
まず最初に、本記事の結論をお伝えすると、「一条工務店のアイスマイルは、家づくりの条件が合えば、圧倒的なコストパフォーマンスで高性能な住まいが手に入るため、非常におすすめ」と言えます。
その理由は、アイスマイルは間取りや設備の選択肢を絞った「規格住宅」だからです。
設計や生産のコストを徹底的に抑えることで、自由設計のアイスマートなどと比較しても、かなり割安な価格設定を実現しています。
具体的には、一条工務店があらかじめ用意した全4,000通りの間取りから、ご自身の希望に近いものを選んで建てる仕組みです。
間取りには一定の制限がありますが、その分、坪単価は約55〜60万円という驚きの価格で一条工務店の家を建てることができます。

坪単価は建物の規模によって多少前後しますが、目安となる建築費を計算すると以下の通りです。
- 25坪:1,375万円
- 30坪:1,650万円
- 35坪:1,925万円
- 40坪:2,200万円
規格化によってコストを抑えているため、建築費そのものはローコストメーカーと大きな差がありません。
しかし、アイスマイルの本当の凄さは、これだけの標準仕様が最初から価格に含まれている点にあります。
- 2×6(ツーバイシックス)工法の高い耐震性
- UA値0.38という優れた断熱性能
- 全面タイル外壁(メンテナンス性抜群)
- 全館床暖房+太陽光発電・蓄電池
- ロスガード90(高気密・高断熱を活かす換気)
- 耐震等級3(最高ランク)
例えば、一般的な住宅メーカーで「全面タイル外壁」を採用すると、100〜200万円ほどの追加費用がかかることも珍しくありません。
さらに、全館床暖房や蓄電池、UA値0.38レベルの断熱材などを他社で導入しようとすれば、それぞれ数十万〜数百万円のコストが積み重なり、総額は跳ね上がってしまうでしょう。
これほど充実した仕様を坪単価50万円台から実現できるからこそ、アイスマイルのコスパの高さには、多くの方が驚かされるのです。
一方で、「規格住宅だからこその限界」があることも忘れてはいけません。
こだわりの強い間取りの実現は難しく、カップボードなどのオプション選びや紹介制度の活用次第で総額も変わります。
「後悔しない家づくり」のためには、さらに安価な「ハグミー」や、性能を強化した「アイスマイルプラス(i-smile+)」、さらにはアイ工務店などの他社メーカーと比較し、自分たちの優先順位を明確にすることが大切です。
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【一条工務店】アイスマイルの「8つの特徴」
まず最初に、アイスマイルが持つ「8つの特徴」を具体的に見ていきましょう。
一条工務店のアイスマイルは、数あるプランの中でも「条件さえ合えば最もコストパフォーマンスに優れた家」を建てられる選択肢です。
高性能な家を安く建てられる理由は、アイスマイルがあらかじめ用意された間取りから選ぶ「規格住宅」という仕組みを採用しているからです。
自由設計ではなく、4,000〜5,000通りの完成されたパターンから選ぶことで、設計費や資材の生産コストを徹底的に削減しています。
また、工期を約7ヶ月と短縮できるため、現在のお住まいの家賃負担を最小限に抑え、総額をコントロールできるのも大きなメリットですよね。
一方で、規格住宅ゆえに「土地の形状によっては理想の間取りが見つからない」といった限界があるのも事実です。
さらに、最近では「ハグミー」や「アイスマイルプラス(i-smile+)」といった派生プランも登場しており、それぞれの違いを正しく理解しておかないと、「思っていた性能と違う」と後悔するリスクもあります。
このパートを読み進めることで、アイスマイルの「安さの裏にある合理的な理由」や、他社と比較した際の圧倒的な優位性が詳しく分かります。
その1:全5000プランから選ぶ規格住宅
アイスマイルの大きな特徴であり、安さの秘密でもあるのが「全5,000プランから選ぶ規格住宅」という仕組みです。
規格住宅とは、注文住宅のようにゼロから図面を引くのではなく、一条工務店があらかじめ用意した「間取り・設備・デザイン」の選択肢の中から、お好みのものを選んで建てるスタイルのことです。
そのため、他社メーカーの設備を自由に持ち込んだり、1cm単位で壁の位置を動かしたりといったことはできません。

「自由に間取りが作れないなら、自分たちの希望が叶わないのでは?」と不安になるかもしれません。
しかし、アイスマイルのプラン数は「全5,000種類」と、他社の規格住宅と比較しても圧倒的なボリュームを誇ります。
これだけ膨大な選択肢があれば、土地の形状や方位、家族構成にぴったりの「正解」がきっと見つかるはずです。
主要な住宅メーカーの規格住宅プラン数と比較すると、その差は一目瞭然です。
| 住宅メーカー | 商品名 | 間取り数(目安) |
|---|---|---|
| 一条工務店 | アイスマイル | 約5,000プラン |
| 一条工務店 | セゾン・アシュレ | 約3,000プラン |
| 住友林業 | フォレストセレクション | 約1,500プラン |
| パナソニックホームズ | ヴェッセ | 約518プラン |
| 大和ハウス | ライフジェニック | 約282プラン |
| スウェーデンハウス | ヘンマベスト | 約200プラン |
このように、アイスマイルは規格住宅とはいえ、選択肢が非常に豊富です。
過去の膨大な設計データから「住みやすさ」が証明されたプランばかりなので、設計ミスによる失敗のリスクを最小限に抑えられるのも大きなポイントと言えるでしょう。
その2:坪単価55万円〜で、建築コストが安い
アイスマイルの2つ目の大きな特徴は、なんといっても「坪単価55万円〜」という、圧倒的な建築コストの安さです。
一条工務店といえば「高性能だけど価格も高い」というイメージを持たれがちですが、アイスマイルはその常識を覆してくれます。
なぜこれほど安くできるのか、その理由は非常に合理的です。
間取りや部材をあえて限定した「規格住宅」にすることで、資材の大量発注や施工工程の簡略化を徹底しているからです。
生産コストを極限まで削ぎ落としているからこそ、ローコスト住宅メーカーと変わらない価格帯で、一条工務店の高性能な家を提供できているのですね。
具体的に、月々の支払いがどうなるかシミュレーションしてみましょう。
例えば、アイスマイルで「4LDK・33坪(110m2)」の家を建て、住宅ローン2,400万円を組んだ場合、月々の返済額は約7.4万円ほどに抑えられます。
さらに驚くべきは、ここからの「実質負担」の低さです。
アイスマイルには「太陽光発電システム+蓄電池」が標準仕様(※プランによる)として含まれているため、売電収入や電気代の節約効果が期待できます。
これらを加味すれば、実際の月々の負担額を「4万円台」にまで抑えることも決して夢ではありません。

その3:耐震等級3で耐震性に優れている
アイスマイルの3つ目の特徴は、最高ランクである「耐震等級3」を標準でクリアした、圧倒的な地震への強さです。
「規格住宅だから構造が簡略化されているのでは?」と不安に思う必要はありません。
アイスマイルが地震に強いのには、建物の「骨組み・基礎・耐久性」という3つの明確な裏付けがあるからです。
アイスマイルが地震に強い「3つの理由」
- ツインモノコック構造(2×6工法)で揺れを分散
- 建築基準法を大幅に上回る独自の頑丈な基礎
- 75年以上持続する白アリ対策(加圧注入処理)
理由1:ツインモノコック構造で揺れを逃す
アイスマイルは、壁・床・天井を強固な「面」で構成するモノコック構造を採用しています。
外周部には厚みのある「2×6(ツーバイシックス)工法」を用い、壁倍率5倍という強靭な耐力壁をバランス良く配置。
地震の揺れを一点に集中させず、建物全体で受け止めて逃がすことができるため、繰り返しの余震にも強い構造と言えるでしょう。
理由2:建築基準法を大幅に上回る頑丈な基礎
家そのものが強くても、それを支える基礎が弱ければ意味がありません。
一条工務店では、建築基準法の基準を上回る独自の基礎基準を設けています。
| 項目 | 一条工務店 | 建築基準法 |
|---|---|---|
| 土台幅 | 140mm | 89mm |
| 立ち上がり幅 | 160mm | 120mm |
| 配筋ピッチ | 200mm | 300mm |
| 主筋(鉄筋径) | 16mm | 13mm |
コンクリートの厚みや鉄筋の本数を見れば、アイスマイルの足腰がいかに頑丈に設計されているかが分かりますよね。
理由3:75年以上持続する白アリ対策
実は、耐震性を語る上で欠かせないのが「シロアリ対策」です。
どんなに強い構造でも、木材がシロアリに食害されては、いざという時に本来の強度を発揮できません。
一条工務店では、木材の内部まで薬剤を浸透させる「加圧注入」という特殊な処理を施しています。
- 加圧注入(一条工務店):75年以上
- 一般的な表面塗布:5〜10年
一般的な表面塗布では5〜10年ごとに10〜20万円ほどの再施工費用がかかりますが、アイスマイルなら将来のメンテナンス費用を大幅に浮かせることができます。

ただし、これほど強固な仕様でも、土地の地盤状態によっては別途「地盤改良工事」が必要になり、総額が100万円単位で上がるケースもあります。
また、耐震性を確保するために壁の位置が制限されるプランもあるため、こだわりたい間取りがある方は早めに相談しておくのが失敗を防ぐコツです。
その4:高気密・高断熱で省エネ性能が高い
アイスマイルの4つ目の特徴は、業界トップクラスの数値を誇る「高気密・高断熱」な住まいであることです。
「夏は涼しく、冬は暖かい」という快適な暮らしを、リーズナブルな価格で実現できる理由を、断熱性と気密性の2つの視点から分かりやすく解説しますね。
業界トップクラスの断熱性能(UA値)
アイスマイルの断熱性能が極めて高い理由は、断熱材に「高性能ウレタンフォーム」を採用しているからです。
この素材は、一般的な住宅でよく使われるグラスウールと比較して、約2倍の断熱性能を誇ります。
例えば、アイスマイルの外壁には140mm厚のウレタンフォームが使われていますが、これをグラスウールで実現しようとすると280mmもの厚みが必要になる計算です。
高性能な断熱材を「外壁・天井・床」の全面に隙間なく採用することで、居住スペースを圧迫することなく、外気温の影響を最小限に抑えることができるのですね。
その結果、断熱性能を示す「UA値」は0.38(推測)という驚異的な数値をマークしており、冬の光熱費削減にも大きく貢献してくれます。
- グラスウール:170
- 高性能ウレタンフォーム:1.4
さらに、ウレタンフォームは湿気をほとんど通さないため、結露による断熱材の腐食や型崩れが起きにくく、新築時の高い性能が長期間持続するのも大きなポイントと言えるでしょう。
業界トップクラスの気密性能(C値)
「気密性(C値)」とは、簡単に言うと「家全体にどれくらいの隙間があるか」を示す指標です。
アイスマイルは、国の次世代省エネルギー基準である「5.0cm2/m2」を大幅に上回る、「0.59cm2/m2」という極めて高い精度を実現しています。
- C値が5.0の家:ハガキ約5枚分の隙間
- C値が0.59の家:ハガキ約0.6枚分の隙間
これほど精密な家づくりができるのは、家づくりの約80%を自社工場の専用機器で作り上げているからです。
現場での手作業に頼りすぎず、工場でミリ単位の精度で組み立てることで、誰が建てても高品質で隙間のない住まいが完成する仕組みになっています。
隙間がなければ、冬の冷気や夏の熱気はもちろん、湿気や害虫の侵入も防げるため、住まいの耐久性もぐんと高まりますよね。
一般的に、他社でこれほどの断熱・気密仕様にアップグレードしようとすると、100万円単位のオプション費用がかかることも珍しくありません。
これらが坪単価55万円〜の標準仕様にすべて含まれているアイスマイルは、まさに「本音でおすすめできるコスパ最強の選択肢」と言えるでしょう。
その5:引き渡しが7ヶ月と早く、家賃の節約になる
アイスマイルの5つ目の特徴は、契約から引き渡しまで「最短約7ヶ月」という圧倒的なスピード感です。
「引き渡しに時間がかかる一条工務店なら家を建てるに1年くらいかかるのでは?」と思われがちですが、アイスマイルなら建築中の余分なコストを大幅に削ることができますよ。
その理由は、完成された5,000通りのプランから選ぶ仕組みにより、間取りや設備の検討時間を最小限に抑えられるからです。
一条工務店の注文住宅と、規格住宅であるアイスマイルの「打ち合わせ回数」と「期間」を比較すると、その差は一目瞭然です。
| 項目 | 打ち合わせ回数 | 引き渡しまでの期間 |
|---|---|---|
| 注文住宅(アイスマート等) | 約7回 | 約12ヶ月 |
| 規格住宅(アイスマイル) | 約2回 | 約7ヶ月 |
例えば、現在の家賃が「月8万円」の場合、入居が5ヶ月早まることで「8万円×5ヶ月=40万円」もの家賃を節約できる計算になります。
この浮いた40万円があれば、人気のカップボードを追加したり、新居に合わせた家具を新調したりと、より豊かな新生活の準備に充てることができますよね。

ただし、打ち合わせ回数が少ないということは、短期間で重要な決断を求められるという側面もあります。
「本音ではもっとこだわりたかった」と後悔しないためにも、宿泊体験などを通じて一条工務店の性能を事前にしっかり体感し、納得した上で進めることが失敗を防ぐポイントです。
その6:全面タイル外壁でメンテナンス費用が安い
アイスマイルの6つ目の特徴は、高級感あふれる「全面タイル外壁」が標準仕様で、将来のメンテナンス費用を劇的に抑えられる点です。
「タイルは高い」というイメージがありますが、実は住み始めてからの家計を最も助けてくれる外壁材なのをご存知でしょうか。
その理由は、タイルはあらゆる外壁材の中で最も耐久性が高く、張り替えや再塗装といった大規模な修繕をほとんど必要としないからです。
主流の外壁材である「サイディング」と、60年間にかかるメンテナンス費用を比較すると、その差は一目瞭然と言えるでしょう。
- サイディング:約809万円
- タイル外壁 :約68万円
これほど大きな差が出る理由は、メンテナンスが必要になる「回数」が圧倒的に少ないからです。
一般的なサイディングは10年ごとの塗装や補修が推奨されますが、タイル外壁なら足場を組むような大規模なメンテナンスは30年に1回程度で済みます。

本来、全面タイル貼りにすると他社では100〜200万円ほどの追加費用がかかる「高級オプション」です。
これが坪単価55万円〜のアイスマイルに標準で含まれているのは、まさに一条工務店ならではのコストパフォーマンスと言えます。
ただし、タイル自体の寿命は長いものの、つなぎ目のシーリング材などの経年劣化は避けられません。
その7:ロスガード90の全館換気で空気がキレイ
アイスマイルの7つ目の特徴は、世界最高レベルの性能を誇る全館換気システム「ロスガード90」が標準搭載されていることです。
高気密・高断熱な家だからこそ、空気を入れ替える「換気」の質が、日々の住み心地や光熱費に直結します。
ロスガード90が優れている理由は、外の空気をそのまま室内に取り込むのではなく、「温度」と「湿度」を最適な状態に整えてから届けてくれるからです。
特に注目すべきは、温度交換率「90%」という驚異的な回収率です。
例えば、冬の厳しい寒さで外気温が「0度」の日であっても、ロスガード90を通すことで空気を「18度」まで暖めてから取り込むことができます。

さらに、湿度交換機能(交換率80〜82%)も備わっているため、湿気が気になる梅雨や夏は「除湿」、乾燥する冬は「保湿」をしっかりとサポート。
家中どこにいても、一年中さらりと快適な空気に包まれる暮らしは、一度体感すると手放せなくなるほどの心地よさと言えるでしょう。
ただし、この高い性能を維持するためには、定期的なフィルター清掃や交換といったメンテナンスが欠かせません。
また、本体の稼働音が気になる方もいらっしゃるかもしれません。音の響き方や実際の空気の質については、ぜひ「宿泊体験」で本音のチェックをしておくのが、失敗を防ぐための大切なポイントです。
その8:全館床暖房で快適かつ省エネ
アイスマイルの8つ目の特徴は、リビングだけでなく玄関、廊下、キッチン、トイレまで家中を暖める「全館床暖房」が標準装備されている点です。
「床暖房は贅沢で電気代が高い」というイメージを覆す、一条工務店ならではの合理的で快適なシステムと言えるでしょう。
全館床暖房が優れている理由は、エアコンのように風を当てる「対流式」ではなく、遠赤外線で部屋全体をまんべんなく暖める「ふく射熱式」を採用しているからです。
天井近くは暑いのに足元が冷えるといった温度ムラがなく、冬場の浴室やトイレで発生しやすいヒートショックのリスクを最小限に抑えられるのもポイントです。

気になる電気代についても、アイスマイルの「高気密・高断熱」性能のおかげで、驚くほど安く抑えることができます。
例えば、32坪・オール電化の住まいであれば、真冬に24時間連続運転しても電気代は月2万円程度に収まるケースがほとんどです。
それは高断熱な高性能ウレタンフォームとロスガード90が熱を逃がさないため、少ないエネルギーで効率よく暖かさを維持できるからです。
【一条工務店】アイスマイルで採用したい「5つのオプション」
続いて、一条工務店のアイスマイルでぜひ検討していただきたい「5つの厳選オプション」について解説します。
アイスマイルは標準仕様が非常に充実しているプランですが、あえて特定の設備をオプションにすることで、魅力的な坪単価を実現しています。
だからこそ、自分たちの暮らしに本当に必要なものを見極めて追加することが、住まいの完成度を高める大きなポイントと言えるでしょう。
アイスマイルは規格住宅として価格を徹底的に抑えている分、上位モデルでは標準の設備がオプション扱いになっているケースがあります。
ここで注意したいのは、本音で「あれもこれも」と無計画に追加してしまうと、最終的な総額が跳ね上がってしまうという点です。
場合によっては自由設計のアイスマートや、より高性能なアイスマイルプラス(i-smile+)との価格差がなくなってしまうという「罠」に陥るリスクもあります。
だからこそ、導入コストに対して利便性や防犯性能の向上が大きい、実用性の高いものに絞り込むことが失敗を防ぐコツです。
例えば、UA値0.38(目安)という高い断熱性能を維持しつつ、家族の安全を守る「防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ」や、毎日の出入りが劇的に楽になる「e-エントリー」などは、投資価値が非常に高いと言えるでしょう。
また、意外と忘れがちな「網戸」や、間取りに最適化された地震に強い純正「カップボード」も、後悔しない家づくりには欠かせない装備ですよね。
それではアイスマイルで採用できるオプションを5つ、確認していきましょう。
その1:防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ
アイスマイルで夏冬の快適性をとことん追求するなら、最も優先して検討したいのが「防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ」への変更です。
標準のペアガラスも十分に高性能ですが、トリプル樹脂サッシにアップグレードすることで、住まいの断熱レベルを別次元へと引き上げることができます。
なぜこれほど窓にこだわるべきなのか。それは、住宅において「最も熱が出入りする場所」が窓だからです。
具体的に、住まいの熱がどれくらい窓から出入りしているか、以下のデータをご覧ください。
- 夏:熱の「73%」が窓から侵入する
- 冬:熱の「58%」が窓から逃げる
壁の断熱材(2×6工法の高性能ウレタンフォーム)をいくら厚くしても、窓の性能が低いとそこから冷暖房のエネルギーが垂れ流しになってしまいます。
そこで窓を3重にすることで冷暖房ロスを物理的に遮断でき、UA値0.38(目安)という高い断熱性能を最大限に活かした省エネ生活が実現します。
また、メリットは断熱性だけではありません。特殊な中間膜による強力な「防犯機能」や、外の騒音をシャットアウトする「高い遮音性」も同時に手に入ります。
上位モデルのアイスマートではこれが標準仕様ですが、アイスマイルにこのオプションを加えることで、性能面では上位モデルに肉薄できるのは大きな魅力と言えるでしょう。

ただし、導入コストが「約50〜60万円」と高額なのが最大の悩みどころですよね。
これほどオプション代を積んでしまうと、建物総額が自由設計のアイスマートや、元からトリプルサッシが標準のアイスマイルプラス(i-smile+)の価格に近づいてしまいます。
安さが売りの規格住宅において、この金額差をどう捉えるかが失敗しないための分かれ道になります。
その2:e-エントリー(一体型)
アイスマイルで採用したい2つ目のオプションは、玄関ドアをスマートキー化できる「e-エントリー」です。
「玄関の鍵を電子化するだけで7万円もかかるの?」と迷われる方も多いですが、実は毎日の生活で最も「導入してよかった!」と本音で実感しやすい設備の一つと言えるでしょう。
e-エントリーを採用すると、玄関ドアのボタンやリモコンキーを操作するだけで、簡単に鍵の開け閉めができるようになります。
買い物帰りで両手が塞がっている時や、小さなお子様を抱っこしている時に、カバンの中から鍵を探し出す手間がなくなるのは、想像以上に快適なものですよね。
日々のちょっとしたストレスを徹底的に排除できるだけでなく、玄関ドアから鍵穴が見えなくなることで、外装が非常にスッキリとして洗練された印象になるのも大きな魅力です。
実用性とデザイン性を同時に高めてくれる、まさに一石二鳥のオプションと言えるのではないでしょうか。
オプション費用は一体型で約7万円、別体型は約6万円となっています。

その3:網戸
アイスマイルで検討すべき3つ目のオプションは、意外と盲点になりやすい「網戸」です。
一条工務店では、実は全ての窓において網戸は標準仕様ではありません。
下記の2通りの有料オプションから、自分たちのライフスタイルに合った方を選択する形式になっています。
- 個別の窓に設置:3,500円〜22,400円
- 全ての窓に設置:坪3,000円 × 建坪
「なぜ網戸が有料なの?」と驚かれるかもしれませんが、その理由は一条工務店ならではの設計思想にあります。
標準搭載の「ロスガード90」が温度と湿度を管理し、24時間体制で家中を換気してくれるからですね。
基本的には「窓を開けなくても快適に過ごせる住まい」という前提のため、網戸をあえて外してコストを抑えているのです。
しかし、実際の暮らしを本音でシミュレーションしてみると、やはり窓を開けたい場面は出てくるものでしょう。
例えば、気候の良い時期に自然の風を感じたかったり、大掃除の際に一気に空気を入れ替えたりしたい時です。
網戸を設置せずに窓を開ければ、当然ながら害虫が室内に侵入するリスクがあり、後悔の原因にもなりかねません。

利便性と総額のバランスを考えるなら、家中全ての窓に設置するのではなく、開閉頻度の高い「引き違い窓」に限定して採用するのも一つの賢い方法と言えるでしょう。
ここで注意したいデメリットは、開き窓や勝手口に網戸を付ける場合です。
これらは構造上「窓の内側」に網戸が取り付けられる仕様になるため、一度窓を開けてから網戸を閉めるという独特の動作が必要になります。
外側に網戸がある引き違い窓に比べると、操作性の面で少し不便さ(限界)を感じるかもしれません。
また、網戸を閉める一瞬の隙に虫が入るリスクもあるため、使い勝手については事前にしっかりイメージしておくべきですね。
その4:カップボード
アイスマイルで採用を検討したい4つ目のオプションは、キッチンの使い勝手を大きく左右する「カップボード(食器棚)」です。
「家具屋で安く済ませたい」という考えもありますが、純正品には後付け家具では決して得られない決定的なメリットが存在します。
最大の魅力は、キッチン本体と完全に統一された美しいデザインと、地震に強い「固定式」であるという安心感ですよね。
サイズは横幅90〜180cmが一般的で、オプション費用はおよそ10〜30万円ほどで導入が可能です。
扉のカラーはキッチンと同じ「ホワイト、ナチュラル、ビター」の3色から選べるため、LDK全体のインテリアに心地よい統一感が生まれます。
社外品で同じ質感のものを探そうとすると、送料や設置費用を含めて意外と同じような価格帯になってしまうことも少なくありません。
それならば、新築時の工事で壁にしっかりと固定され、耐震等級3の基準をクリアした純正品を選ぶのが、本音で賢い選択と言えるでしょう。

その5:タッチレス水栓
アイスマイルで採用を検討したい5つ目のオプションは、キッチンの家事効率を劇的に向上させてくれる「タッチレス水栓」です。
蛇口に手をかざすだけで水を出したり止めたりできるため、調理中の動作がスムーズになるだけでなく、水栓本体が汚れにくくなるのが大きなメリットと言えます。
特にお肉や魚を触った汚れた手や、洗剤がついた手でレバーに触れる必要がなくなるのは、衛生面でも非常に嬉しいポイントですよね。

この価格設定であれば、アイスマイルの魅力である「コストパフォーマンス」を損なうことなく、日々の家事のプチストレスを本音で解消できるため、優先的に検討したい設備です。
ラインナップには、浄水器が内蔵されたタイプや、無駄な給湯を防ぐエコセンサー付きのタイプも用意されています。
自分たちのライフスタイルや、浄水器の必要性に合わせて最適なモデルを選びたいですね。
【一条工務店】アイスマイルの契約前に知っておきたい「7つの注意点」
アイスマイルは非常にコストパフォーマンスに優れたプランですが、その「安さ」には明確な理由があります。
それは、徹底的な規格化によって生産効率を極限まで高めているからです。
家づくりが始まってから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためには、あらかじめ制約を正しく理解しておく必要があります。
自由設計のアイスマートなどと比較しながら、自分たちにとって許容できる範囲かどうかを本音でチェックしていきましょう。
まず、最も大きなポイントは「間取りの自由度」です。
約5,000通りの既定プランから選ぶ方式のため、壁を数センチ動かしたり、窓を追加したりといった変更はできません。
そのため、土地によっては間取りや採光、動線などの条件が揃ったプランが見つからないというリスクも考えられます。
規格住宅だからこその難しさがあるため、土地探しの段階からプランを意識して動く必要があります。

その1:間取りを変更できない
アイスマイルで契約前に最も注意しておきたい点は、建物の構造に関わる「間取りの変更」が一切できないということです。
坪単価55万円前後(目安)という驚異的なコストパフォーマンスは、徹底した「規格化」によって実現されています。
そのため、5,000通りあるプランの中から自分たちの土地や暮らしに合うものを選ばなければならず、壁を動かしたり窓を増やしたりといった要望は通りません。
「どうしても理想の間取りが見つからないけれど、性能は諦めたくない」
そんな時に検討していただきたいのが、自由設計が可能な「アイスマイルプラス(i-smile+)」という選択肢です。
アイスマイルプラスは、アイスマイルの基本性能をそのままに、注文住宅として自由に間取りを設計できるプランです。
もちろん、自由度が高まる分だけ坪単価は約5万円ほど高くなります。
| アイスマイル (坪単価55万円) | アイスマイルプラス (坪単価60万円) | |
|---|---|---|
| 25坪 | 1,375万円 | 1,500万円 |
| 30坪 | 1,650万円 | 1,800万円 |
| 35坪 | 1,925万円 | 2,100万円 |
| 40坪 | 2,200万円 | 2,400万円 |
※坪単価は地域や時期により変動するため、必ず最新価格を担当者へ確認してください。
単純計算すると、30坪の家で約150万円の増額になるため、躊躇してしまう金額差ですよね。
しかし、ここで諦めるのは早計です。
自由設計に切り替えることで、規格プランに含まれていた「無駄な廊下」や「広すぎる部屋」を削り、延床面積をコンパクトにできる可能性があります。
もし建物を2〜3坪小さくすることができれば、坪単価が上がっても、建築総額はアイスマイルと変わらないレベルに抑えることも十分に可能です。
「規格プランでの妥協」と「自由設計での最適化」。
どちらが自分たちの予算と理想に近いのか、まずはシミュレーションしてみるのが失敗しない家づくりのポイントと言えるでしょう。
その2:土地探しのハードルが上がる
アイスマイルで契約前に知っておきたい2つ目の注意点は、自由設計の注文住宅に比べて「土地探しの難易度が格段に上がる」という点です。
通常、注文住宅であれば「気に入った土地を購入し、その形に合わせて間取りを設計する」というプロセスが一般的ですよね。
しかし、規格住宅であるアイスマイルでは、あらかじめ決まった四角い図面を土地に「当てはめる」ことしかできません。
そのため、三角形や旗竿地といった「変形地」では、敷地に無駄なデッドスペースが生まれたり、最悪の場合は物理的に建物が入らなかったりするケースが出てくるのです。
「約5,000通りものプランがあるなら、どれかは入るだろう」と安易に考えるのは非常に危険な思考と言えるでしょう。
実際に「土地の坪数」「建ぺい率」「玄関の方角」といった条件で絞り込んでいくと、採用できるプランはかなり少なくなります。
最悪の場合、間取りへのこだわりが強い人だと選択肢がゼロということも…。
特に、広い敷地面積が必要となる「平屋」を希望されている場合は、適合する土地の条件がさらに厳しくなるため、土地選びは難航を極めます。
また、窓の位置も固定されているため、隣家の窓と位置が被ってしまってもズラすことができず、入居後にカーテンを開けられない生活になってしまう可能性も否定できません。
失敗を避けるためには、できるだけ整った形の「整形地」を選ぶか、土地の契約前に必ず「その土地に入るプランがあるか」を営業担当者に確認するプロセスを徹底しましょう。
その3:太陽光パネルの搭載が必須
アイスマイルで契約前に知っておきたい3つ目の注意点は、太陽光パネルと蓄電池の搭載が「必須条件」であることです。
「予算を抑えたいのに、勝手にオプションを追加されるのは困る」
「太陽光は元が取れるか怪しいから付けたくない」
そのように感じる方も多いのではないでしょうか。
確かに、初期費用として約200万円(パネル+蓄電池)が強制的に加算されるため、見積もりの総額は確実に上がります。
しかし、感情論を抜きにして「長期的な収支(ROI)」だけで判断するなら、このパッケージは支払う金額以上のリターンが見込める、極めて合理的な投資と言えます。
なぜなら、一条工務店は自社グループ工場で太陽光パネルを大量生産し、それを「規格住宅の標準」として組み込むことで、市場価格よりも圧倒的に安く提供しているからです。
具体的に、なぜ約200万円の追加費用を払ってでも採用すべきなのか、その理由は以下の3点に集約されます。
- 導入コストを約10年前後で回収できる
- 耐久性が高く、メンテナンスフリーの屋根材
- 軽量素材の屋根材で、建物の耐震性アップ
理由1:導入コストを約10年前後で回収できる
一条工務店の太陽光システムは、10kW超の大容量モデルを搭載することが多く、そこに蓄電池(7kW相当)がセットになっています。
これだけの設備を約200万円で導入できるのは、他メーカーではまずあり得ない価格設定です。
現在は売電価格が下がっているため「売って儲ける」ことは難しくなりましたが、「高い電気を買わない(自家消費)」という節約効果は絶大です。
毎月の光熱費削減分と売電収入を合わせれば、地域や日照条件にもよりますが、おおよそ10年前後で初期費用の200万円を回収できる計算が立ちます。
つまり、住宅ローンの支払いは増えますが、それ以上に毎月の光熱費が安くなるため、月々のキャッシュフロー(家計の支出)はむしろ改善する可能性が高いのです。
理由2:耐久性が高く、メンテナンスフリーの屋根材
金銭的なメリットで最も大きいのが、この「メンテナンス費用の削減」です。
一般的なスレート屋根の場合、防水性能を維持するために10〜15年ごとに「塗り替え工事」が必要となり、その都度100万円前後の出費(足場代含む)が発生します。
一方で、一条工務店の屋根一体型パネルは「強化ガラス」でできているため、紫外線による劣化がほとんどなく、塗り替えの必要がありません。
30年、40年というスパンで考えると、メンテナンス費用だけで数百万円の差がつくことになります。
「将来必ず出ていくお金」を、初期投資でカットできると考えれば、これほど効率の良い節約術はありません。
理由3:軽量素材の屋根材で、建物の耐震性アップ
3つ目の理由は、建物の耐震性能です。
屋根一体型パネルは非常に軽量であるため、地震の揺れを最小限に抑えることができます。
- 瓦屋根:約6,000kg
- スレート屋根:約2,000kg
- 一条の太陽光屋根:約500kg
頭が重い家ほど地震で揺れやすくなりますが、軽量な太陽光パネルなら構造躯体への負担が減り、耐震等級3の性能をより確実に発揮できるのです。

結論として、太陽光パネルの必須搭載は「初期費用の総額」を押し上げますが、長い目で見れば「光熱費」と「家の維持費」を大幅に下げてくれる、アイスマイルならではの強力な武器と言えるでしょう。
その4:外装・内装の選択肢が少ない
アイスマイルで契約前に知っておきたい4つ目の注意点は、外装や内装の選択肢が少ないことです。
「せっかくの注文住宅だから、壁紙やキッチンは自由に選びたい!」
そう夢見ている方にとっては、ここが最大の妥協点、あるいは契約を見送る理由になるかもしれません。
なぜなら、アイスマイルは徹底的なコストダウンを実現するために、設備や仕様の種類を極限まで絞り込んでいるからです。
具体的にどれくらい選べないのか、主要な設備のバリエーションを見てみましょう。
| 設備・仕様 | デザイン数 | カラー展開 |
|---|---|---|
| タイル外壁 | 1種類 | 3色 |
| フローリング | 1種類 | 3色 |
| キッチン | 1種類 | 3色 |
| 洗面化粧台 | 1種類 | 3色 |
| シューズボックス | 1種類 | 3色 |
| お風呂 | 1種類 | 3色 |
基本的に「デザインは1種類、色は3色(ホワイト・ナチュラル・ビターなど)」からしか選べません。
パナソニックやリクシルといった他社メーカーの設備を入れることも、原則としてできません。
これは、一条工務店が自社グループ工場で同じ仕様のものを大量生産し、在庫管理や施工の無駄を徹底的に排除しているからこそ成り立つビジネスモデルです。
つまり、デザインの自由度を捨てる代わりに、最高ランクの断熱性や気密性を、破格の値段で手に入れられるというわけですね。

その5:有料でも採用できないオプション設備がある
アイスマイルで契約前に知っておきたい5つ目の注意点は、追加費用を払っても「採用できないオプション」があるということです。
その代表例が、一条工務店の代名詞とも言える「全館さらぽか空調(床冷房)」です。
夏場でもエアコンの風を感じることなく、鍾乳洞のような涼しさを実現するこの設備は、超高断熱・高気密な「グランスマート」や「アイスマート」でしか採用が認められていません。
なぜなら、さらぽか空調がその性能を最大限に発揮し、結露などのリスクを回避するためには、極めて厳しい断熱基準が求められるからです。
アイスマイルも「2×6工法」を採用し、トリプルサッシへの変更などでUA値0.38という高い断熱性能を実現できますが、それでも上位モデルの基準には届かないというメーカー判断があるのですね。
- 全館さらぽか空調(床冷房)
- スマートキッチン(御影石カウンター)
- 特定のデザインの住設(カップボードなど)
このように、選べるオプションの限界ラインが厳格に決められているのが一条工務店です。
そのため「自分たちが求める家を建てられるプランなのか」を契約前に確認しておきましょう。
その6:紹介割引・割引特典が使えない
アイスマイルで契約前に知っておきたい6つ目の注意点は、「紹介割引」や「法人割引」が使えないことです。
アイスマイルは限界まで利益を削った戦略商品であるため、これ以上の値引きを行う余地がないからです。
一方で、アイスマートやグランスマートなどの注文住宅モデルでは、以下の割引制度を利用できます。
- 紹介割引:約20〜30万円相当のオプション(カップボード等)
- 法人割引:建物本体価格の2〜3%割引
- 親族割引:建物本体価格の1.5%割引
これらの割引が適用されると、実質的な価格差は「見かけの坪単価」よりも縮小します。
例えば、建物本体価格が3,000万円のアイスマートで法人割引(3%)を使うと、約90万円の減額が見込めます。
さらに重要な視点が「間取りの無駄」によるコストへの影響です。
規格住宅であるアイスマイルは、プランによっては「不要な廊下」や「広すぎる部屋」が含まれていても削除できません。
仮に2坪(約4畳)の無駄なスペースがある場合、それだけで約110万円(坪単価55万円×2坪)の余計な費用を支払っていることになります。

その7:アフター保証が実質10年間と短い
アイスマイルで契約前に必ず知っておいてほしい7つ目の注意点は、アフター保証の実質的な期間が「10年間」と短いことです。
「えっ、一条工務店は最長30年保証じゃないの?」と驚かれる方も多いですよね。
確かにカタログにはそう書かれていますが、これには「メーカーが指定する有償メンテナンス工事を受けること」という条件が付いています。
つまり、10年目の点検時に数十万円から100万円単位の費用を支払わない限り、そこで保証は打ち切られてしまいます。

さらに注意が必要なのは、初期保証の10年間であっても、すべての設備が守られているわけではないということです。
保証内容を細かく確認すると、外壁のタイルや断熱材は「2年間」、キッチンやトイレなどは「5年間」と設定されているケースがあります。
一条工務店のアフター保証期間【主要20項目】
| 床・階段 | 2年 | 配管 | 5年 |
|---|---|---|---|
| 外壁 | キッチン | ||
| 屋根 | 食洗機 | ||
| 内壁 | トイレ | ||
| 天井 | 洗面化粧台 | ||
| 建具 | 照明器具 | ||
| 塗装 | 太陽光発電 | 10年 | |
| 浴室 | 全館床暖房 | ||
| 断熱材 | ロスガード | ||
| バルコニー | 樹脂サッシ |
「ハイドロテクトタイルは60年耐久」という性能の高さと、「無償で直してくれる保証期間」は全く別の話であることを、しっかりと理解しておきましょう。
一方で、大手ハウスメーカーの中には「初期保証30年」を標準にしている会社もあります。
| 初期保証 | 延長保証 | |
|---|---|---|
| 一条工務店 | 10年間 | 最長30年間 |
| 積水ハウス | 30年間 | 永久 |
| セキスイハイム | 30年間 | 無し |
| 大和ハウス | 30年間 | 最長60年間 |
| 住友林業 | 30年間 | 最長60年間 |
| トヨタホーム | 30〜40年間 | 最長60年間 |
| ヘーベルハウス | 30年間 | 最長60年間 |
| 三井ホーム | 10年間 | 最長60年間 |
| パナソニックホームズ | 20〜35年間 | 最長60年間 |
| ミサワホーム | 35年間 | 永久 |
| 住友不動産 | 10年間 | 最長60年間 |
※延長保証の期間は、住宅メーカー指定のメンテナンスを行なった場合に限る
こう比較すると一条工務店が見劣りするように感じるかもしれませんが、保証が長いメーカーはその分、最初から建築コスト(坪単価)にメンテナンス費用が上乗せされているとも言えます。
対して一条工務店は、初期費用を極限まで安く抑える代わりに、必要な時に必要な分だけ修理費を払う「都度払い方式」を採用していると捉えれば、非常に合理的ですよね。
【一条工務店】アイスマイルがおすすめな人「5つの特徴」
アイスマイルは、決して「万人受けする家」ではありません。
デザインや間取りの自由度を犠牲にしてでも、「家の燃費(性能)」と「圧倒的なコストパフォーマンス」を最優先したいと考える、合理的な方にこそ真価を発揮する住まいです。
具体的に、どのような価値観を持つ人がアイスマイルを選ぶべきなのか。
以下の5つの特徴に当てはまる項目が多いほど、あなたにとって満足度の高い選択肢となるでしょう。
その1:一条工務店の標準仕様に納得できる人
アイスマイルがおすすめの人の1つ目の特徴は、『一条工務店が用意した標準仕様に納得できる人』です。
一条工務店は「モデルハウス仕様が標準仕様」と公言している通り、最初からハイグレードな設備が組み込まれているのが最大の特徴と言えるでしょう。
具体的に、アイスマイルには以下のような性能や設備が標準仕様に含まれています。
- 全棟で「耐震等級3」をクリア
- 業界最高クラスの「高気密・高断熱(UA値0.38前後)」
- 全館空調システム「ロスガード90」
- 真冬でもTシャツで過ごせる「全館床暖房」
- 修繕コストを抑える「全面タイル外壁」
- 大容量のオリジナル収納設備
一般的な住宅メーカーであれば、これらは数百万円単位の追加オプションになるような高級設備ばかりです。
それが最初からパッケージ化されている点が、アイスマイルの凄みと言えます。
そのため、「全館床暖房は絶対に欲しい」「外壁はメンテナンスフリーのタイルが良い」と考えている方にとっては、他社が追随できないほどのコストパフォーマンスに優れた家と言えます。
一方で、ここには注意すべき「罠」も潜んでいます。
それは、「床暖房はリビングだけでいい」「外壁は安いサイディングで十分」と考える人にとっては、不要な設備にお金を払うことになり、結果として割高になってしまうという点です。
アイスマイルでは「床暖房を外して安くする」といった減額変更はできません。
つまり、一条工務店が提案する「理想の家の形」を丸ごと愛せるかどうかが、大きな決め手となります。
その2:高性能な家を割安な価格で建てたい人
アイスマイルがおすすめの人の2つ目の特徴は、『高性能な家を、常識外れの割安な価格で建てたい人』です。
「全館床暖房や総タイル外壁は憧れだけど、予算的に厳しい……」
そう諦めかけている方にこそ、アイスマイルがおすすめです。
なぜなら、他メーカーでは数百万円単位の「超高級オプション」扱いになる設備が、アイスマイルではすべて「標準仕様(本体価格込み)」に含まれているからです。
- メンテナンス費を抑える「全面タイル外壁」
- 真冬でもTシャツで過ごせる「全館床暖房」
- 業界トップクラスの「高気密・高断熱(UA値0.38程度※推測)」
- 最高等級の「耐震等級3」
例えば、「全面タイル外壁」を一般的なハウスメーカーで採用しようとすると、100万円〜200万円ほどの追加費用がかかるのが相場です。
これらが最初から坪単価(約55万円〜)に含まれていることは、価格破壊と言っても過言ではありません。
さらには「太陽光パネル&蓄電池」による経済メリットを考慮すると、実質的な支払い負担はさらに軽くなります。
以下は、あくまでシミュレーションの一例ですが、アパート並みの価格で家が建てられるケースもあります。
- 住宅ローン返済額:約7万4,000円
- 太陽光・蓄電池メリット:▲約2万4,000円(売電+自家消費)
- 実質の月々負担額:約5万円

ただし、逆に言えば「床暖房もタイルも不要」という方にとっては、オーバースペックで割高になる可能性があります。自分たちにとって、これらの設備が「必須」かどうかを見極めることが、コストパフォーマンスを最大化する鍵となります。
その3:家より住む場所(土地)を重視する人
アイスマイルがおすすめの人の3つ目の特徴は、『建物よりも「住む場所(土地)」の価値を重視したい人』です。
「駅に近い便利なエリアに住みたい」
「子供の学区を変えたくないから、このエリア限定で探している」
このように立地条件を優先すると、どうしても土地の価格が高くなり、建物にかける予算が足りなくなってしまうことがありますよね。
そこで、アイスマイルの「圧倒的なコストパフォーマンス」が強力な武器になります。
例えば、家づくりの総予算が5,000万円だった場合の配分をシミュレーションしてみましょう。
- 注文住宅(アイスマート等)の場合
建物:約3,000万円 + 土地:約2,000万円
→ 建物重視のため、土地は郊外や条件を妥協 - 規格住宅(アイスマイル)の場合
建物:約2,000万円 + 土地:約3,000万円
→ 建物を抑える分、人気エリアや駅近の土地が購入可能に
このように、建物のグレードを少し落とすだけで、土地に使える予算を一気に1,000万円近く増やすことができます。
建物はいずれ経年劣化して価値が下がっていきますが、好立地の土地は資産価値が落ちにくいため、将来的な「資産防衛」の観点からも非常に合理的な戦略と言えるでしょう。
ただし、ここで一つだけ注意点があります。
いくら予算内で買える土地が見つかったとしても、それが「変形地」や「極端な狭小地」だった場合、アイスマイルの規格プランが入らない可能性があります。
「土地を買ったのに家が建たない」という最悪の事態を避けるためにも、土地の売買契約を結ぶ前に、必ず営業担当者に「この土地にハマるプランがあるか」を確認してもらうプロセスを徹底してくださいね。
その4:打ち合わせの時間を確保できない人
アイスマイルがおすすめの人の4つ目の特徴は、『家づくりに膨大な時間を割くのが難しい人』です。
共働きで休日が合わなかったり、小さなお子様がいて長時間の外出が難しかったりする場合、注文住宅特有の「終わりの見えない打ち合わせ」は想像以上に大きな負担になりますよね。
通常、自由設計の住まい(アイスマート等)では、窓のサイズからコンセントの位置まで、すべてをゼロから決めるために10回以上の打ち合わせを重ねるのが一般的です。
しかし、アイスマイルなら専用のタブレットを活用し、自宅にいながら空き時間でプラン選びを進めることができます。
プロの設計士が練り上げた約5,000通りもの完成された間取りから選ぶだけなので、対面での打ち合わせはわずか3回で完了させることも可能です。
- タブレット選定:深夜や早朝でも、家族揃って自宅で仕様を選べる
- 決断コストの削減:厳選された仕様から選ぶため「迷いすぎて決まらない」ことがない
- 精神的ストレスの軽減:選択肢が絞られていることで、夫婦間の意見の対立が起きにくい
「打ち合わせの回数が少ないのは手抜きではないか?」と不安に思う必要はありません。
むしろ、品質が担保されたプランを「選ぶ」ことで、家づくりにおける決断疲れを回避する、現代に合った合理的な手法と言えるでしょう。

その5:ランニングコストを安く抑えたい人
アイスマイルがおすすめの人の5つ目の特徴は、ランニングコストを安く抑えたい人です。
家づくりにおいて、住宅ローンの返済ばかりに目が行きがちですが、実は「住み始めてからかかるお金」の差が、将来の生活のゆとりを大きく左右します。
アイスマイルは、業界トップクラスの断熱性能(UA値0.38前後 )を誇る「魔法瓶のような家」です。
冬場に全館床暖房を24時間つけっぱなしにしても、極めて少ない電力で家全体を暖かく保てるため、真冬の電気代を月2万円前後に抑えることも夢ではありません。
さらに、将来の「メンテナンス費用」においても、アイスマイルは圧倒的な優位性を持っています。
一般的な住宅で使われる「サイディング外壁」と、一条工務店が誇る「全面タイル外壁」では、30年、60年という長いスパンで見た時に、以下のような驚くべき差が生まれます。
- 一般的なサイディング外壁:約809万円
(10〜15年ごとの塗装やシーリング打ち替えが必要) - 一条のタイル外壁:約68万円
(塗り替え不要で、将来の大型出費を回避)
このように、メンテナンスだけで700万円以上の差がつく可能性があります。
これに「太陽光パネル×蓄電池」による電気の自給自足メリットが加わるわけですから、生涯を通して住居にかかるトータルコスト(生涯住居費)は、他社を圧倒する安さになるでしょう。

【まとめ】一条工務店のアイスマイルは合理的に「高性能」を手に入れたい方の最適解
一条工務店のアイスマイルについて、その特徴や注意点を徹底的に解説してきました。
あらためて結論をお伝えすると、アイスマイルは「間取りへの強いこだわり」よりも「家の性能とコストのバランス」を重視する方にとって、これ以上ないほど合理的な選択肢です。
坪単価を抑えつつも、UA値0.38という高い断熱性能や全館床暖房、太陽光パネル、そして将来の修繕費を浮かせるタイル外壁が標準装備されている点は、他社には真似できない大きな強みと言えます。
ただし、規格住宅ゆえの「土地選びの制約」や「デザインの選択肢の少なさ」といったデメリットがあるのも事実です。
「自分たちの理想の暮らしが、5,000通りのプランの中に本当にあるのか?」
「総額で比較したときに、自由設計のアイスマートや他社メーカーの方が満足度が高くならないか?」
もし「自分たちにぴったりのプランがあるか知りたい」「客観的な相場観を身につけたい」と感じているなら、まずは タウンライフ家づくり などのサービスを活用して、プロの提案を比較することから始めてみてください。
スマホひとつで手に入るその「具体的な資料」こそが、失敗のリスクを遠ざけ、理想の住まいを形にするための第一歩になるはずです。
