
ドルコスト平均法がオススメの理由や方法を知りたいなぁ。
本記事では、こんな疑問にお答えします。
先に結論を言うと『初心者こそドルコスト平均法である積立投資でビットコインへ投資すべき』です。
なぜなら積立投資(ドルコスト平均法)は初心者でも簡単に使える投資法であり、しかも投資スキルがなくても中級者・上級者と同じ投資リターンを狙えるからです。
ドルコスト平均法ですることは「①積立する金額を決める、②毎日コツコツと積立購入する」だけなので、初心者〜忙しい人まで幅広い人に使われています。
最初に上記の設定をしておくと、後は一定額の自動買い付けが行われます。すると「価格が安い時は多く買い、価格が高い時は少なく買う」といった形で積立ができることから、ビットコインの市場価格に近い取得価格になります。
後はビットコインを長期で保有するだけです。なぜならビットコインは長期的に過去の最高値を何度も更新している事実があるので「長期保有=利益を出し易くなる」という特性があります。

これをドルコスト平均法ではなく、「1回でまとめた額の購入する」ようなケースだと投資タイミングに失敗するリスクが高くなります。
なぜならビットコインは大きな投資リターンを狙える反面、1日で価格が5~10%変動するケースが多々あるので「ビットコインを買った翌日に価格の暴落が起きたっ!」みたいなことも多いからです。
だからこそ少額の毎日購入で投資タイミングを分散でき、自動積立で放置しつつも高い投資リターンを狙えるドルコスト平均法がビットコイン投資に人気なんですよね。
そこで本記事では「ビットコインをドルコスト平均法で投資する方法」を解説します。
本記事の内容
- ドルコスト平均法とは?
- ドルコスト平均法のメリット
- ドルコスト平均法のデメリット
- ドルコスト平均法の始め方
- ドルコスト平均法でオススメの取引所
この記事を書いた人


ビットコインへドルコスト平均法で投資する5つのメリット
まずはビットコインへドルコスト平均法で投資する5つのメリットを紹介します。
ドルコスト平均法とは、つまり「積立投資」のことです。
そもそも「ドルコスト平均法とは?」は、下記の画像をご覧くださいm(_ _)m
- 少額で一定額の買い付けを定期的に行う
- 価格が「安い=多く買う、高い=少なく買う」
- 長期投資に向いている投資法
1回でまとまった額を投資するのではなく、毎日コツコツと少額の買い付けを行うことで「投資タイミング(時間のリスク)」を分散することができます。
ドルコスト平均法はビットコインにオススメの投資法ですが、リスクを下げつつ長期投資に向いていることから積立NISAやiDeCoにも使われています。
本記事で紹介するドルコスト平均法の5つのメリットは、下記の通りです。
ビットコインは過去最高値を何度も更新し続けており、2022年4月時点では500万円前後で推移しています。
今後は「2024年に3000万円を超える」や「2032年に1億円を超える」とも予想されています。
かなり強気の予想ではあるものの、僕はビットコインの未来を信じているため、ドルコスト平均法で積立して長期保有する予定です。
ビットコインwp長期で保有する理由は、下記の解説を参考にしてくださいm(_ _)m
-
【ビットコインの将来性】2030年に1億円を超えるって本当?【10年後の未来を予想】
続きを見る


その①:ビットコイン投資とドルコスト平均法は相性が良い
1つ目のメリットは『ビットコイン投資とドルコスト平均法は相性が良い』です。
なぜならビットコインは長期的に価格が上がり易い特性を持つ仮想通貨だからです。
ですが記事の最初にもお伝えした通りで、ビットコインは大きな上昇・下落といった価格変動が大きい特性があります。
過去の事例を見ると、例えば「2か月間でビットコイン価格が780万円→380万円に暴落する」といったケースです。(2021年11月~2022年1月)
- 2021年11月:780万円
- 2022年1月 :380万円
→ 2か月で半分以下の価格に!
たった2か月で資産が半分以下になるのは、笑えないですよね…。
ですが長い期間でみるとビットコインの価格は大きく上昇しており、2020年〜2021年の2年間で「44万→780万と17倍以上に伸びた」という事実もあります。
- 2020年3月 : 44万円
- 2021年11月:780万円
つまりビットコインはリスクが高い投資先ではあるものの、長期で保有する人は大きな利益を出せていると想像できますね。
上記より「ビットコインは短期で売買するとリスクが高くなるものの、ドルコスト平均法による長期投資だとリスクを分散しつつ、大きな投資リターンを狙える」と言えそうです。
下記のビットコインのチャートを参考にして下さいm(_ _)m
大きな画面で、詳しくチャート分析をしたい人は TradingView(トレーディングビュー) からどうぞ。こちらは仮想通貨・株式・為替・先物など、ほぼ全ての金融商品の価格をチェックできる分析ツールです。
スマホアプリにも対応していて使い易いので、良ければお試しくださいm(_ _)m
その②:「放置×長期保有」こそ最大リターンが狙える
2つ目のメリットは『「放置×長期保有」こそ最大リターンが狙える』です。
ビットコインの「過去最高値を何度も更新し続けている」という性質に加え、そもそも投資は「短期で売買を繰り返すよりも長期で持ち続けた人の方が成績が良い」という事実があります。
参考までに、運用会社が公表する投資成績が良い取引口座は下記の通りです。
- 1位:死亡した人の口座
- 2位:運用を忘れている人の口座
具体的には「10年間以上にわたり取引が行われていない口座」です。
ちなみにこれをビットコインの価格推移に当てはめると、下記の通りです。
- 2012年:500円
- 2022年:530万円
もし2012年からビットコインを保有し続けていれば「約10,600倍」の利益が出せており、1万円が1億600万円になっています。
実際のところ、2012年からビットコインの存在を知るのは非現実的ではあるものの、ビットコインの資産としての特徴は昔から変わっていません。
つまり2022年以降は過去より上昇率が鈍化する可能性が高いものの、同じような価格推移を辿る可能性があるという話です。
上記の理由より、長期で投資するドルコスト平均法でビットコインに投資するメリットは大きいと言えそうです。
その③:投資タイミングに失敗するリスクが下がる
3つ目のメリットは『ドルコスト平均法を使うと、投資タイミングに失敗するリスクが下がる』です。
繰り返しですが、ビットコインには暴落が付きものです。
例えば「購入した翌日に価格が10%以上も下がる」は日常茶飯事で、あらゆる投資先の中でも「ビットコイン=リスクが高い」と言えます。
だからこそビットコイン投資には、下記の2つのリスク分散がオススメです。
- 時間のリスク分散
→ 一括で投資するのではなく、投資タイミングを分散する - 銘柄のリスク分散
→ 1つの銘柄に投資するのではなく、複数の仮想通貨に投資する
お分かりの通りで「①時間のリスク分散=ドルコスト平均法」です。
1回でまとまった資金を投入すると「タイミングを間違えた=損する金額が大きくなる」というケースが考えられます。
ですがドルコスト平均法を使うと、時間の分散ができることから投資タイミングに失敗するリスクを下げることができます。
次に「②銘柄のリスク分散」は、ビットコインだけに投資するのではなく「イーサリアム」や「リップル」といった複数の銘柄へ資金を分散すると更に投資リスクを下げられます。
つまりリスク分散は「複数の銘柄へ投資先を分散しつつ、ドルコスト平均法で投資タイミングも分散する方法(①と②の併用)」が最適と言えそうですね。
参考までに、僕は毎日積立で「ビットコイン」と「イーサリアム」を購入し、銘柄と投資タイミングを分散しています。
その④:1日1円の超少額から投資できる
4つ目のメリットは『1日1円からと超少額から投資できる』です。
ドルコスト平均法では「 ビットフライヤー 」の取引所がオススメです。
なぜならドルコスト平均法による積立投資は「1日1円からと超少額」から投資でき、誰でも気軽に始めることができるからです。
他の取引所だと「月1万円〜」と最低投資額が高く設定されており、ややハードルが高いんですよね。
ですがビットフライヤーだと、1日1円から自由な積立設定が可能です。他にも「10分で口座開設できる手軽さ」や「翌日から積立の開始・変更できる」点も魅力です。
例えば「今はビットコイン価格が下がっていてチャンスだから、積立する金額を増やしたい」といったケースにも翌日から変更できるので、かなり柔軟性の高い取引所と言えますよね。
つまりドルコスト平均法(積立)でビットコインへ投資したい人は、1日1円の少額投資ができる ビットフライヤー がオススメですよ。
その⑤:時間・手間がかからない
5つ目のメリットは『ドルコスト平均法には時間・手間がかからない』です。
なぜならドルコスト平均法だと最初に積立の設定した後は、放置できるからです。
ドルコスト平均法でやることは、下記の3つです。
- 取引口座を開設する
- 積立する金額を決める
- 取引口座へ入金を済ませておく
こちらの「①→②→③」の手続きは1時間ほどでサクッと終わるので、ドルコスト平均法を始めた後はかなり暇です。
最初に設定すると後はやることがなく、時間も手間もかかりません。そのためドルコスト平均法は、投資に時間をかけられない人にオススメと言えます。
ビットコインへドルコスト平均法で投資する3つのデメリット
続いて、ビットコインへドルコスト平均法で投資する3つのデメリットを解説します。
ドルコスト平均法は非常に優れた投資法ですが、この世に完璧な投資法は存在しません。
どんな投資法にもメリットがあればデメリットもあるので、合う・合わないで判断しましょう。
ドルコスト平均法のデメリットは、下記の3つです。
いくつか解決策も用意したので、良ければ参考にして下さいm(_ _)m
その①:短期で高い投資リターンを狙えない
1つ目のデメリットは『短期で高い投資リターン(利益)を狙えない』です。
ドルコスト平均法では数年〜数十年の長期投資で使う投資法のため、短期投資で高いリターンを出すことができません。
例えば「1日500円ずつ積立して、1か月かけて1.5万円分のビットコインを買う。これを1年継続し、18万円をビットコインへ投資する。」といったように行うので、まとまった額を投資するまでに時間がかかります。
ですが「ドルコスト平均法=中・長期で使う投資法」なので、これは仕方がないですよね。

その②:投資チャンスを逃すリスクがある
2つ目のデメリットは『投資チャンスを逃すリスクがある』です。
前述した通りで、ドルコスト平均法では投資に時間がかかります。
例えば、ビットコインの価格が上がり始めてから積立投資をスタートすると、価格の上昇局面で充分に積立できておらず、価格上昇のチャンスを逃すリスクがあります。
そのためビットコイン価格が下落・横這いで推移している段階から、早めに積立を始めておく必要があります。
参考までに、僕は2022年からビットコインの積立をスタートしており、その理由は「4年に1度起きる半減期のアノマリー」を狙っているからです。
下記のビットコインの価格推移をご覧くださいm(_ _)m
- 前半2年間:価格が上昇しやすい
- 後半2年間:価格が横ばい・下落し易い
僕は2022年〜2024年にかけてビットコイン価格が下落・横ばいで推移し、2024年以降は上昇すると予想しているため、僕は ビットフライヤー でコツコツと積立しています。
「半減期とは?」を解説すると、下記の通りです。
半減期とはビットコインの新規発行量が半分に減る仕組みのことで、4年に1度の頻度で起こります。ビットコインは最大2100万枚と発行上限枚数が決まっており、2022年時点では約1900万枚の発行を終えています。
今から2140年にかけて残り約200万枚を発行する仕組みで、このビットコインの新規発行が半分になるタイミングを半減期といいます。
「ビットコインの新規発行量=売り圧力」が半分になるため、需給バランスが「売り需要 < 買い需要」になり、価格が上がり易くなるといった性質があります。
ですが「半減期=価格が上がる」とは、言い切れません。なぜならビットコインの半減期は、既に多くの人が知っているため、投資するチャンスとは言えないからです。
ですがビットコインの新規発行枚数(価格の下落圧力)が半分になることは間違いありません。
価格は需要(買い)と供給(売り)のバランスで決まることから、僕は2024年の半減期も同じような値動きになると予想して、積立投資を行っています。
詳しくは「 ビットコイン(BTC)の次の半減期はいつ?【知らないと投資チャンスを逃します】 」の記事を参考にして下さいm(_ _)m
-
ビットコイン(BTC)の次の半減期はいつ?【知らないと投資チャンスを逃します】
続きを見る
その③:投資スキルが身に付かない
3つ目のデメリットは『投資スキルが身に付かない』です。
なぜならドルコスト平均法は、積立金額を設定した後は特にすることがないからです。
自分で考えたり、判断を下すことがほぼ無いので、投資の学び・経験もほぼゼロです。
ですが、逆に言えば「ドルコスト平均法=投資スキルが必要ない」とも言い換えられます。
投資スキルのない初心者でも、ドルコスト平均法だと中級者・上級者と同じ投資リターンを狙える点は、大きなメリットですよね。
つまりドルコスト平均法は「投資を学べない」という点はデメリットであるものの、「投資スキルが必要ない」というメリットがあります。
【ビットコイン投資】ドルコスト平均法の始め方【3ステップ】
次に『ビットコインへドルコスト平均法で投資する手順』を解説します。
手順は、下記の3ステップです。
こちらの「①口座開設→②積立の設定」は、1時間ほどでサクッと完了です。
積立に ビットフライヤー を選ぶと「ビットコインを月1円から買える」ため、仮想通貨の投資を始め易いはずです。
手順①:積立投資に対応した取引所を開設する
まず最初は『積立投資に対応した取引所を開設する』です。
仮想通貨の取引所はどこでも良いワケではなく、使い勝手を重視するなら ビットフライヤー がオススメです。
その理由は、下記の3つが他社よりも優秀だからです。
- 1日1円から積立ができる
- 最短で翌日から積立を開始・変更できる
- 計15銘柄の積立に対応している
特に「①積立金額の柔軟性」は、魅力的です。なぜなら、ビットコインの毎日積立で1か月の最低投資額を自由に決められるからです。
積立サービスを提供する国内3社で比較すると、下記の通りです。
- ビットフライヤー
→ 30円(1日1円×30日) - コインチェック
→ 1万円(1日333円×30日) - GMOコイン
→ 1.5万円(1日500円×30日)
注意すべきは、上記は「1銘柄あたりの最低投資額」だということです。
もしGMOコインで3銘柄に毎日積立する時は「最低4.5万円(1.5万円×3銘柄)」が必要になります。
ですがビットフライヤーだと最低30円から投資額を自由に決められるので、この柔軟性の高さが魅力的です。
またビットフライヤーだと、翌日から積立を開始・変更することができます。これがコインチェックだと「積立の開始に1〜2か月もかかる」ため、対応がかなり遅いです、、、
上記の理由により、ビットコインの積立は「 ビットフライヤー 」がオススメです。
手順②:積立投資で購入する銘柄・金額・頻度を決める
次に『積立投資で購入する銘柄・金額を決める』手順です。
分散投資するにあたり「ビットコイン以外でどの銘柄を選べば良いんだろう?」とお悩みの方は、イーサリアムがオススメです。
なぜならイーサリアムは仮想通貨で2位の規模を誇り、下記の4つの理由より将来性の高い仮想通貨だからです。
- 分散型のアプリ・サービスを作れる
- DeFi、NFT等の需要が大きい
- バーン(焼却)により価格が上がり易い
- PoSへの進化で需要が更に伸びそう
僕はイーサリアムの将来性にかなり期待しています。
なぜならDeFi、NFTというサービスを作り出すことができるため、需要の高さは「ビットコイン < イーサリアム」だからです。
特にDeFi、NFTは始まったばかりの業界です。これから更に業界が拡大することで、イーサリアムの需要も増え、価格の上昇に繋がる可能性が高いです。
だからこそ僕はビットコインだけじゃなく、イーサリアムへも投資することでリスクを分散しつつ、高い投資リターンを狙っています。
例えば「イーサリアム = iPhoneのOS」をイメージすると分かり易いよ!

詳しくは、下記の記事を参考にして下さいm(_ _)m
ビットフライヤーで積立を始める方法
-
【手続き3分】ビットフライヤーで1円から積立投資【簡単3ステップ】
続きを見る
イーサリアムとビットコインの違い
-
イーサリアムとビットコインの違いは?【5つのポイントで解説】
続きを見る
手順③:長期で積立し、保有する
積立投資をスタートした後は『長期で積立し、保有するだけ』です。
口座開設を行い、積立の設定をした後は、特にすることがありません。
ですが「ビットコインを長期で保有する」、これが1番難しいんですよね。
僕は、下記のルールを元に積立を続けています。
- 最低でも次の半減期である2024年までは積立し、長期保有する
- ビットコイン価格が半分になっても積立を続けるし、売却もしない
- 上記の①・②を守るために余剰資金で投資する
前述した通りで、ビットコインは半減期のタイミングで価格が大きく上昇している過去があり、過去の値動きは繰り返されるケースが多いです。
もちろん2024年の半減期で価格が上がる保証はないものの、僕はビットコインの未来を信じて長期で保有する方向です。
長期投資する際に「ストックフローモデルにおけるビットコインの価格予想」を知っておくと、価格の下落局面で「我慢できずに、つい売ちゃった…」という失敗を防げるはずです。
-
【ビットコイン】ストックフローモデル(S2F)だと2024年に3000万円を超える理由
続きを見る
【まとめ】ビットコインへ投資するならドルコスト平均法がオススメ
最後に記事をまとめます。
ビットコインへ投資するならドルコスト平均法による積立投資がオススメです。
その理由は、下記の5つの理由です。
- ビットコイン投資と相性が良い投資法
- 「放置×長期保有」こそ最大リターンが狙える
- 投資タイミングに失敗するリスクが下がる
- 1日1円の超少額から投資できる
- 時間・手間がかからない
ドルコスト平均法を使うと、初心者でも中級者・上級者と同じ投資リターンを狙えて、投資の手間・時間がかからず、投資のスキルも不要、そして投資リスクの分散までできます。
僕がビットコインの積立投資をする様子を「 【仮想通貨の積立】投資実績をブログで全て公開 」の記事でまとめているので、良ければ参考にして下さいm(_ _)m
-
【仮想通貨の積立】投資実績をブログで全て公開【1か月目】
続きを見る