一条工務店で建てた我が家に住んで2年。
少しずつ家具や家電を揃えて、キッチンまわりもようやく理想の形に仕上がってきました。
そこで今回の記事では「グレイスキッチンに合わせて購入したアイテム7選」を紹介していきます。
この記事は、おすすめのキッチンアイテムを紹介するだけの記事ではありません。
一条工務店のグレイスキッチンやグレイスカップボードを使っている人だからこそ、おすすめできる厳選アイテムを紹介していきます。
例えば、冷蔵庫スペースにピタッとはまる冷蔵庫、グレイスカップボードにシンデレラフィットする収納ボックス、自在棚にピッタリのロールスクリーンなど、一条工務店のキッチンだからおすすめできるアイテムばかりです。
逆に言えば、いかにも紹介されそうな感じでキッチンに置かれている、この電子レンジや電気調理鍋などの話は一切しません。
それは、「一条工務店のキッチンだから」という理由で購入していないから。
これから一条工務店で家を建てる方、または既に一条工務店で家を建てた方にとって、必見の記事を作ったので、ぜひ本編をご覧ください。
【一条工務店】グレイスキッチンに合わせて購入した新居アイテム「7選」
その1:三菱の冷蔵庫「MRWXD70」
グレイスキッチンに合わせて購入したもの、1つ目は三菱の冷蔵庫「MRWXD70」。
この冷蔵庫を選んだ理由は、我が家の冷蔵庫スペースに置ける“最大容量”の冷蔵庫だったからです。
この冷蔵庫、一条工務店の1マスの冷蔵庫スペースにシンデレラフィットしました。
「これ、一条工務店のキッチンのために作られた冷蔵庫なんじゃない?」と、絶対にあり得ない勘違いをしてしまうほど、横幅がピッタリとおさまっています。
我が家の冷蔵庫スペースは、幅1マスで設計。
左は壁、右はグレイスカップボードという、よくある配置です。
スペースの実寸は、幅81.5センチ、奥行65センチ。
一方、冷蔵庫のサイズは幅80センチ、奥行73.8センチなので、横幅はもうドンピシャです。
扉を開けても壁とぶつかることはありませんし、左右5ミリの放熱スペースもしっかり確保できています。
冷蔵庫の方が奥行が少し深いぶん、11センチくらい出っ張っていますが、これくらいなら見た目も使い勝手もまったく問題ありません。
カラーは「フロストグレインブラウン」という、焦げ茶色っぽい色です。
我が家のキッチン周りの色はというと、グレイスキッチンとグレイスカップボードは「グレージュ」、キッチン床材は石目調フローリングの「ブラック」、モクリアフローリングは「グレーウォールナット」です。
冷蔵庫のフロストグレインブラウン色が、キッチンやカップボード、床材の色と良い感じに馴染んでいます。
なぜ三菱の冷蔵庫を選んだかと言うと、本体のサイズはコンパクトだけど、庫内は大容量の冷蔵庫だからです。
その秘密は、三菱独自の薄型断熱構造「SMART CUBE」。
三菱の公式サイトには、このような説明がありました。
『三菱電機が開発した薄型断熱構造「SMART CUBE」は、断熱性能を保ちながら扉や外壁などの薄型化を実現。独自のウレタン発泡技術によってウレタン部分を薄くするとともに、断熱性能の高い真空断熱材を効率的に配置することで、設置幅や高さを抑えながら容量アップと高い省エネ性能を両立しました。』
要は、めっちゃ質の良い断熱材を使うことで、“冷蔵庫の壁を薄くしつつ、容量を最大限確保”した設計になっているんです。
この三菱の冷蔵庫「MRWXD70」は、一条工務店の1マスの冷蔵庫置き場にシンデレラフィットで置けるので、「スペースを無駄なく活かしたい」と考える我が家にピッタリの冷蔵庫でした。
グレイスキッチンやグレイスカップボードとデザインの相性も良いので、「一条工務店のキッチンに、少しでも大きな冷蔵庫を置きたい」という方は、この冷蔵庫まじでオススメです。
その2:三菱の冷凍庫とケユカのゴミ箱
グレイスキッチンに合わせて購入したもの、2つ目は「三菱の冷凍庫」と「ケユカのゴミ箱」。
この2つをセットで紹介する理由は、一条工務店の自在棚 AS1530にめちゃキレイに収まる組み合わせだからです。
AS1530は、幅1マス、横幅77cmの自在棚です。
僕の印象では、一条工務店のキッチンで最も採用されているであろうサイズの自在棚です。
このAS1530の下段に冷凍庫とゴミ箱をジャストフィットで置きたい人は、この組み合わせ必見です。
まずは、冷凍庫の「MFU14」。
こちらは144リットルもの食材を冷凍保存できる大容量な冷凍庫。
冷蔵機能は付いておらず、冷凍オンリー。
冷蔵庫とは別に冷凍庫を置いている理由は、我が家は買い物に行く頻度を最小限にするため、食材の多くを冷凍保存しているからです。
肉はもちろん冷凍、麺も冷凍、フルーツも冷凍、野菜も冷凍と、冷凍できるものはとにかく凍らせるスタイル。
庫内は6段の引き出し式で、食材を整理して保存しやすいことがこの冷凍庫の最大の特徴です。
冷却方式はファン式なので、霜取りは不要。
我が家はキッチンを黒で統一したかったので、カラーはブラックを選びました。
ただし、艶ありブラックなので、指紋がつきやすいのが惜しいポイントですね。
冷凍庫の隣に置いているのが、ケユカのゴミ箱。
容量は42リットル、LLサイズです。
ゴミ箱のサイズは、横幅が26.5センチ、奥行が42.5センチ。
自在棚は横幅が77センチ、冷凍庫の横幅が48センチなので、「あと30cm弱のスペースに入るちょうどいいゴミ箱はないか」と探してたどり着いたのがこれ。
で、購入して実際に置いてみると、予想通りジャストフィット!
横幅に少し余裕があるので、ゴミ箱の出し入れもスムーズ。
このケユカのゴミ箱は、機能やデザイン性も抜群に良くて、
1、ペダルを踏むとフタが開くので、ゴミ捨てがちょっとラク
2、フタが観音開きなので、高さは73センチあれば設置OK
3、キャスター付きで、少しの力でゴミ箱を引っ張り出せるのでゴミ袋交換がラク
4、袋留めの凹凸にレジ袋を掛けると、最大3種類のゴミを分別
5、艶消しブラックで、デザインもよい
ということで、自在棚 AS1530の下段スペースを有効活用したい人は、三菱の冷凍庫「MFU14」とケユカのゴミ箱の組み合わせがめちゃオススメです。
その3:スイッチボットの指ボット
グレイスキッチンに合わせて購入したもの、3つ目は「スイッチボットの指ボット」。
これは、スイッチを物理的に押してくれるIoTガジェット。
スマホや音声でスイッチをオンオフできる優れものです。
我が家では、グレイスキッチンとグレイスカップボードの照明スイッチに指ボットを導入しました。
Amazonのアレクサと連携していて、
「アレクサ、キッチンの電気を付けて」と言うと、キッチンの全ての照明がオン。
「アレクサ、キッチンの電気を消して」と言うと、キッチンの全ての照明がオフ。
音声で操作してから指ボットが動くまでに、数秒のタイムラグがありますが、速さを重視する場所ではないので僕はそこまで気になりません。
で、ここになぜ指ボットを導入したのかというと、キッチンを使うたび多くのスイッチをぽちぽち押すことに手間を感じたからです。
我が家の照明スイッチは、壁に2つ、キッチンのカウンター中央に1つ、カップボードの棚下に1つと、合計で4つです。
キッチンとカップボードの設備に元から付いている照明スイッチが少し離れた位置にあるので、この操作が手間なんですよね。
キッチンを使うたびに、スイッチを4つ押して照明を付ける、スイッチを4つ押して照明を消す。
このように、キッチンを使うたびに合計で8回もスイッチを押さなくてはなりません。
仮に、キッチンを1日2回使うなら、スイッチを押す回数は1日16回、1年だと5,840回、5年だとなんと29,200回にもなるんです。
16×365 = 5,840
5,840×5 = 29,200
29,200×35 = 1,022,000
「いや、こんなのやってられるか」となり、我が家では指ボットを導入して解決しました。
指ボットによってスマート化された我が家のキッチンがこちら
※映像
指ボットくんのおかげで、スイッチをポチポチ押す呪縛から逃れることができました。
指ボットを取り付けても、もちろん手でスイッチを押せます。
壁面にあるスイッチなら押しにくさはほぼ感じませんが、キッチンとカップボードのスイッチはボタンが小さいので、指ボットを付けると結構押しにくいです。
とはいえ、これらの手元照明は指ボットを導入するまでほとんど使ってなかったので、我が家では良しとしています。
その4:ニトリのNインボックス
グレイスキッチンに合わせて購入したもの、4つ目は「ニトリのNインボックス」。
グレイスカップボードの引き出しに合わせて、ニトリのボックスを大量購入しました。
では、数ある収納ボックスの中から、なぜニトリのNインボックスを選んだのか。
それは、グレイスカップボードの引き出しにシンデレラフィットする、ちょうどいいサイズだったからです。
具体的にいうと、1つの引き出しにNインボックスを縦3つ、横3つ、合計9個並べると、こんな感じで隙間なくピタッと綺麗に収まるんですよね。
カップボードの上段と中段の浅い引き出しには、Nインボックスの「クォーターサイズ」。
下段の深い引き出しには、「縦型ハーフサイズ」がピッタリです。
カラーは「グレー」を選びました。
かなり白っぽく見えますが、カラー展開としては「グレー」です。かなり明るめですね。
ちなみに、カップボード左側の引き出しは仕切りなどをあえて使わず、そのままの状態で使っています。
仕切りを入れると整理はしやすくなりますが、入れるものによっては微妙な隙間ができて収納効率が落ちてしまったり、仕切りのせいで大きなものが入らないなど、デメリットもあるからです。
なので我が家では、左側の引き出しは仕切りなしで大きいものを保管、右側の引き出しはNインボックスで仕切って小物を保管。
このように左右で用途を分けることで、使い勝手と収納効率を両立しました。
我が家のグレイスカップボードは、横幅が180センチなんですが、グレイスカップボードでも横幅が違うとNインボックスのフィット感も変わってくるので、この点は注意してくださいね。
その5:シンク下の収納ケース
グレイスキッチンに合わせて購入したもの、5つ目は「無印良品のファイルボックス」。
グレイスキッチンのシンク下収納を整理するため、無印のファイルボックスを合計8個購入しました。
前列には、左から幅10センチのボックスを4つ、その隣に幅15センチと幅25センチのボックスを1つずつ並べました。
後列には、幅15センチのボックスを横並びに2つ配置。
ここで使っているファイルボックスは、どれも奥行が32センチのものです。
後列のボックスは高さが12センチと、背が低いタイプを使っています。
後列に低めのボックスを選んだ理由は、奥にある収納は背が低いほうが物が取り出しやすいと考えたからです。
あと、グレイスキッチンのシンク右奥には金属の出っ張りがあって、一定以上の高さがあるボックスだと、その出っ張りと干渉して引き出しが完全に閉まらないんですよね。
それを避けるためにも、後列は背の低いボックスを選びました。
ちなみに、後列の中央には15センチくらいの隙間が空いているので、シンデレラフィット!…とまではいきませんが、それでもそこそこキレイに収まってくれたので、僕はけっこう満足しています。
この15センチの隙間におさまるボックスがないか、絶賛募集中です。
その6:ロールスクリーン
グレイスキッチンに合わせて購入したもの、6つ目は「ロールスクリーン」。
この家に住んで2年、ずっと丸見えだった自在棚の中を隠すため、ロールスクリーンをついに購入しました。
選んだものは、楽天市場の「ラグリー」というお店のつっぱり式ロールスクリーン。
これを選んだ理由は、オーダーメイドなのに1万円以下で買えるという、コスパに優れたロールスクリーンだからです。
どこまでオーダーメイドできるのかと言うと、
1、スクリーンの横幅と長さを1ミリ単位で指定できる
2、スクリーンのカラーは、9種類から選べる
3、本体カラーは、黒と白の2種類
4、巻き方は、標準または逆巻き
5、操作チェーンの長さは6種類
参考までに、我が家がオーダーした内容を紹介すると、
サイズは、横幅が「794ミリ」、高さが「1200ミリ」。
カラーは「ウォームグレージュ」。
本体は、デザインを重視した「スリムつっぱり」。
本体のカラーは「ブラック」。
巻き方は、前からロール部分が見えない逆巻き仕様。
チェーンは右側にして、長さは90センチにしました。
これだけ細かく指定できて、お値段はなんと8,900円。めっちゃ安い。かなりお手頃な価格でオーダーできました。
固定タイプではなく、つっぱり式を選んだのは、壁にネジ穴を開けたくなかったのと、万が一汚れたりデザインに飽きたときに、簡単に取り替えられる柔軟性が魅力だったからです。
気になる強度ですが、チェーンをグッと引っ張っても、外れたり落ちてくるような心配はまったくありません。
がっちり突っ張ってくれていて、安心感があります。
ちなみに我が家では、隣にあるうす壁をカップボードと同じ奥行きまで延長しています。
このうす壁の延長、実は無料で施工できるんですよね。
つっぱり棒やロールスクリーンを設置したい人は、このうす壁の延長もあわせて検討しておくといいかもしれません。
その7:ニトリ、ソフトNインボックスと無印、重なるラタン
グレイスキッチンに合わせて購入したもの、7つ目は「ニトリ、ソフトNインボックスと無印、重なるラタン」。
こちらはグレイスキッチン前面の収納棚で使っているボックスですね。
シンク側の収納棚は奥行20.5センチ。
上段には、セリアで購入した引き出しを置いて、使用頻度が高めのボールペンやノリなど、筆記用具を入れています。
中段には、資料を保管できる幅広の引き出しを置いています。こちらも100均で購入しました。
中段から下段にかけては、ニトリのソフトNインボックスを設置。
クォーターサイズのライトグレー色です。1つ349円でした。
どの収納ボックスも、奥行20.5センチの収納棚にピッタリとおさまる、ちょうど良いサイズ感です。
中央の飾り棚は奥行20センチ。
ここには無印良品で購入した「重なるラタン」を3つ置いています。
サイズは長方形ボックスの小です。
ここは「見せる収納」として活用していて、ダイニングテーブルに座ったときに「手が届くと嬉しいもの」を入れています。
1つ1,890円とちょっとお高めなんですが、見た目もいいし、品質もサイズ感もちょうどよくて、僕も ちいちゃんも大満足です。
最後は、キッチン側の収納棚で、ここの奥行は8センチ。
おなじくピッタリと収まるボックスを探したんですが、僕のリサーチ力では見つけられませんでした、無念。
ということで、我が家では予備のガスボンベを入れていますwww。ガスボンベの奥行が超ピッタリなんですよね。
もしもガスボンベの置き場所にお困りの方がいれば、グレイスキッチンのここ、良い感じですよ。
本記事のまとめ
以上が、我が家のグレイスキッチンに合わせて購入した7つのアイテムでした。
最後に、今回ご紹介した7つのアイテムをもう一度まとめておきますね。
グレイスキッチンに合わせて購入したアイテム
1つ目は「三菱の冷蔵庫、MRWXD70」
一条工務店の冷蔵庫スペースにシンデレラフィットする神冷蔵庫です。
2つ目は「三菱の冷凍庫MFU14とケユカのゴミ箱42リットル、LLサイズ」
即席で揃えたとは思えないフィット感、自在棚にぴったりの最強の組み合わせです。
3つ目は「スイッチボット、指ボット」
スマートキッチン化への第一歩、スイッチぽちぽちから解放されました。
4つ目は「ニトリのNインボックス」
グレイスカップボードにシンデレラフィットする神ボックス。
5つ目は「無印良品のファイルボックス」
シンク下の収納、これで整います。
6つ目は「ラグリー、ロールスクリーン」
1万円以下でオーダーメイド、なのに配達もめっちゃ早い、脱衣所用に買い増しを検討中です。
7つ目は「ニトリ、ソフトNインボックスと無印、重なるラタン」
使いにくい前面の収納棚もこれで早変わり。
以上、7つになります。