本記事では、2023年に新発売された一条工務店の45周年モデル「HUGme(ハグミー)」について解説します。
こちらは、一条工務店の家がなんと「1,490万円〜」という低価格で建てられる規格住宅で、ローコストメーカーも顔負けの安さです。
この「安さ」に加え、ハグミーは「期間限定 & 棟数限定」ということもあり、商品の発表直後から一条工務店に問い合わせが殺到しています。
特に「一条工務店でコストパフォーマンス抜群の住まいを建てたい」とお考えの方は、本記事をチェックしてみて下さい。
まず最初に、結論を言うと『ハグミーは坪単価50万円という低価格で、コストパフォーマンス抜群の住まいが建てられるので、家づくりの条件が合う人はかなりオススメ』です。
なぜ「家づくりの条件が合う人は」かと言うと、ハグミーは全100種類の間取りプランから選ぶ「規格住宅」なので、建てたい住まいの条件によって「合う・合わない」がハッキリと分かれるからです。
例えば「リビングの広さ・形」や「部屋数」を絞り込み、加えて「土地の形」や「日当たり」などの条件が合ったプランが見つけるのは、ややハードルが高くなります。
ですが、条件が合うプランが見つかれば、コストパフォーマンス抜群の住まいを建てられるのがハグミーの最大の特徴です。
一条工務店の高性能な住まいを「坪単価50万円」で建てられる機会は、そうそうありません。 マイホーム検討中の方は、このチャンスを逃さないようにして下さい。
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当ブログの管理人
【一条工務店】HUGme(ハグミー)の「3つの特徴」
まず最初に、一条工務店のHUGme(ハグミー)の「3つの特徴」を解説します。
ハグミーの最大の特徴は「建築コストの安さ」です。
なぜなら、ハグミーの坪単価は「50万円」と安く、一般的な32坪の家だと「建物価格/1,600万円」で建てられるからです。
この安さは「規格住宅でプラン数(間取り・設備・仕様)を減らし、生産ラインを効率化する」ことで実現しており、決して「家の品質」を落としているわけではありません。
その結果、ハグミーでは一条工務店の「高品質」と坪単価50万円という「安さ」を両立できており、良い家を安く建てられるプランだと言えます。
まず最初に本パートでは、ハグミーの「価格」と「住まいの特徴」を解説します。
その1:坪単価「50万円」と安い
HUGme(ハグミー)の1つ目の特徴は『坪単価50万円と安い』です。
この安さの理由は、プラン数を最小限に減らして生産ラインを効率化することで、コストを大幅に削減できるからです。
加えて、一条工務店の45周年モデルで「販売戸数」と「販売期間」が限定されたモデルということも、安さの1つの理由です。
そこで、一条工務店の「グレード毎の坪単価」を比較すると、下記の通りです。
商品 | プラン | 坪単価 |
---|---|---|
グランスマート | 注文住宅 | 85万円 |
グランセゾン | 80万円 | |
アイスマート | 75万円 | |
アイキューブ | 70万円 | |
アイスマイル | 規格住宅 | 60万円 |
ハグミー | 50万円 |
ハグミー (坪/50万円) | アイキューブ (坪/70万円) | アイスマート (坪/75万円) | |
---|---|---|---|
30坪 | 1,500万円 | 2,100万円 | 2,250万円 |
31坪 | 1,550万円 | 2,170万円 | 2,325万円 |
32坪 | 1,600万円 | 2,240万円 | 2,400万円 |
33坪 | 1,650万円 | 2,310万円 | 2,475万円 |
34坪 | 1,700万円 | 2,380万円 | 2,550万円 |
35坪 | 1,750万円 | 2,450万円 | 2,625万円 |
36坪 | 1,800万円 | 2,520万円 | 2,700万円 |
37坪 | 1,850万円 | 2,590万円 | 2,775万円 |
こちらの価格表を見ると、一般的な「32坪の家」だとハグミーは注文住宅(アイキューブやアイスマート)に比べて「600〜750万円」も安く建てられることが分かりますね。
一条工務店の高性能な住まいが「坪単価/50万円」という低価格で建てられるのは、かなりコストパフォーマンスが高いと言って間違いありません。
ハグミーの詳しい価格やオプション費用などを知りたい方は、 タウンライフ家づくり を使って一条工務店から資料を取り寄せして確認して下さい。
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その2:全100種類の間取りプランから選ぶ規格住宅
HUGme(ハグミー)の2つ目の特徴は『全100種類の間取りプランから選ぶ規格住宅』です。
規格住宅は、既に設計された間取りから選んで建てるプランのため、注文住宅のように間取りを自由に設計できません。
そのため、用意された100種類の間取りに「自分たちの暮らしが合うプランがあるか?」がハグミ―を判断するポイントになります。
例えば、スーツでも「フルオーダー設計」よりも「セミオーダー設計」の方が価格が安く、「規格モデル」は更に安いですよね。このように、種類と価格は反比例します。
そのため「ハグミ―の間取りと条件が合う人」は、コストパフォーマンス抜群の住まいを建てられる可能性が高いです。
「吹き抜け付きのリビング」の間取り
ハグミーの「吹き抜け付きのリビングの間取り」です。
ハグミーは「超気密・超断熱」の住まいなので、大空間の吹き抜けを作っても1階と2階で温度差がなく、夏も冬も快適に暮らせます。
例えば、吹き抜けで天井を高くすると、開放感が生まれて、実際の畳数以上に広さが感じられる空間を作ることができます。
一条工務店が「吹き抜け」を得意とすることもあり、ハグミーでも「吹き抜け付きの間取りプラン」が多い印象です。
「プライベートバルコニー付き」の間取り
こちらは、ハグミーの「プライベートバルコニー付きの間取り」です。
大きなバルコニーは、洗濯物を干したり、家族でバーベキューしたりと、色んな用途で使えます。
注意すべきは、バルコニーの床材(WPC素材)は、10〜15年毎に塗り直し等の定期メンテナンスが必要だということです。
メンテナンス費用は「1回/10万円〜」と高額なので、明確な用途がない限りは、コンパクトなバルコニーを選ぶようにしましょう。
「ランドリールーム付き」の間取り
こちらは、ハグミーの「ランドリールーム付きの間取り」です。
一条工務店は、ロスガード(全館換気システム)で室内の空気が循環するため、部屋干しでも半日あれば衣類がしっかりと乾きます。
このように「洗濯機」と「ランドリールーム(ウォークインクローゼット)」を隣接させた間取りは、家事動線を最適化することができ、毎日の洗濯の負担を減らせます。
「動線が最適化された平屋」の間取り
こちらは、ハグミーの「平屋の間取り」で、1フロアで暮らしが完結する平屋は、想像以上に快適です。
そして、2階建てとは違って「廊下」や「階段」が無くなることで、部屋や収納などを最大限に広く設計できます。
もしも「平屋に住みたいけど、建築コストが高くなると聞いて諦めた…」という人がいれば、一条工務店の平屋は他社よりも安く建てられるので、チェックしてみると良いでしょう。
「吹き抜け・大きな洗面台・ファミクロ」の間取り
最後は、ハグミーの「吹き抜け・大きな洗面台・ファミリークローゼット付きの間取り」です。
こちらは「ダイニングに開放感ある吹き抜け、大きな洗面台、大容量のファミリークローゼット」など、充実した設備が32坪に詰め込まれた間取りです。
規格住宅は、プロの設計士が試行錯誤して完成させた間取りプランなので、設計における失敗がありません。
ですが「注文住宅」だと、僕たち初心者が間取りをイチから考えるため、間取り設計で何かしらの失敗を犯していることが多いです。
なぜなら、間取り図面に書かれた情報から実際の暮らしを十分にイメージすることが難しく、設計のミスに気が付かないまま、引き渡しを迎えてしまうからです。
例えば「照明スイッチの取り付け位置に失敗していた…」などは、実際に新生活をスタートした後に気が付くケースが多いんですよね。(ですが、この時には既に手遅れ、、、)
ハグミーの規格住宅だと、このような「素人ならではの設計ミス」を防げるので、間取り設計が不安な人は選択肢の1つに含めても良いかもしれません。
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その3:自分仕様にカスタムできるオプション
HUGme(ハグミー)の3つ目の特徴は『自分仕様にカスタムできるオプション』です。
なぜなら、ハグミーは規格住宅の基本プランにお好みの設備を後から追加でき、住む人の条件に合わせて住まいを作れるプランだからです。
例えば、ハグミーでは下記の設備を「オプション」として追加できます。
- 全館床暖房
お家全体の床暖房で、冬でも寒さ知らず - 屋根一体型の太陽光パネル
約9年間で導入コストを回収でき、表面が強化ガラスで屋根の修繕も不要に - ハイドロテクトタイル
「セルフクリーニング効果」で外壁のキレイが続く
一条工務店に詳しい人からすると「注文住宅だと全館床暖房が標準仕様なのに、ハグミーはオプション対応なのか…」とガッカリするかもしれませんが、これは逆にハグミーの大きなメリットです。
なぜなら、標準仕様の設備は「購入必須」なので、日々の暮らしに必要がない設備でも「買わない」という選択ができないからです。
例えば、一条工務店の注文住宅である「アイスマート」や「グランセゾン」などは、全館床暖房が標準仕様のため、床暖房なしの家は建てられません。
これは全館床暖房に限らず、他の全ての標準仕様の設備で同じことが言えますよね。
【一条工務店】HUGme(ハグミー)の「5つの標準仕様」
続いて、HUGme(ハグミー)の特徴が分かる「5つの標準仕様」を解説します。
一条工務店は「標準仕様がモデルハウス仕様」と公式サイトに明記するほど、標準仕様にこだわる住宅メーカーです。
そのため「ハグミーの標準仕様の中身」を知ることで、自分達の暮らしに「合うか・合わないか」を判断できるので、必ずチェックしましょう。
ハグミーの代表的な「5つの標準仕様」は、下記の通りです。
ハグミーを検討される方は、ハグミーの標準仕様に「自分たちの暮らしに必要な設備が含まれているか」という視点で確認して下さい。
なぜなら標準仕様に含まれる設備は、その住宅メーカーで家を建てるなら購入が必須となる設備だからです。
例えば、規格住宅は「住友林業」や「トヨタホーム」など、他社の住宅メーカーでも取り扱いがありますが、それぞれの住宅メーカーで標準仕様の内容が大きく異なります。
そのため、良い家を安く建てたい方は「暮らしに必要な設備=標準仕様」である住宅メーカーを選ぶとコストパフォーマンス抜群の住まいが建てられます。
もし「ハグミーの標準仕様には、不要な設備が多いな…」と感じる人は、ハグミーは「割高な家」である可能性が高いです。
そこで、それぞれの住宅メーカーの特徴を詳しく知りたい方は タウンライフ家づくり で資料を取り寄せると、他社の規格住宅の「プラン内容」や「価格」などがよく分かるはずです。
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その1:大満足の住設・お風呂・収納
HUGme(ハグミー)の1つ目の標準仕様は『大満足の住設・お風呂・収納』です。
「設備・風呂・収納」など、暮らしに必要なひと通りの設備が標準仕様に含まれており、オプション無しでも充実した設備を採用できます。
ハグミーの「システムキッチン」
一条工務店の設備は「自社工場で生産するオリジナルモデル」であることと「小品種 × 大量生産」の仕組みにより、 ”良いモノを安く” 作ることができます。
ハグミーの「システムバス」
ハグミーのお風呂は、追い焚きをしなくても6時間で約1度しか湯温が下がらない「真空断熱保温浴槽」なので、快適で省エネ性能が高いことが特徴です。
ハグミーの「収納」
一条工務店では「収納の種類」が豊富です。
豊富な収納を生かして、ハグミーには「ウォークインクローゼット付き」や「ランドリールーム付き」の間取りが多く用意されています。
その2:「超気密・超断熱」住宅で省エネ&快適
HUGme(ハグミー)の2つ目の標準仕様は『”超気密・超断熱”住宅で、省エネ&快適』です。
ハグミーは「坪単価50万円」と低価格にも関わらず、ZEH基準の気密性・断熱性を兼ね備えており、夏も冬も少しの空調で快適かつ省エネ性の高い住まいを作れます。
なぜなら、高性能で高寿命の断熱材が全面「壁・床・天井」に入っており、窓ガラスも「樹脂サッシ × ペアガラス」と業界トップクラスの断熱性能を誇るからです。
例えば、窓から「夏は熱の73%が侵入し、冬は暖気の58%が逃げる」と言われており、窓の性能は「住まいの快適性」と「省エネ性」において、かなり重要です。
家づくりは、ついつい「外観のデザイン性」や「間取り設計」にこだわりがちですが、快適で暮らしやすい家を作るには「気密性と断熱性の高さ」がスゴく重要です。
その3:「ロスガード90」で全館を換気できる
HUGme(ハグミー)の3つ目の標準仕様は『”ロスガード90”で全館を換気できる』です。
ロスガード90とは、熱交換型の換気システムで、温度・湿度をコントロールしつつ、内臓される高性能フィルターにより空気をキレイにできる1台3役の換気システムです。
熱交換型とは、例えば「外気温0度の真冬」でも、ロスガードを使って換気することで、室内に取り込む空気の温度を「18度」にまで引き上げることができます。
- 夏の「暑い」外気を冷やし、湿度を下げる
- 冬の「冷たい」外気を暖め、湿度を最適に
- 内臓フィルターで「空気」をキレイにする
このように換気する際の「外気の温度・湿度の影響」を最小限にできます。
そのため、一般的な換気システムを導入した住まいと比較して、夏や冬の電気代を「3分の1」にまで節約できます。
その4:「全面タイル外壁」で修繕費が安い
HUGme(ハグミー)の標準仕様4つ目は『”全面タイル外壁”で修繕費が安い』です。
なぜなら「タイル外壁」は、耐久年数60年と高寿命な外壁材で「汚れ・変色・劣化」に強く、塗り直し等の定期メンテナンスを行う必要がないからです。
例えば、一条工務店が試算した「60年間のメンテナンス費用の比較」は、下記の通りです。
- 一般的なサイディング外壁
約809万円 - 一条工務店の全面タイル外壁
約68万円
一条工務店の公式サイトには、一般的に使われることが多い外壁材である「サイディング」とメンテナンス費用を比較すると「60年間で約740万円もコスト節約になる!」と、明記されています。
タイル外壁は「修繕コストの安さ」に優れている一方で、一般的な住宅メーカーだと「100〜200万円」という高額なオプション費用がかかります。
にも関わらず、坪単価50万円と低価格モデルのハグミーに「なぜ、タイル外壁を標準仕様にできるか?」と言うと、その理由は「少品種 × 大量生産 × 自社開発」によるものです。
- 少品種
デザイン数を減らして、生産ラインを最適化する - 大量生産
大半のモデルで、タイル外壁を標準仕様にする - 自社開発
自社が所有する海外工場で生産を行う
ここまで聞くと、非の打ち所がないように思える「タイル外壁」ですが、家の外観が「シンプルかつ単調になりがち」なので、デザイン面で好みが分かれるかもしれません、、、
その5:「2倍耐震 × 耐震等級3」で地震に強い
HUGme(ハグミー)の標準仕様5つ目は『”2倍耐震 × 耐震等級3”で地震に強い』です。
なぜならハグミーは、強靭な耐力壁である「ミッドプライウォール」と建築基準法で決められている壁量の「2倍」を採用することで、地震に強い住まいを建てられるからです。
例えば他社の住宅メーカーだと、
- 間取り次第では耐震等級3をクリアできない
- 耐震等級3が有料オプションになる
というケースが多いので、注意して下さい。
ですが一条工務店では「1棟1棟の構造計算を行い、耐震等級3を満たしていること」を全ての間取りで確認した上で、家を建てているので安心です。
そして、2倍耐震で壁量(耐力壁の強度)を強化することで、大地震が繰り返し発生しても耐えられる耐震性の高い住まいを建てることができます。
このように、ハグミ―は「耐震等級3」や「構造計算」、「2倍耐震」が標準仕様に含まれているため、今後起きる地震にも安心して暮らせますよね。
- 大満足の住設・お風呂・収納
- 「超気密・超断熱」住宅で省エネ&快適
- 「ロスガード90」で全館換気できる
- 「全面タイル外壁」で修繕費が安い
- 「2倍耐震 × 耐震等級3」で地震に強い
繰り返しですが、標準仕様がこれほど充実した住まいが「坪単価50万円」で建てられるハグミーは、驚くほどコストパフォーマンスが高いです。
ですが、ここまでの記事を読んで「ハグミーには、不要な設備も多いな…」と感じた人は、注意して下さい。
なぜなら、住宅メーカーは「合う・合わない」で選ぶべきで、既に大半のプランが決まっている規格住宅は、住む人によって「合う・合わない」の意見が明確に分かれるからです。
特に規格住宅は「住宅メーカーが得意とする設備や仕様」が詰め込まれたプランなので、その傾向がより顕著です。
例を挙げると、一条工務店(ハグミー)だと「気密性・断熱性」、住友林業だと「木材の質感」といったように、それぞれの住宅メーカーの特徴を反映した住まいとなっています。
そこで「他社の規格住宅のプランなども比較した上で判断したい」という方は タウンライフ家づくり で間取りプランや見積書を取り寄せてみると良いでしょう。
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【一条工務店】HUGme(ハグミー)で付けたい「8つのオプション」
次に紹介するのは、HUGme(ハグミー)で付けたい「8つのオプション」です。
そのハグミ―のオプションとは、下記の通りです。
ハグミーは「暮らしに欠かせない設備」は標準仕様に含まれる一方で、「あると便利な設備」は有料オプションで追加するプランです。
その理由は、必要な設備だけを「オプション」で追加し、自分たちにとって「ちょうど良い住まいを作れる」ことがハグミーの最大の魅力だからです。
例えば「一条工務店で家を建てたいけど、全館床暖房が不要な人」がいるとします。
そのような人が一条工務店のアイスマートやアイキューブ(いずれも全館床暖房が標準仕様)で家を建てると、不要な設備にお金を支払うことになり、価格が割高になりますよね、、、
ですが、ハグミ―では「あると便利な設備」はオプション対応となっているため、後から自分たちが必要と思う設備や仕様だけを追加することができます。
この「シンプルな標準仕様」がハグミ―の安さの理由でもあるので、下記で「ハグミ―では、何がオプション対応になるのか?」をチェックしておきましょう。
詳しい価格は、一条工務店に見積もりした上で判断しましょう!
その1:全館床暖房
HUGme(ハグミー)で採用したい1つ目のオプションは『全館床暖房』です。
こちらは、家全体に床暖房を設置し、24時間運転させることで冬でも常に快適な住まいを作れる全館空調です。
例えば、リビングや洋室はもちろん、他にも「廊下・キッチン・トイレ」など、家の全てのエリアに床暖房が設置されています。
そして、一条工務店の超気密・超断熱により、「床と天井」付近の温度差もなく、暖房特有の「ダルさ」を感じることもありません。
ちなみに「ダイニングに8帖の吹き抜け」がある我が家でも、1階と2階の温度差はほとんど無く、シーリングファンを付けなくても快適に過ごせます。
そして、全館床暖房は「導入コスト」と「電気代」も安く、下記の通りです。
- 導入コスト:坪/2万円
(例)坪/2万円 × 建坪32坪 = 64万円 - 電気代 :月/2万円前後
「オール電化・家族3人・32坪」のケース
一条工務店の注文住宅では、ほぼ全プランに全館床暖房が標準搭載されており、実際に住むと「全館床暖房なしの暮らしには戻れない…」と、多くの人が口を揃えて言うほどです。
ハグミ―では、全館床暖房がオプション対応になるものの、全館空調が「60万円前後」で導入できるのは、他社の住宅メーカーと比較してもかなり安いです。
その2:太陽光パネル+蓄電池
HUGme(ハグミー)で採用したい2つ目のオプションは『屋根一体型の太陽光パネル+蓄電池』です。
一条工務店の太陽光パネルは「11kw=約220万円」ほどで、これは一般的な住宅メーカーより約10〜20%ほど安い価格で購入できます。
太陽光パネルがオススメの理由は「30年間で約364万円の発電メリット」があるからです。
参考までに、我が家の「11.25KWの太陽光システム」を元にした売電シミュレーションは、下記の通りです。
一条工務店の試算によると、「最初の9年7ヶ月で導入コストの222万円を回収」し、その後の約20年間で「364万円の売電収入」が得られる見込みです。
加えて、一条工務店の太陽光パネルには「発電」以外に、下記の2つのメリットがあります。
- 高耐久な「強化ガラス」で、屋根材のメンテナンス不要
→一般的なスレート屋根だと「10年/50〜100万円」かかる - 「軽量素材」で構造躯体への負担を軽減
→ 屋根材の重量は「一条の太陽光 < スレート屋根 < 瓦」の順に重くなり、構造体への負荷が耐震性に影響する
少し補足すると、一条工務店の太陽光システムは「屋根一体型の太陽光パネル」のため、太陽光パネルを屋根材として使います。
「強化ガラス」はメンテナンスフリー素材です。60年以上の耐久性を誇る屋根材のため、一般的な屋根材よりもメンテンナンス費用を安く抑えられます。
例えば「築100年の古民家」は、屋根材や外壁材が劣化していても窓の「ガラス部分」は、それほど劣化していません。
このように「ガラス」は雨・風で劣化しにくいメンテナンスフリーの素材なので、屋根のメンテナンス費用を安く抑えることができます。
加えて、屋根一体型の太陽光パネルは「軽い」ので、屋根材の重みで住まいの耐震性が損なわれる心配もありません。
このように昔ながらの「瓦」だと屋根に6,000㎏の荷重がかかり、最も主流なスレート屋根でも2,000㎏もの荷重がかかります。
つまり同じ住宅メーカーで家を建てても「屋根材に何を使うか?」で住まいの耐震性に大きな差が出ると言えますよね。
もしも「雹(ヒョウ)などが当たって、太陽光パネルの強化ガラスが割れてしまった」時は、家の火災保険で修理できるという点も安心です。
その3:ハイドロテクトタイル
HUGme(ハグミー)で採用したい3つ目のオプションは『ハイドロテクトタイル』です。
ハイドロテクトタイルは ”光触媒” というTOTOの技術により「外壁の汚れを太陽光(紫外線)で分解し、雨水で洗い流す」といったセルフクリーニング効果がある外壁材です。
光触媒の効果は「半永久」に続くため、ハイドロテクトタイルを採用しておくと、新築時のようなキレイな外壁を「10年後・20年後・それ以上」と維持することができます。
ですが、ハイドロテクトタイルのオプション費用は「40〜60万円」と高額なので、予算に余裕がある人は検討してみても良いかもしれません。
その理由は、標準仕様の石目調ボーダータイルも「耐久性60年間」と同じで、カラー展開も「全3色」と十分過ぎるからです。
そこで石目調ボーダータイルとハイドロテクトの比較すると、下記の通りです。
石目調ボーダータイル | ハイドロテクトタイル | |
---|---|---|
耐久性 | 60年間 | |
外壁の汚れ | 自分で手入れ | 自動でキレイに |
外壁カラー | 全3色 | 全5色 |
導入コスト | 標準仕様 (追加料金なし) | 有料オプション (40〜60万円) |
注意すべきは、ハイドロテクトタイルはセルフクリーニング効果で全ての汚れをキレイにできるわけではなく、「油汚れ(排気ガスなど)」や「水溶性の汚れ」が対象であるということです。
例えば「鳥のフン」などの汚れは、セルフクリーニング効果でキレイにすることはできず、ずっと付着したままです、、、
標準仕様の石目調ボーダータイルもハイドロテクトタイルも「耐久性は、共に60年間」と十分なので、予算に余裕がある人はハイドロテクトタイルを採用しても良いかもしれません。
その4:玄関ドア電子キー(e-エントリー)
HUGme(ハグミー)で採用したい4つ目のオプションは『玄関ドア電子キー(e-エントリー)』です。
こちらは、玄関ドアの施錠をリモコン操作(電子キー)に変更するオプションで、使い勝手は「車のスマートキー」と同じです。
玄関ドアを施錠する度に、わざわざ鍵をカバンから取り出す必要がなく、ドアのボタンを押すだけで簡単に施錠ができます。
- 電子キーの「リモコン操作」で開閉する
- 玄関ドアの「ボタン操作」で開閉する
例えば「(車に乗り込んだ後に)玄関の鍵を閉めたか不安になった」や「両手に荷物を持っていて、鍵を出せない」といった、日々のぷちストレスを解消できます。
中には「電子キーとか、贅沢品だ!」と感じる人もいるかもしれませんが、毎日のように設備なので採用すると住まいの満足度がかなり高くなるはずです。
その5:タッチレス水栓
HUGme(ハグミー)で採用したい5つ目のオプションは『タッチレス水栓』です。
こちらは「手をかざすだけ」でキッチン水栓の開閉を行えるオプションで、採用するメリットは、下記の3つです。
- 水栓の開閉がラクになる
- 水栓に汚れが付かない
- デザインがカッコ良い
例えば、タッチレス水栓を採用すると「濡れた手」や「調理中の汚れた手」で、水栓レバーを触らなくて済むので、水垢や汚れが付きにくくなり、掃除する頻度も減らせます。
ですが、中には「タッチレス水栓は、シンクでの作業中に誤操作して水が出てしまう」ということがあり、一般的なレバー式水栓の方が使い易いという意見も、、、
タッチレス水栓には「エコセンサー付きモデル」や「浄水器ビルトインモデル」など、色んな種類があるので用途に合わせて水栓を選ぶと良いでしょう。
その6:高性能樹脂サッシ(トリプルガラス仕様)
HUGme(ハグミー)で採用したい6つ目のオプションは『高性能樹脂サッシ(トリプルガラス仕様)』です。
こちらは、窓ガラスの枚数を「ペアガラス(2枚) → トリプルガラス(3枚)」に変更することで、窓の断熱性能を最高ランクに引き上げるオプションです。
「窓の性能」と聞くと、何となく軽視してしまいがちですが、住まいの「快適性」や「省エネ性」において、かなり重要なアイテムです。
なぜなら、熱が最も出入りする場所が「窓」と証明されており、窓の性能で「住まいの断熱性能が決まる」言っても過言じゃないからです。
上記の通り、「夏は熱の73%が窓から侵入し、冬は暖気の58%が窓から逃げる」というデータがあり、上記の画像からも窓の断熱性の重要度が分かりますよね。
その7:ロスガード90うるケア
HUGme(ハグミー)で採用したい7つ目のオプションは『ロスガード90うるケア』です。
こちらは、全館換気システムのロスガード(標準仕様)に、「加湿機能」を追加するオプションです。
一般的な加湿器ではなく、ロスガード90の「うるケア」を使うメリットは、下記の3つです。
- 全ての部屋を加湿できる
- 加湿器の「お手入れ」が不要
- 電気代が「1ヶ月/300円」と安い
一般的な加湿器は、日々のお手入れ(吸水・排水・清掃)に結構な手間がかかりますよね、、、
ですがロスガード90うるケアだと、加湿ユニット内の「排水→内部乾燥→吸水」を機械が全て自動で行うため、メンテナンスの手間がかかりません。
特に「全館床暖房」を採用する人は、お部屋がかなり乾燥するので、うるケアとセットで考えておくと良いでしょう。
その8:食器洗い乾燥機の深型タイプ
HUGme(ハグミー)で採用したい8つ目のオプションは『食器洗い乾燥機の深型タイプ』です。
その理由はシンプルで、パナソニック製の食洗機は「深型タイプ」に変更した方が圧倒的に使い勝手が良いからです。
通常タイプだと、例えば「鍋」や「フライパン」などの大きい洗い物が入りません。仮に入っても食洗機の庫内スペースを圧迫してしまうため、他の食器が充分に入りません、、、
家を建てた人で「食洗機を深型タイプに変更すれば良かった…」という声が非常に多いので、有料オプションで変更しておくことをオススメします。
- 全館床暖房
- 屋根一体型の太陽光パネル
- ハイドロテクトタイル
- 玄関ドア電子キー
- タッチレス水栓
- 高性能樹脂サッシ
- ロスガード90うるケア
- 食器洗機の深型タイプ
ハグミ―のオプションは他にも様々あり、例えば「カップボード」や「宅配ボックス」などと、種類が豊富です。
より詳しいオプションの種類や価格などは、一条工務店に問い合わせて確認しましょう。
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【一条工務店】HUGme(ハグミー)の3つの注意点
最後に、HUGme(ハグミー)の3つの注意点を紹介します。
ハグミーは「価格・標準仕様」共に魅力的なプランですが、全ての人が満足する完璧な住まいではありません。
その理由は「どんな家に住みたいか」によって、住宅メーカーの「得意・苦手」や住まいの「良し・悪し」などが大きく違ってくるからです。
例えば「住まいの標準仕様が充実しているけど、その標準仕様のほとんどが不要な設備」だと、建築コストが割高になってしまうため注意して下さい。
そこで本パートでは「ハグミーでマイホームを建てる時の3つの注意点」を解説したので、確認してみて下さい。
その1:「期間限定 & 棟数限定」の商品である
HUGme(ハグミー)の1つ目の注意点は『期間限定 & 棟数限定の商品である』です。
なぜならハグミーは、一条工務店の「45周年記念の限定モデル」なので、期間・戸数に達すれば販売が終了し、購入できるチャンスを逃すことになるからです。
具体的な「販売期間」や「販売戸数」は非公表ですが、今のハグミ―の人気が継続すれば早期に販売が終了する可能性も考えられます。
一条工務店の高性能な住まいを坪単価50万円で建てられる機会はそうそう無いので、このチャンスを逃さないようにして下さい。
>>> 一条工務店から「HUGme(ハグミー)」のプランを取り寄せする
その2:間取り次第では、注文住宅が安いケースもある
HUGme(ハグミー)の2つ目の注意点は『間取り次第では、注文住宅が安いケースもある』です。
なぜならハグミーは、規格住宅で間取り変更ができないため、不要な部屋やスペースが増えてしまい、坪単価の安さの割に建築コストが高くなることがあるからです。
例えば「ハグミーの間取りは2階の洋室が6畳だけど、実際は4.5畳で足りる」といったように、必要とする以上に住まいの建坪が大きくなり、建築コストが割高になるケースが考えられます。
そのため、注文住宅で無駄なスペースを無くした住まいを建てる方が規格住宅より安くなることもあるので、注文住宅と規格住宅の両方を比較した上で判断しましょう。
その3:規格住宅こそ、住宅メーカーとの相性が問われる
HUGme(ハグミー)の3つ目の注意点は『規格住宅こそ、住宅メーカーとの相性が問われる』です。
なぜなら、規格住宅は「住宅メーカーの家づくりへのこだわり」を元にプランが作られており、各社の特色が強く反映した住まいだからです。
例えば、一条工務店(ハグミー)だと「性能(気密性・断熱性)」、住友林業だと「開放感(大開口の窓)」などが特徴的で、住宅メーカー毎に異なります。
規格住宅を販売する住宅メーカー
一条工務店 | HUGme、i-smile |
---|---|
住友林業 | Forest Selection BF |
積水ハウス | 積水ハウス ノイエ |
三井ホーム | セレクトオーダー |
トヨタホーム | LQ CONCEPT |
ヘーベルハウス | my DESSIN |
パナソニックホームズ | ヴェッセ |
規格住宅は、大半のプランが既に決まっているため、後から自分好みにプランを変更することができません。
そのため、規格住宅で検討される方は、少なくとも2〜3社はプラン内容を比較した上で「自分たちの暮らしに合う住まいが建てられる住宅メーカーはどこか?」を判断しましょう。
【結論】家づくりの条件が合えば、HUGme(ハグミー)はコスパが最高に良い
最後に、本記事をまとめると『ハグミーは家づくりの条件が合えば、コストパフォーマンスが最高に良い』です。
その理由は、間取り・設備の「種類」を減らすことで、坪単価50万円という安さを実現したプランなので、一条工務店の「性能の高さ」は大きく変わらないからです。
例えば「坪単価50万円」で、ハグミ―ほどの高性能な設備を搭載した住まいは、おそらく一条工務店以外で建てられないはずです。(少なくとも、僕は知りません、、、)
- 大満足の住設・お風呂・収納
- 「超気密・超断熱」住宅で省エネ&快適
- 「ロスガード90」で全館換気できる
- 「全面タイル外壁」で修繕費が安い
- 「2倍耐震 × 耐震等級3」で地震に強い
これだけコストパフォーマンスに優れた住まいが建てられるのも、一条工務店の45周年モデルで「期間限定 & 棟数限定」の販売であることが理由なので、ハグミーを購入できるチャンスを逃さないようにしましょう。
もしも「ハグミーの性能・価格には納得しているけど、まだ決めきれない」や「他社の規格住宅も比較したい」という人は、 タウンライフ家づくり で詳しいプランを取り寄せましょう。
>>> 一条工務店から「HUGme(ハグミー)」のプランを取り寄せする
一条工務店以外にも、規格住宅は「住友林業」や「積水ハウスノイエ」、「トヨタホーム」などで取り扱っており、色んなパターンの規格住宅を見ると、新しい発見があるはずです。
「知らなかった…」は、最大の後悔なので、ひと通りの規格住宅を見た上で、最も条件が近い住宅メーカーの規格住宅を選ぶと良いでしょう。
最後に振り替えると、本記事で紹介したハグミ―の特徴は、下記の通りです。
- 坪単価「50万円」の家
- 全100種類の間取りから選ぶ規格住宅
- 自分仕様にカスタムできる
- 大満足の住設・お風呂・収納
- 「超気密・超断熱」住宅で省エネ&快適
- 「ロスガード90」で全館換気できる
- 「全面タイル外壁」で修繕費が安い
- 「2倍耐震 × 耐震等級3」で地震に強い
- 全館床暖房
- 屋根一体型の太陽光パネル+蓄電池
- ハイドロテクトタイル
- 玄関ドア電子キー
- タッチレス水栓
- 高性能樹脂サッシ(トリプルガラス仕様)
- ロスガード90うるケア
- 食器洗い乾燥機の深型タイプ
- 「期間限定 & 棟数限定」の商品である
- 間取り次第では、注文住宅が安いケースも
- 規格住宅こそ、住宅メーカーとの相性が問われる