
再審査をするべきか、他社の口座開設をするべきかを知りたいな…。
本記事では、こんな疑問に答えます。
先に結論を言うと『コインチェックでの口座開設は諦めて、別の取引所を開設した方が良い』です。
なぜなら口座開設の基準は独自で決ており、審査落ちになる基準が明かされていないからです。
「何がダメで審査に落ちたのか?」の明確な理由が分からないんですよね。
なのでコインチェックにこだわるよりも、他社の「ビットフライヤー」や「ビットバンク」の口座作成をする方が良いです。
上記の2社をオススメする理由も含めて、本記事で解説します。
本記事の内容
- 口座開設の審査落ちの理由
- 審査に落ちて良かった理由
- オススメの取引所3選
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【コインチェックの口座開設】審査に落ちた3つの原因
コインチェックの口座開設で審査に落ちた3つの原因は、下記の通りです。
この中で最も重要度が高いのが「年収・資産」です。
なぜなら「学生」や「アルバイト」でも、コインチェックで口座開設できている人が多いからです。
つまり「アルバイトでも取引に使える余剰資金があるなら口座開設できる」と言えそうですね。
下記を読み進めて、審査に落ちた原因を推測してみてください。
原因①:口座開設の申込基準に満たず審査落ち
1つ目の原因は、コインチェックが定める口座開設の申込基準に満たなかったからです。
Coincheck利用規約の「第3条(新規登録)」より重要ポイントを抜き出すと、下記の通りです。
- 20〜75歳に該当しない
- 日本に住んでいない
- 口座開設で虚偽の報告をした
- 詐欺・テロ目的の利用と判断された
- 暴力団関係者に該当する
- 他社の暗号資産業者の役職員である
- 「電話番号・メールアドレス」が不適正と判断された
- コインチェックが申込者を不適正と判断した
おそらく「③・⑧」に当てはまる人が多いのではないかと。
「③」は個人情報を正直に入力すれば、全く問題ありません。
ですが「⑧申込者を不適正と判断した」の明確な基準は公表されていないため、具体的な原因が分かりません。
そこで下記の「原因②・③」を参考にしてください。
原因②:「職業」で評価が下がった
2つ目は「職業」で評価が下がった可能性が高いです。
会社員や公務員以外に「アルバイト・主婦・学生・無職」等が選べます。
こういった項目が選べる以上、例えば「アルバイト = 口座開設できない」と即判断される可能性は低そうですよね。
ですがコインチェックは「取引手数料から稼ぐビジネスモデル」なので、アルバイトの人は会社員よりも低く評価されているはずです。
そして下記の「年収・資産」と総合的に判断されているとみて、間違いなさそうです。
理由③:「年収・資産」が基準外で審査に落ちた
3つ目は「年収・資産」が基準外で審査に落ちた可能性が高いです。
なぜなら株式や仮想通貨などの投資は「生活に必要な資金を除く余剰資金で行うこと」を前提としているからです。
そのため「年収・資産」が口座開設において、最も重要な項目と言えそうですね。
まとめると、コインチェックの審査に落ちた人は「職業+年収+資産」で低い評価を受けたことが原因と言えそうです。
上記を見直して、コインチェックで再審査を行うのも1つです。ですが1度は審査に落ちている以上、次で通る可能性は低そうですよね。
いっそのこと、別の取引所で口座開設を行っても良いかもしれません。

コインチェックのデメリット【選んではいけない3つの理由】
コインチェックはスマホアプリが使い易く、初心者に人気の取引所ですが、実はデメリットもあります。
コインチェックは「簡単・使い易い・初心者向け」であることに間違いありません。ですが手数料が少し高かったり、少し内容が微妙なサービスもあるので、下記を読んで判断してみて下さい。
取引所は特徴が異なるので「合うか・合わないか」で判断すると、自分に最適な取引所が見つかるはずです。
下記でコインチェックの3つのデメリットを確認しておきましょう。
デメリット①:取引コストが高い
デメリットの1つ目は『取引コストが高い』です。
その理由は、下記の2つです。
- 販売所のスプレッドが大きい
- 取引所の銘柄数が少ない
例えば他社のGMOコインやビットバンクと比べると、その取引コストの違いが分かるはずです。
理由①:販売所のスプレッドが大きい
コインチェックの販売所のスプレッドは、他社より大きいため割高な価格で仮想通貨を買うことになります。
販売所では取引手数料は無料ですが、「買う時・売る時」にそれぞれスプレッドと言われる取引コストがかかります。
スプレッドとは「現在の価格」と「取引できる価格」の価格差のことです。例えば「現在のビットコイン価格は500万円だけど、実際に購入できる価格は515万円である」といった具合です。
これは販売所毎に異なり、GMOコインやビットバンクと比べるとコインチェックのスプレッドは大きめに設定されています。取引コストが高いことに注意してください。

理由②:取引所の通貨数が少ない
仮想通貨は「販売所」と「取引所」の2つで取引でき、取引コストは「取引所 < 販売所」です。
つまり取引所で仮想通貨を買う方がオトクなのですが、コインチェックは取引所の取り扱い通貨が少ないため、取引コストが割高になります。
販売所と取引所の違いは、下記の画像を参考にしてくださいm(_ _)m
- 販売所:平均3%のスプレッド
- 取引所:0.01%~の取引手数料
取引所の手数料は無料に近いものの、販売所は平均3%と高いスプレッドが必要です。
例えば10万円分の通貨を取引する際は「買う時に3%のスプレッド、売る時に3%のスプレッド」がかかります。つまり取引コストだけで約6,000円も損するというワケです。
コインチェックでは計15銘柄の取り扱いのうち、取引所で売買できるのは5銘柄しかありません。そのため販売所を使うシーンが多くなり、取引コストが高くなりがちです。

取引コストを安くしたい人は、取り扱い通貨数の多い取引所を使いましょう。
- ビットフライヤー: 2銘柄
- コインチェック : 5銘柄
- GMOコイン :11銘柄
- ビットバンク :14銘柄
デメリット②:積立の制限が多い
コインチェックでは積立投資ができるものの、何かと制限が多い点がデメリットです。
仮想通貨は日々の価格変動が大きいです。投資タイミングに失敗するリスクを減らすためにも、積立投資は活用したいサービスですよね。
ですが積立を提供する「コインチェック・ビットフライヤー・GMOコイン」で比較すると、コインチェックには下記の3つのデメリットがあります。
- 「1銘柄/1万円~」と最低価格が高い
- 積立の「開始・変更」に1~2か月かかる
- 選べる積立頻度が少ない
各社の違いを下記の比較表でご覧くださいm(_ _)m
ビットフライヤー | コインチェック | GMOコイン | |
---|---|---|---|
最低金額 | 月1円~ | 月1万~ | 月500円~ |
積立頻度 | 毎日・週1・月2・月1 | 毎日・月1 | 毎日・月1 |
開始・変更 | 翌日 | 1か月~ | 翌日 |
支払方法 | 取引口座 | 銀行口座 | 取引口座 |
取扱通貨 | 15通貨 | 16通貨 | 18通貨 |
また大きく損するリスクを減らすためにも、1つの銘柄だけではなく「2〜5銘柄」に分散投資したいところです。
ですがコインチェックだと「1銘柄/1万円〜」と最低投資額が高めなので、仮に3銘柄に投資する時は「1カ月/最低3万円〜」と投資額が大きくなります、、、
上記の表を見てお分かりの通りで、積立投資はビットフライヤーがオススメです。
ビットフライヤーだと「1銘柄/1円〜」と投資額を自由に選べ、開始・変更も翌日から対応なので、ストレスなく超スピーディに投資できますよ。
僕は積立投資ではビットフライヤーを使っています。

デメリット③:レバレッジ取引ができない
コインチェックではレバレッジ取引ができません。
レバレッジ取引とは、手元資金の2倍・3倍の規模の取引ができるサービスです。
例えば「手元資金10万円でレバレッジ2倍を使って、20万円の取引をする」といった具合です。
すると少ない元手でも投資で大きな利益を狙えるため、効率よく資産を増やすことができるサービスの1つです。
レバレッジ取引は、コインチェックでは使えません。レバレッジを使って取引したい人は「GMOコイン」や「DMMビットコイン」がオススメですよ。
コインチェックの審査に落ちた人向け仮想通貨のオススメ取引所3選
最後にオススメの取引所をサクッと紹介しておきます。
用途別に紹介するので、参考にしてみて下さい。
僕は「ビットフライヤー」と「ビットバンク」の併用がオススメで、僕もこの使い方をしています。
ビットフライヤー:積立投資の自由度◎
仮想通貨の積立投資をしたい人は『ビットフライヤー』がオススメです。
先に理由をお伝えした通りで、積立投資の自由度が最も高いことが魅力的です。
- 「1銘柄/1円」から投資できる
- 少額から複数の銘柄に分散投資できる
- 積立頻度の種類が豊富に選べる
- 翌日から「開始・変更」ができる
僕も仮想通貨の積立には、ビットフライヤーを使っています。
オススメは、下記の組み合わせです。
- 積立投資:ビットフライヤー
- 通常取引:ビットバンク or GMOコイン
投資額や投資リターンを把握しやすくするためにも、積立とその他の投資を別の口座に分けておくと便利です。
取引口座は10分ほどで作れるので、サクッと開設しておきましょう。
ビットバンク:安い手数料で取引できる
取引コストを安く抑えたい方は『ビットバンク』がオススメです。
なぜなら取引所の取り扱い通貨数が最も多いからです。
- ビットフライヤー: 2銘柄
- コインチェック : 5銘柄
- GMOコイン :11銘柄
- ビットバンク :14銘柄
販売所と取引所の売買コストには差があるので、口座選びでは「取引所の銘柄数」より判断しましょう。
投資先の通貨の種類が増えるほど、投資で稼ぐチャンスも増えます。
取引所の通貨数は多いに越したことがないので、ビットバンクを選んでおくと無難です。
GMOコイン:レバレッジ取引できる
レバレッジ取引をしたい人は『GMOコイン』がオススメです。
スマホアプリのチャート画面も見やすくて使い易いですし、取引所の通貨数も多いので取引コストを安くできます。
また積立投資のサービスも使えます。ビットフライヤーより制限が多いものの「手数料の安さ・積立投資・レバレッジ取引」等を1つの口座でまかなうなら、GMOコインを選んでおくと安心ですよ。