
本記事では、こんな疑問にお応えします。
先に結論を言うと、コインチェックでは指値注文ができます。
ですが計17通貨のうち5通貨しか指値注文で売買することができません。
なぜならコインチェックでは販売所の通貨数は多いものの、取引所の通貨数は少ないからです。
- 販売所:17通貨
- 取引所: 5通貨
仮想通貨は「取引所で売買できる通貨=指値注文ができる」ため、取り扱い通貨ごとに注文方法が異なります。
ここでの注意点は、売買コストが「取引所<販売所」です。
販売所は取引手数料が無料であるものの、最大5%のスプレッドがかかります。
例えばビットコインに5万円分の買い注文を入れたのに、実際に買えるビットコインは4.95万円相当といったイメージです。
もちろん売る時も最大5%のスプレッドがかかるので、かなり高いですよね、、、
本記事では「コインチェックで指値注文する方法」に加え、仮想通貨を安く売買できる取引所を合わせて解説します。
コインチェックは取引所の通貨数が5銘柄と少ないため、色んな種類の仮想通貨を安い売買コストで売買したい人にオススメの記事です。
本記事の内容
- コインチェックで指値注文をする方法
- 販売所を使うと、どれだけ損するか?
- 指値注文できる通貨が多い取引所
この記事を書いた人


コインチェックで指値注文する方法【できない解決策を教えます】
まず最初に「コインチェックで指値注文ができない…」とお困りの方に向けて、下記の2つを解説します。
いずれにせよ、コインチェックの取引所を使ってください。
アプリで指値注文する方法
コインチェックのスマホアプリから指値注文する方法は、少し分かりにくいです。
アプリのトップ画面にある販売所では指値注文ができません。
下記のスクショを参考にしつつ、スマホ操作を進めてください。
- 「アカウント」のタブを開く
- 「FAQ/問い合わせ」を開く
- 「=」を押す
- 「Coincheck取引所」を押す
画面を下までスクロールします。
下まで進むと「現物取引」という項目があり、こちらから発注を行うと指値注文できます。
コインチェックで指値注文できる通貨は「BTC・ETC・FCT・MONA・PLT」の5種類です。
- BTC:ビットコイン
- ETC:イーサリアムクラシック
- FCT:ファクトム
- MONA:モナコイン
- PLT:パレット
「取引所で取り扱いがある=指値注文できる通貨」です。
つまりコインチェックで指値注文できる仮想通貨は「5銘柄だけ」です。

下記の画像を参考に指値注文を行なってみてください。
- タブで「取引する通貨」を選ぶ
- 「価格」を入力する
- 「注文数」を入力する
- 「注文する」を押す
以上で、指値注文が完了です。
解説は「買い指値」で行いましたが「売り指値」で発注したい人は、下記で「売り」に画面を切り替えてください。
売り指値は、画面の背景が赤色に切り替わります。
ウェブ画面で指値注文する方法が知りたい方は、記事を読み進めてください。
「指値注文できる通貨数が多い取引所」を知りたい方は、本記事の「こちら(クリックすると、その場所に移動します)」へ進んでくださいm( _ _ )m
ウェブで指値注文する方法
下記はコインチェックのウェブ版にログインした状態の画面です。
- タブから「ホーム」を選ぶ
- 「取引する通貨」を選ぶ
- 「レート・注文数」を選ぶ
- 「注文する」を押す
なお上記の画像右の「通貨リスト」は、販売所の取り扱い通貨なので注意してください。
以上で、指値注文が完了です。
取り扱い通貨数が多い取引所を使うべき【販売所はNG行為】
コインチェックは使い易くて人気の取引所です。
ですが「大半の通貨が販売所でしか売買できない」というのは、大きなデメリットですよね。
なんせ販売所は売買コストが高いです。例えば10万円分のイーサリアムを買う時に約3,000〜5,000円の手数料(スプレッド)がかかります。
これは売る時も必要なので、つまり「購入→売却」に合計で6,000〜10,000円もの手数料がかかることに…。
すると投資で利益を出せていても、売買コストの高さが原因で損するケースも考えられますよね。
そこで売買コストを安く、色んな通貨が買える取引所を紹介します。オススメはビットバンクという取引所で、僕も使っています。
販売所と取引所は売買コストに大きな差がある
販売所と取引所の違いは「取り扱い通貨数」と「売買コスト」の違いです。
- 販売所:通貨は多いが売買コストが高い
- 取引所:通貨は少ないが売買コストが安い
コインチェックの取り扱い通貨は、大半が販売所です。つまり「コインチェック=売買コストが高い」と言えますよね。
具体的に「売買コストにどれくらいの差がでるか?」は、下記の通りです。
販売所 | 取引所 | |
---|---|---|
取引手数料 | 無料 | 0.05% |
スプレッド | 0.1〜5% | 無料 |
販売所は「取引手数料=無料」とアピールしつつも、スプレッドがかかるため割高な価格で買うことになります。
スプレッドは「0.1〜5%」とコインチェックは公表しつつも、実際に使っている実感としては平均3〜4%が多いですね。
スプレッドとは?
スプレッドとは「現在の価格」と「売買できる価格」の差のことを言います。
例えば「1万円分のビットコインを買う」注文をしても、実際に手元に届くのは約9,600円分です。(スプレッド4%のケース)
- 1万円分の通貨を買う → スプレッド「400円」
- 10万円分の通貨を買う → スプレッド「4,000円」
- 30万円分の通貨を買う → スプレッド「8,000円」
スプレッドは「買う・売る」で共に必要なので、上記の価格×2回分が売買コストになります。
取引所の売買コストは「0.05%」と圧倒的に安い
既にお分かりの通りで、仮想通貨の売買は「取引所」を使うべきです。
なぜなら取引所は「取引手数料 = 0.05%」と売買コストが安いからで、計算すると下記のようになります。
- 1万円分の通貨を買う → 取引手数料「5円」
- 10万円分の通貨を買う → 取引手数料「50円」
- 30万円分の通貨を買う → 取引手数料「150円」
先ほどの販売所のスプレッドと比べると、売買コストの差が歴然ですよね、、、
つまり販売所は「売買コストが高い・指値注文ができない」ため、基本的に使わない方が良いと言えます。
ですがコインチェックの問題点は「取引所の通貨の数が少ない」ということです。
「販売所では取引できるが、取引所では取り扱いがない通貨」があまりに多いんですよね。例えば人気のイーサリアムですらも取引所で売買することはできません。
イーサリアムは今後の成長が期待される通貨だけに、販売所でしか取引できないのはかなり残念です、、、
話をまとめると、コインチェックは「使い易さ」や「初心者向け」という点では申し分ないものの『売買コスト = かなり割高』と言って間違いなさそうですね。
その解決策として、最後に「取り扱い通貨数が多いオススメの取引所」をサクッと紹介します。
通貨の取り扱い数が多い3つの取引所
『取り扱い通貨数が多い取引所』は、下記の3つです。
- ビットバンク:14銘柄
- GMOコイン:11銘柄
- SBIVCトレード:7銘柄
ちなみに業界大手のコインチェックの取引所の通貨数は「5銘柄」で、ビットフライヤーは「1銘柄のみ」とかなり少ないです。
ちなみにオススメは「ビットバンク」です。もちろん、僕も使っています。
ビットバンク:14銘柄
最もオススメな取引所が『ビットバンク』です。
- 取引所の通貨数が「14銘柄」と多い
- 詳しいチャート分析が行える
特に「現物での中・長期投資だけど、売買コストを安くしたい」人にオススメの取引所です。
- 取引所の通貨数:
- チャート分析 :
- セキュリティ :
- おススメ度 :
GMOコイン:11銘柄
2番目にオススメなのが『GMOコイン』です。
- 取引所の通貨数が「11銘柄」と多い
- 仮想通貨の積立投資ができる
- レバレッジ取引ができる
GMOコインはビットバンクよりも取引所の銘柄数が少なくなるものの、「レバレッジ2倍」で取引ができます。
例えば「資金30万円を使って、60万円分の仮想通貨を取引できる」といった方法がレバレッジ取引です。つまり短期で何度も売買をしたり、少ない元手で大きな利益を狙いたい人にオススメです。
「短期投資はしない・レバレッジは必要ない」という人は、ビットバンクの方が良いかなと思います。
- 取引所の通貨数:
- チャート分析 :
- セキュリティ :
- おススメ度 :
SBI VCトレード:7銘柄
3番目にオススメなのが『SBI VCトレード』です。
- SBIのセキュリティの高さ
- 利用者が少なく、ググっても情報が少ない
SBIVCトレードを選ぶ理由は「SBIの信頼性の高さ」です。
先の取引所と比べると、取り扱い通貨は最も少ないです。そのため「信頼性・安心」を重視したい人は、ネット証券で最大手のSBIが運営するSBIVCトレードを選ぶと良いと思います。
具体的には「主要の仮想通貨を低コストで売買でき、信頼性・安心を重視したい人」にオススメですよ。
- 取引所の通貨数:
- チャート分析 :
- セキュリティ :
- おススメ度 :