一条工務店

【一条工務店】ローコスト住宅が建てられる「3つのプラン」

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悩むオヤジ
一条工務店は予算1,500万円くらいでローコスト住宅が建てられるプランはあるの?他社のローコスト住宅と比較して、特徴にどういった違いがあるのかも知りたいな...。

一条工務店と聞くと「中価格〜高価格帯の住宅メーカー」というイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。

ですが近年は坪単価を安く抑えたローコスト住宅のプランに力を入れており、2023年には坪単価50万円で建てられる「HUGme(ハグミー)」を新発売しました。

そこで本記事では「一条工務店でローコスト住宅を建てるなら、どういった価格帯でどのような内容のプランが選べるのか」を深掘りして解説します。

特に「一条工務店で建てたいけど建築コストが高くなりそうだし、予算的に難しい」と諦めていた人は、本記事を読むと「新しい発見」や「家づくりの選択肢」が広がることでしょう。


まず最初に、本記事の結論を言うと「間取り設計の自由度」よりも「住まいの性能」を重視する人は、一条工務店のローコスト住宅がおすすめです。

その理由は、一条工務店でローコスト住宅を建てるには、既に間取りが確定している「規格住宅」からプランを選ぶ必要があるからです。

規格住宅と注文住宅の坪単価を元に「建坪30坪の建築コスト」を比較すると、下記の通りです。

プラン坪単価建坪30坪の建築コスト
規格住宅ハグミー50万円1,500万円
アイスマイル55万円1,650万円
注文住宅アイキューブ65万円1,950万円
アイスマート75万円2,250万円
グランセゾン80万円2,400万円
グランスマート85万円2,975万円

このように規格住宅は、間取りを変更できないという制限がかかる一方で、建築コストを大幅に安く抑えることができます。

中でも、最も低価格プランである「HUGme(ハグミー)」だと、ローコスト住宅を専門とする住宅メーカーも顔負けの安さで家が建てられます。

詳しくは本編で解説するものの、充実した標準仕様はもちろん、他にも電気代やメンテナンス費用などランニングコストの安さも優れた住まいです。

一条工務店のローコストプランを詳しく知りたい方は、 タウンライフ家づくり を使って一条工務店から資料を取り寄せてみて下さい。

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【一条工務店】ローコスト住宅が建てられる「3つのプラン」

まず最初に、一条工務店でローコスト住宅が建てられる「3つのプラン」を紹介します。

その1:HUGme(ハグミー)

一条工務店でローコスト住宅が建てられる1つ目のプランは『HUGme(ハグミー)』です。

ハグミーは、一条工務店の45周年記念モデルで「期間限定&棟数限定」で販売中の規格住宅です。

間取りは「全100種類」から選ぶことができ、坪単価は「50万円前後」と、一条工務店で最も低価格なプランです。

ハグミーの最大の魅力が「充実した標準仕様の設備」にある、詳しくは下記の通りです。

HUGme(ハグミー)の標準仕様

  • 耐震等級3で地震に強い
  • 高気密・高断熱で電気代が安い
  • タイル外壁で修繕費が安い
  • ロスガード(全館換気)で空気がきれい
  • 工場生産で高品質な住まい

例えば「③タイル外壁」を他社の住宅メーカーで採用すると、少なくとも+100〜200万円と高額な導入コストがかかります。

タイル外壁が高額である理由は、外壁材としての耐久性が60年と長持ちするため、今後のメンテナンス費用を安く抑えられるからです。

タイル外壁のメンテナンス費用

他にも「①耐震等級3」を標準仕様でクリアしていることで、住宅ローンを低い金利で借りれたり、地震保険料を安く抑えることもできます。

「建築費は氷山の一角」と言われており、本当にお金がかかるのはメンテナンス費用や光熱費、保険料などの「住んだ後」です。

一般的なローコスト住宅は「家は安く建てられるけど、暮らしのランニングコストが高くなる」傾向にあるので、注意して下さい!
あつぎり

ですがハグミーでは「高性能な設備や仕様、部材」を標準仕様に採用することで、生涯のランニングコストも安く抑えられるので安心です。

その2:i-smile(アイスマイル)

一条工務店でローコスト住宅が建てられる2つ目のプランは『i-smile(アイスマイル)』です。

アイスマイルは「全4000プランの間取り」から選べる規格住宅で、ハグミーよりも大幅に選択肢が増えます。

参考までに、他社の住宅メーカーと「規格住宅のプラン数」を比較すると、下記の通りです。

住宅メーカー商品名間取り数
一条工務店アイスマイル4,000プラン
一条工務店セゾン・アシュレ3,000プラン
一条工務店ハグミー100プラン
住友林業フォレストセレクション1,500プラン
パナソニックホームズヴェッセ518プラン
大和ハウスライフジェニック282プラン
スウェーデンハウスヘンマベスト200プラン

規格住宅は「坪単価を安く抑えられる」というメリットがある一方で「間取りを自由に決められない」というデメリットがあります。

ですがアイスマイルでは「全4000種類」と豊富な間取りプランから選べるため、条件が合う間取りがきっと見つかるはずです。

アイスマイルの坪単価は「55万円前後」と安く、建築費は下記の通りです。

アイスマイルの建築コスト

  • 25坪:1,375万円
  • 30坪:1,650万円
  • 35坪:1,925万円
  • 40坪:2,200万円

ハグミーと比べると、およそ125〜200万円ほど価格が高くなるものの、標準仕様の中身が異なるので、必ずしも高いとは言い切れません。

アイスマイルの標準仕様は、下記の通りです。

アイスマイルの標準仕様

  • 耐震等級3で地震に強い
  • 全館床暖房で家全体が暖かい
  • 高気密・高断熱で電気代が安い
  • タイル外壁で修繕費が安い
  • ロスガード(全館換気)で空気がきれい
  • 工場生産で高品質な住まい

ハグミーと大きく異なるのは「①・②・③」で、その違いは下記の通りです。

アイスマイルハグミー
耐震性能2×6工法2×4工法
全館床暖房標準使用オプション坪2万円
断熱材の厚み140ミリ
(Ua値/0.28)
89ミリ
(Ua値/0.32)
窓ガラスの枚数トリプルガラス
(3枚)
ペアガラス
(2枚)
2×6工法は2×4工法よりも「壁」が分厚くなります。柱が太くなることで耐震性がアップし、より分厚い断熱材が使えることで断熱性がアップします!
あつぎり

「②全館床暖房」は、廊下やキッチン、トイレ、脱衣所、お風呂、ウォークインクローゼットなど「家全体」に床暖房が設置される全館空調です。

一条工務店は、気密性と断熱性に優れているため、冬の電気代は「月2万円前後」と安く抑えられます。全館空調を使って、この電気代の安さはかなり魅力的ですよね。

ハグミーでは全館床暖房の採用に「約64万円(坪2万円×32坪)」のオプション費用がかかるので、坪単価だけじゃなく「建築費の総額」で比較するようにして下さい。

その3:i-smile+(アイスマイルプラス)

一条工務店でローコスト住宅が建てられる3つ目のプランは『i-smile+(アイスマイルプラス)』です。

その理由は、アイスマイルの坪単価に「+3万円」を上乗せすることで、注文住宅に変更できるからです。

アイスマイルプラスの坪単価は「58万円前後」で、建築コストは下記の通りです。

アイスマイルプラスの建築コスト

  • 25坪:1,450万円
  • 30坪:1,740万円
  • 35坪:2,030万円
  • 40坪:2,320万円
アイスマイルをアイスマイルプラスに変更すると、およそ75〜120万円ほど建築費が高くなることが分かります!
あつぎり

ですがアイスマイルプラスで注文住宅を設計し、間取りの無駄を削ったコンパクトな住まいを作ることで、逆に建築費を安く抑えることも可能です。

例えば、規格住宅の間取りプランで「リビングや子供部屋の間取りは条件と近いけど、玄関や脱衣所が必要以上に広く設計されている」ようなケースにぴったりです。

規格住宅は坪単価を安く抑えられるものの、いずれも「万人受けする間取り」で設計されているため、必要以上に建坪が大きくなって建築費が割高になることもあります。

アイスマイルの間取りプランを見て、無駄に感じるスペースが「1〜2坪(=2〜4帖)」あるようなら、アイスマイルプラスで注文住宅を検討しても良いかもしれません。

一条工務店のローコスト住宅が優れている「7つの特徴」

ローコスト住宅を検討されている方は、一条工務店の「ハグミー」や「アイスマイル」がおすすめです。

その理由は、一条工務店のローコスト住宅は価格が安いだけではなく、業界トップクラスの性能を持つ住まいが建てられるからです。

その秘密は主に「一条工務店の標準仕様」に隠されており、下記の通りです。

これだけ標準仕様が充実した家を坪単価50〜60万円で建てられるので、かなりコストパフォーマンスに優れていると思います。

特に「建築費は氷山の一角」と言われていることもあり、住んだ後のランニングコストに注目すべきです。

ローコスト住宅の中には「建築費は安いけど、電気代やメンテナンス費用、保険料が高くなる住まい」もあるので注意して下さい。

ハグミーやアイスマイルでは、上記の「③・④・⑤」により暮らしのランニングコストを安く抑えることができます。詳しくは、本パートで解説しますね。

その1:全館床暖房で冬でも快適

一条工務店のローコスト住宅の1つ目の特徴は『全館床暖房で冬でも快適』です。

全館床暖房は、名前の通り「住まい全体」に床暖房が設置されており、リビングはもちろん、廊下やキッチン、脱衣所なども範囲に含まれます。

全館床暖房では「20〜25度前後の低温水」を使うことで、24時間連続で全館空調を行なっても体がダルくなる心配がありません。

感覚としては「暖かい」というより「寒くない」に近く、秋や春のようなポカポカした気候をイメージすると近いと思います。

一条工務店の全館床暖房は「とにかく快適」で、その理由は下記の通りです。

全館床暖房の特徴

  • 冬でも厚着が不要で、Tシャツで過ごせる
  • 天井と床面の温度差がなく、足元も暖かい
  • 風呂上がり、寝起きでも寒くない
  • 火を使う器具がなく、火事の心配がない
  • エアコン暖房よりも空気が乾燥しにくい
  • ホコリを巻き上げず、空気がキレイ
  • 室内干しすると洗濯物が乾きやすい

例えば、秋〜春にかけて「薄手の部屋着」で暮らせるので、冬に洗濯物がかさばることが無ければ、冬服の保管場所に困ることもあません。

他社の住宅メーカーで全館空調を導入するには、少なくとも「150〜200万円」のオプション費用がかかり、下記の通りです。

一条工務店
さらぽか
約50万〜
セキスイハイム
快適エアリー
約120万〜
ヒノキヤグループ
Z空調
約120万〜
トヨタホーム
スマート・エアーズ
150万〜
住友林業
エアドリームハイブリッド
195万
パナソニック
エアロハス
200万
三井ホーム
スマートブリーズ
250万
積水ハウス
エアシーズン
250万
ミサワホーム
エアテリア
250万

全館空調を採用するローコスト住宅は一条工務店以外に存在しないので、全館床暖房を標準仕様とするアイスマイルは間違いなくお得です。

ハグミーでは、全館床暖房の導入に「坪/2万円」のオプション費用がかかるものの、それだけ坪単価が安く設定されているのでお得なプランであることに間違いありません!
あつぎり

その2:ロスガード90で空気がキレイ

一条工務店のローコスト住宅の2つ目の特徴は『ロスガード90で空気がキレイ』です。

ロスガード90とは、夏や冬でも外気の影響を受けずに換気できる「熱交換型」の全館換気システムです。

「換気」と聞くと、何となく軽視してしまいがちですが、快適で省エネ性能に優れた住まいを作るには、欠かせない重要なのでチェックしておきましょう。

換気システムの違いは、特に「①空気のキレイさ、②電気代の安さ、③室内の快適性」の3つに大きな影響があります!
あつぎり

一条工務店と他社の一般的なローコスト住宅の「換気システム」の違いは、下記の通りです。

換気の種類具体的な設備
一条工務店第1種換気ロスガード90
他社のローコスト住宅第3種換気換気扇など

少し専門的な話ですが、ロスガード90のような換気方法を「第1種換気」と言います。

一般的なローコスト住宅では「第3種換気」が使われることが多く、その違いは下記の通りです。

給気排気
第1種換気機械機械
第2種換気機械自然換気(排気口)
第3種換気自然換気(排気口)機械

ローコスト住宅が「寒い」や「電気代が高い」と言われることが多い理由は、第3種換気が採用されているからです。

具体的には「冬の冷たい外気をそのまま室内に取り込み、取り込んだ外気で冷えた室内を暖め直すことに電気を消費する」ことが繰り返されるため、室内が寒く電気代も高くなりがちです。

自然換気(排気口)とは「従来式の換気扇」をイメージすると分かり易いです!他にも断熱性や機密性なども影響しているものの、換気方法の違いによる影響は大きいです!
あつぎり

一条工務店では、第1種換気であるロスガード90を使って、給気も排気も機械で行います。

加えて、世界最高レベルの熱交換機能を使うことで、夏や冬に換気を行なっても外気の影響を受ける心配もありません。

例えば、冬の外気が「温度7度・湿度65%」でも、ロスガード90の熱交換・湿度交換で「温度18度・湿度37%」に切り替えることで、部屋の快適性を損なわずに換気が行えます。

「熱交換機能なしの換気システム」を使ったケースと1ヶ月の電気代を比較すると、下記の通りです。

  • 熱交換なしの換気システム
    →5.9万円
  • ロスガード90(温度交換率 最大90%)
    →1.9万円
第3種換気は、換気を行うことで夏の「熱気」や冬の「冷気」をそのまま室内に取り込んでしまうため、住まいの「快適性や省エネ性能」を損なってしまいます!
あつぎり

ロスガード90は、温度管理に加えて「湿度管理」機能も備えており、下記の通りです。

一条工務店/ロスガード90の「湿度交換」機能

  • 夏の除湿:湿度を「80%回収」
  • 冬の保湿:湿度を「82%供給」

梅雨〜夏に「外から侵入する湿気」を湿度交換機能で回収して屋外に排出することで、サラッと暮らせる快適な住まいが作れます。

このように一条工務店では、第1種換気のロスガード90を標準仕様で採用できるので「外気の影響」や「電気代」への心配は不要です。

快適性と省エネ性に優れたな住まいを建てるには、換気システムの違いをしっかりと理解した上で、住宅メーカーやプランを選びましょう。

その3:タイル外壁で修繕費が安い

一条工務店のローコスト住宅の3つ目の特徴は『タイル外壁で修繕費が安い』です。

その理由は、タイル外壁は耐久性が60年間と高寿命で、メンテナンス費用を安く抑えられる外壁材だからです。

  • 一条工務店のハグミーやアイスマイル
    →外壁材に「タイル」を採用
  • 他社の一般的なローコスト住宅
    →外壁材に「サイディング」を採用

「外壁材に何の素材を採用するか」で、生涯のメンテナンス費用に大きな差が出ます。

例えば、一般的に最も主流の外壁材である「サイディング」とメンテナンス費用を比較すると、下記の通りです。

外壁材のメンテナンス費用の比較

60年間のメンテナンス費用「外壁材」

  • サイディング:約809万円
  • タイル   : 約68万円

サイディング外壁は、10〜15年ごとに再塗装やシーリング補修が必要となり、30年目には大規模な張り替え工事が必要です。

そして工事を行う度に「足場の組み立て」が必要となり、1回あたり20万円ほどの費用がかかります。

このようにサイディング外壁は、メンテナンスを行う「項目と頻度」が多くなることで、生涯のメンテナンス費用も高くなる傾向にあります。

ですが外壁材に高耐久素材である「タイル」を使うことで、メンテナンス頻度を最小限に抑えことができます。すると60年間で約740万円の節約に繋がります。

一般的なローコスト住宅は、建築費の安さをアピールするために、低コストで導入できるサイディング外壁を採用しているケースが多いです。

そのため最低でも今後30年間のメンテナンス費用を返済シミュレーションに加えた上で、本当に魅力的なローコスト住宅なのかを判断しましょう。

適切なメンテナンスを行わないと、劣化箇所から雨水が侵入し、構造躯体や断熱材を傷めることになります。建物への被害を拡大させないためにも、定期メンテナンスを必ず行うようにして下さい!
あつぎり

その4:高気密・高断熱で省エネ性能が高い

一条工務店のローコスト住宅の4つ目の特徴は『高気密・高断熱で省エネ性能が高い』です。

その理由は、一条工務店ではローコストモデルでも上位モデルと同じ断熱材(EPS1号相当)が使われており、これは「断熱性能が高くて、劣化しにくい高寿命素材」だからです。

EPS1号相当の断熱材

そして家づくり全体の80%を工場生産することで、気密性に優れた住まいが建てられます。

具体的には、コンピューター制御によるプレカットシステムや専用の組み立てラインを使うことで、人の手作業では難しいミリ単位の作業を正確に行えます。

これらは、ハグミーやアイスマイルの断熱性(Ua値)と気密性(C値)にあらわれており、下記の通りです。

Ua値
(断熱性)
C値
(気密性)
一条工務店/ハグミー0.600.59
一条工務店/アイスマイル0.380.59
三井ホーム0.432.00
スウェーデンハウス0.430.71
セキスイハイム(木造)0.460.99
桧家住宅0.565.00
セキスイハイム(鉄骨)0.612.00
ヘーベルハウス0.875.00
トヨタホーム-5.00
断熱性(Ua値)と気密性(C値)は、数値が小さいほど性能が高いと判断できる指標です!
あつぎり

一条工務店では、低価格プランのハグミーやアイスマイルでも、業界トップクラスの断熱性と気密性の住まいが建てられることが分かります。

そして断熱材のEPS1号相当は、グラスウールと比べて「湿気に強く、劣化しない断熱材」のため、断熱性能が落ちない高寿命な素材です。

例えば、一般的な住まいで使われる「グラスウール(繊維系の断熱材)」だと、結露などで湿気を含むことで熱伝導率が高くなり、建物の断熱性能が低下します。

さらに水分の重みで変形してしまい、断熱材と断熱材の間に隙間が生まれることで、断熱性能が更に低下します。

このように使われる断熱材の種類によっては、時間の経過と共に断熱性能が低下し、省エネ性能の悪化が見込まれます。

特に、ローコスト住宅を比較する際は「断熱性と気密性に優れた住まいか」と「その性能がいつまで持続するか」の2つに注意して比較しましょう。

その点、一条工務店のハグミーとアイスマイルは、高い断熱性能を長く維持できるEPSの断熱材が使われているので、長期的に見ても安心できます。

その5:耐震等級3で地震に強い

一条工務店のローコスト住宅の5つ目の特徴は『耐震等級3で地震に強い』です。

その理由は、一条工務店で建てる全ての住まいが耐震等級3を標準仕様でクリアしているからです。

一般的なローコスト住宅だと、耐震等級2もしくは耐震等級1であることが多いです。

そもそも耐震等級3の耐震性を持つ家を建てられなかったり、耐震等級を上げるには間取りの制限が厳しくなるケースが多いので注意しましょう。

では「耐震等級が違うと、耐震性にどれだけの違いがあるのか」というと、下記の通りです。

耐震等級の違い

  • 耐震等級1:震度6強〜7でも倒壊しない強度
  • 耐震等級2:耐震等級1より1.25倍の強度
  • 耐震等級3:耐震等級1より1.5倍の強度

耐震等級が高くなるほど耐震性に優れています。

例えば「警察署や消防署」は耐震等級3で設計されており、災害時の避難所にも使わる安全な場所です。

そして耐震等級3の住まいは、耐震性以外にも複数のメリットがあり、下記の通りです。

耐震等級3のメリット

  • 地震保険が50%割引で加入できる
  • 住宅ローンを低金利で借りられる

このように耐震等級3をクリアした住まいは「耐震性の高さ」や「保険料・住宅ローン金利の安さ」など、多くのメリットがあります。

一般的なローコスト住宅は耐震等級が「1」もしくは「2」であることが多いので事前に確認しておきましょう。

その点、一条工務店では建てる「全ての住まい」が耐震等級3をクリアしているので、安心できますね。

その6:工場生産で高品質な住まい

一条工務店のローコスト住宅の6つ目の特徴は『工場生産で高品質な住まい』です。

その理由は、一条工務店は家づくり全体の80%を「工場の中」で行うため、雨などの影響を最小限に抑えられるからです。

そして家のパーツはコンピューター制御されたプレカットシステムで作ることで、手作業だと難しいミリ単位の施工を高い精度で行えます。

例えば「外壁」だと、柱のカットはもちろん、断熱材や防水シート、タイル外壁、窓ガラスの組み込みを工場内で行い、ほぼ完成させた状態で現場へ運び込みます。

そのため現場で行う上棟作業は、完成した壁と壁を繋ぎ合わせるだけで大半が完結するため、上棟から屋根掛けにかかる期間は「たった3日」とかなりスピーディです。

対して、従来式の「現場施工型の家づくり」だとデメリットが多くあり、下記の3つです。

現場で家づくりを行う3つのデメリット

  • 断熱材や構造体が雨で濡れて、品質や性能が低下する
  • 現場作業者の技量の違いで品質に差が出る
  • 建築現場の環境や設備が整っておらず、ミリ単位で細かい作業が難しい

他社のローコスト住宅では、ほぼ全てのプランが現場で組み立てを行うため、このようなデメリットが考えられます。

人生で1度きりのマイホームなので、例えば「上棟中に台風がきて、完成途中の家が水浸し」や「スキルの低い作業員が担当になって、完成度が低い」といった事態は、なんとしても避けたいですよね。

一条工務店では、自社工場内の専用機械をコンピュータ制御でパーツを作ることで、天候や作業員のスキル差による影響を最小限に抑えられるので安心ですね。

その7:屋根一体型太陽光パネル

一条工務店のローコスト住宅の7つ目の特徴は『屋根一体型太陽光パネル』です。

屋根一体型太陽光パネルは有料オプションになるものの、他社の住宅メーカーと比べて20〜30%ほど安い価格で太陽光システムを購入できます。

一条工務店でマイホームを建てた我が家の場合だと「太陽光パネル11KW+蓄電池5.5kWh」で導入費は約220万円かかりました。

これは他社の太陽光パネルよりもかなり安く、一般的に「太陽光パネル=200〜220万円、蓄電池=70〜100万円」が目安となる価格帯です。

そもそも屋根一体型太陽光パネルとは、屋根の上に太陽光パネルを設置する「屋根置き型」とは仕様が異なります。

屋根一体型太陽光パネルは、名前の通り「屋根と太陽光パネルが一体」となっており、太陽光パネルを屋根材としても使います。(屋根=太陽光パネル)

では「一条工務店で屋根一体型太陽光パネルがなぜおすすめなのか?」というと、それは下記の5つの理由があるからです。

採用すべき5つの理由

  • 30年で360万円の売電収入になる見込み
  • 自家発電で電気代を安く、節電になる
  • 蓄電池で夜間電力を使うと節電になる
  • 屋根の修繕費用が0円と、節約になる
  • 軽量素材で建物の耐震性がアップする
太陽光パネルを家に搭載すると、他にも住宅ローンを低い金利で借りれたり、自治体の補助金を受けられたりと、何かとメリットが多いです!
あつぎり

もちろん他社のローコスト住宅でも、屋根置き型太陽光システムを採用できますが、下記の3点に注意して下さい。

屋根置き型太陽光システム「3つの注意点」

  • 太陽光パネルや蓄電池の導入コストが高い
  • 屋根が雨漏りするリスクが高くなる
  • 太陽光パネルが目立ち、見た目が悪い

「②」を捕捉すると、太陽光パネルを屋根に固定するビス穴が原因で屋根の劣化が早まり、雨漏りが発生し易くなります。

太陽光パネルを導入したことで数年〜数十年後に雨漏りが発生し、高額な屋根のメンテナンス費用が発生するリスクがあるので注意して下さい。

ですが一条工務店の屋根一体型太陽光パネルだと「屋根=太陽光パネル」で、パネルのビス固定が不要です。そのため雨漏りの発生確率が高くなる心配はありません。

話をまとめると、一条工務店で屋根一体型太陽光パネルは、下記の3つの理由からおすすめの設備です。

  • 導入コスト以上に売電収入が稼げる見込み
  • 自家発電や蓄電池で電気代の節約になる
  • 屋根の修繕費も安く抑えられる

つまりハグミーやアイスマイルのローコスト住宅に、屋根一体型太陽光パネルを採用することで、暮らしのランニングコストを更に安く抑えることができます。

一条工務店のローコスト住宅「3つの注意点」

最後に、一条工務店でローコスト住宅を建てる際の「3つの注意点」を解説します。

その1:間取りの自由度が低く、土地探しが難しい

一条工務店でローコスト住宅を建てる時の1つ目の注意点は『間取りの自由度が低く、土地探しが難しい』です。

その理由は、一条工務店でローコスト住宅を建てられるのは「規格住宅」で、間取りの変更ができないプランだからです。

ハグミーは全100種類、アイスマイルは全4000種類の間取りプランから選んで建てるため、間取りの自由度は低めです。

そのため、例えば「間取りは×××プランの条件が合うのに、土地の形状と間取りが合わず、家を建てられない」といったケースも考えられるので注意して下さい。

規格住宅は「用意されたプラン」と「自分たちの条件」が合うか・合わないかがポイントとなので、一条工務店から詳しい資料を取り寄せた上で判断しましょう。

その2:内装や外装が似た仕上がりになる

一条工務店でローコスト住宅を建てる時の2つ目の注意点は『内装や外装が似た仕上がりになる』です。

その理由は、一条工務店は「小品種×大量生産」で、良いモノを安く作る住宅メーカーだからです。

例えば「外壁」はタイルの1種類のみで、カラーは全3色といずれも少なめです。そのため外観デザインは、どの家も似たような仕上がりになります。

ですが一条工務店では、坪単価50万円台と低価格プランのハグミーでも、高級素材のタイル外壁を標準仕様(追加料金なし)で採用できます。

タイル外壁は、一般的な住宅メーカーだと+100〜200万円かかる超高級オプションであることを踏まえると、ハグミーはかなりコストパフォーマンスに優れたプランだと言えます。

他にも、ロスガード90(全館換気)や高気密高断熱、耐震等級3なども標準仕様に含まれており、坪単価50万円とは思えないほど充実したプランですよね!
あつぎり

このように一条工務店では、種類を減らして効率的に作ることで、生産コストを安く抑えられていることが分かります。

「価格の安さ」と「選択肢の多さ」は表裏一体なので、自分たちが家づくりに何を求めるかを元に判断しましょう。

一条工務店は、住まいのコストパフォーマンスを重視したい人におすすめの住宅メーカーと言えます。

その3:引き渡しまでの期間が長く、家賃負担が増える

一条工務店でローコスト住宅を建てる時の3つ目の注意点は『引き渡しまでの期間が長く、家賃負担が増える』です。

その理由は、一条工務店では契約して引き渡しされるまでに1年前後の期間がかかり、他社の住宅メーカーと比べて納期が遅いからです。

実際に、僕が一条工務店で建てた時も、およそ1年2ヶ月ほどかかりました。

一般的な住宅メーカーでは「6〜8ヶ月」の工期がかかることが多いです。そのため一条工務店で家を建てると「+4〜6ヶ月分の家賃負担が増える」ことを認識しておきましょう。

工期が短い住宅メーカーほど家賃負担額が少なくなるため、マイホームのグレードアップにお金を使うこともできます。

この工期の遅さは、ハグミーやアイスマイルで建てる1つのデメリットとして理解しておきましょう。

多少の家賃負担が増えるとは言え、総合的に比較すると、やはりハグミーやアイスマイルの魅力が他社のローコスト住宅を上回っていると僕は思います。

【結論】規格住宅の条件に合うならハグミーやアイスマイルはコスパ最高のプラン

本記事の結論は『規格住宅の条件に合うならハグミーやアイスマイルはコスパ最高のプラン』です。

その理由は、充実した標準仕様の住まいを坪単価50〜55万円と低価格で建てることができ、建てた後の電気代やメンテナンス費用も安く抑えられるからです。

ですが「規格住宅の間取り」や「標準仕様の中身」など、変更できない箇所が多いプランであることも事実です。

そこで「自分たちの家づくりの条件」に対して「一条工務店の規格住宅」が合うか・合わないかで判断するようにして下さい。

規格住宅の間取り数

  • ハグミー  : 全100種類
  • アイスマイル:全4000種類

一条工務店の中で最も低価格プランである「ハグミー」で搭載される主な標準仕様は、下記の通りです。

HUGme(ハグミー)の標準仕様

  • 耐震等級3で地震に強い
  • 高気密・高断熱で電気代が安い
  • タイル外壁で修繕費が安い
  • ロスガード(全館換気)で空気がきれい
  • 工場生産で高品質な住まい
アイスマイルだと、全館空調の「全館床暖房」が標準仕様に追加されます。これはハグミーだと「坪/2万円」のオプション費用が追加でかかります!
あつぎり

ハグミーやアイスマイルの建築費が安いことはもちろん、真の魅力は「ランニングコストの安さ」にあります。

例えば「外壁材のメンテナンス費用」を比較すると、下記の通りです。

外壁材のメンテナンス費用のシミュレーション

  • 一般的なローコスト住宅の外壁材
    →サイディング外壁で「約809万円」のメンテナンス費用がかかる
  • 一条工務店の外壁材
    →タイル外壁で「約68万円」のメンテナンス費用がかかる

このように一般的なローコスト住宅だと「家を安く建てられても、住んだ後のランニングコストが高くなる」傾向にあるので、必ずチェックしておきましょう。

一条工務店の住まいは、電気代やメンテナンス費用、保険料、住宅ローン金利などのランニングコストを安く抑えられることで、生活費を安く抑えることができます。

「建築費は氷山の一角」という言葉があるように、マイホームは「家を建てた後」にお金がかかります。そのため最低でも30年後を見越したシミュレーションを元にローコスト住宅を検討しましょう。

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あつぎり

一条工務店のグランスマート(2階建て・32坪)|住宅ローン 4,350万円の返済に励む、平凡な30歳サラリーマンの記録ブログ

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