こんな疑問に答えます。
「音が気になる」と言っても、色々ありますよね。
本記事では、主に下記の3つを解説します。
本記事の内容
- 音の防音
→外の音はどれだけ聞こえる?
→家の中の音が外に漏れない? - 音の反響
→家の中で音が響く?
「生活で音が気になる」人からすると、『家の防音性・反響』は死活問題なので絶対に確認しておきましょう。
筆者の紹介
- マイホーム:一条工務店(i-smart)
- 住宅ローン:4,300万
- 家の特徴 :2階建て
- 家族構成 :3人暮らし
【防音・反響を検証】一条工務店の家は音対策が必要かも…
「一条工務店の家で音は気になる?」を解説します。
ポイントは、下記の3つです。
本記事の内容
- 外の音は聞こえない
- 家の中の音が外に漏れない
- 家の中の音は響く
つまり「防音性はスゴく高い、でも家の中で音がスゴく反響する」が僕の答えです。
良くも悪くも『気密性』がポイントですね。
【防音】外の音は聞こえない一条の家
一条工務店の家は『防音性能がピカイチ』です。
防音性能がピカイチの一条工務店
一条工務店の家の中は、周囲の音が聞こえにくいですね。
ポイントは「家の気密性の高さ」です。
- 「雨の音」が聞こえない
- 「近所の子供声」が気にならない
- 「車の走行音」が聞こえない
- 「鳥の鳴き声」が聞こえない
ちなみに「家を建てる前に行った車通りが多い道路横の入居宅訪問」でも、車の音は全く気になりませんでしたね。
一条工務店の家は、マジで防音性能が高いです\(^o^)/
音の感じ方が中と外で全く違う
家の「中→外」に出ると『えっ、工事してるじゃん…。』みたいなことも普通にあります。
我が家は新規の分譲地に家を建てたので、住み始めた後に近隣で家の工事が何件もあります。
でも家の中だと気にならず、外に出た時に気が付くことが日常茶飯事です。
それくらい一条工務店の家の中だと、外の音が聞こえないんですよね。
【防音】家の中の音が外に漏れない
反対に「家の中の音→外に漏れる」心配も不要です。
- 子供が泣く・叫ぶ声
→ 家のそばにいると少し聞こえる - 大音量で映画鑑賞
→ 全く聞こえない、玄関に入ったら超うるさい - リビングで嫁が歌う声
→ 全く聞こえない、玄関に入ってビビる
これだけ家の中の音が外に漏れないのは、同じく気密性の高さです。
一条工務店の家は、防音性が「外↔中」で共に完璧ですよね。
ちなみに窓を閉めた状態で、外にいる僕を嫁がリビングから呼んでも全く気付かないです(/・ω・)/
なので「家の音が隣の家に響く」心配は、全く要らないかなと。
【反響】家の中の音は響く一条の家
防音性能はカンペキな一条工務店の家ですが、問題なのは『家の中で音が反響すること』です。
家の中で音は超反響する
建てた後に知ると、後悔するレベルで音が反響します。
一条工務店の宿泊体験施設での僕の体験談です。(リビング吹き抜けの家)
- 1階玄関のトイレを流す音
→2階の洋室まで聞こえる - リビングのテレビの音
→1階・2階の家中で聞こえる - リビングの話し声
→1階・2階の家中で聞こえる - 玄関でスマホで流すYouTube
→1階・2階の家中で聞こえる
ぶっちゃけ「え…、何でこんなにうるさいの?」と困惑するくらい音が反響してました、、、
音が反響する原因
一条工務店の家で「音が響く」と言う人が多い理由をまとめました。
- 気密性が高くて反響する
- 「床↔ドア」の下の隙間が広い
- 吹き抜けで音が響く(採用率が高い)
家族間のプライベート・快適な空間を確保するためにも、間取りには気を付けたいところですよね。
一条工務店で「音の反響」対策
次に一条工務店の家で「音の反響」対策を解説します。
「静かな書斎」を求める僕が家づくりで、注意したポイントです。
一条工務店で音の反響対策
- 部屋のレイアウトを工夫する
- ドアの枚数を増やす
- 部屋の防音オプションを使う
- 隙間テープを活用する
- 吹き抜けを作らない
採用・不採用をまとめて紹介しますね。
【方法①】部屋のレイアウトを工夫する
基本中の基本ですが、
「部屋の配置」は家の音問題でスゴく重要です。
例えば僕の場合、
- 「リビング↔寝室」の距離
- 「リビング↔書斎」の距離
の2つは距離を離すように間取りを決めました。
「静かな空間にしたい」部屋をリビングから遠ざけることで、音の反響を気にならなくする方法です。
【方法②】ドアの枚数を増やす
2つ目は『ドアの枚数を増やす』方法です。
例えば「リビング↔書斎」の間にドアの枚数が増えると、それだけ音が遮られますよね。
逆に壁1枚だけだと音が直で響きます。
我が家だと「リビング→洋室→書斎」と間にドアが2枚あるので、音の反響はかなり軽減できているはずです。
【方法③】部屋の防音オプションを行う
3つ目は『部屋の防音加工を行う』方法です。
一条工務店でできる「部屋の防音」は、下記の2種類です。
防音加工の種類
- 部屋全体を防音加工する
- 防音ドアを採用する
正直なところ、「②」は効果ゼロなのでオススメできません。
その①:部屋全体を防音加工する
こちらは下地から『部屋全体を防音加工』する方法です。
具体的には、下記の2種類です。
- グラスウールで防音加工
→ 6帖/3万~ - 壁下地合板で防音加工
→ 6帖/6万~
防音ドアを採用する
次に『防音ドア』を採用する方法です。
一条工務店の家は「床↔ドアの下の隙間が広い」ため音が聞こえやすいデメリットもあります。
そこで防音ドアだと「ドアの隙間」を密閉できるため、音の反響を防止できます。こちらは約5万円で採用できるオプションです。
注意すべきは「防音された部屋=換気扇が必須になる」点です。宅内の音の反響を防げても屋外の音が聞こえやすくなり、具体的には下記の通りです。
- リビング ↔ 書斎
→ 防音ドアで書斎は静か - 書斎 ↔ 屋外
→ 屋外の音が換気扇を通じて書斎に響く
宅内の音の反響を防げても、屋外の音が聞こえたら意味ないですよね、、、
そのため効果ゼロに近いと思っておいた方が良いです。
方法④:隙間テープを活用する
4つ目は『隙間テープを貼る』方法です。
これはホームセンターなどで買える「床 ↔ ドアの隙間」を防ぐテープのことですね。
かなりアナログですが、住んだ後の対策としては持ってこいです。
方法⑤:吹き抜けを作らない
最後は『吹き抜けを作らない』です。
人気の吹き抜けが音の反響という点では、デメリットしかありません、、、
- 吹き抜け有り
→「リビング→2階洋室」で直で音が届く - 吹き抜け無し
→「リビング→階段→2階洋室」で音が遮られる
つまり「吹き抜けのメリット vs 音の反響対策」でどちらを優先するかの話ですよね。
【まとめ】一条工務店の家で防音・反響を検証
記事をまとめます。
一条工務店の家で「音」の特徴は、下記の通りです。
- 外の音は聞こえない
- 家の中の音が外に漏れない
- 家の中の音は響く
つまり『防音性能はスゴく高いけど、家の中ではスゴく音が反響する』と言えます。
こちらの音対策が下記の5つです。
- 部屋のレイアウトを工夫する
- ドアの枚数を増やす
- 部屋の防音加工を行う
- 隙間テープを活用する
- 吹き抜けを作らない
一条工務店の家はビックリするくらい音が反響します。
屋外の音が聞こえにくいぶん、宅内の音がスゴイです。家族の生活音が気になる人は、一条工務店の家はストレスになるかもしれません。
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