
積立は毎日プランを選ぶべき?それとも月1回?おススメを知りたいなぁ…。
先に結論を言うと、仮想通貨の積立投資は『毎日プランを選び、2〜3銘柄への分散投資』がオススメです。
なぜなら仮想通貨は日々の価格変動が大きいからです。例えば、価格が3日で±20〜30%も変動することは、結構な頻度で起こるからです。
1度にまとまった額を1つの銘柄へ投資すると、失敗した時の損失が大きくなります。
損するリスクを減らすためにも、投資では2つのリスク分散が大事です。
- 「時間」の分散
→ 積立で中・長期でコツコツ買う - 「銘柄」の分散
→ 2~3種類の銘柄へ分散投資
つまり「毎日積立 + 複数の銘柄に分散投資」する方法が効果的です。
参考までに、僕は「毎日」プランでビットコインとイーサリアムを毎日500円ずつ購入しています。
積立投資は、積立する「頻度・銘柄・金額」が投資リターンに大きく影響します。どの通貨をどの頻度でどれだけ購入するかが重要なので、本記事に詳しくまとめました。
本記事の内容
- 積立頻度は「毎日」がオススメの理由
- 2つの分散投資の違い
- ビットフライヤーを選ぶべき理由
この記事を書いた人


「仮想通貨の積立がオススメである理由」を下記の記事で解説済みですm(_ _)m
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【仮想通貨の積立】おすすめの取引所・通貨・積立頻度を1記事で全て解説
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【仮想通貨の積立】頻度は毎日と月1回のどちらが正解?
繰り返しですが、積立投資の頻度は「毎日」プランを選んでおけば間違いありません。
多くの取引所で「月1回積立」の設定があるものの、選ぶ魅力はゼロに近いです。
本記事は、下記の順番で解説を進めます。
「毎日プラン+銘柄分散」で積立投資をする人は、ビットフライヤーを選んでおくと便利ですよ。
なぜなら他社だと最低の積立額が高かったり、積立の開始・変更に1〜2か月もかかったりと何かとデメリットが多いからです。
積立する頻度は「毎日プラン」を選ぶべき
仮想通貨の積立頻度は「毎日プラン」を選ぶべきです。
なぜなら仮想通貨は日々の価格変動が大きく、たった2〜3日でも価格が20〜30%も変動することがあるからです。
一度にまとめた金額を買うのではなく、少額を毎日コツコツと買い続けることで、時間の分散になります。
毎日積立だと割高な価格で買っても、下がった時に安く買えるので投資タイミングに失敗するリスクが下がります。
積立できる頻度は取引所で異なります。下記の表を参考にしてくださいm(_ _)m
毎日 | 週1 | 月2 | 月1 | |
---|---|---|---|---|
ビットフライヤー | ○ | ○ | ○ | ○ |
コインチェック | ○ | × | × | ○ |
GMOコイン | ○ | × | × | ○ |
例えば「月1回」だと、購入した翌日に価格が下がれば含み損が大きくなりますよね。
ですが毎日積立を選ぶと「翌日・翌々日・3日後…」と安い価格で少しずつ買い足すため、保有する平均価格が下がります。
仮に「月1万円を積立投資する」ケースだと、下記の通りです。
毎日 | 月1回 | |
---|---|---|
1回目 | 333円 | 1万円 |
2回目 | 333円 | 0円 |
3回目 | 333円 | 0円 |
4回目 | 333円 | 0円 |
5回目 | 333円 | 0円 |
このように同じ金額でコツコツと買い続ける投資法をドルコスト平均法と言います。
毎回333円分を購入するので「価格が高い時は少ない量を、価格が安い時は多くの量を買う」ことになりますよね。
すると保有する通貨の平均価格も安くなるため、次の上昇局面で利益が出やすくなるという投資法です。
積立投資はドルコスト平均法の仕組みを使っており、こちらは購入回数が多いほど高い効果を発揮します。
よほど特別な理由がない限り、積立頻度は「毎日プラン」を選んでおきましょう。

「毎日積立+銘柄分散」でリスクを回避しつつ、投資リターンを伸ばす
仮想通貨の積立は「毎日」プランを選びつつ、2〜3銘柄に分散投資するとリスクを下げつつ投資リターンを伸ばせます。
なぜなら仮想通貨の値動きはある程度は連動するものの、上昇率・下落率が通貨毎に変わるからです。
例えば「2020年4月〜2022年3月」の直近2年間の価格上昇率は、下記の通りです。
- ビットコイン:約7.5倍
- イーサリアム:約27倍
- リップル :約5倍
この期間はDeFiやNFTでイーサリアムの需要が急激に増えたため、イーサリアムの価格が大きく上昇しました。
ですが今後、イーサリアムの価格が大暴落して、逆にビットコインが急上昇するシーンがあるかもしれません。未来の値動きは誰にも分かりません。
だからこそ、リスクを下げられる「銘柄を分散した積立投資」をやるべきです。すると銘柄の分散でリスクを下げつつも、高い投資リターンを狙うことができます。

「積立投資×銘柄分散」はビットフライヤーが最高に使い易い
ビットフライヤーを使うと「積立投資×銘柄分散」がスゴくやり易いです。
その理由は「1日1円の少額から積立投資ができる唯一の取引所」だからです。
仮に「積立の毎日プランで3銘柄に分散投資」するケースだと、最低投資額は下記の通りです。
- ビットフライヤー:90円〜
- コインチェック :3万円〜
- GMOコイン :4.5万円〜
コインチェックは「1銘柄/月1万円〜」と決まっており、GMOコインも「1銘柄/1日500円〜(月15,000円〜)」と最低投資額がお高めですよね。
ですがビットフライヤーを選んでおくと、最低投資額は「1銘柄1円〜(月30円〜)」とハードルが低く、積立したい額を自由に選べます。
例えば「価格が上昇したから、投資額を少し減らしたい…」といったケースでも、ビットフライヤーを選んでおくと問題ありません。
なぜなら積立投資の内容を翌日からスグに変更できるからです。これがコインチェックだと、変更の手続きに約1〜2か月もかかるのでかなりストレスです。
上記の「投資金額・変更手続きにかかる期間」を元に取引所を見比べると、やはりビットフライヤーが最も魅力的ですよね。
【まとめ】積立頻度は毎日を選び、銘柄分散をすればOK
最後に本記事をまとめます。
仮想通貨の積立は『毎日プランを選んでおき、2〜3銘柄ほどに分散投資』しておくと、リスクを下げつつ投資リターンを伸ばすことができます。
未来の価格は誰にも分かりません。なので、複数の銘柄へ積立投資してリスク分散を心掛けましょう。
そこで積立する口座は「ビットフライヤー」がオススメです。
なぜなら1円からの積立で最低投資額が低いため、銘柄の分散投資がやり易いからです。
また積立の「開始・変更」がスピーディに行われるのも魅力的ですよね。
例えば「イーサリアムの価格が大きく下がったから、明日から積立金額を増やしたい」といったケースでも、ビットフライヤーだと翌日購入分からスグに変更できます。
ですがコインチェックだと「1〜2か月もかかる」ので、購入チャンスを逃す可能性が高いです。
積立プランにおいて最も自由度が高いビットフライヤーを選んでおけば、間違いありません。
- 積立頻度:毎日プラン
- 積立銘柄:2~3銘柄
- 積立口座:ビットフライヤー
1つデメリットを挙げるなら、ビットフライヤーはGMOコインよりも積立できる通貨の数が少ないことです。
- ビットフライヤー:15銘柄
- コインチェック :15銘柄
- GMOコイン :18銘柄
とはいえ、ビットコイン・イーサリアム等の主要銘柄以外の積立投資をする人は少ないはずなので、あまり気にしなくても良いかなと。
マイナー銘柄を積立に選ぶと投資リスクが上がります。
分散投資は大事ですが、過剰な分散投資は「リスクを上げ、投資リターンを下げる」結果になりかねないので、注意して下さいm(_ _)m