
どれくらいの手数料が必要かを知りたいな…。
といった疑問にお答えする記事です。
先に結論を言うと、ビットフライヤーの積立の手数料は高くありません。
なぜなら手数料は「3%前後」と、ライバルのコインチェックと同じ水準だからです。
にも関わらず、ビットフライヤーは「投資額・積立頻度・開始や変更の早さ」がコインチェックよりも選べる範囲が広いのでかなり使い易いです。
具体的には、下記の通りです。
- 積立が「月1円」と低額から始められる
- 積立頻度が4種類から選べる
- 開始・変更が「翌日」と超スピーディ
同じ3%の手数料でこれだけ充実した設定ができるので、ビットフライヤーの手数料は高いどころかむしろ割安と言えるはずです。
本記事ではビットフライヤーの手数料に加え、積立投資でビットフライヤーを使うべき理由も解説します。
本記事の内容
- ビットフライヤーの積立の手数料
- コインチェックと手数料を比較
- ビットフライヤーの積立を選ぶ理由
この記事を書いた人


【ビットフライヤー】かんたん積立の手数料は高い?【結論:むしろ安い】
ビットフライヤーの積立は「平均3%」の手数料がかかります。
この手数料が「他社と比べて高いの?安いの?」を下記の4つより解説します。
少し補足すると「積立の手数料は無料だけど、別にスプレッドと言われる取引コストが3%前後かかる」が正しいです。
「スプレッドって何?」という人でも分かるように解説済みなので、記事を読み終えて「積立にビットフライヤーを選ぶべきか?」を判断する参考にして下さいm(_ _)m
ビットフライヤーのかんたん積立は手数料が「無料」
ビットフライヤーのかんたん積立は、取引手数料が無料です。
ですが別に「スプレッド」と言われる取引コストが必要です。(積立は販売所で行うため)
販売所は「現在の価格」と「購入価格」に差が開きます。例えばビットコインが500万円でも、購入価格は515万円といった具合です。
この価格差を「スプレッド」と言い、これが積立に必要な取引コストです。名前が違うだけで「スプレッド = 手数料」という認識で大丈夫です。

ビットフライヤーのかんたん積立は「0.1〜6%」のスプレッドがかかる
ビットフライヤーのかんたん積立には『0.1〜6%』のスプレッドがかかります。
「0.1〜6%」と幅広く設定されてはいるものの、実際は3%前後になるケースが多いです。
これは株式や為替などと比べると「手数料が高い」と言えるものの、仮想通貨においては平均的な手数料です。
むしろ「毎日発注する手間」と「仮想通貨の投資リターン」を考えると、僕は安いと感じます。
なぜなら仮想通貨の市場は24時間・365日ずっと動いていて価格チェックが大変ですし、発注作業を毎日 自分で行うのは更に大変です。
例えば「月1万円の積立を5年間続けて、計60万円を投資する」ケースで、手数料(スプレッド)を「平均3%」で計算すると下記の通りです。
- 1年間:「3,600円」の手数料
- 1ヶ月:「300円」の手数料
- 1日 :「10円」の手数料
仮に1回の発注に3分かかるとすると、1年間で「3分×365日=約18時間」の手間・時間がかかります。
この18時間の発注作業が3,600円の手数料で自動化できると考えると、高いどころかむしろ安いですよね。
でも価格が下がった時は買うチャンスだから、そういう人は積立で自動購入した方が投資結果が良くなるかもっ!

仮想通貨は+100%や+500%といった投資リターンが狙える投資です。株式・為替より将来に期待できる利益が大きいため、僕は「スプレッド(手数料):平均3%」は必要コストだと割り切っています。
【ビットフライヤーvsコインチェック】手数料を比較しても大差ナシ
コインチェックの積立(Coincheckつみたて)と手数料を比べると、下記の通りです。
- ビットフライヤー:0.1〜6%
- コインチェック :0.1〜4%
これを見て「ビットフライヤーの方が手数料が2%も高いじゃん!」と思うかもですが、実際は手数料に差がありません。
下記で2つのケースを使って、検証します。
- 検証①:「価格の変動幅が小さい日」の手数料
- 検証②:「価格の変動幅が大きい日」の手数料
「価格の変動幅」の大・小で検証する理由は、スプレッドには「価格の変動幅が大きくなる = スプレッドが大きくなる」という特性があるからです。
検証①:「通常日」の手数料
最初に『価格の変動幅が小さい日の積立の手数料』を比較します。
下記は「前日比で±1%以下と価格が横ばいの日の手数料(スプレッド)」です。(2022年4月11日7時33分)
ビットフライヤーの手数料(スプレッド)
- 現在の価格:5,260,865円
- 購入価格 :5,419,350円
→スプレッドは「3%」
スプレッドにより価格と買値に「3%」の差があるので、かんたん積立でも「3%」の手数料がかかります。
コインチェックの手数料(スプレッド)
- 現在の価格:5,259,962円
- 購入価格 :5,418,879円
→スプレッドは「3%」
コインチェックもスプレッドが「3%」と同じです。つまりビットフライヤーもコインチェックも積立に必要な手数料は、同じ3%です。
検証②:「下落幅が大きい日」の手数料
次に『価格の変動幅が大きい日の積立の手数料』を比較します。
下記は「前日比でー5%以上、下落した日の手数料(スプレッド)」です。(2022年4月10日7時33分)
ビットフライヤーの手数料(スプレッド)
- 現在の価格:5,083,416円
- 購入価格 :5,235,919円
→スプレッドは「3%」
「ー5%」と下落幅が大きな日でも、スプレッドは「3%」と変わりありません。
つまり、かんたん積立に必要な手数料も「3%」です。
コインチェックの手数料(スプレッド)
- 現在の価格:5,083,892円
- 購入価格 :5,237,247円
→スプレッドは「3%」
コインチェックも同じくスプレッドが「3%」です。
上記の検証より、ビットフライヤー・コインチェックの大手2社の積立で必要な手数料には差がないと言えます。
後は「どちらの積立サービスが使い易いか?」で判断すれば、OKです。
ビットフライヤーのかんたん積立はコスパNo.1
「ビットフライヤーとコインチェックのどちらで積立を始めよう…」とお悩みの方は、ビットフライヤーがオススメですよ。
なぜなら仮想通貨の積立投資において、国内取引所で最もビットフライヤーの積立(かんたん積立)が優れているからです。
その理由は、下記の3つです。
- 積立が「月1円」と低額から始められる
- 積立頻度が4種類から選べる
- 開始・変更が「翌日」と超スピーディ
積立サービスを行う、各取引所の比較表をご覧ください。
ビットフライヤー | コインチェック | GMOコイン | |
---|---|---|---|
最低金額 | 月1円~ | 月1万~ | 月500円~ |
積立頻度 | 毎日・週1・月2・月1 | 毎日・月1 | 毎日・月1 |
開始・変更 | 翌日 | 1か月~ | 翌日 |
支払方法 | 取引口座 | 銀行口座 | 取引口座 |
取扱通貨 | 15通貨 | 16通貨 | 18通貨 |
コインチェックを選ぶメリットは「積立に使うお金を銀行引き落としできる」という点です。
ですが積立の最低額が「月/1万円〜」と少し高いことと、開始・変更に1〜2か月も待たされる点に注意してください。
例えば「ビットコインの価格が下がったから、積立する金額を増やしたいな…」というシーンでも、手続きに約1〜2か月もかかります。
この遅さは、かなりストレスです。それに仮想通貨は価格の動きが速いため、投資チャンスを逃してしまう可能性すらも考えられます、、、
その点、ビットフライヤーだと最短で「翌日」から積立を開始・変更できるので安心ですよね。


僕はブログで解説する立場なので、ビットフライヤー・コインチェックの両方で積立を行っています。その上で「1つの口座を選ぶとどっち?」と聞かれると、即決でビットフライヤーですね。
ビットフライヤーのかんたん積立の手数料は高くない→むしろ他社よりオトク
最後に本記事をまとめます。
ビットフライヤーのかんたん積立には『平均3%』の手数料がかかります。
厳密には「0.1〜6%」と幅広く設定されてはいるものの、スプレッドが大きくなりやすい「前日比 ー5%以上」の大きな下落局面でも「手数料 = 3%」と変わりませんでした。
この手数料は、ライバルのコインチェック(Coincheckつみたて)と比べても同じ水準で、ごくごく一般的な手数料です。
同じ手数料にも関わらず、ビットフライヤーの方が「投資額・積立頻度・開始や変更の早さ」において自由度が高いため、コスパの高い取引所だと言えそうです。
- 積立が「月1円」と低額から始められる
- 積立頻度が4種類から選べる
- 開始・変更が「翌日」と超スピーディ
上記の理由により、仮想通貨の積立はビットフライヤーを選ぶときっと満足して頂けるはずです。
