我が家は一条工務店でマイホームを建て、この家で暮らし始めて2年が経ちました。
そこで今回の記事では、我が家のグレイスキッチンの後悔ポイント7つをランキング形式で紹介したいと思います。
突然ですが、住宅業界では「家は3回建てて、初めて満足のいく家ができる」という格言が有名じゃないですか。
「これって本当なんだな、、、」ということを、日々の暮らしでしみじみと感じていますね。
というのも、当時は「ほぼ全ての時間を家づくりに費やした」と言えるくらい、考えに考え抜いて決めた間取りや設備でも、今では後悔ポイントに入ってくるものがあるからです。
打ち合わせ中は、妻との相談はもちろん、一条工務店の営業さんや設計士さんにもめーっちゃ相談しましたし、YouTubeやInstagramの情報も見まくりました。
これだけ色んな人に相談してガッチガチに情報収集したのに、我が家はキッチンの後悔だけでも7つもあるんですよねwww
ひとことで「後悔」と言っても、色んな後悔があります。
例えば、「当時と考え方が変わって、採用したことを後悔している設備」や、「えっ、こんなの採用できるの」と後から知って後悔しているオプション、「図面の確認不足で、引き渡しまで気が付かなかった箇所」など、色んなタイプの後悔があるので、
今回の記事では我が家のキッチンの後悔ランキングを紹介します。
これから一条工務店で家を建てる方は、我が家の失敗談を参考にして、最高のマイホームを作り上げてください。
それでは、本編に進みましょう!
【一条工務店】グレイスキッチンの後悔ランキング「トップ7」
後悔ランキング7位:グレイスカップボードのコンセント
グレイスキッチンの後悔ランキング第7位は、「グレイスカップボードのコンセント」です。
後悔している理由は、カップボードに追加したコンセントの色を「白」にしてしまったため、このコンセントがめっーちゃ目立って、めっーちゃダサいからですwww
「壁と色が近いダークグレーのコンセントにすれば良かった〜」と後悔しています。
我が家のカップボードは、グレイスカップボードのグレージュ色を採用しました。
横幅が180センチのモデルですね。
カップボード中段のグラビオエッジは、「ブロッコ」というデザインのチャコール色を採用しました。
このグラビオエッジは、一条工務店の展示場でもよく見かけますよね。
コンセントはごく普通のデザインで、色は白です。
打ち合わせ中に「カップボードにコンセントを追加しておくと便利かも…」と考えたところまでは良かったんですが、コンセントの色を指定できていなかったので、ごく普通の白のコンセントが採用されてしまいました、、、
ダイニングからカップボードを見ると、こーんな感じです。
コンセントの周りがチャコール色なので、白のコンセントがめっちゃ目立ちますwww
なんといっても悔しいのが、ネットで情報収集していた時にこんな投稿をよく見かけていたんですよね。
「アクセントクロスを貼った壁に白のコンセントを採用してしまって、コンセントの存在感がやば過ぎる。これから家を建てる人はクロスとコンセントの色は合わせておきましょう〜」
みたいなやつです。
だけど、なぜか当時の僕はこの「クロス」を「グラビオエッジ」に置き換えて考えられていなかったため、この後悔につながりました。
今はキッチンの家電が充実しているおかげでコンセントが隠れて気になりませんが、カップボードに家電を置かなくなると、このコンセントがめーっちゃ目立ちます。
ダイニングからキッチンを見た時に、「このコンセントが最も存在感を放っている!」と言っても過言じゃありません。
ちなみにグレイスカップボードは、両端の天面にコンセントが1つずつ付いています。
これは引き渡し後に知りました。
そして我が家はカップボードの右側に3口コンセントを1つ追加しているので、この後悔ポイントに挙げたコンセントは「もはや付ける必要がなかったコンセントなのでは、、、」とすら感じますね。
あと、コンセントの位置をカップボードのど真ん中にしてしまったことも後悔しています。
左端に寄せて設置すれば良かったです。
ですが、コンセントの色は今からでも変更できそうなので、なんかの工事のタイミングに合わせてダークグレー色のコンセントに変更してもらおうと思います。
このコンセントが今は家電で隠れていることと、後からでもそれほどお金をかけずに変更できそうなので、グレイスキッチンの後悔ランキングは7位としました。
後悔ランキング6位:キッチン天井のタレ壁
グレイスキッチンの後悔ランキング第6位は、「天井のタレ壁」です。
タレ壁とは、この突出した壁のことで、耐震性能を高めるための柱が通っています。
打ち合わせ当時は、「暮らしていたら、タレ壁もそのうち気にならなくなるだろ」と呑気に考えていたんですが、打ち合わせ当時より家づくりへの興味が増しているからか、今の方がタレ壁の出っ張りが気になるんですよね。
タレ壁の長さは、天井から18センチくらいです。
このタレ壁は家を建てるうえで絶対に必要なものではなかったんですが、悩みに悩んだ結果、採用することになりました。
なぜ採用したかと言うと、家の耐震性能を耐震等級5相当にグレードアップするには、このタレ壁が必須と判断されたからです。
家を耐震等級3で建てるなら、このタレ壁は必要ありませんでした。
ここで少し補足しておくと、一条工務店は耐震等級3の家を標準仕様で建てられる住宅メーカーです。
耐震等級3をクリアしている時点で、既に十分な耐震性能かもしれませんが、さらに家の耐震性を高くしたい人に向けて「2倍耐震」というオプションが選べます。
この2倍耐震とは、ミッドプライウォールという強靭な耐力壁を使うことで、耐震等級5相当の家が建てられるというものです。
この2倍耐震のオプション費用は、32坪の我が家で98,800円でした。
では、耐震等級3と耐震等級5は耐震性能にどれくらいの違いがあるのかというと、こちらです。
耐震等級3とは、「震度6〜7の『1.5倍』の地震でも倒壊しない家」のことを言います。
次に、耐震等級5とは、「震度6〜7の『2倍』の地震でも倒壊しない家」のことを言います。
この説明でもなんとなくは分かりますが、当時の僕はあまりしっくりきませんでした、、、
ネットではこのような説明をよく見かけますが、なんとなく分かるようで、分かりませんよね。
当時の僕はあまりしっくりきていませんでした。
当時、営業さんからしてもらった説明が分かりやすかったので、ここで紹介しておきますね。
その説明とは、
「震度7の地震がきても耐震等級が3あれば、家が倒壊することはまずありませんが、クロスや外壁が破損してしまう可能性があります。ですが耐震等級5相当で建てると、家が倒壊しないことはもちろん、クロスや外壁が破損する心配すらありません。それくらい耐震性に優れた家が建てられます。」
というものです。
僕はこの説明を聞いて、次のように考えました。
自分が生きているうちに大地震が来ることはほぼ間違いないだろう。
大地震でクロスや外壁が破損すれば、何十万円と高額な修理費がかかることがあるから、いっそのこと2倍耐震のオプションにお金を使った方が良いんじゃないか。
耐震性は耐震等級3で十分かもしれないけど、最近は何かと想定を超える災害が多いから、耐震性能も高いに越したことがない。
今は見た目が気になるタレ壁も、住んでいたらそのうち気にならなくなるだろう、、、
と考えたため、我が家はタレ壁を受け入れ、2倍耐震のオプションを採用して、耐震等級5相当の家を建てることに決めました。
我が家が引き渡されてすでに2年が経つんですけど、このタレ壁がいまだにめっちゃ気になりますwww
なんなら引き渡し直後よりも、今の方がタレ壁の存在を気にしているくらいですwww
このタレ壁を見ていると、「おしゃれな家を作るには、天井のデザインって大事なんだな〜」と、特に最近は強く感じますね。
ですが今後、大地震が起きた時は「2倍耐震で耐震等級5相当にグレードアップしておいて良かった〜」と、今の考え方が一転することもあるので、後悔ランキングとしては低めの6位としました。
後悔ランキング5位:自在棚の照明スイッチの位置
グレイスキッチンの後悔ランキング第5位は、「自在棚の照明スイッチの位置」です。
なぜ後悔しているのかと言うと、自在棚の側面にスイッチとコンセントが高さ違いで設置されているため、棚板を理想の高さに設置できないからです。
「この勝手口の照明スイッチを隣のうす壁に設置すれば良かった…」と後悔しています。
まず、我が家のキッチンには自在棚の「AS1530」というモデルを採用しました。
自在棚とは、棚柱に差し込むツメの高さを変えるだけで棚板の高さを自由に変えられる優れものの収納棚です。
自在棚は安く導入できるオプションということもあって、脱衣所やランドリールーム、パントリー、シューズクロークなど、いろんな場所に採用している人が多いですよね。
この自在棚の棚板ですが、側面の壁にスイッチやコンセントなどの出っ張りがあると、その高さに棚板を差し込むことができません。
我が家の自在棚は、側面の壁に照明スイッチとコンセントが高さ違いで設置されているため、棚板を設置できない範囲が結構広いんですよね。
そのせいで、実はこの棚板も希望の高さに設置できていません。
本音で言うと、この冷凍庫ももう1サイズ小さいモデルが欲しかったんです。
具体的には、これくらいの高さの冷凍庫を購入して、棚板をこれくらいの高さに設置して、この棚板の上にキッチン家電を置きたいと考えていました。
(※理想の冷凍庫の高さは112センチ)
ですが実際は、我が家が棚板を差し込みたいと思う高さに照明のスイッチがあるため、棚板を差し込むことができません。
そのため仮に、1サイズ小さい冷蔵庫を購入したとしても、棚板を差し込める高さが今の高さになってしまいます。
結局は棚板がこの高さになるのであれば、冷凍庫も大きい方が良いという判断になり、今のキッチンが完成しました。
そのため、ゴミ箱上の無駄なスペースがそこそこ広かったり、最も下の棚板でも床から135センチと高い位置だったりと、当初のイメージとは違う仕上がりになりました。
棚板がここまで高い位置にあると、調理家電を置いて使うことは難しいですし、中段から上段の棚板も十分な間隔を開けることができません。
「自在棚にもキッチン家電を置けていたら、カップボードがもう少しすっきりしていたのにな〜」と、今でもたまに思いますね。
コンセントに関しては、自在棚で家電を使う時に必須だから仕方がありませんが、問題はこの照明スイッチの位置です。
では、どのように設置すれば良かったのかと言うと、これには2つの方法があると思います。
1つ目は、スイッチとコンセントの高さを合わせる方法です。
これでも棚板を設置できない高さが一部出てきますが、スイッチとコンセントが高さ違いの今よりだいぶマシです。
2つ目は、隣のうす壁に照明スイッチを取り付ける方法です。
「1」の方法では、自在棚に物を置くと照明スイッチが押しにくくなります。
ですが、うす壁のこのあたりにスイッチを取り付けると、その問題も解消されます。
我が家は「うす壁」という、スイッチを付けるのに最適すぎる場所が隣にあるにも関わらず、なぜか、自在棚の側面の壁にスイッチを取り付けてしまってます…。
カップボードと自在棚を隣合わせで設置する人は結構多いと思うので、勝手口のスイッチなどはうす壁に取り付けるようにすると良いかもしれません。
以上の理由から「自在棚の照明スイッチの位置」は、グレイスキッチンの後悔ランキング5位となりました。
後悔ランキング4位:樹脂シンクを採用すれば良かった
グレイスキッチンの後悔ランキング第4位は、「樹脂シンクを採用すれば良かった」です。
我が家はキッチンにステンレスシンクを採用しましたが、掃除がしやすい樹脂シンクにすれば良かったと後悔しています。
まず、一条工務店のキッチンでは、ステンレスシンクと樹脂シンクの2種類から選べます。
打ち合わせ当時の僕は、採用するシンクは熱や汚れに強いステンレス製しか頭になかったので、樹脂シンクはほとんど検討しませんでした。
樹脂シンクとは、名前の通り「樹脂」で作られたシンクです。
その素材ゆえに、「長く使えば使うほどシンクの傷が増えてきて、その傷に汚れが付着して汚くなる」と思ったので、我が家は採用しませんでした。
当時の樹脂シンクは、オフホワイトやライトグレーのような汚れが目立ちやすい明るい色だけだったことも、選ばなかった理由の1つですね。
これらの理由から我が家はステンレス製のシンクを採用したわけですが、この考え方は今も間違っていないと思います。
では、ステンレスシンクを採用して何に後悔しているのかと言うと、それは掃除がやりづらいことです。
グレイスキッチンのステンレスシンクは凹凸が多いため、普段の掃除がめっちゃやりにくいです。
ステンレス自体は汚れにくい素材だけど、掃除しにくいから結局は汚れる。
一条工務店のステンレスシンクで掃除がやりにくいと感じる場所は、大きく4つあります。
1つ目は「まな板スタンド」です。
シンクの左にある、この出っ張ったスタンドがまな板スタンドで、見ての通り掃除がめっちゃやりにくいです。
というか、そもそもまな板スタンドってシンクに必要ですかね。
僕は正直、いらないと思います。
我が家はこのまな板スタンドにまな板を1度も置いたことがありませんし、今後も置く予定はありません。
なぜなら、食材を切る時にしか使わないまな板を常にシンク上に置いておくのは、見た目も衛生的にも良くないからです。
もしかすると「キッチンにこんなにどデカい浄水器を置いているのに、まな板の見た目くらい気にするな」と思う人がいるかもしれませんが、ここではスルーして下さいwww
この後で紹介する後悔ポイントに、こちらの浄水器もちゃんと入っているのでwww
まな板をシンクの上に置くデメリットですが、例えば「キッチンで手を洗った時に跳ね返った水がまな板に付着して汚れる」みたいなことが結構ありそうですよね。
このまな板スタンドはシンクに溶接されているので、もちろん取り外すことはできません。
なので、このあたりに洗剤のボトルなどを置けないことも不便なんですよね。
樹脂シンクだと、このあたりはフラットな形状なので、こういったデザイン面でも樹脂シンクは魅力が多いです。
ステンレスシンクの掃除がやりにくい場所、2つ目は「カゴを引っ掛ける出っ張り部分」です。
この出っ張りとシンクの縁までの距離が近いので、指を突っ込んで掃除ができません。
なので、掃除ができずに汚れが結構溜まります。
3つ目は「水栓の裏側」です。
同じく水栓とシンクの縁までの距離が近いので、ここも指が突っ込めません。
なので、ここも同じく汚れが溜まります。
最後4つ目は「シンクとカウンタートップの繋ぎ目」です。
この裏側の反り返りに水滴や汚れが付着して、その掃除や拭き取りが結構手間なんですよね。
シンクを使った日は、しっかり拭き取っておかないと繋ぎ目のコーキングがいつかカビると思います。
このようにステンレスシンクは、凹凸が多いデザインなので掃除がやりにくく、隙間に汚れが溜まりやすいことがデメリットです。
その一方で、樹脂シンクはデザインがシンプルで、凹凸が少ないので掃除がかなりやりやすそうです。
今でも「樹脂シンクは10年くらい経つと、変色してしまわないのかな」と気にはなるんですが、
樹脂シンクは無料で採用できた設備であることと、今から変更することが難しい場所ということもあって、後悔レベルは高めで、グレイスキッチンの後悔ランキング4位となりました。
ちなみに少し前に、一条工務店で樹脂シンクのブラックが選べるようになったみたいですね。
もし、キッチンのシンクを選び直せるなら、僕は樹脂シンクのブラックを迷わず選ぶと思います。
後悔ランキング3位:浄水器内臓のタッチレス水栓を採用すれば良かった
グレイスキッチンの後悔ランキング第3位は、「浄水器内臓のタッチレス水栓を採用すれば良かった」です。
あ、この3位からはガチで後悔しているところばかりです。
なので入居してまだ2年しか経っていませんが、キッチン水栓は早くもリフォームを検討してたりしますwww
この浄水器内蔵のタッチレス水栓は、一条工務店のお客様検討シートに載っていませんが、「設定外工事」として施工できる、いわば隠れオプションみたいな設備です。
ネットの情報によると、僕たちが打ち合わせしていた2020年から2021年当時は、80,000円くらいで採用できたみたいですね。
ですが当時の僕たちは、打ち合わせ中にこのオプションの存在を知らなかったため、検討すらできていません。
しかも、この浄水器内蔵のタッチレス水栓のことを知ったタイミングも悪くて、最終仕様確認が終わってプラン変更ができなくなった直後でした。
最悪ですwww
そんな我が家では、どのようなキッチン水栓と浄水器を使っているのかというと、こちらの標準仕様で選べるごく普通の水栓です。
水栓の根本を分岐して、パナソニックの置き型の浄水器を使っています。
この浄水器は賃貸の時から使っているもので、節約のために新居でも使うことにしたんですが、この判断が今の後悔に繋がっています。
というのも、この浄水器、今の我が家が求めている条件と何かと合わないんですよね。
例えば、僕はキッチンを広く使いたいのに、この浄水器は本体がそこそこ大きかったり、ノズルがシンク側に出っ張っているので結構邪魔です。
掃除もラクしたいのに、この浄水器はお手入れ箇所が多くて、浄水器の本体とノズル、コード、給水ホース、排水ホースと合計で5箇所ものお手入れが必要です。
お手入れの頻度はそれほど多くはないですが、それでも手間なものは手間です。
そしてキッチンを横切るように接続しなければならない浄水器の配線も邪魔ですし、グレイスキッチンに1つしかない貴重なコンセントを365日占領していることも嫌です。
もちろん、この浄水器にも良いところがあって、それは「浄水カートリッジのコストパフォーマンスの良さ」です。
除去対象物質が19種類と優れており、カートリッジの交換も1年に1回でOK、そして価格も6000円と安いので、カートリッジのコストパフォーマンスに優れた浄水器が欲しい数年前の僕みたいな人には超おすすめなんです。
ですが今の僕は、多少お金が掛かっても良いので、スタイリッシュでお手入れがラクなキッチンを作りたいと考えていて、当時のコスパ最優先の考え方から変わってしまったため、「浄水器内臓のタッチレス水栓を採用しておけば良かった〜」という、今の後悔に繋がっています。
ちなみに浄水器内臓のタッチレス水栓以外にもおすすめできる浄水器の運用方法があって、それは「単水栓」です。
これ自体が浄水器ではなく、キッチン水栓とは別に浄水器を取り付ける専用水栓を作るオプションですね。
この単水栓に浄水器を後付けすることで、浄水器専用水栓が完成します。
打ち合わせ当時、単水栓の存在は知っていましたが、候補には全く挙がってきませんでした。
ですが、よくよく考えてみると単水栓こそが、安くて、スタイリッシュで、高性能な浄水器を取り付けできる、コスパ最強のオプションなんですよね。
まず、単水栓のオプション費用はというと、1万円くらいから採用できるのでかなり安めです。
次に、単水栓に取り付ける浄水器ですが、パナソニックの蛇口直結型の浄水器だと1万円くらいで買えます。
これも安いです。
除去対象物質も19種類とかなり優秀ですし、カートリッジの交換頻度も1年に1回と長持ち、カートリッジの購入費用も5000円くらいと、これまた安いです。
壊れたり汚れてしまったら、自分で簡単に浄水器を交換できるのも後付けタイプの魅力です。
浄水器のサイズがやや大きいので、ここに関しては少し気にはなりますが、個人的にはまぁ許容範囲かなと思います。
単水栓に浄水器を取り付けるので、キッチン水栓と浄水器が同時に使えるのも嬉しいポイントですよね。
話をまとめると、マイホームに住み始めてまだ2年ですが、浄水器内臓のタッチレス水栓にリフォームしたくてうずうずしています。
今から浄水器内臓のタッチレス水栓にリフォームするとなると、10万円くらいはかかりそうなので、「打ち合わせ中にもっと調べておけば良かった〜」と、めーっちゃ後悔していますね。
この浄水器内臓のタッチレス水栓の存在を知らなかったことは、グレイスキッチンの後悔ランキング第3位になります。
後悔ランキング2位:キッチンの勝手口と網戸を不採用にすれば良かった
グレイスキッチンの後悔ランキング第2位は、「勝手口と網戸を不採用にすれば良かった」です。
過去の記事でもお伝えしてきましたが、我が家はキッチンの勝手口と網戸が完全に不要でした。
なぜキッチンに勝手口がいらなかったかと言うと、僕も妻も勝手口を全く使わないからです。
勝手口から出入りすることがなければ、勝手口を換気に使うこともありません。
勝手口の利用用途がないにも関わらず、日中は勝手口から強烈な日差しが差し込んできて、めっちゃ眩しいんですよね。
ダイニングテーブルの僕の席だけが、光の被害を受けていますwww
日中は勝手口から光が結構差し込むので、床材の石目調フローリングが色褪せないかも心配です。
打ち合わせ当時は、「日中は照明を付けなくても明るい家を作りたい」と考えていたので、窓は多めに設置したんですが、「光が入りすぎる家も、それはそれで問題がある」ということを実感しています。
そして、この勝手口には網戸を取り付けているんですが、これにはオプション費用として15,000円かかっています。
オプションで採用した網戸ですが、入居して2年、まだ1度も使っていません。
というのも、一条工務店の勝手口には「巻取り式の網戸」が窓の内側に取り付けられていて、この網戸がものすごく使いにくいからです。
この網戸のデザインだと、網戸に付いた虫を室内に持ち込む可能性が高いですし、虫をそのまま巻き取ってしまうこともありそうです。
他にも、「網戸に付いた虫を取り除いている間に、虫が室内に入ってしまう」なんてこともありそうですよね。
そもそも勝手口をなぜ採用したのかと言うと、「キッチンには勝手口があるもの」と僕が思い込んでいたからです。
というのも、実家のキッチンには勝手口があって、僕のオカンは玄関よりも主に勝手口から出入りしていたからです。
その光景を子供の頃からずっと見ていたので、「勝手口は家に必ずあるもの」と思い込んでいました。
買い物から帰ったら勝手口から荷物を入れる、庭へ出るときも勝手口から出る、ゴミ捨てに行く時も勝手口から出る、といった感じで、勝手口が主な生活動線となっていました。
これに加えて、今の家の勝手口の位置が玄関と正反対のため、「家の表と裏に出入り口があると便利そうだな」と思って、キッチンに勝手口を採用しました。
ですが実際に暮らしてみて、この勝手口はほとんど使っていません。
不要な窓や扉は家の断熱性や気密性が下がる原因ですし、防犯の面でも良くないので付けるべきではありません。
今のところ勝手口と網戸は、誇張抜きで利用用途がほぼゼロなので、グレイスキッチンの後悔ランキング2位としました。
後悔ランキング1位:回遊動線を作れば良かった
グレイスキッチンの後悔ランキング第1位は、「回遊動線を作れば良かった」です。
回遊動線を作らずに後悔している理由は、2つあります。
- 回遊動線じゃないと家事動線が悪い
- リビングを小さく設計すれば回遊動線を作れた
この2つです。
我が家はキッチンの裏側が脱衣所なんですけど、もしも回遊動線を採用していれば、キッチンから1歩で脱衣所に行くことができました。
キッチンの冷蔵庫裏の壁をぶち抜くと、洗面所に繋がる通路が作れます。
脱衣所にはランドリールームとお風呂が隣接しているので、回遊動線の間取りだったら家事がかなりラクになっていた可能性が高いです。
ですが実際は回遊動線を作らなかったため、キッチンから脱衣所に行くには、まずはダイニングに行き、次にリビング、玄関を通って行かなければなりません。
キッチンから脱衣所やランドリールーム、お風呂に行くにはそこそこの距離があるので、行き来が多い日は地味にストレスなんですよね。
我が家の打ち合わせ中に、回遊動線を作る案が出てはいたんですが、最終的には不採用になりました。
では、なぜ回遊動線が不採用になってしまったのかについてお話ししますね。
まず、間取りの超基本的な考え方として「通路を作ると動線は良くなりますが、通路の分だけ部屋や収納が狭くなる」ということを抑えておきましょう。
もちろん、通路や部屋の広さ、収納量など、欲しいものを詰め込むと理想のマイホームに近づくかもしれませんが、坪数が大きくなる分だけ建築費も高くなるので注意が必要です。
そのため部屋の広さや動線、収納量、建築費など、これらのバランスを考えた上で間取りを決める必要があるんですよね。
例えば、我が家の間取りだと、冷蔵庫裏の壁を作らず、ここを通路にすればキッチンと脱衣所を繋げることができました。
するとキッチンと脱衣所、玄関をぐるぐると移動できる回遊動線が完成します。
ですが、ここを通路にすると冷蔵庫の置き場所が無くなるので、坪数を大きくして冷蔵庫置き場を作るか、もしくは部屋や収納を小さくして冷蔵庫の置き場所を確保しなければなりません。
我が家の場合、一条工務店で家を建てると決めた時点で既にマイホームの予算をオーバーしていたので、更に坪数を大きくする選択肢はありませんでした。
次に、部屋や収納を小さくして冷蔵庫の置き場所を作る案ですが、これもほとんど頭にありませんでした。
というのも、当時の僕は「25帖くらいの、でっかいリビングを作りたい」とリビングの広さにやたらとこだわっていたからです。
背伸びしまくった当時のこだわりが今の後悔に繋がっていますwww
結果的に、我が家の世帯年収と一条工務店の坪単価から、25帖のリビングを作る夢は叶いませんでしたが、リビングの広さを優先して間取りを考えたことで、畳数を22帖まで大きくすることはできました。
ですが、この家で2年間暮らしてみて「リビングはもう少し小さくても良かったな」と早くも感じてしまっています、、、
ましてや、我が家の間取りだと、今の冷蔵庫置き場を廊下にして別に冷蔵庫の置き場所を作るだけで、回遊動線の間取りを作れた可能性が高いんですよね。
畳で言うと、わずか1から2枚分です。
つまり、この2つの選択肢のうち、過去の僕は「1」を選択してしまっています。
- リビング 22帖+回遊動線なし
- リビング 21帖+回遊動線あり
リビングをたった1帖広くするために回遊動線を諦めるとか、いま考えると意味不明すぎるので、過去の自分をまじで恨んでいます。
ということで、グレイスキッチンの後悔ランキング1位は「キッチンに回遊動線を作れば良かった」でした。
本記事のまとめ
以上が、我が家のグレイスキッチンの後悔ランキングでした。
今回の動画の内容を最後にまとめます。
グレイスキッチンの後悔ランキング
第7位は、カップボード中段のコンセントがめっちゃ目立つ。
第6位、タレ壁の凹凸がいまだに気になる。
第5位、自在棚の照明スイッチの位置が悪くて棚板をさせない。
第4位、使い勝手の良さを重視して、樹脂シンクを採用すれば良かった。
第3位、浄水器をケチらずに、浄水器内臓のタッチレス水栓を採用すれば良かった。
第2位、勝手口と網戸は必要なかった。
第1位、リビングの広さよりも回遊動線を優先して間取りを作れば良かった。