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記事のタイトル通り、「4165 プレイド」にみずほ証券で当選しました。
上場後は初値売りで「+15.9万」の利益です!
【IPO当選】4165 プレイド
みずほ証券で当選(嫁)し、
初値売りで「+15.9万」利益☺️⤴︎・OR 41%→高い💥
・売出株の割合 85%→高い💥
・吸収金額 210億→大きい💥と強烈な売り圧力を突破し、
驚きの+99%上昇\( ˆoˆ )/スゲー将来的な"KARTE"の伸びを期待した買い需要が勝った印象ですね💡 pic.twitter.com/NsjJweEaTK
— あつぎり@投資家×ブロガー (@atsugili01) March 21, 2021
2020年12月と少し前のことですが、記事にまとめます。
あつぎり
IPO投資では売り圧力は小さいほど初値が高くなるため、売り圧力が大きいと判断した企業ほど低評価にしてます。
【4165 プレイド】BB→上場→初値売り
4165 プレイドの「IPO参加→初値売」の流れです。
今回は「みずほ証券(主幹事)」で当選しました。
ちなみにプレイドの幹事証券リストはこちら↓です。(クリックでタブが開きます。)
あつぎり
- みずほ証券 3,846,300株 26.82% 3,846枚
- 野村證券 418,100株 2.92% 376枚
- メリルリンチ日本証券 265,300株 1.85% -枚
- SBI証券 179,300株 1.25% 807枚
- マネックス証券 179,300株 1.25% 1,793枚
- 楽天証券 143,300株 1.00% 1,433枚
- クレディ・スイス証券 119,400株 0.83% -枚
- 岡三証券 32,900株 0.23% 33枚
- 岩井コスモ証券 32,900株 0.23% 33枚
- 大和証券 32,900株 0.23% 49枚
- 東海東京証券 32,900株 0.23% 33枚
- 丸三証券・マルサントレード 11,700株 0.08% 12枚
Chii
あつぎり

みずほ証券からプレイドのBBに参加です。(勿論、複数口座より参加済み)

- 当選:みずほ証券
- 株数:100株
- 当選価格:1,600円

- 売却:初値売り(上場1日目寄り付かず→2日目の初値売り)
- 利益:+15.9万円(公開価格+99%)
Chii
まとめると↓です。
みずほ証券で100株当選!
「公開価格:1,600円 → 初値:3,190円」なので、約15.9万の利益です\(^o^)/
税金を差し引いた利益 → +125,822円
あつぎり
当選後は銘柄分析を行った上で、自分で「買う・買わない」を判断しましょう。
【4165 プレイド】事業・業績・需給を分析
あつぎり
プレイドを、3つの視点で分析します。
- 事業(ビジネスモデル)
- 業績(成長率)
- 需給(売り圧力)
IPO銘柄の分析は、基本的にこの3つだけでOKです。
Chii
プレイドの事業内容
あつぎり
まずはプレイドの事業内容の解説です。
- 業種:クラウド関連
- 事業内容:クラウド型プラットフォーム「KARTE」提供
少し補足します。
KARTEとは?
WEBサービスなどで、最適な情報を提供するシステムです。
例えば「ネット上でブーツを調べると、KARTEがブーツの情報をリアルタイムで教えてくれる」といった感じです。
リアルタイムでWEBサイト運営ができる
KARTEのポイントは”リアルタイム”です。
Chii
例えばWEBサイト運営は「過去1か月間のアクセス記録」より、集客や売上UPの対策を取る等が一般的です。
つまりAさんのアクセス履歴より、次にアクセスするBさんに向けた対策をするわけです。
あつぎり
KARTEを使うと「Aさんが必要とする情報をリアルタイムにAさんに届ける」が可能になります。
これはサイトの利用者・運営者の両方にメリットがあるサービスで、機会損失を大幅に削減できます。
成長性は?
今後のWEB業界の必須アイテム化する可能性が高いです。
ちなみにKARTEはリクルート、三菱地所、みずほ銀行、ZOZO、イオン等の大手も既に導入済みです。
情報が溢れるネット業界の問題解決ツールとしても、まだまだ伸びそうな気がします。
Chii
プレイドの業績
あつぎり
プレイドの目論見書の業績データです。
- 売上が急成長中
- 先行投資で赤字は拡大傾向
- 大手企業の顧客多い
「売上急成長×赤字拡大」のIT企業にありがちなパターンですね。
ビジネスモデルが魅力的なので、初値売りする分には問題無しです。
でも「当選→上場→保有継続」を考えると、セカンダリ以降は…な印象です。
少なくとも「赤字幅縮小」か「黒字転換」がみられるまで、個人的に待ちたいところ。
Chii
プレイドの売り圧力
あつぎり
プレイドの売り圧力を分析します。(コレが1番重要!)
ポイントは、下記の3つです。
- ①オファリングレシオ
- ②売出株比率
- ③吸収金額
- ④大株主とロックアップ
順番に解説します。
①オファリングレシオ:41%
あつぎり
プレイドの公開株の情報です。
- 公開株:15,055,000株
- 発行済株 36,930,900株
- オファリングレシオ:41%
こちらを元にオファリングレシオを計算しました。
公開株 15,055,000株 ÷ 発行済株 36,930,900株 = 40.76%(オファリングレシオ)
プレイドのオファリングレシオは「41%」です。
ちなみに過去データよりオファリングレシオ40~50%の、初値平均騰落率は「+26%」ですね。
Chii
②売出株比率:85%
あつぎり
プレイドの公募株の割合は、下記の通りです。
- 公募株:1,522,000株
- 売出株:12,817,000株
- OA:716,000株
こちらを元に売出株比を計算しました。
プレイドの売出株の割合は「85%」です。(公募株は全体の「15%」)
つまり「上場の資金調達=全体15%」と低く、大半が既存株主の売却分です。
Chii
③吸収金額:210億
あつぎり
次にプレイドの吸収金額です。
- 想定価格:1,400円 → 吸収金額:210億
- 公開価格:1,600円 → 吸収金額:240億
こちらを元に吸収金額を計算しました。
プレイドの吸収金額は「210億」です。
200億超えの吸収金額はかなり重荷で、初値のマイナス点ですね。
ちなみに過去データより吸収金額100~300億の初値平均騰落率は「+6%」と低めですね。
Chii
④大株主+ロックアップ
あつぎり
最後にプレイドの大株主とロックアップを確認します。
ベンチャーキャピタルの数と保有割合が多いですが、1.5倍ロックアップ解除は無いので直ぐに売ってくる心配は無しです。
でも180日後・360日後の長期目線だと、需給には不安が残ります。
株主名 | 株数 | 割合 | ロックアップ |
---|---|---|---|
倉橋 健太 | 11,715,000株 | 30% | 360日 |
柴山 直樹 | 7,816,000株 | 20% | 360日 |
JAPAN VENTURES I L.P. | 6,280,000株 | 16% | 180日 |
フェムトグロースキャピタル投資事業有限責任組合 | 4,789,900株 | 12% | 180日 |
Google International LLC | 1,420,900株 | 3.6% | 継続確約 |
フェムトグロースファンド2.0投資事業有限責任組合 | 1,098,200株 | 2.8% | 180日 |
Chii
【まとめ】4165 プレイド×みずほ証券【初値売り+15.9万】
あつぎり
プレイドは「株価上昇率+99%」と、初値で2倍になりました!
評価をまとめると、下記の通りです。
- ①オファリングレシオ:41%
- ②売出株比率:85%
- ③吸収金額:210億
- ④ロックアップ:180日or360日or継続
需給を見る限り、初値形成のマイナス要素が多い結果でした。
にも関わらず、初値が高騰したのは成長するビジネスモデルと考える投資家が多かった結果ですね。
今後も「4165 プレイド」を引き続き、注目していきたいです!
Chii