すぎですね。
なぜなら「設計料を支払う」もしくは「契約する」という条件を満たした人じゃないと、間取りを設計してくれない住宅メーカーが多いからです。
専用の間取りプラン があると、住宅メーカー毎に建築コストを比較し易いです。そして、間取りに詰め込まれた豊富なアイデアは、契約後の打ち合わせでも役に立つはずです。
一条工務店で家を安く建てる「9つの方法」
一条工務店で家を安く建てる「9つの方法」は、下記の通りです。
その1:坪単価の安いプランで建てる
一条工務店で安く家を建てる1つ目の方法は『坪単価の安いプランで建てる』です。
なぜなら、一条工務店は各モデルの特徴が似ており、家の基本性能に大きな違いが無いからです。
例えば、一条工務店の5つの人気モデルを比較すると、下記の通りです。
坪単価 | Ua値(断熱性) | C値(気密性) | 耐震性 | 全館床暖房 | タイル外壁 | ロスガード | ハニカムシェード | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
グランスマート | 85万円 | 0.38 | 0.51 | 耐震等級3 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
グランセゾン | 80万円 | 0.25 | 0.61 | 耐震等級3 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
アイスマート | 75万円 | 0.25 | 0.51 | 耐震等級3 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
アイキューブ | 70万円 | 0.25 | 0.51 | 耐震等級3 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
アイスマイル | 65万円 | 0.32 | 0.89 | 耐震等級3 | ◎ | ◎ | ◎ | ● |
※ ◎=標準仕様、●=有料オプション
もちろん、家の設備や外観デザインなどに違いがあるものの、一条工務店が人気の理由である「高性能の家」は、全てモデルでほぼ同スペックです。
そのため、一条工務店で家を安く建てたい人は、坪単価の安い「アイスマイル」や「アイキューブ」を検討してみましょう。
その2:法人割引・紹介割引を使う
一条工務店で安く家を建てる2つ目の方法は『法人割引・紹介割引を使う』です。
なぜなら、一条工務店は「値引きができない住宅メーカー」という特徴があるものの "割引制度" は充実しているからです。
一条工務店の割引制度は、下記の通りです。
割引の種類 | 内容 |
---|---|
法人割引 | 建物本体価格を2〜3%割引 |
親族紹介割引 | 建物本体価格を1.5%割引 |
お客様紹介割引 | オプション20万円相当が無料に |
ちなみに我が家は「法人割引」が使えたことで、建物価格が約44万円も安くなりました。(建物本体2,200万円 × 2%)
これらの割引制度は「併用NG」なので、複数の割引が使える人は、最も割引率が高いものを選ぶとお得です。
なお、下記で紹介する「キャンペーン特典」や「工場見学の抽選会」は併用OKなので、一条工務店で家を安く建てたい人は、併せて使いましょう。
その3:キャンペーン特典を貰う
一条工務店で安く家を建てる3つ目の方法は『キャンペーン特典を貰う』です。
なぜなら、一条工務店は毎月のようにお得なキャンペーンを実施しており、仮契約するタイミング次第で建築コストに大きな差が開くからです。
ちなみに、我が家が貰えた一条工務店のキャンペーン特典は、下記の4つです。
- ロスガードのうるケア「10万円」
- パナソニック製ナノイー(3台)「4.5万円」
- アイスマートで、グランセゾンの住設「80万円」
- ロスガード交換用フィルター「10年分」
充実したキャンペーン中に契約できたことで、本来なら有料オプションである「合計100万円」相当の設備が無料で手に入りました。
このようなキャンペーンは、多くの住宅メーカーで定期的に開催しており、その内容は定期的に変わります。
「数十万円〜100万円超え」相当のオプションを無料で手に入れるチャンスなので、家を安く建てたい人は要チェックですね。
>>> タウンライフ家づくり:最新のキャンペーン特典を確認する
その4:「住まいの体験会」の抽選会に参加する
一条工務店で安く家を建てる4つ目の方法は『住まいの体験会の抽選会に参加する』です。
なぜなら、一条工務店の家の性能を体験できる「住まいの体験会(工場見学)」を開催しており、こちらに参加した方は抽選会でギフトが貰えるからです。
ギフトの内容は「1等 or 2等のみ(ハズレ無し)」で、下記の通りです。
- 1等:プレミアムギフト(20万円相当のオプション)
→カップボード、テレビボード、シアターセットなど - 2等:スペシャルギフト(10万円相当のオプション)
→玄関ドアのスマートキー、トイレ手洗いカウンターなど
ちなみに我が家は1等に当選したため「キッチンのカップボード/29.3万円相当」が無料で手に入りました。
住まいの体験会は、一条工務店を詳しく知れることに加え、高額オプションを無料で貰うチャンスなので、家を安く建てたい人は参加必須ですね。
その5:標準仕様を減らして、減額する
一条工務店で安く家を建てる5つ目の方法は『標準仕様を減らして、減額する』です。
これは上記の通りで、一条工務店では「標準仕様の設備」を不採用にすると、建築コストを減額できる設備があります。(俗にいう、減額オプション)
主な「減額オプション」は、下記の通りです。
- 2階トイレ / -8万円
- 食洗機 / -6万円
- システムバス /-60万円
- キッチン /-75万円
- シューズボックス/-17万円
例えば「一条工務店のキッチンを取り止めて-75万円の減額を行い、パナソニック製キッチンを60万円で採用する」というのも、一条工務店で家を安く建てる1つのテクニックですね。
ですが、一条工務店の標準仕様には数多くの高級設備が含まれており、その大半が ”減額オプションの対象外” であることに注意して下さい。
具体的には「全館床暖房、全面タイル外壁、ロスガード、ハニカムシェード」などで、これらは数十万〜数百万円以上はするであろう設備ばかりです。
「標準仕様が充実 = お得」だと勘違いしがちですが、これら標準仕様の導入コストは、全て坪単価に含まれているので「有料」と同じです。
つまり「標準仕様 = 購入が必須」なので、「自分達の家づくりの条件が一条工務店の標準仕様と合うか?」を確認しておきましょう。
もしも「不要に感じる設備」が標準仕様に含まれるなら、一条工務店は「割高な家」になりかねません。
建築コストの「高い?安い?」の判断は、 タウンライフ家づくり を使って比較すると、ひと目で分かります。
参考までに、下記は僕がタウンライフ家づくりで取り寄せた資料で、これらは ”専用設計された” 間取りプラン・見積書・建築模型です。
全てのサービスが「無料」で使えるにも関わらず、これだけ充実した資料を僕たちの要望を元に ”専用設計” して貰えるのは、コスパ良すぎですよね。
オススメの使い方は、下記の2ステップです。
- 複数の住宅メーカーに同じ条件で見積もりする
- 一条工務店が「高い?安い?」を比較する
タウンライフ家づくりは「自ら住宅展示場に行って、見積もりを依頼する手間と時間」を大幅に減らせるツールです。
こちらを使う理由は、家づくりは「調べごと・決めごと」が膨大なので、住宅展示場に行き、それぞれの住宅メーカーから自ら情報収集するのは非効率だからです。
例えば「情報収集に時間を使い過ぎて、間取り・外溝を考える時間が足りなくなった…」は、本末転倒ですよね。便利なツールは、積極的に使いましょう。
その6:割安な提携業者だけを使う
一条工務店で安く家を建てる6つ目の方法は『割安な提携業者だけを使う』です。
なぜなら、一条工務店が提携する業者には「割安な提携業者」と「割高な提携業者」がおり、紹介手数料の上乗せの「有・無」で料金が大幅に変わるからです。
家づくりで関係する外部業者は「引越し・外溝工事・保険」の3つで、一条工務店の提携業者ごとの「料金の違い」は、下記の通りです。
引越し業者 | 割安 |
---|---|
外溝工事 | 割高 |
保険 | 割安 |
我が家は ”一条工務店の提携割引” が使える「保険」だけ、一条工務店を経由して申し込みしたことで、約2万円ほど保険料が安くなりました。
とは言え、建物や立地、プランでも保険料が違い、加入プランによっては「提携外」で申し込む方が安いことも多々あるので、マネードクターで保険料を比較した上で判断しましょう。
その7:住宅ローン金利が安い銀行を選ぶ
一条工務店で安く家を建てる7つ目の方法は『住宅ローン金利が安い銀行を選ぶ』です。
なぜなら、住宅ローンは借りる額が大きいので、金利が「0.1%」違うだけでも、返済額が数十万円単位で変わってくるからです。
ネット銀行で住宅ローンを借りると、金利を最も低くでき、中でも「楽天銀行」や「auじぶん銀行」が人気です。
- 地方銀行 :0.6%
- メガバンク:0.6%
- ネット銀行:0.4%
もし「住宅ローン4,000万円を35年ローンで借りる」場合、借入金利が「0.2%」違うと、総利息額は「141万円」もの差が開きます。
住宅ローン金利の比較(変動金利)
0.4% | 0.6% | |
---|---|---|
借入額 | 4,000万円 | 4,000万円 |
総利息額 | 280万円 | 421万円 |
総支払額 | 4,287万円 | 4,421万円 |
お金をどこで借りるか」を少し考えるだけで、返済額を数十万〜数百万円も減らせるので、少なくとも3〜5つの銀行を比較した上で判断しましょう。
もちろん、実際の金利は「勤務先・勤続年数・年収」などで大きく変わるので、1度 仮審査で返済シミュレーションを行っておくと安心ですね。
その8:できる限り早期に仮契約を済ませる
一条工務店で安く家を建てる8つ目の方法は『できる限り早期に仮契約を済ませる』です。
なぜなら、一条工務店の坪単価は上昇し続けており、過去に1度も坪単価が下がったことが無いからです。
例えば、直近10年間のアイスマートの坪単価は、20万円も上昇しており、下記の通りです。
アイスマートの過去の坪単価
坪単価 | 建築コスト(35坪) | |
---|---|---|
2012年 | 55万 | 1,925万円 |
2015年 | 60万 | 2,100万円 |
2018年 | 65万 | 2,275万円 |
2021年 | 70万 | 2,450万円 |
2022年 | 75万 | 2,625万円 |
坪単価が上昇した理由は「材料費・人件費の上昇」や「円安」などが原因で、これは一条工務店に限らず、他社の住宅メーカーも同じ状況です。
一条工務店は「仮契約」を行った時点で、家を建てる坪単価が固定されるので、一条工務店で家を安く建てたい人は早めに仮契約を済ませておきましょう。
その9:在来軸組み工法で建てる
一条工務店で安く家を建てる9つ目の方法は『在来軸組み工法で建てる』です。
なぜなら、「2×6工法」だと総2階(家の広さが「1階=2階」)が設計の必須条件となるものの、「在来軸組み工法」だと2階を1階より狭く設計できるからです。
- 2×6工法:「1階の面積 = 2階の面積」
- 在来工法 :「1階の面積 > 2階の面積」
例えば、グランセゾンだと「坪単価/75万円」前後なので、部屋を1坪(=約2帖)小さくするだけでも家を75万円ほど安くできます。
具体的には、寝室や子供部屋をコンパクトにする(もしくは、部屋を減らす)方法がオススメです。
一条工務店で在来時組み工法を使って建てるモデルは「グランセゾン」や「ブリアール」、「セゾンA・F」などが挙げられます。
家を安く建てるには「間取り設計」の重要度がかなり高いので、下記で『間取り設計の5つのコツ』で深掘りします。
一条工務店で安く建てる「間取り設計の5つのコツ」
続いて、一条工務店で家を安く建てる『間取り設計の5つのコツ』を紹介します。
下記の5つのコツには、一条工務店ならではの間取り設計の方法も含まれます。
「どういった間取りを設計するか?」は、建築コストに大きく影響します。
なぜなら、家が「1坪(=約2帖)」小さくなるだけで、一条工務店だと約70万円も家が安くなるからです。
例えば、有料オプションを1つ我慢しても「せいぜい5〜10万円」程度の減額ですが、2階の洋室を1帖ずつ小さくするだけで「約100万円(1帖 × 3部屋)」も減額になります。
シンプルに部屋を小さくする以外にも、間取り設計には様々なコツがあります。こちらを少し意識するだけでも、建築コストを数十万円単位で安くできるので、サクッと確認しましょう。
その1:間取りの無駄を削る
一条工務店で家を安く建てる間取り設計の1つ目のコツは『間取りの無駄を削る』です。
これは、家を安く建てる際に、最もシンプルかつ効果的な方法です。
特に、部屋以外の空間をコンパクトに設計すると、リビングを広くしつつも建築コストを抑えられるのでオススメです。
- 寝室、子ども部屋を小さく
- トイレ、お風呂を小さく
- 廊下をできる限り、短く
例えば、廊下には「空間を仕切る」という役割があるものの、長い廊下は無駄なので「できる限り、短く」を意識して間取りを設計します。
家を安く建てるには、坪単価の安いプランや住宅メーカーを選ぶよりも「家を小さく建てる」が最も効果的な方法です。
その2:間取りを「兼ねる・繋げる・遮る」
一条工務店で家を安く建てる間取り設計の2つ目のコツは『間取りを ”兼ねる・繋げる・遮る” 』です。
これらを意識して間取りを設計すると、小さな家でも広く・開放的なリビングを作ることができます。
それぞれ「兼ねる・繋げる・遮る」に分けて、1つずつ解説します。
空間を「兼ねる」
1つ目のテクニックは『空間を”兼ねる”』です。
簡単に言うと、家の中に専用スペースを作らずに、1つの空間を複数の用途で使うイメージです。
「生活スタイルの柔軟性」と「設計士のアイデア」次第で無限の組み合わせ(=兼ねる)を作ることができ、いくつか例を出すと下記の通りです。
- 「ダイニング」兼「リビング」
- 「脱衣所」に「ランドリールーム」を作る
- 「オープン階段下」を「リビング」に取り込む
- 「廊下」に「洗面所」を設置する
例えば「④」だと、間取りの無駄を減らせることに加えて「家族の入浴中でも洗面台が使える」というメリットもありますよね。
下記で解説する「繋げる・遮る」とは違って、部屋の広さを物理的に広くできるので、最も効果的な方法です。
空間を「繋げる」
2つ目のテクニックは『空間を”繋げる”』です。
こちらは「部屋と外」や「1階と2階」など、空間を視覚的に繋げることで、部屋を広く感じる空間にするイメージです。
具体的には、下記の3つの方法です。
- 部屋と「空」を繋げる
(例)リビングに吹き抜けを作り、空間を「リビング→吹き抜け→吹き抜けの窓」へ繋げる - 部屋と「庭」を繋げる
(例)リビングに大きな窓を設置し、空間を「リビング→窓→庭(外)」へ繋げる - 1階と「2階・階段」を繋げる
(例)リビングにオープン階段を作り、空間を「リビング→階段→2階」へ繋げる
ちなみに我が家は「①・②・③」の全てを実践したことで、リビング・ダイニングに最大限の開放感を作ることができました。
空間を「遮る」
3つ目のテクニックは『空間を”遮る”』です。
こちらは「全体が見渡せるリビング」を作るのではなく、あえて「視線を遮れる壁などを作り、全体が見渡せないリビング」を作るイメージです。
例えば「L型のリビング」です。
視線を意図的に遮ることで「部屋の奥に行けば、まだ何かあるのでは?」という錯覚が生まれ、空間を広く感じ易くなります。
間取り設計は、家の雰囲気を変幻自在に変えられるにも関わらず、無料なのでコスパ抜群です。
ですが、ここでの問題点は「担当の設計士に、十分な提案力があるか?」です。
良くも悪くも、担当になる設計士の「技術力・経験値・アイデア」次第で、マイホームの満足度が決まってしまいます、、、
優秀な設計士が担当になれば文句なしですが、そうじゃなくケースの方が多いので、心配な方は タウンライフ家づくり から専用の間取りプランを取り寄せしましょう。
自分達の要望を元に住宅メーカーに所属する優秀な設計士が専用プランを作ってくれます。
専用設計された間取りプランが貰えるだけじゃなく、見積書やカタログ、建築模型など、充実した情報が貰えるので、家づくりで1度は使っておきたサービスですね。
こちらは、全てのサービスが「完全無料」で使えるので安心です。
>>> 住宅メーカーから専用プランを取り寄せ【無料です】その3:コンパクトな収納サイズを選ぶ
一条工務店で家を安く建てる間取り設計の3つ目のコツは『コンパクトな収納サイズを選ぶ』です。
なぜなら、一条工務店の収納は「最小サイズ〜最大サイズ」が全て標準仕様ですが、導入コストは坪単価で支払っているからです。
中には「どれを選んでも無料なら、大きいサイズを選ばなきゃ損じゃん!」と思う人がいるかもですが「大きいサイズを選ぶ=家の坪数が大きくなる」ので、これは有料と同じです。
一条工務店で家を安く建てたい人は、必要最低限の収納サイズを選びましょう。大きな収納がある家ほど、暮らす中で無駄な買い物が増える傾向にあるので、この点も注意ですね。
その4:バルコニーを作らない
一条工務店で家を安く建てる間取り設計の4つ目のコツは『バルコニーを作らない(面積を小さくしておく)』です。
なぜなら、バルコニーを作った大半の人がほとんど使用しておらず、全く使わなくても10年ごとに高額なメンテナンス費用がかかるからです。
例えば、一条工務店のバルコニーの「導入コスト」と「メンテナンス費」は、下記の通りです。
- 導入コスト :坪単価2分の1
- メンテナンス:10年/10〜20万円
もしバルコニーのメンテナンスを怠ると、雨漏りで水が侵入すると、構造躯体や断熱材が腐る原因にもなります。
明確な用途がない限りは、バルコニーを作らない(面積を小さくしておく)と建築コストが安くなることに加え、将来的なメンテナンス費用を抑えることにも繋がります。
その5:数十年後の修繕費を意識して建てる
一条工務店で家を安く建てる間取り設計の5つ目のコツは『数十年後の修繕費を意識して設計する』です。
家は長く使うモノなので、建築コストや見た目だけで判断するのではなく、生涯のメンテナンス費用を意識して設計しましょう。
なぜなら、どれだけ建築コストが安くても、10年後・30年後に高額なメンテナンス費がかかる家を建てていては、全く意味が無いからです。
例えば、一条工務店の「パラペット屋根」は、表面の塗装にベランダと同じ「WPC素材」が使われており、こちらは定期メンテナンスが必要です。
その解決策として「屋根一体型の太陽光パネル」が挙げられます。
こちらは、32坪前後の家で約200万円前後の導入コストがかかるものの、下記の3つのメリットがあるのでオススメです。
- 表面が「強化ガラス」でメンテナンスフリー
- 強化ガラスが割れたら、火災保険で修理できる
- 導入コストは「約8〜10年」で原資回収できる
①を補足すると、例えば「築30年超えの家」だと、屋根材や外壁材は劣化していても、窓の「ガラス部分」は劣化が少ない家がほとんどです。
つまりガラスは、再塗装や張り替えが不要な素材なのでメンテナンス費の節約になり、もし割れた場合は「②火災保険」で修理できるので安心ですね。
「建築コストの安さ」だけに注目するのではなく、20年後・30年後を見越して「本当に安い家とは?」を考えて家を建てましょう。
【結論】一条工務店で家を安く建てるには「仮契約のタイミング」が重要になる
本記事の結論は『一条工務店で家を安く建てるには「仮契約のタイミング」が重要になる』です。
その理由は、下記の3つです。
- 住宅メーカーの坪単価は、上昇し続けている
※下がったことは、過去に1度もない - 定期的に大規模キャンペーンを行う
- 契約プラン・間取り設計は、後から変更できる
ちなみに我が家は、キャンペーンが充実したタイミングで契約できたことで、合計100万円相当のオプションを「無料」で貰うことに成功しました。
- ロスガードのうるケア「10万円」
- パナソニック製ナノイー(3台)「4.5万円」
- アイスマートで、グランセゾンの住設「80万円」
- ロスガード交換用フィルター「10年分」
このようなキャンペーンは、多くの住宅メーカーで定期的に開催しており、その内容は定期的に変わります。
「数十万円〜100万円超え」相当のオプションを無料で手に入れるチャンスなので、家を安く建てたい人は要チェックですね。
>>> タウンライフ家づくり:最新のキャンペーン特典を確認する
最後に、本記事で解説した「一条工務店で家を安く建てる8つの方法」と「家を安く建てる間取り設計の5つのコツ」は、下記の通りです。
一条工務店で家を安く建てる8つの方法
一条工務店の間取り設計「5つのコツ」